Cours Spécial Déjeuner…『le mouron des oiseaux』
前夜の『Casa del Cibo』さんでのSpecialitàの料理の数々に興奮冷めやらぬ中、Déjeunerに向かった先は八戸ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダムのご夫妻が二人三脚で営まれる『le mouron des oiseaux』さんです。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフとして腕を揮われていた2008年、2009年には二年連続でMichelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた八戸フレンチ界を代表するトップシェフです。店内は満席でとても混み合っていたので小坂マダムの心遣いにて厨房横に設けられた個室へと席を取らせていただきました。今回いただいた料理はランチメニューのDéjeunerのBコースをベースにアレンジをしていただいたものです。アペリティフには『Dom. du Bicheron Crémant de Bourgogne Blanc de Blancs』を料理は八戸産『生海胆(ナマウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛け『Mousse aux carottes rouge,oursins et consommé en gelée』のテッパンのAmuserからスタートです。この皿は『Cogito』さん時代から小坂シェフがずっーと供されているお馴染みのひと皿です。Entrée Froideは全二皿で前半には八戸産の『秋鮭(アキシャケ)』に薫香を纏わせた『Saumon fumé』のサラダ仕立て『Salade de Saumon fumé』後半には八戸産『美保野(ミホノ)ポーク』の田舎風パテ『Pâté de Campagne』です。更にはEntrée Chaudには八戸産の『Ragoût d'anago』穴子の煮込みとフランス産の『フォワグラ(Foie gras)』のPoêlé Sauce balsamiqueと続きスープには糖度が高い『嶽(ダケ)きみ』と称される青森を代表するブランドものの『玉蜀黍(トウモロコシ)』を使い作られた『Creme de Mais』、そして魚料理のポワソンには八戸産の『メバル(Sebaste)』のPoêléです。メバルの皮目はパリッと中はしっとりと仕上げられ身はホックホク。添えられたズッキーニやズッキーニのピュレも佳き役回りを演じていました。肉料理のメインのヴィアンドには北海道産のチェリバリー鴨のローストを仕上げに炭焼の薫香を付けられた鴨肉のジュとエシャロットのソースで味わう『Canard Chéribury rôti Sauce Ju et Eshalot』。ガルニには焦げ目をつけ焼かれた丸太切りにされた白葱(シロネギ)に甘唐辛子(アマトウガラシ)に隠元(インゲン)。フレンチでありながらも和食のエッセンスを感じさせてくれるひと皿でした。Dessertはヨーグルトのソルベが添えられ『洋梨のコンポート』とフレッシュの洋梨で造られた『Compo poire et poire et sorbet au yogourt』。Caféにエスプレッソ、『カヌレ』にて小坂シェフの費用対満足度の高いDéjeunerのコースはひと通りです。野菜の使い方が絶妙であり色々なアプローチで口の中を楽しませてくれた小坂シェフの料理はとても軽やかで食後感も抜群に良くもう少し食べたいと思わせる安定的に美味しい料理の数々に身も心も満たされたのでありました。八戸には本当に費用対満足度が素晴らしく高い店が数多軒を連ねられています。同じ旧南部藩の盛岡にはマスメディアへの露出が多い店はありますが何故か八戸のように自然に笑みがこぼれるような満足感で心を満たしてくれる店は僅かに2、3軒ぐらいしかありません。やはり週末は八戸や青森へと足を運ぶ生活が暫くの間は続くことでしょう。
La bonne nourriture rend les gens heureux…『ル ムロン デ オワゾ』
八戸遠征二日目のDînerは八戸ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダムのご夫妻が二人三脚で営まれる『le mouron des oiseaux』さんへ定期再訪させていただきました。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフとして腕を揮われていた2008年~2009年には二年連続、Michelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた八戸フレンチ界きっての敏腕料理人です。席はブラウン色のクロスが掛けられた店内を全て見渡すことの出来るTable席に取らせていただき今回の料理はシェフのお任せDînerコースです。アペリティフには『Dom. du Bicheron Crémant de Bourgogne Blanc de Blancs』を料理は八戸産の『生海胆(ナマウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛け(Mousse aux carottes rouge,oursins et consommé en gelée)のテッパンのAmuser(アミューズ)からスタートです。この皿は『Cogito』さん時代から小坂シェフがずっと供されている不変的なお馴染みのひと皿です。冷前菜のEntrée Froide(アントレ・フロワード)は全二皿で前半には茗荷(ミョウガ)のマリネが添えられた青森県産の天然『本鮪(ホンマグロ)』とズッキーニ(Courgette)、パプリカ(Paprika)、茄子(Aubergine)等の夏野菜のテリーヌ(Terrine)。本鮪(ホンマグロ)の側面がローストされており口中に広がる香ばしさが印象的な味わいです。後半には八戸産の『真鱈(マダラ)』のサラダ。真鱈(マダラ)は白子(クモコ)や鱈子(タラコ)を持った冬場の魚と思いきや夏場の身の美味しさは冬場とは比較にはなりませんCayenne pepper(カイエンペッパー)と胡桃(クルミ)の滋味が佳きアクセント。温前菜のEntrée Chaude(アントレ・ショード)も全二皿で前半には完熟した『マンゴー』とともに味わう『Foie gras(フォアグラ)』の Sauté(ソテー)、後半には陸奥湾産の『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』のSauté(ソテー)とEntrée(アントレ)を兼ねたHors-d'œuvre(オードブル)の4皿の後はメインの魚料理のPoisson(ポワソン)には八戸産の『真曹以(マゾイ)』のPoêlé(ポワレ)。皮目はパリッと中はしっとり。ガルニの茄子(ナス)のローストも佳き役回りを演じています。そして肉料理のViand(ヴィアンド)には五戸産の『倉石牛(クライシギュウ)』のRôtir(ロティ)。表面は香ばしくグリルされ中はドンピシャの火入れ、Dessert(デセール)は『白桃』のコンポートにヨーグルトのアイスクリーム(Crème glacée de yaourt sur un compport blanc de pêche)、Café(カッフェ)にエスプレッソ(Espresso)、カヌレ(Canelé)にて小坂シェフの費用対満足度の高いお任せDînerコースはひと通りです。色々なアプローチで口の中を楽しませてくれた小坂シェフの料理の数々はとても軽やかで食後感も抜群に良いものでした。ソーシャルディスタンス確保の為に席数を半分に減らされてのおもてなしや女医さんグループが持ち込まれた『Opus One』のお裾分け等のサプライズもあり楽しく美味しい時間を過ごさせていただいた口福な時間。正に『La bonne nourriture rend les gens heureux』≒『美味しい料理は人を幸せにしてくれる』のでありました。
