Nikusoba Maruri
(肉そば まるり)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Sunday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Nikusoba Maruri
|
|---|---|
| Categories | Soba |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
023-664-2455 |
| Reservation Availability |
Reservations available |
| Address |
山形県山形市本町1-7-21 |
| Transportation |
927 meters from Yamagata. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget |
～￥999 |
| Budget（Aggregate of reviews） |
～￥999
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （AMEX、JCB） Electronic money Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
16 Seats （ カウンター4席(ｺﾛﾅ対応)、テーブル（小上がり3卓）） |
|---|---|
| Private dining rooms |
not allowed |
| Private use |
not allowed |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking lot |
not allowed |
| Space/facilities |
Comfortable space |
Feature - Related information
| Occasion |
|
|---|---|
| The opening day |
2020.4.30 |
令和４年８月１２日の金曜日、市立病院への定期診察の帰りに猫嫁と行ってきました。既に勤務先は盆休みですので、猫嫁と一緒に保護者同伴診察みたいなもんです。内科では血中の中性脂肪が完全アウト宣告され、内科のドクターから猫嫁に生活指導の管理要請が下されました。引き続き行った皮膚科でもひとしきり女性ドクターに教育的指導の末、ラーメンにカレーに唐揚げが大好きですと、言わずもがなの事を猫嫁が言い、ドクターは「少年のようですね」と。いや、みんな好きでしょう、と言ったら、「うちの主人は唐揚げは食べません」と…。
そんなわけで、診察を終えた後、こちらで昼食を。殊勝なモーパパはドクターの御意見を参考にして今日は冷たい肉そばにしました。そばはカロリーゼロですし、ヘルシーな鶏肉も冷たいそばですのでカロリーゼロです。この調子でモーパパも再びダイエット生活を楽しみましょう。
・冷たい肉そば750円×２
最近は「谷地の冷たい肉そば」が山形市内でも多く食べられるようになって、とても便利になった半面、正式な昔から伝わる肉そばの製造方法にまで影響が出始めている問題があります。元々、谷地の冷たい肉そばは、労働者がすぐに食べられる、いわゆる昔のファストフードのひとつでした。ですので、熱くする手間を省いて、常温で食べるそばが谷地で定着しました。それが普通の熱いおつゆで食べるそばではない「冷たいそば」として広まりました。決してキンキンに冷やした冷たいつゆではなく、飽くまでも常温のおつゆです。しかし、一方で山形は「冷たいラーメン」という名物もありますが、こちらは氷まで浮かべるキンキンに冷やしたスープです。それで、間違ってか、それとも意図的にそうしたのか、キンキンに冷やした「冷たい肉そば」が一部に広まっています。しかし、これはせっかくの鶏油が固まって唇にねっとりとまとわりつき、気持ち悪い事この上ありません。ですので、昔からの谷地の肉そばを知っている人間にとっては、昔通りの製法の「冷たい肉そば」でないとダメなのです。
前振りが長くなりましたが、こちらの肉そば、これはちゃんとした常温で出してくれる肉そばです。谷地の昔ながらの肉そばらしく、醤油系のしょっぱさよりもかなり甘みを感じるのも谷地ならではのおだしの作り方に準じています。そしてトッピングの鶏肉も昔ながらの出汁を取った後の硬い親鳥の肉のスライスです。まぁ、これに関しては食感が悪くなるものでなし、食べやすく美味しい若鶏にしてもいいんじゃないかとモーパパは思っていますが。とまれ、こちらのお店は谷地の伝統的製造方法にしっかり従った忠実な伝統料理になっています。
とはいえ、こちらのお店のオリジナリティはしっかり出ています。まず、このそばつゆですが、非常に鶏油がたっぷりと濃厚に出ています。かなり唇に残るほど、そのねっとりさが感じられています。冷たくなって凝固した気持ち悪いねっとりさではなく、油の美味しいねっとり感です。かなりのコクが感じられます。
次にこちらのお店の独特なのが蕎麦です。基本的に谷地の肉そばは喉ごし重視で、するすると食べられる蕎麦が多く、割合はよく分かりませんが、少なくとも十割蕎麦というのはあまりありません。こちらも十割蕎麦ではないようですが、意外に喉ごしは本来の谷地の肉そばにくらべるとそれほど喉ごしは良くありません。むしろ食べ応えを重視しているかのように、しっかりと噛み応えと風味を楽しませる蕎麦になっています。これはこれで美味しいのですが、好みは分かれそうです。やはり谷地の肉そばは、するするっとした喉ごしの良さがあった方が良いかもしれません。でも、そういうそばだからこそ、冷たいそばではなく、温かいそばでも美味しくいただけるのかもしれません。
メニューを拝見すると、別のおつまみメニューや夜の一品メニューがなかなか美味しそうです。それもまた気になりました。
お会計ではこちらのお店はカードでの決済が可能で、モーパパのように現金を持ち歩かない人間には非常に助かります。以上、ご馳走様でした。