Restaurant name |
Ba Hakushuu
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Categories | Bar |
0551-35-2211 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
山梨県北杜市白州町鳥原2913-1 サントリー白州蒸留所 |
Transportation |
JR小淵沢駅から送迎シャトルバスあり |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Website |
http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/facility/bar/index.html |
この日は思い立って久しぶりに中央本線小淵沢方面に遠征。せっかくなので電車の中からこちらが入っているウィスキー蒸留所に電話してみると、見学コースは全て予約で一杯だそうです。でも博物館やファクトリーショップ、有料試飲会場は自由に歩いて回れるとのことでした。
自分的にはレアなウィスキーの試飲や購入ができればそれで十分なので小淵沢駅から1時間に一本くらいあるシャトルバスに乗っていざ蒸留所へ。15分くらいバスに揺られて着いた先は緑濃い森の中でした。同じ敷地内にウィスキーと南アルプスの天然水の工場があるそうです。
まずウィスキー博物館を駆け足で見学した後は別棟にあるファクトリーショップへGO。目当ては工場限定ウィスキーや販売休止中の白州12年です。
でも売場を探しても知多やバランタイン、梅酒はあっても白州が無い! 12年はおろかノンエイジも18年、25年もありません。以前はあったらしい工場限定品も今は売っていないようです。
わざわざ蒸留所来たのにここでできたウィスキーを全く買って帰れないとは! 原酒が不足しているという事情は理解しますが、もう少しなんとかして欲しいものです。
そんな状況の中で一縷の望みをかけて伺ったのがこちら。同じ建物の一隅にある有料試飲場です。入り口のメニューによれば国産と海外のウィスキー数十種類が一杯15ml 100円から3000円くらいでの飲めるらしい。
早速入ってみると、中にはカウンターと丸テーブルの立ち飲みスペースと若干の座れるテーブル席があってキャパは二十数人といったところ。正面のカウンターの右側で注文・会計して番号が書かれたレシートをもらい左側でウィスキーを受け取るシステムです。
注文できるのはストレートとチェイサーだけで一回の注文につき三杯だけ。ツマミ類は販売していないし、持ち込みも禁止だそうです。かなりストイックにウィスキーを味わう場所らしい。
そんな所で飲んだのはせっかくなので蒸留所限定ウィスキーの中から白州シングルモルト43%100円と山崎12年のミズナラ樽50%900円の二種類。
市販の白州はノンエイジと18年、25年はありますが、12年はやはりありません。山崎12年は北米産ホワイトオークのパンチョン樽とシェリー樽各300円もありましたが、日本ならではというミズナラ樽を選んでみました。
カウンター席で飲んでみた白州シングルモルトは若過ぎる感じが意外となくて力強い味。これで一杯100円なら納得です。ただ一杯100円というとすごく安く感じますが、700mlのボトルにしたら5000円弱。世の中の値段が高過ぎるのかもしれません。
山崎12年のミズナラ樽は白州シングルモルトよりも味も香りも甘い感じ。こっちの方が美味しいのは間違いありませんが、9倍美味しいかと言われるとどうだろう。
なお、Japanese oakとも言われるミズナラは外国から樽用のオーク材が輸入できなくなった戦時中にその代用として使ったのが始まりながら、今では繊細な風味を醸造出来る樽材として国際的に高い評価を受けているんだそうです。
後、今回ちょっと驚いたのがチェイサーの水の美味しさ。注いでいるところを見たら普通の「南アルプスの天然水」のペットボトルでしたがコンビニとかで売ってるのよりずっと美味しい気がします。同じ敷地にある工場で作っているのでペットボトルに詰めたてのせいかもしれません。
白州産のウィスキーを買って帰ることができなかったは残念ですが、いろいろと得る所の多かった蒸留所訪問でした。