Restaurant name |
Heiwaen
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Categories | Ramen |
0553-33-2174 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
山梨県甲州市塩山上於曽1107-8 |
Transportation |
JR中央本線「塩山」駅(南口)より、徒歩5分 333 meters from Enzan. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
30 Seats ( カウンター4席、4人掛けテーブル3卓、座敷12席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome |
海への移動中。鎌倉の長谷で昼飯を食う予定が、予定が狂ってなんと山梨のイチミヤ辺りで昼を迎えてしまった。おおそうだ、ならばあの未攻略の塩山のラーメン屋行ってみるかな?と急遽予定変更。なんせ不定休だから一応電話をして、と。「あ、今日はやってますか、はい、伺います」…実はかれこれ6年ほど前から狙っていたにもかかわらず、不定休に振られ続け、今回が初めての訪問だ。
店は山梨中央銀行の目の前。海鼠壁風の小綺麗な店舗は左半分のガラス窓の部分が製麺スペースの様だ。
中に入ると左に小上がり、右にテーブル席。カウンターはなし。年季の入った小柄なオバちゃんがホールを一人で回している。雰囲気は普通の街の中華食堂と言ったところ。
メニューは先行レビュアーの皆さまの情報を見て決めていた。モツ炒めとワンタンメンだ。
そこそこ時間が経って、最初にモツ炒め。少し置いてワンタンメンが供された。サービスらしい、カットトマトが2つのった小皿と共に。ありがたや。
モツ炒めは甘じょぱい所謂モツ炒めなタレ。しかしサラッとしてしつこさは全くなし。野菜は長ネギが少々、仕上げにカイワレがのっけてある。このモツは豚だろうか(ヤキトリは馬肉らしい)下茹でというか下拵えがちゃんとされていて嫌味のない味、そして柔らかく容易に噛める具合。炒め具合も表面がカリッとした面とむにゅとした面のリバーシブルと言うか、中々食べていていい食感だ。適宜テーブルの七味をかけて美味しく頂きます。
さてワンタンメンはどうだ。
麺を覆い隠すが如くチャーシュー、ワンタン、細切りメンマ、ナルト、刻みネギが。
ワンタンはかなり沢山入っている。黒胡椒というより細かく挽いた白胡椒の様な風味が強い餡、黄色味の強いトゥルトゥルな皮の小さ目のワンタンは少なくとも8個は入っていたと思う。
その分御自慢の自家製麺の量が少ないw太目の縮れたそれ程かんすい臭は強くない柔目の茹で具合。
チャーシューはロースだが脂のサシ具合が割合良い肉なのか、見た目よりもずっと柔らかく、そしてあっさりスープにピッタリ調和するが如く油脂の旨味が強い。
細切りのメンマは味が濃くも薄くもなくそして歯応えも上々。化調など一切使っていない優しい味付け。
さて肝心の汁。鶏ガラと野菜ベースであろう優しい醤油味。正に昔ながらのアッサリとしていながらずっと飲んでいたくなる様なスープ。一口目には肉出汁由来の酸味が強く感じるが3回口に運べばな舌に馴染む。結局一滴残らず飲み干した。
そうそう、なんて事のない小口切りのネギがこの丼の中で大事な仕事をしていたと思う。
ど平日の昼過ぎ、もちろんお客さんも全員地元。しかも店のお母さんとのやりとりを聴くに、皆さん全員が御常連でした。家族連れ、おじさんお一人さま、女性2人組、夫婦。。思い思いに地元の美味しいラーメンを食べている。
そして一つ付け加えておきたい。私以外の殆どの地元御常連様は「やきとり(馬モツの串焼き)」を注文していた。ビールが飲みたくなる危険性が高く今回は泣く泣く諦めたがいつかきっと…。
個人的には物凄い特徴があるとも思わなかったが、これぞ正に燻銀の味、飽きない味、ふとまた食べたくなる味なのだと思った。盆地にあるランチが超人気のレストランのシェフも週に一度は必ず食べに行くと言っていたし、ファンの厚さが窺える。
また勝沼塩山周辺に来たら立ち寄りたいと思う。
ごちそうさまでした。
ワンタンメン850円
モツ炒め 550円
合計1400円