安定した美味しさを求めて…『le mouron des oiseaux』
前夜の『Casa del Cibo』さんでのSpecialitàの料理の数々に興奮冷めやらぬ中、翌日のDéjeunerに向かった先は八戸ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダムのご夫妻が二人三脚で営まれる『le mouron des oiseaux』さんです。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフとして腕を揮われていた2008年、2009年には二年連続でMichelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた八戸フレンチ界を代表するトップシェフです。席はクロスが掛けられた店内を全て見渡すことの出来るいつものChef's Tableに席を取らせていただきました。今回いただいた料理はランチメニューのDéjeunerのBコースをベースにして+αの料理を追加していただいたものです。アペリティフには『Dom. du Bicheron Crémant de Bourgogne Blanc de Blancs』を料理は八戸産『生海胆(ナマウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛け『Mousse aux carottes rouge, oursins et consommé en gelée』のテッパンのAmuser(アミューズ)からスタートです。この皿は『Cogito』さん時代からずっーと供されている小坂シェフお馴染みのひと皿です。Entrée Froide(アントレ)は全二皿で前半にはサラダ仕立ての八戸産『真鯛(マダイ)』のCarpaccio(カルパッチョ)、後半には八戸産『美保野ポーク』のPâté de Campagne(パテ・ド・カンパーニュ)です。スープには糖度が増してきた『玉蜀黍(トウモロコシ)』を使い作られた冷製のCreme de Mais(コーンポタージュ)、そしてPoisson(ポワソン)には八戸産の『真曹以(マゾイ)』のPoêlé(ポワレ)。皮目はパリッと中はしっとり。添えられたブラックオリーブのタプナードやガルニのグリーンアスパラも佳き役回りを演じていました。そしてViand(ヴィアンド)には八戸産『美保野ポーク』の肩ロースのロティ ソース・ムタルド『Rôti de Porc Sauce moutarde』。表面は香ばしくグリルされ中はドンピシャの火入れ、ガルニにはズッキーニとヤングコーン、甘唐辛子、更には追加で歯を立てずども口の中でトロケル『牛ホホ肉』の赤ワイン煮込み『Boeuf Bourguignon』。Dessertは『マンゴー』のグラースが添えられたPunch aux Fruits。Caféにエスプレッソ、カヌレにて小坂シェフの費用対満足度の高いDéjeunerのコースはひと通りです。野菜の使い方が絶妙であり色々なアプローチで口の中を楽しませてくれた小坂シェフの料理はとても軽やかで食後感も抜群に良くもう少し食べたいと思わせる安定的に美味しい料理の数々に身も心も満たされたのでありました。
La bonne nourriture rend les gens heureux…『le mouron des oiseaux』
八戸遠征二日目のDînerは八戸ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダムのご夫妻が二人三脚で営まれる『le mouron des oiseaux』さんへ久しぶりに再訪させていただきました。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフとして腕を揮われていた2008年~2009年には二年連続、Michelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた八戸フレンチ界の牽引役。席はクロスが掛けられた店内を全て見渡すことの出来るChef's Table席に取らせていただき今回の料理はシェフのお任せDînerコースです。アペリティフには『Dom. du Bicheron Crémant de Bourgogne Blanc de Blancs』を料理は八戸産『生海胆(ナマウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛けのテッパンのAmuserからスタートです。この皿は前述の『Cogito』さん時代から小坂シェフがずっと供されている不変的なお馴染みのひと皿です。Entrée Froide(冷前菜)は全二皿で前半には『桜姫鶏(サクラヒメドリ)』のGalantine(ガランティーヌ)とピクルスのひと皿。鶏肉の骨を除いて詰め物をしたものを低温で茹でてアスピックで覆い冷たくして提供されるこれぞ『Galantine』のひと皿です。後半には先月、商業捕鯨の再開で八戸港に水揚げされた巨大な『ミンク鯨(クジラ)』のCarpaccio(カルパッチョ)、Aioli provençale(アイオイソース)、仕上げにParmigiano reggiano(パルミジャーノ・レッヂャーノ)が削り掛け供されました。Cayenne pepper(カイエン・ペッパー)の辛味とアーモンドの香味と胡桃(クルミ)の滋味が佳きアクセント。Entrée Chaude(温前菜)も二皿で前半には薫香を纏わせられた鼻腔を擽ぐる香ばしい『焼鮎(ヤキアユ)』に鮎飯(アユメシ)ならぬ鮎(アユ)のRisotto grillé(焼リゾット)。鮎(アユ)の腑腸(フワタ)のDuxelle(デュクセル)が織り成す味わいはフレンチでありながら和のエッセンスを感じさせてくれる一皿。もうひと皿は『Foie gras(フォアグラ)』のSauté(ソテー) 五戸椎茸とひよこ豆、根菜類のスープ仕立て。濃厚な味わいの『Foie gras(フォアグラ)』もこうやっていただくとこうも印象が異なるんだと新鮮味を感じるひと皿。Entréeを兼ねたHors-d'œuvreの4皿の後はPlatのPoisson(ポワソン)には『金目鯛(キンメダイ)』のPoêlé(ポワレ)。皮目はパリッと中はしっとり。彩りのグリーンアスパラ、ミニトマトも佳き役回りを演じています。そしてViand(ヴィアンド)には『仔羊(コヒツジ)』のRôtir(ロティ)。表面は香ばしくグリルされ中はドンピシャの火入れ、ガルニには茄子(ナス)とトマト、甘唐辛子、Dessert(デセール)は『黒胡麻』のBlanc-manger(ブラン・マンジェ)、ココナッツのスープ。Caféにエスプレッソ、カヌレにて小坂シェフの費用対満足度の高いお任せDînerコースはひと通りです。色々なアプローチで口の中を楽しませてくれた小坂シェフの料理の数々はとても軽やかで洗練されており食後感も抜群でした。食後は小坂夫妻に見送られ外に出ると其処は霧にむせぶ何ともムーディーな夜でした。正に『La bonne nourriture rend les gens heureux』≒『美味しい料理は人を幸せにしてくれる』
