공식 정보
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점포명 |
Ushi maru(Ushi maru)
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장르 | 이탈리안 |
예약・문의하기 |
0479-86-1222 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
満席時にご案内出来ない場合がございます。 |
주소 |
千葉県山武市松尾町木刀1307-2 |
교통수단 |
<차> 지바 도가네 도로 「마츠오 요코시바 IC」에서 약 6km (편도 약 1400엔) ※가까운 역은 전철의 갯수가 적기 때문에, 발착 갯수가 많은 하나 도쿄에서의 나리토역으로부터도 택시로 오실 수 있습니다(편도 약 2800엔)※ ・도쿄역에서 전철로 약 2시간 20분! 조금 다리를 펴고 지바를 먹으러 오지 않습니까? 마츠오 역에서 2,478 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥15,000~¥19,999¥15,000~¥19,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
サービス料10% |
좌석 수 |
20 Seats ( 개인실 4명부터 최대 8명까지 이용 가능) |
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개별룸 |
가능 4인 가능、6인 가능、8인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 테라스석이라면 흡연하실 수 있습니다. |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,오픈 테라스 있음,무료 Wi-Fi있음,휠체어 입점 가능 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음,칵테일 있음,엄선된 와인 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑 |
서비스 |
축하・서프라이즈 가능,음료 지참 가능,소믈리에가 있음,애완동물 가능 |
아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능),어린이 메뉴 있음,유모차 입점 가능
10세부터는 어른과 동등의 대응이 됩니다. ※아동 코스 6000엔 ※단품 어린이 라자니아 1500엔부터 |
홈페이지 | |
비고 |
애완동물은 테라스석만 가능 레스토랑 웨딩 가능 고객이 만드는 작은 웨딩도 가능합니다. |
高速道路のCMにも出演するほどの車好きで知られる某アイドルグループのメンバー・スズカ(21)。グルメタレントのTATERU(25)は、そんな彼女とドライブデートをすることになった。妄想の舞台は房総。房総を舞台に暴走するおつもりだ。
でもここはあくまでもレビューの場。以下妄想の部分は【】で囲うこととしよう。やりすぎると大人たちの視線が怖い。ほどほどにしよう。
【友達になって3ヶ月。歌も上手くて面白い、そして家族思いのスズカに、タテルは興味津々だった。気になるコにはとっておきのレストランを紹介したくなる習性のあるタテル。そういえば彼女は車好きだよな。どうせなら車でしか行けないところに連れて行ってもらおう…
運良くお互い3日の休みがとれ、2泊3日のドライブデートが実現した。出発の日の朝、オープンカーでやってきたスズカにアイドルの面影はなく、オトナ女子へと変貌していた。
「待たせたな!」
カッコつけるスズカに対し、タテルは淡々と進行した。
「いやあ気合い入ってますね。千葉県いすみ市出身の渡辺リーダーの名セリフじゃん。」
