繊細で綺麗なお料理＆焼き立てデザート＆ワインペアリング : Chambre denfants

【chambre denfants（シャンブル ダンファン）】
シェフ兼ソムリエの旦那様とパティシエの奥様の2人でやられているフランス料理のお店。昨年末に予約して楽しみにしていました。

お料理は見た目も味も繊細で綺麗でした。どれも美味しかったですが前半のお料理（苺、河豚、烏賊、蟹）は特に驚きがあり印象に残っています。夫は鴨肉、ペアリングワインも特に美味しかったようです。私は太刀魚とビーツのお料理が好きでした。パンは温かく、デザートはフォンダンショコラやフィナンシェの焼き立てが楽しめて幸せでした。量も多すぎずに最後まで美味しくいただける量で嬉しかったです。
ご夫婦ともに気さくな雰囲気で居心地が良かったです。2ヶ月ぐらいでメニューが変わるそうで、今は5月の予約を受け付けているそうです。
ごちそうさまでした。

【コース内容】
◯苺
◯河豚
◯障泥烏賊
◯毛蟹
◯白魚
◯太刀魚
◯パイ
◯鴨
◯甘夏
◯ショコラ
◯茶菓子

【備忘録】
◯苺
いちご、フォアグラ、クッキー
→フルーティないちごとクリーミィで癖のないフォアグラ、サクサククッキーが合わさって美味しかった！
◯河豚
熟成したとら河豚、うるい、日向夏、トマトの出汁、キャビア、セルフィーユ
→歯ごたえのある河豚とうるいに、塩気と旨味のあるキャビア入りのクリーミィなソース。日向夏も良いアクセントに。
◯障泥烏賊
根セロリの醤油？漬け、ゲソ、エスカルゴバター、マリネ、パセリ、薄いパイ
◯毛蟹
カニ味噌、クスクス、バターで炒めたネギ、セロリ、サバイヨンソース、穂紫蘇
→和風と洋風の両方が感じられました。蟹をこんな風に食べるのが新感覚！
◯白魚
わさび菜、菜の花、そら豆、葛でとろみ付けした鶏のコンソメ、発酵レモン塩
→コンフィした白魚がふわふわで大きなしらすみたい。
◯太刀魚
炭で焼いた太刀魚、ビーツチップス、菊芋のソース、ワインビネガーでマリネした紫キャベツ、ポルチーニ、エシャロット、春菊
→ビーツが土臭みが強すぎず菊芋のソースや香ばしくて脂がのった太刀魚と合って美味しかった！
◯パイ
ミカン猪の肩ロース、ビールで煮る（カルボナードという料理）、ごぼう
→熱々！洋風な肉まんみたいでした！
◯鴨
日野菜、わさびの花
→日野菜が歯ごたえあり美味しい。鴨肉は臭みが苦手なことが多いのですが、ここのお肉は血抜きや下処理が良いのか臭みがなく、でも鴨肉らしい味わいはあってとても柔らかくジューシーで美味しかったです！
◯甘夏
甘夏のシャーベット、ほうじ茶ゼリー
→甘夏とほうじ茶の苦味が合う
◯ショコラ
焼き立てフォンダンショコラ、ビーツクッキー、ラムレーズンアイス
→トロトロのチョコが味わえて焼き立て最高でした！ラムレーズンアイスも美味しかった～
(カカオ感が控えめで甘さが強めに感じたのでもう少しビターでカカオ！って感じならより最高です。個人的な好み)
◯茶菓子
焼き立てフィナンシェ、カヌレ、さつまいもクッキー、柚子と金柑のマカロン
→焼き立てのバターの香りが芳醇なフィナンシェが幸せでした！(全体的にしっかり甘めでした。もう少し甘さ控えめでも嬉しいです!個人的な好み)

またメニューが変わった時に伺いたいです。