점포명 |
Sushi Yasuke
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장르 | 스시(초밥) |
예약・문의하기 |
052-852-9151 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
平日・日祝のお昼の営業は希望日の前々日までの完全予約制 |
주소 |
愛知県名古屋市昭和区菊園町6-18-7 |
교통수단 |
名古屋市鶴舞線「川名駅」より徒歩20分 사쿠라야마 역에서 1,000 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥10,000~¥14,999 ¥3,000~¥3,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999¥3,000~¥3,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、AMEX) 전자 화폐 불가 |
서비스료 / 차치 |
お昼は現金のみ |
좌석 수 |
8 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 近隣にコインパーキングあり |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
오픈일 |
2016.9.4 |
비고 |
店内撮影は禁止となっています。 |
名古屋の中心地から離れた住宅街にひっそり構える「すし 弥助」さん。
お寿司の味わいを心から楽しんで頂きたいと懇願されるご主人のこだわり鮨店。
★食べログ 百名店 寿司EAST 2022選出店
鶴舞線 川名駅より徒歩でゆっくり20分ほど。
住宅街の川沿いに佇む一軒の和の装い。
達筆な字の看板が目印です。
開店のちょうど10分前に暖簾が掛けられて、ネクタイをキュッと正して戸を開けます。
内観も外観と同じく統一性を持たせた和の空間で清潔感があり、高さのある椅子が縦方向に広さを感じさせてくれます。
カウンターは6席で、BGMはありませんので引き締まった空気に包まれてスタート。
メニューは握りのみ、またはつまみと握りを選択可能。
頂いたものは以下の通り。
●お任せコース
◆先付け盛り合わせ
・帆立
・蝦蛄
・鮃
・肝
・烏賊
・鰯
◇鮪 漬け
◇まだか
◇イカ
◇縞鯵
◇車海老
◇赤貝
◇ミルガイ
◇平貝
◇イサキ
◇小鰭
◇鱚
◇煮蛤
◇煮烏賊の印籠詰め
◇穴子
◇玉子
○お味噌汁
・生ビール
・黒龍 夏搾り
先付けと握り15カンに軽く飲んで13,000円に届かず!
すべてにおいて味が付けられている江戸前寿司のスタイルで、随所にこだわりを感じさせる内容。
先付けはすべて一度に提供される形で、特に説明はありませんでしたが、一品ずつ味わいながらビールで喉を潤します。
すべて味付けされており、擦りたての山葵をお好みで合わせて頂きます。
握りは保温されたシャリ箱から使う分だけ直接手に取るため、基本的に温かめ。
しっかり握られている手付きでも、解れがよくバラけやす印象です。
酸味は円やかながら、ややえんみを感じさせるため、米酢のみの白シャリでも存在感を主張するのが特徴。
印象に残った握りは、縞鯵、車海老、赤貝。
一番のこだわりは握りに対する完成度。
それを崩すような香りを持ち込んでほしくないという、事前の案内や注意書き。
お寿司の味を心より楽しんで頂きたい、これはきっと撮影禁止にも含まれているもので、最も美味しい状態をすぐに召し上がって頂きたいという意味が込められていると感じられます。
ということで、久しぶりに一品ずつ簡単なコメントを記載させて頂きます。
◆先付け
・帆立
二等分に切られて、軽く柚子の皮を散らして乗せて。
冷たい温度感から瑞々しく広がり、柚子が綺麗に香る初球の良い手応え。
・蝦蛄
2切れ。こちらも瑞々しく、ボソボソとならない身を噛みしめるほど味付けされた旨味が広がりをみせる。
その味わいは心地よく溢れてくれ、蝦蛄の美味しさを上手く表現。
・鮃
胡麻の香りを纏った身はキュッと締まったようなグリップから旨味が醤油とともに馴染んで広がる。最後まで胡麻の風味が寄り添ったコクが印象的。
・肝
聞けなかったのですが、鰻の肝のようなもので、弾むような弾力からはえぐみや臭みはなく、軽くミルキーな味わいがお酒を運ぶアテ。
・イカ
身とゲソが4本ほど
滑らかな口当たりはしっとりと吸い付くように馴染み、噛みしめれば身に醤油の味付けが浸透して高まるおいしさ。一口ごとに食感を楽しめる一品でした。
・鰯
小さいながら3切れあまり、皮目だけをしっかり炙って
直前に炙られた皮目が抜群の薫香を放ち、高まった旨味が強く響き渡る!
