まるでソース焼きそばの太麺バージョン⁉ : Chomoran men

名古屋・栄のテレビ塔前にあるラーメン屋さん。今まで一度も伺ったことはなかったのですが、けっこう名前をよく耳にする店で、いつか伺ってみようと思っていた矢先にたまたま伺う機会に恵まれました。

長いメインのカウンター席が店を貫き、その奥に一つだけテーブル席が設けられています。さらに、メインカウンターの背後の壁に向かって４席ほどのサブカウンター席もあるのですが、ホールスタッフの動線も含めてなかなか効率的に纏められたレイアウトです。

チョモランマを捩った店名から想像したとおり、山のようにうず高く積み上げられたビジュアルが特徴的な二郎系がメインのようですが、この日は敢えて「油そば」770円をいただきました。
二郎系の店の油そばというと、豚骨醤油系のタレが絡んだゴワゴワの太麺をワシワシ食べるイメージ。当然、この店でもそれを期待していたのですが、どうも勝手が違います。麺は太麺なのですが、思ったほどゴワゴワしておらず意外に素直な食感です。決してモチモチつるつるではありませんが、二郎系のそれとはかなり違ったイメージですね。
そして、何よりも驚いたのはタレの味。甘さを強く感じるウスターソースを思わせるようなタレで、想像していた豚骨醤油系の動物感はほとんど感じることができません。ウ～ン、これはまるでソース焼きそばの太麺バージョン⁉
ほかの店ではちょっとお目にかかれない、面白い「油そば」を味わうことができました。

それにしても、ほかのお客さんは１組程度で、時間的にも暇な時間だったからでしょうか。どうもスタッフに元気がないのがいただけません。
後からお客さんが入ってきても、聞こえるか聞こえないか分からない程度に「いらっしゃいませ」。それどころか厨房に引っ込んだまま出てくる気配すらない時も…。食券を受け取り、麺の量を聞く時もボソボソボソ…。よく見ていると、厨房にいるお姉ちゃんの声は遠くても聞こえるのですが、ホール担当のお兄ちゃんはずっとボソボソボソ…。
新人さんだったのかな？
たまたまだったのだとは思いますが、初めてのお客さんにとっては致命的な悪印象を与えかねませんよ(^_^;)