我孫子市白樺文学館周辺のお散歩コースには欠かせませんね～　大正煎餅 : Taisho sembei kikawa shouten

　ゴールデンウィークの我孫子市蕎麦屋巡り♪1軒目の湖庵で大変満足し、2軒目の蓬庵へ移動する前に、腹ごなしのため周辺をお散歩しました。

　志賀直哉邸跡は、緑に囲まれて書斎や池が残っています。当時は手賀沼が間近にのぞめたそうですが、今は住宅地の中になってしまいました。
　向かい側には白いオブジェが目立つ我孫子市白樺文学館があるので、入館料300円を払って見学。こちらの施設は、「平成13年1月に（株）日本オラクル元社長・佐野力さんが私財を投じて、白樺派文学と民芸運動に関わる資料館として創設」したものだそうです。その後、我孫子市に寄贈され、平成21年4月1日から「我孫子市白樺文学館」になっています。社長さんがつくっただけあって、普通の公共施設とは異なるおしゃれな構造でした。

　文学館から天神坂、嘉納治五郎別荘跡などへ行く途中に、このレトロなお煎餅屋さんがありました。白樺派→大正浪漫→大正煎餅というわけで、寄らないわけにはいきませんね。
　引き戸をあけると鈴が鳴って、奥から女将さんがでてきてくれます。1種類ずつケースに入っていてバラ売りをしてくれるのがうれしいですね～。ケースの前で何を買おうか迷っていると、常連さんらしきお客さんがやってきて「みそせんべい」と「抹茶」を10枚ずつ買っていかれました。で、その2種類も含めて、これとそれとあれをくださいと10種類を1つずつお願いしちゃいました。女将さんが大玉のそろばんで計算してくれるところがまたいい感じです♪
　帰宅途中にがまんできず車の中で食べた「みそせんべい」は、みそと水飴の甘辛味。みその風味と甘さがたまりません。これはくせになるかもしれませんね～。まとめ買いする気持ちがよくわかりました。続いて「ごませんべい」も開封。胡麻たっぷりでぱりっと香ばしくて美味しい♪
　長く続いてほしいお煎餅屋さんですね。ごちそうさまでした。