「もう、真面目に解説しすぎ!じゃあ行こう。予約12時だよね、急ごう!」】
最初の行き先は、タケマシュランのブログを読んで前々から気になっていた、山武市にあるイタリアン。千葉の食材にこだわった多皿コースが持ち味だという。
あ、現実では鉄道を使いました。「サンキュー♥︎ちばフリーパス」という千葉県内のJR(と一部私鉄)乗り放題きっぷがあることを知り、こりゃ行けるぞ!ということで殴り込み。
最寄駅は松尾。成東までなら通年販売の休日おでかけパスで賄えますが、今回はその1駅先。いずれにしても電車の本数が少ないし、乗車時間もとても長い…東京から3時間だぞ。
駅からは3km離れています。駅到着から予約時間まで45分あったので歩きたいところでしたが、雨だし革靴だしで泣く泣くタクシーを手配。1000円くらいでした(距離で加算されるので金額はそんなに変わらないはず。ただ帰りのタクシーは迎車代400円が上乗せ…)
【「嬉しいよ、キミとデートできるなんて。しかも泊まりがけで」
「タテルさんグルメ詳しいし旅好きだし、絶対楽しいじゃん。そりゃ行きたいよ!」
テンションの上がった2人は、スキー場に行く訳でもないのに『ゲレンデがとけるほど恋したい』を歌う。
「練習しないと。今度こそ神連チャンして100万とるんだから!」】
なんてしてたら早く着きすぎてしまった。開店時間まで九十九里の海を見に行くことにした。
【スズカは裸足になり海に入って燥ぐ。ひとたび車を降りれば、やはり彼女はアイドルなのだ。タテルは潔癖症なので見守るだけ。それだけで良かった。】
11時55分くらいに入店。12時スタートだが、外で待たすことはない。都心の気の利かない店とは大違いだ。
この日はちょうど(*現実)七五三で、個室には袴を着た子供がいた。大家族だ。幼い内からこんな良い店に連れて行ってもらえて、何と幸せなことだ。
ペアリングはワインとノンアルの2種類。ワインは野菜およびパスタ以降以外全ての料理に対して1品1杯。ピッチの速い人には注ぎ足しもある模様で、いずれにしてもかなりの酒量になるので注意だ。酒豪のタテル、待ったなし。
ノンアルの方は趣向を凝らしたものが多く、これはこれで楽しそう。運転のあるスズカはこちらをいただく。
コースの内容を記した紙はあるが、その順番通りに出てくる訳ではない。そのうえ書いてない料理まで出てきてもうめちゃくちゃだ。
自家菜園コールラビと岩ガキ。
コールラビとはラディッシュのこと。食材プレゼンテーションをしてもらえたのだが、これがものすごくデカくてゴツい。
「999人の壁で野菜の知識すごい男の子いたよね」
「緒方湊くんのことか。あの子友達なんだけどマジですごい。それでもこの野菜は食べたことないんじゃないかな」
牡蠣は燻されているようで、最初にスモーキーさを覚え、徐々に旨味が顔を出す。磯臭さが気になるようであれば、コールラビと一緒に食べよう。
【海ではあれだけ燥いでいたスズカも、高級店に入ると緊張で無言になってしまった。食材のプレゼンテーション中もぎこちない反応を見せた。そんなスズカに、タテルは何もしなかった。】
いすみ産ドウマンガニときのこのカルトッチョ。
カニの旨味にとにかく溢れた1品。シンプルに美味い。が、ペアリングワインが甲州のスッキリしたやつというのがカニの臭みが立って残念。濃いカニの旨味に対してはどっしりした白を合わせるべきだろう。
ここでメニューにない1品目、タコのマリネ。
右半分には鰹節のタコバージョンみたいなものがふりかけられていて、右手前には足と吸盤をちょこんと。身の締まりが良くクセもない。ただ、タコを大量に食べると少し気持ち悪くなってしまう肉食のタテル。
緊張の糸をほぐしたのは、さっきの袴坊やだった。大人たちしか楽しめないタコ、子どもはさぞかし退屈であろう。個室から出てきて、2人の近くをうろちょろしていた。
【「俺たちにもあんな時期、あったよね」
「そだねー、こういう空間だとついほっこりしちゃう」
「かわいい坊や。でもこのあと、反抗期来ちゃうんだよねー。キミは親思いだから、反抗期なんてなか…」
「ソンナコトナイ。結構反抗しちゃったもん。だから恩返ししたい。今度こそ神連チャンするんだから!」】
