肉厚やわらかなん骨チャーシューメンを食べました。 : Ramen Shoppu Dainichi Ten

四街道での朝ラー目的でおじゃましました。

店を切り盛りするのは元気いっぱいのベテランご夫婦です。

着席するなり、おかみさんからは「何にします？」の先制パンチ。「ごめん、まだ決めてない」との返しには、ニコニコ笑顔の大将の「早く決めてよ、もう」とのクロスカウンターが炸裂します。

字面だけ追うと印象は良くありませんが、実際はむしろ逆。メニューを見ないで注文する固定客がしっかりついている。さらには、一見にも敷居が高くないざっくばらんな雰囲気。好みの雰囲気に期待が高まります。

そんなこんなでお願いした肉厚やわらかなん骨チャーシューメンの麺は、ラーショとしては、細くて硬めな印象、もしかすると手もみしているのかもと思う不規則な縮れが食感の良さを生み出しています。

スープは、豚骨感強め、とろみが効いて麺との絡みは抜群です。

なん骨チャーシューは、自分が知る限り、県内では北総方面のラーショを中心とするある意味ローカルフードなのかもしれません。船橋の大神保町のなん骨が、なん骨その物を楽しむタイプだとすれば、こちらはなん骨周りの肉を楽しむタイプ。甘口の味付けに、時折感じる漢方薬のような風味。純然たるチャーシュー無しでのなん骨チャーシューメンの名乗りに異論なしです。

帰りしなには、「行ってらっしゃい」との言葉。朝からほのぼの暖かい気持ちで店を出ました。