Restaurant name |
Shikiryouri Ruu(Shikiryouri Ruu)
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Categories | Japanese Cuisine、Sushi、Tempura |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0551-36-4321 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
山梨県北杜市小淵沢町10083-15 |
Transportation |
小淵沢駅からタクシーで10分。小淵沢ICから車で10分。 2,483 meters from Kobuchizawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted |
Number of seats |
20 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
Remarks |
予約のある場合、休日営業致します。予約のある場合、営業時間外も営業致します。 |
2,204文字★
東京から山梨県に旅行で来ております。
小淵沢駅から2.5kmぐらい離れた別荘地エリアにお店を構える「四季料理 留羽(3.08)」。
お店公式HPの「お知らせ」を見ると、2018年9月には、ハナイグチ、ムラサキシメジ、
サクラシメジ、タマゴタケ、アカヤマドリタケ、アミタケなどの入荷情報を記載。
店主自ら八ヶ岳で採取した天然キノコや山菜を創作料理で提供しているとのこと。
先行レビューは9件中3件が4.0以上の評価、9件中6件が3.5以上の評価と概ね好評。
食べログのスコア(3.08)以上に期待できるのではないかとわざわざ訪れたのですが、
結論から申し上げると筆者の口には全く合いませんでした。
ランチタイムは単品注文不可のためランチメニューを注文したのですが、
お刺身はどれもルイベ状態、解凍のためなのかランチメニューでありながら提供に30分以上。
生簀から取り出した活イワナ焼きはパサパサ、活マスなめろうは味噌が強くてしょっぱ過ぎ。
塩蔵であろう山菜寿司は酢飯の水っぽさが足を引っ張りました。
地方だけあって野菜や果物を使う料理には悪くないものもあったのですが、
それらはあくまで副菜であって主菜が美味しくないとお店への評価は低くなります。
秋の採れたて天然キノコや春の採れたて山菜であれば違う結果になったのかも知れませんが、
とりあえず冬に訪れた結果としては惨敗ということになりました。
エビス生 中ジョッキ(670円)
エビス 中瓶(670円)
キリンorアサヒスーパードライ 中瓶(620円)
るう特製酒 アロエ(530円)
お刺身定食(1,730円)お刺身、ご飯、みそ汁、漬物
かま焼定食(1,300円)かま焼、天ぷら、ご飯、みそ汁、漬物
岩魚山菜御膳(1,730円)いわな焼、山菜寿司、本日の天ぷら、ご飯、みそ汁、漬物
(注)表示価格は内税です
小淵沢駅からタクシー(小淵沢タクシー乗車1,630円)でお店へ。
ペンションのような外観(以前はペンションとして営業していたそうです)ですが、
中に入ると和食店のような意匠となっていました、リフォームしたのでしょうか。
店内は直線カウンター8席、小上がりの座敷(畳敷き)に4人テーブル2卓と6人テーブル1卓。
座敷は背もたれ付き座椅子の上に座布団を置いてあって、
カウンターもゆとりある配置で雰囲気は良いと思います。
厨房は奥にあって客席からは見えません、ホールスタッフは白髪の女将さん1人で切り盛り。
前述の通りランチタイムは単品注文不可。
かま焼定食の注文が可能であれば単品でかま焼の注文も可能のように思えますが、
セットでないと客単価が下がるので受けたくないのでしょうか。
このあたりは銀座のフレンチ出身であるビストロ バガブーに比べると柔軟性に欠けるような印象。
同じ小淵沢の飲食店でも「東京」を経験しているお店のほうがホスピタリティ高いです。
また女将さんの接客が良くも悪くもマイペース。
東京の飲食店であればNGとなる部分も多かったのですが、
ここは地方のリゾート地であって、東京の物差しを持ち込むべきではないのでしょう。
エビスの生は670円とはいえ中ジョッキなのが嬉しいところ。
(本当は単品注文したかったけど仕方なく注文した)ランチメニューはご飯抜きをリクエスト。
代わりにと小鉢3品を出してくれました。
柿の白和え、アンキモ、カジキマグロの煮付け。
しかしアンキモはまだ半解凍状態でシャリシャリしています。
海無し県の山梨だけあって海産物の料理より果物の柿のほうが好印象。
前述の通り、切って出すだけのはずなのに、提供に30分以上を要したお刺身。
甲斐サーモン、マグロ、タコ、活マスなめろうの盛り合わせ。
生簀から捌いたマスを除いて全てルイベでした、マグロのクオリティも都内の大衆酒場クラス。
活マスだけは身がプリプリして食感良好だったのですが破壊的な味噌の強さが足を引っ張ります。
箸で味噌をそぎ落として食べたところ3.5級の美味しさに化けました。
本場である房総半島で食べたなめろうでも味噌の使い方がもっと穏やか。
味噌の塩梅次第で満足度はもっと高くなるでしょう。
かま焼はカンパチのカマを使用。
こちらも保存はアレでしょうから風味は良くなかったのですが大サイズで脂ノリ良し。
一部が焦げていて火入れ技術に課題を残したのですが主菜の中では一番良かったです。
もっともカマの定食で1,300円はリゾート地価格かも知れません。
生簀から捌いたイワナは一番の期待株だったのですが絶望的なレベルで身がパサパサ。
ここまでパサパサに焼き上げられたイワナには初めて出会いました。
イワナは焼き物で食べるのであれば天然より養殖のほうが美味しいとも聞きます。
適切な火入れであればどのような味わいになったのか気になるところ。
山菜寿司は蕗の薹とムクゲの花の2貫。
前述の通り酢飯が水っぽくて「握り」として評価できるレベルではなかったのですが、
蓴菜のようにヌメッとした食感のムクゲの花は面白かったです。
天ぷらは、りんご、トマト、黒胡麻豆腐、エノキ、長芋。
フリットのようにも感じる衣でしたが、野菜や果物は悪くないです、素晴らしきは八ヶ岳の恵み。
香の物は糠漬けにしたキュウリ、カブ、ニンジン、味噌汁はエノキとネギとお餅。