みかわブレンド。
すし匠から徒歩2.3分てところでしょうか。こちらも川反を代表するお店。
前回は昼の部でしたが、半年前とお店の営業スタイルが異なるようで昼営業は土曜のみだそう。
ちなみに9月から定休日は水曜日となります。
電話口で予めコースを聞かれますが、もちろん上のコースで。と言ってもサービス料5%消費税10%込みの値段で17320円というので腰を抜かしそうになります。
分かりきってることですが、都内の天ぷら屋さんで私たちが支払っている3分の1は場所代なんですね。
秋田県産えだまめ 枝豆の生産量が全国的にも多いこの地。夏を感じます。
秋田県産 甘エビに行者にんにく漬け このにんにく漬けはぜひ瓶で欲しいですね。珍味としてもよいですが、あらゆる食材と組み合わせても間違いなく美味しくなるやつです。塩分控えめで優しいお味です、そうだご飯と一緒だっていい。
サザエの酒蒸し
頭
車海老 塩
車海老大葉レア 通常バージョンも抜群の美味しさを誇りますがこちらはレベチ。ミディアムレアな卓抜した火入れに薬味の王道である大葉がめちゃめちゃ合う。断面の美しさに負けない美味さがありました。
秋田キス 当店からの是山居からの当店へ来て、全く別の天ぷらを食べているような気持ちになり大将にある質問を投げかけました。するとやはりこちらは塩水に軽くつけたあとに水気をさっときるとのこと。
淡白な身に心地よい余韻を刻んだのはそのせいですね。
全く違うのが分かっていただけるかと思います、と。
秋田アオリイカ この世の食材の中で五本の指に入るような気持ち良い歯触りです。
しっとりと程よくねっとりと、イカの中にある甘さを喉奥で感じます。
秋田甘鯛 仁賀保のもの 軽快にパリパリっと上品な音を立てて崩れる鱗にうっとり。ほろほろしっとりとした身ももちろん美味しいです。
ホタテ貝柱 これまた歓声が出るような素晴らしい火入れ。繊維一つ一つの甘さを感じるよう。
新れんこん しゃっきしゃきです。冬のほっくりねとっとしたレンコンも好きですが、軽やかな食感の夏レンコンは蒸し蒸しした季節にピッタリ。豊かな土の香りが鼻をくすぐります。
ナス 手土産で頂いてしまったみかわブレンドというお米を一緒に作っている東京農大出身の若き農家の方の茄子です。断面図はしょぼい液晶画面では説明のつかない水分量を含んでおり、天ぷらはくらくらするようなピュアな甘さが持ち味。ジュワッと溢れる汁も身も全部美味しい。
秋田県産稚鮎 蓼のおろし酢 たでずの酸味がスッキリ気持ち良く、そのまんま食べてもお口直しにはピッタリ。鮎と蓼の葉の苦味な組み合わせが古風な旨味を表現していました。
秋田じゅんさいカツオ出汁
ウニ大葉 前回はあまり記憶になかったのですが、今回のウニの見事なまでのミディアムレア具合と大葉の風味豊かな香りの相乗効果で、脳天に一撃をくらったかのような美味しさ。
アナゴ しっぽの方はお塩でお腹の部分は天つゆで頂きます。特にこのお塩が穴子の潜在的旨さに語りかけるようで、今まで食べたどの穴子天より印象的。
追加 オクラ ズシッとした大きさです。青々とした見た目に負けないシャキシャキネバネバが美味。
追加 小玉ねぎ
アスパラ
アスパラ根元 わざと根元は焦がしてあります。先端部分と根元の方で味覚に違いがあるのもアスパラの魅力ですね。
小エビのかき揚げ天丼 是山居のようなしょっぱさはどこにも無い、あっさりとした塩気でとても綺麗なサラリとしたつゆ。エビの代名詞なぷりっぷり全開なかき揚げでした。
白桃のシャーベット
前回も素晴らしいコスパと味で感動したのですが、今回は降参。
こちらには書きませんが、大将の心温まるホスピタリティで心が洗われるような気持ちにさえなりました。
女将さんの気さくで優しいおもてなしにもまた癒され、芯から大満足した日です。
ご馳走様でした。
脳も心もお腹も。
秋田市川反は"みかわ"。
唯一、門前仲町みかわの暖簾わけを許されたお店です。
川反のガヤガヤとした歓楽街の端にひっそりと佇んでおり、観光客相手の居酒屋とは全く風格も値段も客層も違う。
夏の秋田グルメをした際に、時間が取れずに持ち越しとなった待望の訪問ですがスケジュールの都合上ランチになりました。
12時から一斉スタートのことで早めに着くもこの辺りにはカフェはないので待ちぼうけするしかありません。
ピッタリに入ると既に皆さん着席されており、何だかんだで1番最後の入店になってしまいました。
