憧憬の鮨屋@千葉中央区
土曜日の夜です。
今夜は江戸川の花火大会。
浴衣姿の若者達を尻目に千葉までやってきました。
此方のお店はおよそ二ヶ月ぶり。
フロォワー様からのお勧めもあり、六月にお伺いしてみたところ、たしかにラッコの理想に凛と寄り添う名店。
その場で次回の予約を入れ、今日のこの日と相成りました。
ラッコの理想とは以下の五箇条。
一つ、お好み歓迎
二つ、一斉スタート? なんやそれ
三つ、十指にあまるつまみの数々
四つ、銘酒揃い
五日、鮨は白シャリに限る
フォロワー様から『あれっ? コースのみや一斉スタートのお店にも喜んで行ってはるやん』と問い詰められそうですが、ゆるゆるの理想なのでそこはご容赦を。
まぁ三つ揃っていればオッケーなんですよね。
中でもこちらはその五つの条件をすべてジャストミート。もはや理想を超え、憧憬にも似た心情を抱いてしまいます。
五時半に到着。
アイヤァ。残念。
ヅカ男系の可愛らしい、千葉大のアルバイト女子がいない。
せっかく年甲斐もなく、短パンポロシャツでオメカシしてきたのにぃ!
色白の素足とこの腿毛で笑いを取りたかった・・・\(//∇//)\
冗談はさておき、カウンターには既にお二方が着席中。ラッコは勝手に指定席と決めている一番奥に陣取ります。
いただいたものは以下の通り。
簡単なコメントを写真に記しておりますので、合わせてご覧ください。
呑んで食べての三時間半。
心地良くほろ酔い、足取り軽く総武線で新宿まで戻ります。
次回は十月。
決して派手さはありませんが、昔ながらの典型的な鮨屋の風情が色濃く残るこちらが好き。
魚の入れ替わりを楽しみに、しばらくは数ヶ月おきに通いつめようと考えております。
そしてご馳走さまでした。
<おつまみ>
●鯵の南蛮漬け
●枝豆
●赤貝と紐
●石垣貝と紐
●平貝炙り
●金太郎鰯:塩焼き
●鯵:なめろう
●もずく酢
●煎り銀杏
●小肌
●茶碗蒸し:梅
<握り>
典型的な白シャリ。米酢、塩と若干の砂糖
●新子
●真子鰈
●甘海老
●夢笠子
●中トロ:
●大トロ:蛇腹
●鰹
●穴子:お腹
●穴子:尻尾
●イクラ
●馬糞ウニ
●ネギトロ:手巻き
●万願寺とうがらし:細巻き
<お椀とデザート>
●万願寺とうがらし:つまみ
●甘海老の頭のお味噌汁
●シャインマスカット
<お酒>
●エビスビール:中瓶
●山城屋:Dry純米大吟醸超辛口、長岡
●無想:心静、純米吟醸、村上、大洋酒造
●鍋島:純米吟醸生、赤磐雄町、佐賀
●雨後の月:純米吟醸、雄町、呉
各一合なので、合計四合
理想の鮨屋@千葉中央区
土曜日の夜です。
千葉です。
船橋の三番瀬で長閑な昼下がりを過ごし、千葉に移動。
近くの新町天満宮に手を合わせ、五時半にお伺いします。
こちらは、敬愛するレビューアー様から『ラッコさんの流儀にピッタリだから、是非是非、お試しあそばせぇ〜』と、IKKOさんのような口調で囁かれていたお店。
あっ、別に外見の話では有りませんので、勘違いなさらないで下さい。
それでは、ラッコの流儀というか理想とは?
一つ、気ままな個別スタート=ラッコは馬じゃない
二つ、時間制限無し=後ろの予約は気が焦る
三つ、お好みオッケー=好きなモンを食べたい
四つ、気の利いたツマミの数々=だって酒呑みだもん
五つ、銘酒揃い=基本は四合
六つ、放置プレー=適切な間合い
七つ、見目麗しき女将の存在=甘えたい
八つ、広い席間隔=ゆったり、マッタリしたい
九つ、白シャリ=美しい、シャリは茶飯では無い
さてさて理想と現実の結果は後半に回すとして、本題に。
自動ドアのボタンをポチッ。
クリックリのパッチリお目眼の女子と視線が合います。
えっ、山崎紘菜?
TOHOシネマズで、本編前の宣伝に出てくる女優さんにクリソツ。
長身なので、まさに現役のヅカ男。
可愛い。うん。どストライク。
食べる前から再訪、決定!
『予約の●●です』とドキドキしながら呟くラッコ。
『カウンターの奥にどうぞぉ~』と現役ヅカ男。
親方と目が合います。
一見のお店は、この見合いが肝要。
礼儀正しく『初めまして』と一礼。
親方の口角が若干上がります。
『ようこそ、いらっしゃいました』
お互い、良い意味で相手を見切ります。
『いかがいたしましょう?』と親方。
綺麗に整髪された立ち姿は、いわゆるトラッド。
ラッコと同世代のようなので、お若い頃はボタンダウンにチノパン、紺ブレの似合うお方だったのでは、と推察いたします。
ハイボールと貝の刺し盛りをお願いするラッコ。
『どちらからいらっしゃったのですか?』と親方。
『小田原の近くから・・・』と話をチョイ盛りして、親方の興味を引っ掛けます。
『えっ!』と予想通りの反応。
『あはっ、ちょっと大袈裟ですけど、天気予報は小田原を見ます』とラッコ。
『お仕事でしょうか?』と親方。
『●●さんをご存知でしょうか? 彼女からご紹介頂いたんです』と話をつなぐラッコ。
親方の相好が崩れます。
良し、一本。
元祖ヅカ男の威力、魔力、威光や恐るべし。
すっかり打ち解け、銘酒をちびりちびりと舐めながら過ごす至福の時間。
食べたいものを食べ、呑みたいものを呑み、気がつけば十時になろうとするところ。ヤバイ。小田急線の終電に間に合わせないと。
八月に予約を入れて、慌ててお会計。
四時間半の一人呑みの終了です。
いただいたものは以下の通り。
そしてご馳走様でした。
コメントは写真に記載しております。
追記:
ラッコの九つの流儀の採点結果ですが・・・
うんうんうん、満点!