Je voudrais les prendre a emporter…『le mouron des oiseaux』
Facebookに投稿された『le mouron des oiseaux』https://www.facebook.com/le.mouron.des.oiseaux/さんの小坂シェフと『Voila』https://www.facebook.com/Voila.aomori/さんの清水シェフの2人のシェフが『Stay Home』を応援するために緊急企画された「おうちでパスタ!パスタソースをセットコラボで販売いたします。冷凍保存できるので忙しい主婦の味方になる品です。4月18日(土)11時〜13時ころ、引き渡し場所 ボワラ、限定10セット。ル・ムロン・デ・オワゾ パスタソース×2個+ボワラ パスタソース×2個≒2,000円+8%tax、1袋2人前、合計8食分。おうちで茹でたパスタにあえるだけ。気になる方はお気軽にDM、お電話でご連絡ください。手探りな企画で急なご連絡になりました。今回限りになるか今後継続していくかもまだまだ未定なコラボとなります。」という限定10セット限りの中の1セットを運良くゲットすることができました。Facebookでの告知から数時間後には『完売御礼』の投稿がされておりましたので稀少なパスタソースを手にすることが出来て幸運でした。ということで早速、単身赴任先の盛岡のマンションの部屋で『Stay Home』& 『Self Cooking』です。『le mouron des oiseaux』さんのパスタソースは八戸産の『桜鱒(サクラマス)』のクリームパスタソース。とのこと。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフを務められていた時には二年連続、Michelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた方、そのシェフが一体どんなパスタソースに仕上げられるのか弥が上にも期待は高まります。パスタソースに添えられていた「パスタを茹でる時は塩を入れて茹でてください。お好みでバターかオリーブオイルとチーズで和えてお召し上がりください。」の『Recette』に従い少量のバターを使い『Self Cooking』です。『桜鱒(サクラマス)』は『鮭(シャケ)』の仲間です。秋から冬に掛けて生まれた卵は川底で越冬し翌年の春に孵化します。稚魚は1~2年川の上流で暮した後に海へと下ったものを『桜鱒(サクラマス)』、そのまま川に残るものが『山女魚(ヤマメ)』と呼ばれます。この二つの魚は同じ卵から孵化したにも関わらず姿形も味も全くの別物です。海へと下った『桜鱒(サクラマス)』は1年後に生まれた川に再び遡上してきます。その戻ってくる時期がちょうど桜の咲く頃である事から『桜鱒(サクラマス)』と呼称されるという説と身の色が桜色であることから『桜鱒(サクラマス)』という説とがあるようですが海や河川の環境変化により最近では漁獲量が激減し高級魚へとなりつつあります。そして『桜鱒(サクラマス)』は身に脂が乗っているのにあっさりとした味わいであり日本料理店でも木の芽焼等で供される魚です。その稀少な魚をパスタソースとして使われるのですから期待値も高まります。実食した感想はフランス料理の基本である『sauce béchame(ベシャメルソース)』から造られた『桜鱒(サクラマス)』のパスタソース、如何にもフレンチシェフらしいソースの美味しさが際立ったものでした。しかし料理人さんって流石ですよね。同じパスタソースを使い作っても完成度のクオリティの差が歴然ですから。。。
八戸のフレンチ界を代表する…『le mouron des oiseaux』
心と身体の免疫力をアップさせる為に向かった先は八戸ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダムのご夫妻が二人三脚で営まれる『le mouron des oiseaux』さんへ再訪させていただきました。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフを務められていた時には二年連続、Michelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた方です。今回は友人を誘って二人での訪問でしたが新型コロナウイルス感染防止の対策としてソーシャルディスタンスの確保ということで店奥にある6人掛のテーブルが置かれた個室を使わせていただきました。Amuser(アミューズ)には『Cogito』さん時代から供されている『生海胆(ナマウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛けからスタートです。八戸産の『北紫海胆(キタムラサキウニ)』が使われた不変的な美味しさに全くブレはなく心底、美味しいと言わしめる皿の後には大好きな食材のひとつである八戸産の『柳蛸(ヤナギダコ)』と馬鈴薯(ジャガイモ)を使ったサラダ仕立てのEntrée Froide(アントレ・フロワード)です。柔らかさの中にも咀嚼感が楽しめる『柳蛸(ヤナギダコ)』は『鮑(アワビ)』等を食べている『蛸(タコ)』なので、その味の濃密さが圧倒的に違うのが特徴です。噛み締める度に旨味と滋味が口中に広がります。Entrée Chaude(アントレ・ショード)にはフレンチの定番料理のひとつ『エスカルゴの香草バター焼』と続きました。そしてSoupe(スープ)には冷製の『南瓜(カボチャ)』のポタージュ。南瓜(カボチャ)の自然の甘みを楽しみつつ旨味が五臓六腑に染み渡るしみじみ美味しいポタージュです。そしてメインの魚料理のPoisson(ポワソン)には皮目をパリッと中をしっとりと焼き上げられた『真曹以(マゾイ)』のポワレ ナージュ仕立、肉料理のメインのViande(ヴィアンド)には八戸近郊で肥育されたブランド牛『倉石牛(クライシギュウ)』の頬肉を使った『牛ホホ肉の赤ワイン煮』。歯を立てづとも口の中でホロホロとトロケゆく牛頬肉は絶品でした。Dessert(デゼール)にはキャラメルアイスをチョコの焼菓子でサンドした『デリスショコラ』、Café(カッフェ)にエスプレッソをいただきDéjeunerのBコースはひと通りです。今回は車での訪問ゆえノンアルコールのワインを合わせていただきましたが真に美味しい料理はお腹の中に変に溜まりません。小坂シェフの供される料理はもう少し食べたいと思わせる程が良い料理。流石、『⭐️(ヒトツボシ)』シェフであり八戸のフレンチ界を代表する正真正銘のトップシェフです。八戸遠征時には欠かすことの出来ぬ一軒『le mouron des oiseaux』さんオススメします。