カウンターは8席のコの字型。
ピリッとした雰囲気が気を引き締めます。
乾杯をし、早速車海老頭、車海老の順で食します。
濃密さを感じながら非常に軽みがあり、大人のかっぱえびせんのような感覚、そして本体は甘みを封じ込められておりねっとり感も味わえる仕上がり。
車海老大葉巻、先程のエビの片割れは大葉でくるっと巻いて軽やかにさっぱりと。大葉のフレッシュな香りを楽しみます。
タラの芽、こちらは栽培物。山で採ってくるものと比べてはやはり香りが落ちますが年に何度も食べられるものではないので有難い限り。
キス、カッコイイCカーブで登場。天ぷら屋の定番素材でありますが淡白でいながら上品な味わいで美味。
めごち、サクッとした衣にフワッとした白身が天にも昇る美味しさです。尻尾のほろ苦さもまたよくて、カリカリとした歯触りを噛み締めました。
そら豆
鳥海山ふきのとう、芝海老のすり身を中に忍ばせてほわっとしたテクスチャでの提供。
こちらはなんと天然物につき非常に香り豊か。いい感じに本来のよきエグ味とすり身の甘みのマリアージュが非常に滋味た味を秀でています。
秋田レンコン、シャキっとした歯触りに思ったよりもねっとりとした食感が加わった心残るネタ。
甘みもあり、お腹さえ余裕があれば何度だってオカワリしたい思いでした。
雲丹の大葉巻き
ホタテ貝柱、中心部分はレア。細やかな繊維一つ一つに確かな甘さがありこちらもウマウマ。
銀杏
たらの白子 天つゆとすだち塩 アッツアツなので気をつけてくださいとの号令があり、そっと口へ運びます。
正直なところ、白子はもっと身がパンと張っているとろふわ具合なものを頂きたかったなどの思い。
スミイカ
なす、泣いちゃう。中毒性がしゅごい。子どもの頃ってレンコンとかナスなんて雑魚キャラ認定していたのにどうして大人になると名脇役まで上り詰めるのでしょう。とろんと滑らかに消えゆくナスはレンコンに続き再度アンコールしたかった。
ふぐ
アナゴハーフ、1本かハーフかの選択制。追加でスミイカとナスを頂いてしまったのでハーフを。前日たらふく寿司を食べて夜食もいってしまったためセーブです。
みかわと言えばのスペシャリテ、サクサクした香ばしい衣の食感としっとりふわふわ食感の組み合わせが絶妙であります。
天丼
柚子シャーベット
脳も心もお腹も満たされました。
最高です。
この日の客層は地元や地方のグルメを知る人で形勢されており、とても落ち着きのある空間でノーストレス。まさにご褒美のお食事に相応しい時間でした。
コースは昼夜二択でランチ14000円の方を予約時にお願したのですが、安い方で予約し後に追加する方式のがオススメと思います。
帰り間際に大将とお話させて頂きました、次回春頃来ますと。
手土産まで頂いてしまい大変恐縮です。
ご馳走様でした。
점포명 |
Akita Tempura Mikawa
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장르 | 덴푸라 |
예약・문의하기 |
018-807-4627 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
秋田県秋田市大町4-4-4 |
교통수단 |
아키타역에서 도보 15분 아키타 역에서 1,335 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥20,000~¥29,999¥15,000~¥19,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、Diners、VISA、Master、AMEX) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
영수증 |
적격 청구서(인보이스) 대응 영수증 발행이 가능합니다. 등록번호T4410001011372 *최신 등록 현황은 국세청 인보이스 제도 적격 청구서 발행 사업자 공시 사이트를 확인하거나 음식점에 문의해 주시기 바랍니다. |
서비스료 / 차치 |
サービス料10% |
좌석 수 |
12 Seats ( 카운터 8석, 다다미 2~6석) |
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개별룸 |
