Soukaen
(桑華苑)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Wednesday
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Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Soukaen（Soukaen）
|
|---|---|
| Categories | Japanese Cuisine |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
0835-24-3000 |
| Reservation Availability |
Reservations Only |
| Address |
山口県防府市桑山1-1-15 |
| Transportation |
山陽自動車道防府東ICより約10分 534 meters from Hofu. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥10,000～￥14,999
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （AMEX） Electronic money Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
50 Seats |
|---|---|
| Private dining rooms |
OK 全室個室 |
| Non-smoking/smoking |
− |
| Parking lot |
OK 10台 |
| Space/facilities |
Tatami seats |
Feature - Related information
| Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| Service |
(Surprise) Party accommodations |
| With children |
Kids are welcome |
| Website |
津和野・山口の旅 ２日目③
今回の旅は、初日は津和野町の美加登家さんで鮎三昧、２日目は鱧のコースを頂くという計画を立てておりました。
で、その２日目の鱧をどこで頂くのか？ということを検討。当初は、山口市湯田温泉の松田屋ホテルさんの鱧コースを頂こうかと思っていたのですが、松田屋さんのコースは決して「鱧づくし」という感じではないということが分かってきて、もう少しいいトコロはないかなと研究。
すると、少し足を伸ばせば、防府市で「天神鱧」ブランドで鱧料理を提供する店が結構あることが分かり、では、どこで頂こうかと色々調べてみると、どうやらこちらの桑華苑さんがよさそうだという感じがして、鱧のコースを予約。
大正解でした！！
まず、防府市の天神鱧について。
防府市内に流れる佐波川（さばがわ）から豊かな栄養が流れ込む防府沖の海は、遠浅で、鱧の産卵地に適していて、昔から鱧漁が盛んであったとのこと。
その地元の鱧を、地元の方々に新鮮なうちに召し上がってもらうためにと、「はも塾」で技術を磨いた職人さんたちが調理した鱧料理が防府市にはあります。
その鱧は、防府天満宮にちなんで「天神鱧」と名付けられ、5月から9月が旬の防府の名物料理になっています。
で、その「はも塾」の塾長は、こちらのお店、桑華苑の社長、中谷さん。
その中谷さんの鱧料理を頂くことが出来ました。
驚くべきは、まずはその価格、10,000円（税抜き）ですよ！ 安い！
実際に頂いてみて、これが10,000円なんて信じられない内容でした。
鱧は手間がかかるのに・・・
そして、おもてなしも素晴らしい。
女将の接客はとてもきめ細やか。そして、個室の雰囲気も抜群。
そして、そして、肝心のお料理もバラエティに富んだ調理方法で、地元でしか味わえないような部位も食べられたりして、大満足。
頂いたお料理は次のとおりとなります。
・先付
赤いしらす＆大根おろし、みょうが＆万願寺唐辛子、ごぼう＆鯖という内容でした。
・鱧の子寄せ
ふぐ料理の「にこごり」に相当する料理かなと。
初めて頂きましたが、夏はこういうさっぱりしたお料理がいいです。
・鱧の南蛮漬け
こちらも、さっぱり。骨切りされた鱧。
・鱧笛の上湯仕立て、おぼろ昆布
鱧笛、すなわち、浮袋を使ったお料理。
これも、食べたことないよ（笑） 昆布との相性もいいです。
・鱧薄造り、海苔巻き、湯引き皮
「骨抜き」がされた鱧です。それ自体がすごい技術。
加えて、めちゃくちゃおいしい。
昆布締めされたお造りなのですが、お口のなかにぶわ～っと香りが広がります。
鱧って、こんなにおいしいのか、ふぐなんか食べてる場合じゃないと思いました。
こんなにおいしい鱧は食べたことがないです。
・湯引き鱧、あぶり鱧、鱧生肝、ホタテお刺身
鱧料理で一番見るのが、湯引き。定番の梅肉と。
これは、どこでもって感じのお料理ですが、そこに添えられていたのは鱧の生肝。
肝はなかなか頂くことが出来ませんね。ごま油と一緒に頂きましたが、ウマ～。
そして、炙っても違和感のない鱧。
・鱧しゃぶ
もうこの頃になると、かなり酔っぱらっておりましたが、食べ応えのある鱧でした。
日本酒もどんどん進みます。
・鱧フライ、鱧にぎり
軽いお魚なので、そりゃ、フライにも合います。柚子胡椒のタルタルソースと。
にぎりも、なかなか食べられませんね。
・ごまをまぶして焼いた鱧、鮎塩焼き
焼きも頂きましたよ。
・冬瓜、生麩、えび
お口直しですね。さっぱり。
・鱧ぞうすい
あ～、うまかった。
・水菓子
フルーツとゼリー。上品なゼリー。
う～ん、もうホントに満足。これで10,000円（税抜）ってあり得ない安さ。
日本酒は、山口のお酒、東洋美人、雁木、貴、五橋などがありました。
それと、防府市農大のお酒として紹介されていた「六三一」というお酒がありました。
その「六三一」を２合、五橋のこの店オリジナルのお酒「禮華」を２合、雁木を２合頂きましたが、「六三一」が一番良かったです。これ、おいしい。
ここはまた来たいなぁ。防府の名店。
もっと有名にならなければならない店です。