HACHINOHE BOUILLABAISSE Festa 2020…『le mouron des oiseaux』
八戸ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダムのご夫妻が二人三脚で営まれる『le mouron des oiseaux』さんへ久しぶりに再訪させていただきました。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフを務められていた時には二年連続、Michelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた方。席はシックなクロスが掛けられた店内を全て見渡すことの出来るテーブル席に取らせていただき今回いただいた料理は『八戸ブイヤベース』の基本コースにアミューズを1品追加していただいたアレンジ版の『HACHINOHE BOUILLABAISSE Festa 2020』http://www.hhrp.jp/hbb/shop/index.html のコース料理です。Amuser(アミューズ)には『Cogito』さん時代から供されている『生海胆(ナマウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛けからスタートです。Entrée Froide(アントレ・フロワード)には八戸産の『真鯛(マダイ)と赤蕪(アカカブ)のカルパッチョ』のサラダ仕立、Entrée Chaude(アントレ・ショード)にはバルサミコで味わう八戸のブランドポーク『美保野ポークのコンフィ』のサラダ仕立、野菜の自然の甘みと美味しさがストレートに感じられる『Salade de légumes grillés(焼野菜のサラダ)』を味わいコースのメインの『HACHINOHE BOUILLABAISSE』の登場です。當日の具材には『真鱈(マダラ)』、『滑多鰈(ナメタカレイ)』、『槍烏賊(ヤリイカ)』、『蛸(タコ)』の四種類の八戸産の海の幸に青森産の『帆立(ホタテ)』の稚貝(チガイ)に遠洋ものの『赤海老(アカエビ)』の全六種。八戸産の魚貝類を最低四種類使うという『八戸ブイヤベース憲章』をクリアされたソレは魚貝類の旨味を絞り出したBouillon(ブイヨン)にPastis(パスティス)の香りを加えられた濃厚なスープ。具材は火入れに拘られており中でも『滑多鰈(ナメタカレイ)』のキュイールは白眉の美味しさでした。そして『HACHINOHE BOUILLABAISSE Festa』の愉しみのひとつでもある『1度で2度美味しい』はブイヤベーススープで炊かれた魚貝類の旨味が秀逸なリゾットにパリパリに揚げられたカダイフの食感をアクセントにしたひと皿です。デセールにはマロンのムースにメレンゲと栗のグラースが添えられた『Châtaigne(シャテーニュ)』、エスプレッソ(Un café s’il vous plait.)をいただきアレンジしていただいた2/1~3/31の期間で開催された『HACHINOHE BOUILLABAISSE Festa 2020』http://www.hhrp.jp/hbb/shop/01.html の『le mouron des oiseaux』さんのコース料理はひと通りです。
Michelin Guide『⭐️』の実績と実力…『le mouron des oiseaux』
八戸の高台、東白山台ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダム夫妻が営まれる『le mouron des oiseaux』さんへ前夜から引続き友人のアテンダント役として再訪させていただきました。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布『cogito』さんでシェフを務められていた時には二年連続、Michelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた方。シックなクロスが掛けられた店内を全て見渡すことの出来るテーブル席にてアペリティフには『NICOLAS FEUILLATTE Brut Reserve Particulieve』、料理は『cogito』さん時代から供されている『ムラサキ海胆(ウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛けのお馴染みのアミューズからスタート。八戸産の『ムラサキ海胆(ウニ)』がたっぷりと使われた不変的な美味しさに全くブレはなく心底、美味しいと言わしめる皿の後には大好きな食材のひとつである八戸産の『柳蛸(ヤナギダコ)』とツルムラサキを使ったサラダ仕立てです。柔らかさの中にも咀嚼感が楽しめる『柳蛸(ヤナギダコ)』は主に『鮑(アワビ)』を食べている『蛸(タコ)』ゆえ、その味の濃密さが圧倒的に違うのが特徴です。噛み締める度に旨味と滋味が口中に広がります。スープには冷製の『玉ねぎ』のポタージュ。玉ねぎの自然の甘みを楽しみつつ旨味が五臓六腑に染み渡るしみじみ美味しいポタージュ。そして『槍烏賊(ヤリイカ)』のリゾット カプチーノ仕立ての皿と視覚と味覚を同時に楽しませ絶妙な温度感と味の抑揚がつけられた皿に魅了されます。ポワソンには皮目をパリッと中をしっとりと焼き上げられた『真曹以(マゾイ)』のポワレにペンシルアスパラのガルニエールをブロッコリーのソースとともに味わいメインのヴィアンドにはフランス産の『鶉(ウズラ)』のグリエは丸太切りにされローストされた『白葱(シロネギ)』と『トマト』が佳きアクセント。デセールには香ばしいアーモンドとココナッツの『ブラマンジェ』にキャラメル味の『グラース』が添えら『エスプレッソ』ダブルと『カヌレ』にて小坂シェフのお任せコース料理はひと通りです。料理に合わせてアロマティックな味わいでオークの樽香が心地良い『La Vieille Ferme Blanc』に肌理細やかなタンニンと心地良いアフターテイストが楽しめる『DOMAINE de la Corbieres』とのマリアージュを愉しませていただきました。真に美味しい料理はお腹の中に変に溜まりません。小坂シェフの供される皿はもう少し食べたいと思わせる程が良い料理。流石、『⭐️(ヒトツボシ)』シェフであり八戸のフレンチ界を代表する正真正銘のトップシェフです。
12 janvier 2019 déjeuner …『le mouron des oiseaux』
