女将の直筆メッセージで迎える朝 : Varutoberuku

＜朝食＞
鶏つくね入り煮込みうどん、焼き魚（ホッケ）にスクランブルエッグ、竹輪と厚揚げの煮物、きんぴらごぼう、なめこ、サラダ、昆布、漬物、ご飯、味噌汁といった和定食。
各席には今日も女将の直筆メッセージ付き折り鶴が。
固形燃料を使った熱々の煮込みうどんが、冷えたからだに染み入ります。
健康的な朝ご飯です。

＜朝食＞
朝食開始時刻は7:30から。
蔵王温泉スキー場のリフト営業時間は8:30からなので、朝一で滑る場合にはちゃちゃっと食べて準部をする必要があります。
朝はほとんどのおかずがあらかじめセッティグ済で、着席すると固形燃料を使用する鍋ものに火を付けてくれて、温かいご飯とみそ汁、炊き合わせが配膳されます。
ご飯はおひつでの提供で、足りなければおかわり可能。
おかずは、鶏つくね鍋、焼き鯖、切り干し大根煮物、厚揚げ煮、鯛のほぐし身のせサラダ、しらす干しのせ大根おろし、温泉玉子、紫蘇昆布、漬物、からし三選きのこ。
ひと口サイズのものが少しずつといった感じ。
特段これが美味しいというものもなく、ごく普通の和定食。
ただ、各席（各テーブルではなく一人一人）に折り鶴と女将の直筆メッセージが置いてあり、しかもメッセージは全員違う内容で、資本系大箱ホテルにはないサービスにちょっと感動。
なお、夕食会場も朝食会場も同じで、フロント脇のロビーのような場所なのですが、夜は温かい鍋料理をいただいたためか、暖房が効いていたためか気になりませんでしたが、朝は会場が寒い。
おかずがほぼ冷たいので余計寒く感じます。
冬は浴衣に羽織一枚といういで立ちでは寒いと思うので、防寒対策をしていくことをおすすめします。


＜夕食＞
■山形牛のしゃぶしゃぶ
この日の朝食時、夕食メニューの確認があります。
「昨日はすき焼きでしたので、今夜はしゃぶしゃぶでよろしいでしょうか」というような確認で、問題ないのでそれでお願いしました。
他のお客さんを見る限り、ステーキという選択肢もあったようですが、食べ盛りの子どもがいる我が家では、茹で野菜分の量が増えるしゃぶしゃぶでよかったと思います。
しゃぶしゃぶも前日のすき焼き同様、お造り3点盛や煮魚、青魚の竜田揚げ、たこわさ、玉こんにゃく、もずく酢、なめこ、はまぐりの潮汁等々、箸休めにもなる小鉢が色々付きます。
食後はもちろんデザートも付きます。
しゃぶしゃぶのたれは、ポン酢とごまだれの2種類。
しゃぶしゃぶ用の野菜類もすき焼きとは微妙に中身が違います。
2日連続で山形牛はないだろうからしゃぶしゃぶは豚しゃぶだろうと勝手に思っていたので、牛しゃぶだったのは予想外。
2日連続で、お腹いっぱいになれました。

＜お店について＞
蔵王温泉スキー場の中森ゲレンデに直接アクセスできる源泉かけ流しの温泉旅館。
ゲレンデからは、中森ゲレンデ内にある中森第1トリプルリフトの下をくぐって小道（橋）を進むとホテル。

・駐車場
ホテル正面に20台分程（公式HP情報50台）

・その他
氏名に「森」又は「山」の入っているお客様（例：森田、山田等）を対象にプレゼントあり
（チェックイン時、身分証明の提示必要）


＜夕食＞
チェックインの際に、開始時刻を18:00、18:30、19:00から選べました。
席はあらかじめ料理が配膳されているので、スタッフの案内する席へ。
なお、利用する席は滞在中固定で、毎回同じ席。
夕食時のみ、ピアノの自動演奏が流れています。

■山形牛のすき焼き
山形牛のすき焼きがメインの夕食。
すき焼きだけでなく、お造り3点盛や鴨肉のロースト、焼き魚、イカの酒盗、野蒜の酢味噌和え、干し柿とバターのサンド（柿博多サンド）、つみれ汁等々、箸休めにもなる小鉢が色々付きます。
お造りには、山形で養殖している鱒も入っています。
すき焼きは、最初はスタッフが作ってくれて、途中からは自分たちで。
お肉は綺麗なサシの入った山形牛で、綺麗に折りたたんであるので取りやすい。
すき焼き用の野菜たちは、白菜、春菊、長ネギ、ささがきごぼう、しいたけ、えのきだけ、ぶなしめじ、豆腐、マロニー。
ご飯はどのタイミングで持ってくるかの確認があるので、好きなタイミングでいただけます。
おひつごとの配膳で、足りなければおかわりもいただけます。
そして最後はデザートも。
ビュッフェ形式ではないので、食べ盛りの子どもには足りないかもと不安でしたが、小学生以上は小鉢も含め大人と同じものが出るので、ボリューム的には十分。
献立も同じなので、ものによっては子どもは手を付けないものもありましたが、ありがちな鶏からあげとハンバーグとエビフライのワンプレートよりは良かったかなと。
大人も子どもも満足できる内容でした。