가능 2인 가능、4인 가능、6인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 밖에 재떨이를 준비하고 있습니다. |
주차장 |
불가 주차장의 준비는 없습니다. 인근 코인 주차장을 이용하십시오. |
공간 및 설비 |
카운터석 있음,좌식 있음,일식 난방(코타츠; 마루청을 뜯어 그 위에 설치한 열원을 갖춘 밥상)있음. |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑 |
아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능)
어린 아이는 좌석 좌석의 안내가 됩니다. |
홈페이지 | |
오픈일 |
2015.7.1 |
大好きなみかわで美味しい冬の幸を頂こうと訪問。
門前仲町の是山居はイマイチでしたが、こちらの大将は美点を抜き取り、自分の作品に昇華しているので別物と言っていい天ぷらです。
この日も常連さんがほとんど。タイミングももちろんありますが、インスタグラマーだとか一眼レフを持ってバシャバシャ撮るような変なゲストに遭遇しないのが地方高級店のいいところだったりします。
大将も女将さんも接客業の鏡のような方でいつもニコニコ。大将も女将さんと一緒によく都内の和食屋さんへグルメに行くそうですが、その時のお店の感想なんかを教えて下ったり。
前回もそうでしたが、私が直近で訪問して良かったお店なんかを話すと、お弟子さんにメモしといてね、と言うのです。大将が行くか行かないかは別として、ゲストの何気ない話に興味を持ってくださるのはこちらとしては心温まります。
女将さんも付かず離れずの絶妙な距離感をとってくださり、ピンで訪問しても楽しく食事が出来るのでひとりグルメな方にもオススメ。
男鹿 甘エビ昆布締め ん〜超甘いですね。ねとっとした舌触りがたまりません。これで握りとかやったら最高だと思うんですが。
真鱈の白子ポン酢 割にさっぱりとしたお味。最初のおつまみで頂くにはこれぐらいのがいいかもです。
車海老頭
車海老 塩で頂きます。結構レアでプルンとした食感でした。
車海老大葉巻き 反対にこちらはちょうど火が通ったその時。以前はレアめだったので今回は逆バージョンですね。大葉の香りに包まれて食欲エンジンがかかります。
キス 相変わらず抜群に美味しいですね。角のなくまろやかな塩味の男鹿の塩(ナマハゲがついてるやつです)がこれ以上ないぐらいのベストマッチ。ぺたっとなりがちなネタですがふわふわ。
メゴチ メゴチは小ぶりボディ。今回は刃を入れて揚げたので躍動感のある仕上がり。根底にあるほろ苦さのようなものが噛む度に刻々と旨みとして広がってゆきます。
秋田美里町レンコン ねっとりではなくなんとサクサク。ですがこれが超うま。本日1番というかなんなら通算三回のみかわにおいても一番なんじゃないかという爪跡を残しました。豊かな土の香りとジャガイモのような甘み、最高です。
銀杏
秋田産 アラ サラリとした脂。くどくないのでいくらでも食べられそうです。後味で甘みが広がります。
むかご 薬膳っぽいエッセンスが感じられ滋味深い香り。ごぼうの遠い親戚のような味がしました。
秋田産霜降りいんげん豆 見た目は黒い謎の物体ですがインゲンです。普通のインゲンとは似て非なる物。甘さが段違いでどこかホクッした食感もありました。
しそ巻雲丹
しいたけ
しらこ 天つゆと塩
秋田天然なめこ 黒七味を忍ばせて頂きます。実家でも天然のしめじを食べたのですが、こういった天然きのこは温床で育てたものと香りも質感も格が違います。まず個々の骨格が歴然の差。風味も全く違えばコクも違います。
秋田ふぐ
追加 舞茸 こちらも天然物。天然は歯触りも楽しめていいですね。とても美味しいです。
穴子
追加 茄子 大将の茄子は数あるネタの中でも好きなものの一つ。瑞々しく柔らかで衣は薄づきでカラリと纏わせる程度。私のなす天に求める形です。
追加 小玉ねぎ
天丼
デザートは無くなってしまいましたがわたしは全然OKです。
今日もとても美味しく、冬の秋田を満喫出来ました。女将さんとの掛け合いも素晴らしく、ゲスト一人一人を大切になさるその気持ちが心に訴えるものがあり、ただ美味しいだけでなく心もすっかり満たされてお店をあとにしました。
次は春の山菜が食べたいのじゃ。
ご馳走様でした。