子どもにも優しい店、それがウシマル。土日はマジックショーもあるとかないとか。
匝瑳産新蕎麦ときのこ。
このそばがきがタテルには衝撃だった。蕎麦の香りがちゃんとする。そばとかそばがきの良さなんて全くわからなかった。でも今わかった。
その分きのこがケインだった。繊細な香りの蕎麦に対し洋の技術でシェインにしたキノコソースは合わない。赤ワインはキノコのショーな味によく合うが。
【「スズカ、これが美味しい蕎麦だ。これが解ればキミは大人になれる」
「うーん、あんまわかんないや」
「大丈夫、経験を重ねていけば解るようになるさ。薔薇より美しくなれるさ、『変わったぁ!』てね」
「どういうこと?」スズカに70年代の曲がわかるわけない。】
こちらもメニューにはなかった、イカ。
イカを炙ったものにイカスミのソース。こちらも身が締まっていてスミの濃さがある上、間に挟まれたイカスミソーセージが秀逸。ソーセージっぽい味がする上、刻んだイカの歯ごたえに虜になる。
濃い味の魚介にオレンジワインを合わせるのも正解。このワインはジョージア産であり、柔道が盛んであることから「IPPON」という商品名がついている。
ここで座布団のような大きな塊が登場。フォカッチャだ。焼きたてのフォカッチャはものすごく芳しい。しかし冷めると重だるくなってしまい、香草(ローズマリーなど)を練り込んだりオリーブオイルを用意するなどして欲しかった。
・山武産コリデールのポルペッティ
「意味不明な名前!ゴチでたまにあるやつ」
この料理、要は「羊肉団子」。粗挽きにしてあるので羊肉の脂の旨味を感じ、それでいてクセはない。上に載った大豆チップスも良い大豆の味と塩加減。肉好きのタテルは急に気持ちが昂った。
「ポルペッティ!」天性のボケたがりであるスズカは一発ギャグを披露した。
「…おもしろい、おもしろい」
「気遣ってない?」
「キミのその姿勢、好きだよ。ポルペッティ!」
「ポルペッティ!」
ヒラメ。
サッと湯引きした感のある左と、生でマリネした右。どちらも乳の絡みがある。正直このタイミングで生魚はつらい。ムニエルにするなり、グラタンにするなり、にのみやかずなりしてほしい。
ここで酔いが少し回り、ヒラメに合わせた白ワインを飲みきれず。しかし次のロゼワインもやってきた。とどまること知らないソムリエ。
九十九里産イセエビと香茸のリゾット。
【「伊勢エビは名前からして三重県でしか獲れないと思われがちだけど、千葉県は全国2位の漁獲量なんだよ」
「タテルさん詳し〜い!東大卒ですもんね」
「いやいや、東大生が皆物知りなわけではない」
「そうなんですか!でもタテルさんはクイズでも活躍してて羨ましい。カゲも尊敬してるって言ってたし」
「カゲもものすごく物知りだし、あの子の好奇心旺盛で勉強熱心なところは真似できないさ」】
とても楽しみにしていた伊勢海老であったが、火の通りが中途半端に生で困惑した。サワラであればミキュイは定番の調理法だが、伊勢海老くらい力強い食材であれば生かバキバキに火を通すかどちらかに振り切ってほしい。リゾットがぬるいところ、香茸の香りもあまり感じられないところもタテルの考えに反していた。
一方で「(*現実)タクシー使って来てくれたから」といっておまけしてくれた日本酒はYOASOBIのメロディのように美しい。この店から1km強しか離れていないところにある「寒菊銘醸」の日本酒、その中でもかなり貴重なものだ。千葉でもこんな日本酒作られているんだと、タテルは感動しそうだった。
地場野菜盛り合わせ。
さまざまな野菜をきれいに絡め盛りつけていた。葉物の中にはヌメヌメしたものがあったり、芋や根菜も適度に配置しバラエティ豊か。人参も味つけしてあって、ただ多種多様な野菜を盛りつけるだけではない、化学反応を楽しむ一皿となった。
【「スズカ、食べてる最中にスマホはまずい」
「ごめんなさい、つい気になっちゃって」
「何が」
「この野菜の名前、なんだろう?」
「たしかに、なんだろう」タテルはスマホを取り出した。
「あ、タテルさんだってスマホ使ってる!」
「あら嫌だ、オホホホホ」
「誤魔化さないの!」
「こりゃ失礼」タテルはどこか嬉しそうだ。】