力強い味わいには思わず日本酒へとシフト。
ガリ
細かく細切りにされている仕様。
初めに甘みが伝わり、噛むほどに酸味へと膨らむ。その酸味のなかにも生姜の香りも感じさせる。
後味も軽く酸味が響いてリセットしてくれます。
◇鮪 漬け
飾り包丁が蛇腹のように入り、馴染みよく。
温かなシャリに相乗するように引き立つシャリのえんみ。
漬けた醤油の味わいが全体を締めて、色濃く抜けていく鉄の香り。
◇マダカ
スズキの小さい個体
酢〆された酸味は心地よい程度で響き、シャリの酸味と交わりさっぱりした旨味で表現。
◇イカ
縦にしっかりと入る飾り包丁、そこに滲む醤油。
口への馴染みがよく、温かなシャリがイカのおいしさをしっかり引き立て、綺麗な一体感を形成。
醤油のコクがイカの輪郭を作り、シャリが味を後押しする美味しさの一貫。
◇縞鯵
皮目だけを炙った3枚の切り身で握られたもの
香ばしさが抜けていき、身は生食感を残しつつシャリが抜群の旨味をふくらませる!
他店で見る縞鯵よりもフォルムが視覚で惹きつける強さ。
◇車海老
オーソドックスな握りのスタイルで、味も安定的な車海老。
こちらも温かなシャリが車海老の香りと旨味を上手に立ち上がらせ、心地よい一体感が江戸前らしさ溢れる握り。
海老の頭も提供され、香ばしさとカリッとした食感は乾いた風味を乗せる小さな一口。
◇赤貝
柔らかく握られたシャリがほどけ、赤貝はストレスない食感から瑞々しくミネラルであふれ、纏まるほどに心地よさに浸れました。
バランスの取れた良い仕事を感じさせる一貫です。
◇ミルガイ
入念に包丁が入れられて馴染みつつもザクザクした食感を残して。
シャリの温かさとえんみが身の味わいを強め、瑞々しくミネラルを感じて纏まる。
◇平貝
大判を片面は巻きつけるように握られたフォルム。
歯切れとバラけよく、みずみずしくミネラルが広がると、そこに醤油が浸透して、さらにレモンの酸味でさっぱりと味を引き締めてつくられる味わい。
◇イサキ
皮目だけを軽く炙り、しっかりと脱水された身はシャリとよく絡む。
その低い水分量から味わいがグッと高まり、乗せた醤油も味に一体感を添える。
◇小鰭
こちらも脱水をされた色濃い味の小鰭。
〆た酸味とシャリの強さが同じ方向で進み、最後は纏まるとシャリ本来の甘みで味わいを和らげて優しく締まる。
縦方向に綺麗な飾り包丁を複数入れてあり、馴染みと味の伝わり方を早める仕事。
◇鱚
繊細な皮目には包丁が数本入り、紅葉おろしを忍ばせて。
噛みしめる度に身の甘みが伝わり、シャリと交わるほどに優しい旨みが立ち上がります。
白身に沁み渡る醤油も味わいを高めてくれました。
◇煮蛤
マイルドでほろ苦甘いツメが全体を包み、蛤の弾力が味わいを都度ふくらませる。
そしてシャリが旨味を拾い、江戸前らしいおいしさが完成!
◇煮烏賊の印籠詰め
イカにシャリを詰めて半分に切り、ツメを乗せて提供。
イカの身がパツパツとした心地よい食感を与え、シャリに混ぜられた胡麻が綺麗な香りを立てる。
ツメはそこまで主張せずとも、旨味を持ち上げ、抜ける胡麻と酢橘の香りが印象づける美味しさ。
◇穴子
先ほどの平貝のような巻きつけるようなフォルムの穴子。
アツアツな身とシャリ。ふわっと纏まるとツメがほろ苦甘さで全体を包み込み、身の繊維から穴子らしい美味しさと香りが抜けます。
◇玉子
カステラのように仕立てられた玉子は細めに2つ。
エアリーなタッチながら、纏まるとしっとり甘みであふれました。
○お味噌汁
赤だし、丸まる油揚げと小葱が浮かぶ〆のお味噌汁。
最後にあがりを頂いてフィニッシュ。
夜でこの価格帯はコスパ面については申し分ありません。
むしろ江戸前の握りを頂きたい方にはうってつけで、しっかりとお腹を満たしてくれる量です。
寡黙に握られるご主人ですが、歩み寄れそうで距離が縮まらない、そんな駆け引きを何度か試みました。
サービス面では、提供スピードがやや早い印象でしたが、その他は気になる点もなく心地よく鮨に向き合えるひと時を過ごせました。
お酒は日本酒のほかに焼酎、スパークリングワイン、ノンアルコールビール、ソフトドリンクはウーロン茶、炭酸水。
写真で「すし 弥助」の良さを表現することができないのが非常に残念ですが、こだわりの詰まった鮨店です。
コストパフォーマンスの良さは素晴らしいの一言に尽きます。
□すし 弥助
所在地:愛知県名古屋市昭和区菊園町6-18-7
電話番号:052-852-9151
営業時間:12:00~14:00
18:00~20:30(L.O.)
定休日:水曜
滞在時間:1時間半
お会計:12,540円税込
予約:16日前に電話予約