温泉旅館 一久さんの朝食 : Umibeno Oyado Ikkyuu

山形県の鶴岡市湯野浜にある温泉旅館です。
朝食は一階の食堂で頂きます。

■頂いたメニュー
・朝食

2017.11
温泉を満喫し、家族で一泊している一久さんの朝食です。
事前に確認していた朝食希望時間に合わせて、一番遅い時間の８：３０に一階の食堂へと向かいました。海の見えるテーブル席に案内され、子供は、既に用意されていた子供用の椅子へと座らせました。

観音開きで開く箱モノが登場し、目の前でぱかっと開かれます。中には、お浸し、エゴ、そして庄内で食されている塩納豆が入っていました。

今日の御飯は、山形県で最も人気のある高級米【つや姫】です。他に、イカのお刺身、温めて頂く手作りのおぼろ豆腐、ハタハタの一夜干し、めかぶ入り味噌汁となっています。セルフでとることができるのは、クラシックを聞かせて元気に育てられたというニワトリの卵「わんぱく卵」と、櫛引町のりんごジュースがあり、もちろん両方頂きました。

つや姫は、わんぱく卵をかけて卵かけ御飯にして頂きました。それをぺろりと平らげ、おかわりを頂いたつや姫には、塩納豆をのせて頂きました。朝から元気だ、御飯がうまい！

ご馳走様でした。

山形県の鶴岡市湯野浜にある温泉旅館です。
赤ちゃん連れの家族にも優しいサービスが整っています。部屋に赤ちゃんも入れる温泉の内風呂があり、夕食も部屋で頂くことができます。大浴場は、１階と地下１階にあり、日替わりで男女の入れ替えが行われます。１階の浴場には大風呂の他に、露店風呂として檜の大きなたらいがあり、一人だけしか入れませんが束の間の贅沢感を味わえます。地下１階の浴場は、広くゆったりとしており、大風呂の他に寝湯と広い露店風呂があります。

■頂いたメニュー
・夕食

2017.11
８ヶ月になる子供と一緒に、初めての家族旅行で訪れたのは、湯野浜の温泉旅館「一久」さんでした。赤ちゃん連れの家族にも優しい体制が整っているとのことで選択しました。

当日の１５時にチェックインし、夕食は１８時２０分から部屋の方に準備してくださるとのことで、それまで温泉を楽しんでいます。子供は檜の香りのする室内にあるお風呂で対応しています。浴槽は陶器製で、個室により浴槽の形が異なっているようです。

部屋に準備された夕食は、鮮やかな見た目と器が使用されており、目の前で眺めているだけでもわくわくしてきます。時間を置いて、料理が配膳されていきますが、希望があれば一度に運んでくることもできるそうです。飲み物は、庄内柿を使用した柿ジュース、柿カクテルをお願いしています。

献立表に沿って、食事が順々に運ばれてきますが、私は写真を撮影したりと忙しく、嫁さんは料理に手を伸ばそうとする子供の相手に忙しくと、なかなかに箸をつけることができません。そうしているうちに、料理の品数もずいぶんと増えていきました。

これが当日の献立です。

食前酒　【ワイン　月山山麓】
先　付　【もって菊みぞれ和え】
前　菜　【柿白和え、海老真砂子和え、鯛南蛮漬け、栗渋皮煮、引き上げ湯葉】
刺　身　【新鮮地魚盛り合わせ】
吸　物　【土瓶蒸し】
焼　物　【口細鰈素焼き】
台　物　【特選山形和牛とうばん焼き】
強　肴　【ズワイ蟹】
揚　物　【ごど芋まんじゅう】
食　事　【庄内米　はえぬき】
香　物　【三点盛り】
止　椀　【なめこ、おろし 味噌仕立て】
水菓子　【梨、ピオーネ】


こんなかたちで家族で料理を頂くのは初めてだったので、舞い上がってしまいましたが、料理も普段口にすることのできないものや、地元の食材を使用したものと、とても美味しかったです。庄内地方に由来する料理などは、とても興味深いものもありました。

お刺身や海老も地元漁港で獲れた新鮮なもので美味しかったです。

ごど芋とは、飛島で栽培されたジャガイモを使用したものとのことで、名前が「ごど芋」と称されているのは、船で運ばれてくる際に船内で「ごどごど」と揺られてくるからという説が、名前の由来にあるのだと、配膳してくれた方が教えてくれました。

たった一杯のカクテルで、すっかり出来上がってしまった私は、食後は布団の準備が行われるまで、畳の上で子供とごろごろして遊んでいました。

今日は生憎の曇り空と強い風でしたが、部屋から望める日本海は、とても贅沢なものでした。

親子三人、楽しい夕食の時間を過ごすことが出来ました。

ご馳走様でした。