盛岡から再び新幹線はやびこ号に乗込み八戸ヘ。目指すは八戸の高台にある高級住宅街 白山台ニュータウン内に店を構えられ八戸のフランス料理界を代表されるトップシェフであるオーナー小坂 学さんとマダム優子さんの店『le mouron des oiseaux』さんです。小坂シェフの経歴を簡単に書記しますと本国フランスで研鑽を積まれた後に西麻布『cogito』さんでシェフを務められミシュランでは⭐️(ひつとぼし)の評価を二年連続獲得された実績を持たれています。小坂シェフが独立された後には『cogito』さんには⭐️(ホシ)が付かなくなったことからもシェフの功績が如何許りだったかを推察することが出来るかと思います。小坂シェフが腕を揮われる厨房に向かい合わせでテーブルクロスが掛けられたいつものシェフズテーブルにてdéjeunerのお任せコースを供していただきました。アペリティフには『NICOLAS FEUILLATTE Brut Reserve Particulieve』から料理は前述した『cogito』さん時代から供されている『生海胆(ナマウニ)』に人参のピュレとコンソメジュレのお馴染みのアミューズからスタート。オードブルの皿は多皿構成で大好物のひとつである『北寄貝(ホッキガイ)』のサラダ仕立てのアントレ・ショードに柚子香る『百合根(ユリネ)のロワイヤル』のアントレ・フロワド、そして野菜の自然な旨味が楽しめる彩り鮮やかな焼き野菜をパースニップのソースで味わう皿へと繋がれ味が濃厚さを増して来た『くもこ(真鱈の白子)』のポワレと温度感と味の抑揚をつけられた皿で満たされます。ポワソンには『鮎魚女(アイナメ)のポワレ』ナージュ仕立、そしてヴィアンドには深浦町の黒毛和牛『あおもり深浦牛のロースト』、デセールには『ショーソン・オ・ポム』、エスプレッソのダブルに『カヌレ』にてシェフお任せ料理はひと通りです。料理に合わせてAOCリュベロン『La Vieille Ferme』にIGPロワール『LIE UBEAU』SAUV IGNON、『Côtes du Rhône rouge Terra Vitis 2017』とのマリアージュを愉しませていただきました。『Les plats qui vous apportent un sourire』=『料理は人を幸せにしてくれるもの』。小坂シェフの供される皿はもう少し食べたいと思わせる程が良い料理。流石、ミシュランが認めた⭐️(ひとつぼし)の実績を持たれたシェフであり八戸のフレンチ界を代表されるトップシェフの料理は別格です。
10 Août 2018 déjeuner …『le mouron des oiseaux』
西麻布『cogito』さんでシェフとして腕を揮わられていた2008年~2009年と2年連続で赤本 東京版にて⭐️(ひとつぼし)を獲得された実績を持たれる実力派の『小坂 学』オーナーシェフとマダム『小坂優子』さんが営まれる東白山台の高台に店を構えられる『le mouron des oiseaux』さんへの定期訪問です。席は小坂シェフが腕を揮われるキッチンの中の様子を唯一、直視出来、尚且つ店内のテーブル席を見渡すことのできるいつものテーブルクロスが掛けられたシェフズテーブル席にて。アペリティフにはボルドー産のスパークリングワイン『 Cremant de Bordeaux Chamvermeil 』から料理は『cogito』さん時代からの不変のひと皿ではなく八戸産の活けの『穴子(アナゴ)』のフリットと自家製の胡瓜(キュウリ)のピクルスのアミューズからスタートです。揚げたて熱々の『穴子(アナゴ)』のフリットに絶妙なピクルスの酸味が身体にすっーと染み渡ります。続いて供された皿は和歌山産の『香魚(アユ)』のグリエのサラダ仕立て。『鮎(アユ)』の腑腸(フワタ)と黒オリーブのアクセント。日本料理であれば『鮎(アユ)』には『蓼酢(タデス)』が欠かせませんがパセリやアネットのビネグレットで和の鮎料理にも相通じるひと皿に仕立てられたの提供に親しみを感じました。そして八戸が誇るブランドポーク『美保野豚(ミホノポーク)』の塩漬のローストにディジョンマスタードにエスペレットを使ったひと口大の豚肉のローストを野菜とともに味わう如何にも小坂シェフらしい構成の3皿の後には『白桃(ハクトウ)』の冷製カッペリーニの登場です。ミニトマトのアイコを使ったソースに甘味のある『白桃(ハクトウ)』、口元に涼を運んでくれる一皿に続きポワソンには『曹以(ソイ)』のポワレ 菊菜のソース。皮目はパリッと身はふんわりとした火入れ加減は絶妙です。そしてヴィアンドには小坂シェフの故郷 五戸町産の『倉石牛(クライシギュウ)』の和牛ほほ肉の赤ワイン煮。ホロホロと繊維状に解れる頰肉と添えらたコールラビとの食感のコントラストが妙味。デセールには『白桃(ハクトウ)』のコンポートに『白桃(ハクトウ)』のソルベにヨーグルトのグラニテにシャンパンの泡を加えた目にも美しい一品にエスプレッソのダブル、プティ・フールの『カヌレ』にてひと通りです。今回も満腹感と満足感で満たされた小坂シェフのランチのお任せコース。やはり実力派シェフの造られる料理はひと味もふた味も違います。八戸遠征時には欠かすことの出来ぬ一軒『le mouron des oiseaux』さんオススメします。
八戸の実力派French Restauraut…『le mouron des oiseaux』
西麻布『cogito』さんにてシェフとして腕を揮わられていた2008年、2009年と2年連続で赤本⭐️(ひとつぼし)を獲得された実力派の『小坂 学』オーナーシェフとマダム『小坂優子』さんが営まれる『le mouron des oiseaux』さん。最近、定位置となってきたテーブルクロスの掛けられたシェフズテーブル席にて。ジョエル・ロブション氏が認めた依田輝明シェフの銀座『レ・ザンジュ』で研鑽を積まれた後に渡仏された経験を持たれる小坂シェフの料理は『cogito』さん時代からの不変のひと皿でもある八戸産の『海胆』と人参のピュレにコンソメジュレを掛けたアミューズの皿から。アペリティフにはchampagneからスタート。料理は順に八戸産の『穴子』のカダイフ巻にはパセリのソース、八戸産『鮃』のマリネと野辺地産小蕪のサラダ キウイのビネグレットと続き地場産のいろいろな焼野菜にはカリフラワーのソースが合わせられ、フルーツトマトの冷製カッペリーニ、そしてポワソンには八戸産『幸神(コウジン)メヌケ』のポワレはメヌケと浅蜊のナージュ仕立、高級魚の『幸神(コウジン)メヌケ』が供されるとはとても嬉しく有難い限り。火が入れらてもしっとりとした身質でシコシコとした歯触りが楽しめるのが幸神メヌケ。程良い脂がのっており皮目の部分が特に美味。ヴィアンドには軽く薫香がつけられた『アニョー・ド・システロン』の肩ロースのシンプルなローストに仔羊のソーシソン添え。ガルニにはトマトとジャガイモのグリル。噛み締める度に口中に広がる肉の旨味、やはりフランス産の仔羊の肉はNZ産やAU産のソレとはひと味もふた味も美味しさのレベルが違います。デセールにはゴマのブラマンジェ ココナッツスープと季節のフルーツ。エスプレッソ、プティ・フールのカヌレにてひと通りです。今回も満腹感と満足感で満たされた小坂シェフのランチのお任せコースご馳走様でした。去る 7月2日には『三沢KIZAN』さんを会場にして小坂シェフによるディナーの美食会が開催され大盛況だったとか。八戸遠征時には欠かせない一軒が『le mouron des oiseaux』さんです。
7 mai 2018 déjeuner …『le mouron des oiseaux』
