Restaurant name |
Toiya
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Categories | Soba (Buckwheat noodles)、Katsu-don (Pork cutlet bowl)、Ramen |
0237-72-3720 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
山形県西村山郡河北町月山堂392-1 |
Transportation |
自家用車 |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Remarks |
河北名物、谷地の冷たい肉そば会(商工会のサイト) |
山形県河北町(かほくちょう)。
山形市中心部から20キロ圏、寒河江(さがえ)の北、東根や天童の西側に位置します。
ここに来たら絶対に食べて帰りたいのが、「谷地の肉そば」というご当地の名物蕎麦。
一番人気の「といや」さんにお伺いします。
広々とした、新しい建物。
週末、地元のお客さんが大勢来ています。
名物の肉そばは、温かくしても、冷たく(つったく)しても750円。
これにミニカツ丼をつけて1,100円というセットが皆さんに人気です。
中華そばを食べる人も結構いるけれど、季節的なこともあってか、やっぱり大抵の人がこの冷たい肉そばを頼んでいますね。
さてさて、冷たい(つったい)のをセットで頼んでみます。
ものの5分程度で出来上がり。
やはり、蕎麦もカツ丼もたっぷり、結構ボリュームがありますね。
まず、お待ちかねの蕎麦を啜ってみます。
ストレートで、麺径がきれいに揃っていますから、機械で打っているのかな?
茹で上がりがしっかり硬めで、噛むたびに蕎麦の旨みと香りが。
寒河江周辺の肉蕎麦は、だいたいこういう蕎麦を使うのが身上なのだと。
ご当地で産する乾めんに「山形のとびきり蕎麦」というのがあって、首都圏のスーパーなどでも見かけますが、噛み心地は、あれを上手に茹でたときのそれによく似ています。
良い意味での、これがまた個性。
もちろん「じゃあ家でも作れるだろう?」ということではないけれども。
冷たい汁を啜ってみると、じんわり旨さが染みてくる。
上に敷き詰められている鶏肉は、コリコリとした歯触り、硬くて旨い鶏肉。
訊いたら「老鶏」なのだと。
採卵鶏の親鶏のことを言うらしいのだけど、味が濃くて、煮込むと良い出汁がとれるけれど、そのまま食べるにはちょっと硬いから、こういう用途なら良さを引き出せそう。
だから、こういう深い出汁が味わえる。
此処のラーメンは、たぶん旨いと思います。
カツ丼は、ソースにふんわりカレースパイス。
このカレー風味は、以前山形市内でも味わったことがあります。
紛れもないソースカツ丼なのだけど、まったく別物の個性です。
サクッとして、とても美味しいですね。
ご飯がとても美味しいのは、ご当地なら当たり前なのです。
全部食べたら、おなか一杯、大満足。
山形のお蕎麦屋さんは何処も美味しくて評判が良いけれど、ボリュームの面でも、大抵文句なし、良心的ですね。
山形らしい、食を通じたもてなしの心。
谷地の肉蕎麦の静かなブームも、食の魅力を一生懸命発信する、ご当地の皆さんの努力の結晶なのでしょうね。