この料理ではワインはお休みなので、渋滞していたワインを飲みきれた。いよいよクライマックスへ入る。
山武産ジャージー牛&天然マガモ。
いちおう鴨の方には赤紫蘇かなんかのソースがついているが、シンプルに焼いただけ。肉本来の味を楽しめ、ということだろうか。しかし牛の方は旨味に欠け、鴨はドロっとした感じが受け入れられなかった。たらふくワインを飲んで舌が鈍っただけだと自分に言い聞かせるタテル。
ワインはもちろん赤ワインで、2杯供された。鴨に対してはアロマ香るものを、牛には重厚なものを。同じ赤ワインでも全然違う味がする。同じような顔したアイドルでも全然違う個性をもつ。同じようなものの違いがわかるようになればなるほど人生は色づくということを、タテルはわかっているのだ。
【「キミもワイン飲んでみるといいさ」
「お酒飲めないんですよ…」
「そっか…ノンアルペアリングも面白いね。何が心に残った?」
「お茶かな。お茶ってひとくくりにしていたけど、やはりみんな違ってみんないい」
「みすゞか!スズカだけに」したり顔でツッコむタテル。「でもお茶の違いがわかるようになったなら、君も十分立派な大人になったと言える。大人の世界へようこそ」】
お口直しのグラニテは酸味苦味が効いていて美味しいけど、木のスプーンだと氷がひっつくのでガラス製が良いんじゃないか。
パスタは大中小選べるが、ひよって小にしてしまった。モチッとした太麺と程よいオイリーさ、そしてイワシの香りがとてもクセになる。
「なぜ大にしなかった?こういうコースのシメのパスタは絶対に多めに頼むべきだ」と猛省するタテル。
「タテルさんひよりましたね」
「なんだよひよったって…」なんて言いつつやはり嬉しそうなタテル。
デザートは山武の牛乳を使ったヨーグルトジェラート。しみじみ美味しい。さらにイチジクの果実に香茸アイス。イチジクの品質はさすが一流。でも香茸らしさは微塵も無かった。デザートは別腹なのでもう少し量を多くし、ややこしい取り合わせに挑戦して欲しい。最後まで要求の多すぎるタテルであった。
【「インスタ見てるよ。ジャンクションの写真面白い。全体的にセンス良いし」
「ありがとうございます!タテルさんも高速道路お好きなんですよね」
「そうそう、東名高速のSAは小1で全部覚えた」
「私より上いかないでくださいよ〜」スズカの負け顔をニヤニヤして眺める衒学のタテル。】
さまざまな皿を味わい酒をたらふく飲めて楽しめて幸せでした。じゃあなぜマイナスなこと多めになったのかというと、人によってはミスマッチになり得るからです。
読んでいただいてわかると思いますが、千葉食材にこだわるという特性上どうしても「海鮮」が多めになります。海鮮のパワフルさは日本が世界に誇れる特長でもあるので全否定はしませんが、あまりにも海鮮が多すぎる。陸要素は、肉だと限界があるだろうから、せめて野菜を付け合わせとしてふんだんに活用してほしかった。
この店を積極的に訪れるべき人は、
・魚介が好きな人
・よく飲む人(1人でワインボトル空けちゃうくらい)
逆に避けた方がいい人は、
・魚介がダメな蛭子能収タイプの人
・野菜がダメなふくらPタイプの人
・食が細いウチのオカンみたいなタイプの人
です。
あ、いかにも相手がいるように書いていますが、実際は1人で行きましたからね。
【大満足の2人。酒豪タテルはなんだかんだで酔っ払っていなかった。
「もう腹パン!こんな美味しいもの食べちゃって、胃がビックリしてる!」
「いいでしょココ。スズカも美食家アイドル目指さない?高級店行きまくるアイドルなんてなかなかいないよ」
「うんうん、やめておく。アイドルは浮世離れしちゃいけないから」
「スズカは本当に真面目な子だな。そういうところが本当に大好き。おじさん泣いちゃう…」
「やだぁタテルさん、まだ25でしょ」
「じゃあ次はアサヒを見に行こう、僕とこの先の海へ…なんちゃって」】
NEXT→今久(干潟)
https://tabelog.com/rvwr/014810282/rvwdtl/B457601206/?cid=tw_u_rstrvwdtl_app_i_rnk
https://youtu.be/_gUFtgct_Tw