八戸の高台 白山台ニュータウン内に店を構えられる『le mouron des oiseaux』さんにて。『小坂 学』オーナーシェフとマダムの『小坂優子』さんの満面の笑みで迎えられ初めて座る店内が一望出来るシェフズテーブルへ。アペリティフには多くの三ツ星レストランのハウス・シャンパーニュに採用されている『HENRIOT blanc de brut champagne 』。小坂シェフは西麻布の『cogito』さんでシェフを務められていた時には二年連続で赤本にて⭐️(ひとつぼし)を獲得されている実力派の敏腕シェフ。料理は新玉ねぎのポタージュに『フォアグラ』とコンソメジュレのアミューズから順にオードブルは八戸産『本鱒(ホンマス)』のミ・キュイ、軽く付けられた薫香が食欲を刺激しする皿と厚み3㌢超もの肉厚の立派な直撒きの『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』のカダイフ巻のアメリケーヌソースの皿にはにはシトラス系の酸とキレのある果実味が愉しめるフランス『LIEUBEAU Muscadet』とのマリアージュを楽しませていただきました。ポワソンには皮目をパリッと中がしっとり仕上げられた『鮎魚女(アイナメ)』のポワレのカプチーノ仕立。菜花のソースで味わう鮎魚女。久しぶりに鮎魚女が美味しいと感じたひと皿でした。そしてメインであるヴィアンドにはプロヴァンス地方のシステロン産の『仔羊(コヒツジ)』の肩肉のコンフィのクスクス添えにはフランス『Château Pesquié Édition 1912m』、プルーンを思わせるブラックベリー系の酸と細やかなタンニンが皿に寄添います。デセールは作り立ての『カスタードプディング』、エスプレッソダブル、フィナンシェの『カヌレ』にて小坂シェフのお任せコース料理はひと通りです。今回はじめて座らせていただいた席は小坂シェフの調理のライブ感を目の当たりに出来る唯一無二のテーブル席。料理もベストなタイミングで供され身も心もお腹も充分に満たしていただきました。次回からはこのテーブルを定位置にしていただきたいと切に思った次第。
14 avril 2018 dîner …『le mouron des oiseaux』
Petit Déjeuner(モーニング)は『origo』さん、そして déjeuner(ランチ) はカジュアルフレンチの農風Kitchen『YuI』さん、そしてdîner(ディナー)は八戸郊外の高台の新興住宅地のニュータウンの一角に店を構えられる『le mouron des oiseaux』さんにてと朝から夜までフレンチ尽くしの食事を愉しませていただいた4月のと或る日。さて、『le mouron des oiseaux』のオーナーシェフである『小坂 学』シェフは赤本東京版にて二年連続で⭐️(ひとつぼし)を獲得した経験を持ち青森の七人の侍シェフにも名を連ねられる方。マダムの優子さんの満面の笑みで迎えられテーブル席へ。料理は二年連続で⭐️(ひとつぼし)を獲得した西麻布の『cogito』さん時代から供されている青森産の『生海胆』と人参のピュレ、コンソメジュレ掛けの皿からはじまりアントレは多皿構成で八戸産の『シラウオ』のコンフィ。風味付けにフランス産のバスク地方のエスプレットを使われた一皿と八戸産『美保野ポーク』のバラ肉のコンフィにイチゴやアーモンドをトッピングしたバルサミコドレッシングのサラダ仕立てのひと皿。スープは『新玉ねぎ』の自然な甘みが身体に優しく染み渡る新玉ねぎとジャガイモのポタージュ。オードブルには肉厚の天然『帆立貝柱』のポワレに独活のピクルス、ブロッコリー、スナップ豌豆、新玉ねぎ、金美人参、紅芯大根等の季節の野菜。ポワソンには皮目をパリッと焼き上げた『曹以(ソイ)』のポワレとハート型の帆立の稚貝のカプチーノ仕立て。魚貝類のヒュメのエスプーマにはニンニクのニュアンスも感じられ食欲中枢を刺激します。ヴィアンドにはシストロン産の『仔羊』のロッティ、部位はラムショルダーで肉質が軟らかく脂も良質で甘みがありとても美味。デセールにはプリンアラモード、エスプレッソ、フィナンシェのカヌレにて小坂シェフお任せのコース料理はひと通りです。今回も費用対満福度の高いコース内容で料理に合わせワインとのマリアージュを愉しませていただき感謝です。
赤本☆(ひとつぼし)のシェフが腕を揮う…『le mouron de oiseaux』
八戸郊外の高台の新興住宅地の白山台ニュータウンに佇む『le mouron de oiseaux』さん。西麻布の『cogito』さん時代には料理長として赤本⭐️(ひとつぼし)を取られている小坂 学シェフとマダムの満面の笑みで出迎えられ柔らかな日差しに包まれる窓際の唯一 クロスが掛けられた店内が見渡せるテーブル席へ。一体どうしたんだろう?と困惑しつつも内心は物凄く嬉しかったりして。NicolasFeuillatteブルーラベルの『Champagne』をアペリティフに所望しアミューズには熱々の玉ねぎのタルトと玉ねぎのブリュレ、別皿にて『くもこ』=『真鱈の白子』のムニエルに刻んだジャンポン 菊菜のソース、そして八戸沖で水揚げされた『生鮭』の瞬間燻製と赤大根、リーキ、クスクスのサラダ仕立。桜のチップで薫香をつけられた『鮭』が白眉の美味しさ。スープにはシューと宮城県産の『牡蠣』を使ったロワイヤルのミルク風味。『トリップ』と虎豆のトマト煮込と続きポワソンには皮目をパリッと身をしっとりと仕上げられた八戸産の『ソイ』のポワレ、菊菜のソースに魚介のヒュメのエスプーマ、ポワレの下にはサフランと岩海苔のリゾット、ヴィアンドには絶妙な火入れをされた黒毛和牛種の『小川原湖牛』のランプ肉のローストに茄子、インゲン、紅芯大根、絹さや、人参、蕪、ブロッコリーの地物のたっぷりの野菜とともに。デセールは焼き立ての『アップルパイ』にシナモンを効かせた『紅玉のジェラート』とイチゴとジュレの二段構え。アップルパイの中にはキューブ状にカットされたリンゴが収められており食感の佳きアクセント。エスプレッソにフィナンシェにカヌレにて小坂シェフのランチのお任せコース料理はひと通りです。料理に合わせてワインとのマリアージュも少しだけ、抑え気味に愉しませていただきました。
八戸の高台に佇む人気のフレンチ…『le mouron de oiseaux』
八戸ニュータウン内に店を構えられる『le mouron de oiseaux』さん。西麻布の『cogito』さんで腕を揮われていた『小坂シェフ』とマダムと若い女性スーシェフの御三方で切盛りされている人気のフレンチ。いつもの席にてアペリティフには『DRAPPIER TRES VIEUX MARC de la Champagne』、料理は『cogito』さん時代から供されている小坂シェフ不変のひと皿『生海胆』と人参のピューレのアミューズから。オードブルには八戸の前沖産の『真鯖』をメインにズッキーニ、パプリカ、秋茄子等で作られた『テリーヌ』をキウイの味がする『サルナシ』とミニトマトのソースで味わいます。スープは三陸産の『ムール貝』のサフラン風味のスープと続きポワソンには陸奥湾産の『真鯛』のポワレ菊菜のソース、ワインは南仏ラングドック産のすっきりとしたシトラス系の酸が特徴のヴィオニエノヴェルメンティーノを合わせヴィアンドの『仔羊のロースト』には王道のカベルネソーヴィニヨンを合わせ料理とのマリアージュを愉しませていただきました。デセールは焼きたて熱々の『洋梨のタルト』に冷たい自家製の『バニラアイス』の暖と冷の異なるふたつの温度帯のものを同時に楽しみつつエスプレッソダブルに『カヌレ』でひと通り。地場産の野菜を魚貝類、肉類と組みわせるのが小坂シェフの『オワゾ』さんでの手法。今回も美味しい料理と心温まるおもてなし。ご馳走様でした。
