Restaurant name |
Pastis(Pastis)
|
---|---|
Categories | French、Bistro、Yoshoku (Japanese style western cuisine) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
073-452-1432 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
和歌山県和歌山市狐島381-13 |
Transportation |
1,174 meters from Higashi Matsue. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
36 Seats ( 4人掛け席が9つあります。 組み合わせてSETTINGしてくださいます。) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people、Over 50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店の前に四台近くにあり 台数未確認! |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space |
Drink |
Wine,Cocktails |
---|---|
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
With children |
Kids are welcome
少しの期間閉店していましが、平日お昼限定で開店しています。 |
最近、和歌山の探索に凝っています。
その成果がここ 南フランス料理 パスティス さん
去る方からの紹介でお伺いしてみました。
素材の点から5700円のおまかせフルコースを頼みました。
前菜はマグロを敷いた、ホタテや南フランス特有の野菜、地元のレンコンやサラダ菜などの
カルパッチョ風なものでした。
優しい彩りと、器を上手くお使いで、気の使い方がよくわかり、この後が俄然楽しみになってくる
一品でした。 皆様の書かれているとおり、ボリュームも適度で、フランス人の楽しむ量と時間を考えての
盛りつけでした。それが日本人でも良い感じで食べられるように、ビネガーなどはかなり研究されていると
お見受けしました。単に混ぜるのではなく、順序や温度を考えての調合のように思いました。
だから自然に美味しさが伝わってきます。
次はなんとフォアグラです。
蕪のほどよく茹でた上にレアなフォアグラがBEST MUCH !
そしてソースが凄く美味しいものでした。
バルサミコでしょうか?ワインも癖のあるものでなく、暖めても風味の残るもので、ほんまに美味しい!
これまでも何度かこの組み合わせは食してきましたが、蕪が生きていたのは初めてです。
ひつ濃さもなく、さっぱり食べられるフォアグラ料理。
シェフのお人柄が出ているような、優しい一品です。
このソースは残さずバケットで拭いて頂きました。
ちょっとお行儀が悪いと思ったのですが、残すなんてとんでもない!
卑しい私はシェフの思いの凝縮を堪能しました。
前置きは終わり、いよいよ本筋へ
スープです。 量的にも見た目にも小さな存在ですが、私的にはここが観点。
特に今回頂いたかぼちゃの冷製スープ、コンソメゼリー入りは本当に丁寧に作られていました。
美味しいです。
お隣のカップルの女性も思わず「美味しい!南瓜の味がするのに、南瓜スープじゃないみたい。」
同感です。
丁寧な裏越しと、風味を損なわないように気遣ったベースとの調合。
コンソメのゼリーなんて手の掛かる物は入れなくても十分美味しいのに、
お客さんのサプライズを求めて って感じですね。
お魚メインは私の大好きなオマールエビです。
特に見た目に込み入った調理はありませんが、やはりソースが凄いです。
エビも食べやすいように、でも見た目を悪くしないように割ってあることなどは
言うまでもありません。
お塩や見えないところに手を抜かないシェフのすばらしさをまたまた感じてしまった一品でした。
隠元豆もどうやって湯がいているのでしょうか?
歯ごたえをのこしつつ、色も綺麗で、オマールエビの風味にぴったりです。
色合いだけで付け合わせているのではないと、食べてわかりました。
普通は身の部分だけを食べますが、こうなっては食べずには入られません。
頭と胴のつなぎ目、脚も全部頂きました。
やはり丁寧に調理してあることがつぶさにわかりました。
お肉メインは牛肉です。
もう言うまでもなく、ソテーの基本を十分に理解できるもので
ソースも素晴らしい。
最初は少しきついと感じましたが、後で納得!
野菜たちとの組み合わせで、超高級霜降り肉では味わえない
肉の味と柔らかさと、野菜の組み合わせと、ソースが後からやってくる楽しみで
あっという間に食べ尽くしてしまいました。
甘味は沢山用意してくださっている中から、バナナとココナッツのタルト
家内はリンゴ包みのパイとバニラアイス添えでした。
ひつ濃くなるので余り書きませんが、どちらも丁寧で全ての料理を
シェフが一貫して作っておられるのだと思いました。
私はパスティスのシェフが大好きになりました。
この今のご時世で、人を騙さない、真の価値を提供するという精神が感じられたからです。
和歌山の人々は暖かく、優しい方と前々から感じていましたが、お客様もシェフも
楽しんで食事が出来る、提供して喜びがある そんな温かい気持ちを抱いて
帰途につきました。
バラエティー豊かなシェフは今出も多彩なメニューとお伺いしています。
飽きるまで通いたいと思います。 飽きるかな??