完璧な理想形!
<お通し>
●赤いかの沖漬け
<おつまみ>
●貝盛り:
・青柳:落石産
・帆立:噴火湾産
・赤貝と紐:韓国産
・鳥貝と紐:愛知産
・平貝:炙り、愛知産
●毛蟹:噴火湾産
●もずく酢:佐渡産
●鯵なめろう
個室がふたつ埋まったので、親方も大回転。
間が開いたことを気にされています。
『こちらを齧ってお待ちください』と出されたのが、
●ピュアホワイトトウモロコシ:愛知産
●煮蛸:北海道産の水蛸
またまた『こちらでもどうぞ・・・』と、
●水茄子の漬物
●ズワイガニの茶碗蒸し
酒を呑み続けるラッコを横眼で見て、メニュー外の、
●自家製唐墨
<握り>
ここで握りに移ります、
シャリは米酢と塩と砂糖のみ。ラッコのどストライク。
●赤身:アイルランド産
●中トロ:アイルランド産
●大トロ:アイルランド産
●縞鰺のバッテラ:磯辺巻き
●シマエビ
●真子鰈:江戸前
●小肌:佐賀産
●喉黒:昆布〆
●穴子:お腹、対馬産
●穴子:尻尾、対馬産
●馬糞ウニ
●ネギトロ:手巻き
●干瓢巻き
<椀物>
●シマエビの頭のお味噌汁
デザート>
●鬼灯:岐阜産
<お酒>
・ハイボール:オールドパー
・屋守:純米中取り、無調整生、夏限定
・作:純米、穂乃智
・鍋島:純米吟醸
・花邑酒未来:純米吟醸
・山城屋:純米大吟醸
日本酒は計五合
점포명 |
Sushi Kou
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장르 | 스시(초밥) |
예약・문의하기 |
043-248-8007 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
2021年12月より、コース料理のみとさせて頂きます。 |
주소 |
千葉県千葉市中央区新町19-12 |
교통수단 |
게이세이치바 역에서 283 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥10,000~¥14,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥15,000~¥19,999~¥999
|
지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
10 Seats ( カウンター4席、小上がり6席) |
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연회 최대 접수 인원 | 6명 (착석) |
개별룸 |
불가 半個室あり |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음,좌식 있음,일식 난방(코타츠; 마루청을 뜯어 그 위에 설치한 열원을 갖춘 밥상)있음. |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음,일본 청주(사케)에 고집 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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아이동반 |
お子様連れ不可 |
오픈일 |
1995.6.26 |
金曜日の夜です。
およそ二か月ぶりの訪問。
もともと翌土曜日に予約を入れておりましたが、台風19号の進路を見据え、前倒しを試みます。
お電話したところ『はいっ、それはもう土曜日はおよしになった方がよろしゅうございますねぇ』と親方。
『前日の金曜日はいかがでしょうか?』と食らいつくラッコ。
『ええっ~と、奥の端の席は塞がっておりますが、いかがいたしましょう?』と親方。
別にラッコの指定席でもないので『どこでも良いですぅ』と呟きますが、後でふと考えます。
まだ二回しかお伺いしていないのに、いつも端っこに勝手に座っていたのを憶えてんのかなぁ?
それとも、ひとり静かに魚と酒を愛でるラッコの食癖が見抜かれているのかなぁ?
やはりカウンターは食べる側と供する側との真剣勝負。
客も親方の所作を見つめますが、親方も客の足もとを見つめます。別に懐具合ではありません。食に対する姿勢というか礼節を見究めます。
わずか二回の訪問で親方の記憶に足跡を残したラッコ。それが悪しき記憶でないことを祈りながら、五時半に暖簾をくぐります。
カウンター七席は全て予約済み。小上がりにも二組の予約が入っているようです。
金曜日の夜ですからね。賑わいも一塩。
ラッコは手前の端っこに広めのスペースをいただき、四合瓶を含めて五合の銘酒をきこしめます。
気がつけば九時半。四時間も居座ってしまいました。
まだ雨は降り始めておりません。
急ぎ千葉駅まで歩き、これから雨脚を迎えるように西湘地区までのんびりと電車に揺られて帰ります。
いただいたものは以下の通りです。
そしてご馳走様でした。
<つまみ>
●鰹のなめろう:お通し
●鯵の南蛮漬け
●煎り銀杏:愛知祖父江産
●喉黒:茨城波崎産
●真鯛:昆布〆、淡路島産
●松川鰈:昆布〆、宮城産
●松川鰈の縁側:昆布〆、宮城産
●毛蟹:雄武産
●茹で落花生:おおまさり、八街産
●穴子の白焼き:長崎産
●イカウニ
●蝦蛄:愛知産
●煮蛸:佐島産
<握り>
●中トロ:アイルランド産
●赤身
●漬け
●甘海老
●小肌:黄味酢朧
●手巻き:トロたく
●手巻き:ネギトロ
<椀物とデザート>
●蜆の赤出汁
●鬼灯
<お酒>
●エビス:中瓶
●作:作Z、純米吟醸、四合瓶、三重
●雨後の月:純米大吟醸、愛山、呉
日本酒は計五合