小坂シェフの安定感のある料理…『le mouron de oiseaux』
八戸に足を延ばした際に定期的寄せて戴いている『le mouron de oiseaux』さん。アペリティフはいつもは泡ですがマダムの奨めで時には気分を変えて十和田ふじもり農園産のバジルを使ったソルベをシードルで割った爽やかな一杯からスタート。料理は『オワゾ』さんの定番のアミューズ八戸産の『生海胆』と人参のピューレのコンソメジュレ掛け、生海胆が美味しい時期になってきました。明礬の存在を余り感じさせぬ自然の甘みが後を引く味わいでいつもの一品がひと味もふた味も違う印象を受けました。もう一皿はバスク地方の郷土料理『ピキオ』。赤いパプリカの中に詰め物をした料理でトマトのクーリーで涼し気なひと皿。アントレは多皿構成で『エスガルゴ』の香草バター焼とサラダ。後半には『ホタテ』のポワレと焼野菜、エスプーマの下には『ボタン海老』のクリュのサラダ仕立て。グレープフルーツの心地良い酸味が食欲中枢を刺激します。スープは『新玉ねぎ』の冷製ポタージュ、ポワソンには皮目をパリッと中はしっとり仕上げらた八戸産『黒曹以(クロソイ)』のポワレと小川原湖産のシジミのナージュ仕立て、ビィアンドはしっかりとした咀嚼感を楽しめ脂の甘みを感じる八戸産『美保野ポーク』の肩ロース肉のロースト ソース・ムータルド。デセールはサクランボとフランボワーズのブラマンジェ、エスプレッソのダブルとカヌレでコース料理はひと通り。料理に合わせてシャルドネとカベルネソーヴィニヨンを楽しませていただきました。いつ伺っても安定感のある小坂シェフの料理。この安定感こそが『le mouron de oiseaux』さんの持ち味かと。
安定的な美味しさが楽しめる…『ル ムロン デ オワゾ』
八戸ニュータウンの高台に佇む『ル ムロン デ オワゾ』さん。八戸遠征時には定期的に足を運ばせていただいている一軒であり今回のレビューは『八戸ブイヤベースフェスタ2017』開催中に寄せていただいた時のものです。ブイヤベースコースのアミューズは『オワゾ』さんの不変の定番料理であるお馴染みの『生海胆と人参のピューレ』の皿からスタート。オードブルは多皿構成で肉厚の帆立貝柱をふっくらと焼き上げた『帆立貝柱のポワレとカリフラワーのピューレ』は帆立の持ち味の甘みと旨味が同時に味わえる一品。そしてコンソメで煮て香草バターで焼き上げる『エスカルゴの香草バター焼』はガーリックの効いた香草バターの香ばしさが食欲をそそる一品でフランスの感性が作り上げた味わい。バターソースも残さずバケットともに味わいました。メインの料理は『八戸ブイヤベース』です。當店の小坂シェフの言葉をそのまま拝借すると魚介への火入れにはとことん拘り香ばしいカリッとした食感に仕上がるように心掛けられスープは八戸の魚貝類の旨味がびっしり詰まった本格派で粗めに魚介を裏漉した後に更に搾りに搾って魚の香りと旨みを最後まで搾ったスープとのこと。そのブイヤベースに使われていた魚貝類は鮎魚女(アイナメ)、鱈(タラ)、槍烏賊(ヤリイカ)、赤海老(アカエビ)、帆立の稚貝(チガイ)の全6種。八戸ブイヤベースお約束の『二度美味しい』は昨年と同様に『焼きリゾット』にスープをかけシンプルに味わうというもの。アイオリソースで深みを増したスープは流石に美味。デセールは焼き立て熱々の『アップルパイ』に珈琲、そして『カヌレ』が振る舞われコース料理ひと通りです。やはり渡仏経験があり都内の『赤本★付の店』でも腕を揮われていた小坂シェフの作られる料理は安定的な美味しさです。御馳走様でした。
安定感抜群の美味しさ…『le mouron des oiseaux』
八戸ニュータウンの高台に店を構える『le mouron des oiseaux』さん。八戸遠征時には『voila』さん同様に出来る限り定期的に寄せていただいている一軒です。今回戴いた料理はランチのシェフお任せのコースです。シャルドネからスタート。アミューズはもはや説明は不要の『オワゾ』さんの不動の一皿『海胆と人参のコンソメジュレ掛け』から。オードブルには『鮃』とツルムラサキに人参、パプリカにズッキーニ等の地場野菜七種類で作られた『テリーヌ』に『いくら』が散りばめられた色彩色豊かな一品。ポワソンは『槍烏賊のクスクス』、アントレには五戸町産の『黒毛和牛のランプ肉のグリエ』、肉料理にはボルドーの赤を合わせマリアージュを愉しませていただきました。デセールは『白桃のコンポート』、そしてエスプレッソとともに『カヌレ』をいただきコースはひと通りです。いつ寄せていただいても安定的に美味しい料理と笑顔で出迎えてくださる小坂シェフとホール担当の奥様。コストパフォーマンスの高い人気店です。
高台に佇む人気のフレンチの店…『le mouron de oiseaux』
三か月ぶりに再訪させていただいた『le mouron de oiseaux』さん。今回は『シェフお任せ』のコースの料理をいただきました。料理は小坂シェフが以前、腕を揮われていた『cogito』さんで馴染み深い前菜の一皿だった『生海胆と人参のピュレ』から。前回と同じ皿からのスタートしコーンのグラタンタルトが添えられたコーンのカップスープと続きフランス料理の鰻のマトロートの変型版で八戸産の穴子を使った『焼リゾットと穴子のマトロート』茄子のポアレ添え『桜鱒と鮪、帆立のタルタル』のサラダ仕立てと続いた後、前回見覚えのある『フォアグラのポワレ』と五戸椎茸バルサミコソースのイチゴ添えポワソンは『メバルのポワレ』ビネグレットクリュスタッセ、『グラニテ』を挟んでビィアンドは『倉石牛ランプ肉のロースト』、デセールはマンゴーにキウイ、バナナにバジルシード入りのフルーツポンチ、エスプレッソでひと通りです。料理に合わせ泡から入り白、赤とペアリングでワインを愉しませていただきました。供された料理はどれもそつなく美味しかったのですが全六皿の皿の中で1/3の二皿が前回と同じ内容の料理だったことには正直驚かされた次第ですが『海胆』も『フォアグラ』も好きな食材なので個人的には大きな問題はなしですが次回の訪問で果たしてどうなるか?とある意味興味が引かれます。
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2016/03のレビュー
リゾート系のホテルや商業集積のショッピングタウンが建ち並ぶ八戸ニュータウンの一角に店を構えられている『le mouron de oiseaux』さん。オーナーシェフの『小坂 学』氏は29歳で渡仏されパリをはじめとしてフランス各地のレストランで修業。凱旋帰国後は都内の仏蘭西料理店各処で腕を揮われた方。その中には赤本で★2008年、2009年と二年連続を獲得した西麻布の『cogito』さん等でのシェフ経験もある八戸を代表するアイアンシェフのひとりであり青森県主催の『あおもり七人の侍シェフ』にも名前を連なられています。今回のレビューは『八戸ブイヤベースフェスタ2016』での利用のものです。料理は『人参のピューレに生ウニをのせたっぷりのコンソメジュレ』をかけたアミューズ。先ずは『コジト』さんでの御馴染みの一皿から。この皿には、はっきりとした酸味のブルゴーニュのシャルドネを合わせてのスタート。『前菜』は紫大根や山葵菜等の色とりどりの野菜を使った『旬の野菜のポワレ』。エスプーマは魚介のフォンで白蕪のクーリーで楽しむ一品。野菜は自然の甘みが充分に引き出されておりエスプーマとペーストは上品な味わい。そして待望の『ブイヤベース』はアイナメにソイ、ヤリイカに海老に帆立の稚貝と具材の種類こそ少なく感じたものの具材自体のひとつひとつのポーションが大きい為か何ら不足感はなし。スープが多めに張られていたことも特徴的。皿をキレイにした後からブイヤベーススープで炊かれた『焼リゾット』を投入。此れがオムゾさん流の二度美味しいの提案。表面をカリッカリに焼き上げられた『焼リゾット』に熱々のスープがかけられリゾットを崩しながらスープとともにいただきました。そして主役である『ブイヤベース』を完全に喰ってしまった感のある『フォアグラのポワレ』と五戸産椎茸と焼きイチゴのひと皿には料理との重量感を合わせタンニン強めで重厚な味わいのボルドーのカベルネ ソーヴィニョンを合わせ旨味とのマリアージュを楽しませて戴きました。丁寧に下処理を施しポワレされたことにより薫り高くコクのあるフォアグラにほんのりと酸味のあるイチゴ、濃厚なフォアグラと爽やかな甘みのイチゴがよく合う春の訪れを感じるフレッシュで贅沢なひと皿。その後にフランス産のマロンにメレンゲ、ナッツにバニラアイスの食感が楽しい『マロンのムースと自家製バニラアイス』のデザートとエスプレッソと『カヌレ』を戴きブイヤベースコースの料理はひと通り。料理の味は勿論のことソムリエールである奥様の接客も実に気持ちの良いもので此処も定期的に寄せて戴きたいと思わせる素敵な店でした。八戸ブイヤベースコース3,780yen+500yen『フォアグラのポワレ』料理追加オプション代で今回の料理のコース代は4,280yen。
점포명 |
Le mouron des oiseaux(Le mouron des oiseaux)
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장르 | 프렌치 |
예약・문의하기 |
0178-51-8727 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
青森県八戸市東白山台3-1-1 |
교통수단 |
혼하치노헤 역에서 3,906 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥3,000~¥3,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners) |
좌석 수 |
20 Seats |
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개별룸 |
가능 2인 가능、4인 가능、6인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 店外に喫煙スペースあり |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
세련된 공간 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
테이크아웃 가능 |
아이동반 |
子供は遠慮した方が良いかも |
오픈일 |
2013.10.7 |
前夜の『Casa del Cibo』さんでのSpecialitàの料理の数々に興奮冷めやらぬ中、Déjeunerに向かった先は八戸ニュータウン内に店を構えられる小坂 学オーナーシェフと優子マダムのご夫妻が二人三脚で営まれる『le mouron des oiseaux』さんです。小坂シェフは渡仏経験もあり西麻布の『Cogito』さんでシェフとして腕を揮われていた2008年、2009年には二年連続でMichelin Guideで『⭐️(ヒトツボシ)』を獲得された実績と実力を兼ね備えられた八戸フレンチ界を代表するトップシェフです。コロナ禍の中でも當日も店内は満席でとても混み合っておりましたが優子マダムにお気遣いいただき店奥に設けられた唯一の個室へと通していただきました。今回いただいた料理はランチメニューのDéjeunerのBコースをベースに例によりましてアレンジをしていただいたものです。Apéritif(アペリティフ)には『Dom. du Bicheron Crémant de Bourgogne Blanc de Blancs』を料理は八戸産『生海胆(ナマウニ)』と人参(ニンジン)のピュレのコンソメジュレ掛け『Mousse aux carottes rouge,oursins et consommé en gelée』のテッパンのAmuser(アミューズ)からスタートです。この皿は前述した『Cogito』さん時代から小坂シェフがずっーと供されている不変的なひと皿で『Oursin de mer(ナマウニ)』と『Purée de carottes(ニンジンピュレ)』の自然の甘みに『Consommé(コンソメ)』の旨味が三位一体となり醸し出す味わいは既に完成型の領域に到達されているのではないでしょうか?Entrée(アントレ)は全三皿で先ずは目にも鮮やかな『赤蕪(アカカブ)』と八戸産の『真鯛(マダイ)』のマリネのサラダ仕立の皿が供されました。ビビットな『赤蕪(アカカブ)』のシャキシャキとした小気味良い食感と充分に寝かせ旨味を凝縮させた『真鯛(マダイ)』の舌にねっとりと絡み付くような異なる食感のコントラストがなかなかの妙味。二皿めには里芋を巻いた『桜姫鶏(サクラヒメドリ)』のガランティーヌ(Galantine)、そして八戸産のブランドポーク『美保野(ミホノ)ポーク』の田舎風パテ(Pâté de Campagne)の全三皿です。スープは『八戸ブイヤベース』の2度美味しいの『焼リゾット(Risotto grillé)』。Bouillabaisse(ブイヤベース)の魚貝類の旨味が凝縮されたスープを焼おにぎり的な焼リゾットでその旨味を余すところなく味わい魚料理のメインのポワソン(Poissons)には皮目はパリッと中はしっとりと仕上げられ身はホックホクの八戸産『真曹以(マゾイ)』のポワレ(Poêlé)、肉料理のヴィアンド(Viandes)には『美保野(ミホノ)ポーク』肩ロースのロースト ソースムータルド(Sauté de longe de porc sauce Mutard)に蜂蜜風味の『牛頬肉(ギュウホホニク)』の赤ワイン煮込み(Viande de joue de boeuf mijotée au vin rouge au goût de miel)、デセール(Dessert)には栗の旨味が存分に愉しめるティラミスにも似た『マロンムース(Mousse aux marrons)』、カッフェ(Café)に『エスプレッソ』そして『カヌレ(Canelé)』にて費用対満足度が抜群に高く尚且つ美味しく満腹になること間違い無しのDéjeunerの変型版のコース料理はひと通りです。野菜の使い方が絶妙であり色々なアプローチで口の中を楽しませてくれた小坂シェフの料理はとても軽やかで食後感も抜群に良く安定的に美味しい料理の数々に身も心も満たされ感無量です。