점포명 |
Hakata Kawabata Dosanko(Hakata Kawabata Dosanko)
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장르 | 라멘、짬뽕 |
092-271-5255 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
福岡県福岡市博多区上川端町4-229 |
교통수단 |
地下鉄中洲川端駅及び西鉄バス川端町バス停より徒歩6分 구시다 신사 앞 역에서 305 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
なし |
좌석 수 |
32 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
だいぶ暖かくなってきて、ワタシなどデブってるもんで早くも汗をかいたりしてますが、逆に痩せてる人ならまだまだ寒いでしょうから、うどんに続く個人的な特集は、味噌ラーメンです。
味噌ラーメンとなると、ワタシみたいな人間からすると憶い出すのは札幌、イコール北海道です。
当たり前だ!と思われたでしょうが、昭和世代の方ならご存知『どさん子』ブームもあったからなんです。
といって、今度はZ世代にゃ?マークなんでしょうが、『どさん子』さんというのは1961年に東京都墨田区八広で創業した中華料理店が全国津々浦々に支店を出し、最盛期の1970年代には1200店もあったというチェーン網。
拙宅がある街にもオープンし、大々的な宣伝を打ったもんだから列ができ、あれが並んで食べた初めてのラーメンだったかもしれません。
いや、皆んなラーメンで並ぶのなんて無かったからか、単にワタシが住んでる街の治安が悪いからか、帰り出す人はいるわ、怒号は飛び交うわのカオス状態。
お店の人も平身低頭で謝られてましたが、待った甲斐があったと思えたほど初めての味噌ラーメンは美味かった!
そうなんです、それがワタシにとっての味噌ラーメン初体験 ♡
且つ、待ってる間に同じ列に並んでたオイシャンに教えられたと記憶してるんだけど、初めてフランチャイズなる仕組みも知りました。
なるほどその店、それ以前は何か別の食べ物屋さんだったと憶うけど、心機一転、形態を変えられたんでしょう。
しかし、やはり付け焼き刃だったからか10年も持たなかったと記憶してますが、それからどこに行っても『どさん子』さんだらけだったのは昭和世代の皆さんならご存知の通り。
なんたって『どさん娘』さん『どさん子大将』さんなど、似たような屋号のチェーン店もありましたしね。
って、福岡県は流石に豚骨の牙城だけあってか、そこまでじゃなかったものの、いったん関門海峡を渡るとどこもかしこも『どさん子』さんで、
〝ここは北海道か ⁉︎〟
って、ツッコミたくなるほどでした。
そこまで雨後のタケノコみたいになると、かなり玉石混淆、店によって差が出るようになり、それよりも既視感が増して食傷気味にもなるんで、ポツンポツンと灯が消えるように姿を見なくなってゆきました。
そんな状況を『どさん子』さんも呆然と見てただけじゃなく、2ndブランド『みそ膳』さんなど新たな手を打たれたようですが、いったん崩れはじめた物の修復は難しいからか、今となっては完全なるイニシエ系ブランドとして残ってるイメージなのは否めません。
もっとも今回レビューする『博多川端どさんこ』さんが『どさん子』さんと関係があるのかないのかは存じませんが、まあ、商標登録はされてると想いますし、子の文字が平仮名なんで関係ない可能性の方が高いかな?
なんたって『博多川端どさんこ』さんは1970年創業なんで、『どさん子』ブームと重なるから微妙なところではあるんだけど、聞く所によると創業者は『ちんめん』で有名な『あま太郎』さんを営まれてた先代の親戚筋だったそうです。
先の『どさん子』ブームを見て、博多でも始めたんだけど、うまくいかず、現.店主のお父様、要は先代にお店ごと譲られたそうだから、やはり関係ないと考える方が無難でしょう(格好良く言うと、インスパイアされただけ?)
その頃、1968年に『サッポロ一番』さんの味噌ラーメンが発売されたそうだから、まあ、味噌ラーメンじたいがブームだったんじゃないでしょうか?
だからか、最初こそ波に乗れなかったものの、徐々に人気が増し、今や博多の味噌といえば真っ先に挙がるのが、同店『博多川端どさんこ』さんという存在にまでなったというわけです。
というのも、当時からあったのか定かではないんだけど、前に系列の『博多デイトス店』さんの口コミでも触れたように、博多皿うどんや、ラーメンも醤油や塩もあるから、決して味噌一筋ってわけでもないですからね。
ちょっとした中華料理屋さんとしてもイケてるんです。
しかも、同店の味噌ラーメンって屋号の『どさんこ』=『どさん子』さんのとは全く違う。
まさに博多の味噌ラーメンというべき味噌豚骨ラーメンなんです(鶏ガラも入ってますが)
いや、順番を変えて豚骨味噌ラーメンと評してもいいほど豚骨成分が強い。
今回も、いざ頼んだ品を目の前にすると
〝あれ? オーダーしたの豚骨じゃなくて味噌なんだけど??〟
などと、従業員さんがオーダーを聞き間違えたんじゃないかと疑ったぐらいでしたが、よくよく考えたら同店って豚骨ラーメンはメニューにないから、そもそも出てくるはずがないんですよね。
そのくらいしっかりした豚骨スープを作れるんだから、間違いなく純豚骨もメニューに載せられるんだろうけど、そうしたら味噌を来客に間違えられる可能性が高いから、あえて回避してるのかもしれません。
そんな同店『博多川端どさんこ』さんは、上川端商店街アーケード内にあります。
写真のように人通りの途切れぬ商店街で、老舗で安定感もありますから、お昼時は並ぶのが必至です。
ですから早く行きたかったんだけど、ヤボ用が長引き、ようやく着いたのは12時17分、お店の前まで列は出来てなかったものの、暖簾をくぐるなり、待合席までワタシでちょうど満席に。
同店にはカウンター15席の後ろに同じぐらい待合席がありますから、少なく見積もっても10人前後は待ってる計算になりましたが、麺類ですから勝負は早く、席に着けたのが12時26分と、結局は10分も掛かりませんでしたけどね。
他にも相席必至な6人掛けテーブル席が2卓、4人掛けテーブル席が1卓ほど確認できました。
6人ぐらい従業員さんがおられ、結構な活気があるのはいいんだけど、毎度ながらカウンター席の間隔が狭いし、とにかく暑い!
ですから、着てたコートを待合席から脱いでたんだけど、かける箇所が座る席によっては待合席の後ろの壁にあるフックしかなく、ちょっと邪魔になるのが問題だった前回の来訪を、やっと座る段になって憶い出しました。
ですが、今回は奥の待合席が途切れたカウンター席に案内され、後ろに先客さんもバックなど置かれてたテーブルがあったんで助かりましたけどね。
同店、そのように狭く、カウンター席などギチギチで、さぞやコロナの時は大変だったでしょうが、誤解を恐れず言うなら、ある意味カオス状態で活況に満ち溢れてるとも言え、そういった猥雑さが昭和っぽく個人的には良い。
あまりに綺麗でスペースが確保された静寂な空間で頂く味噌ラーメンって、なんだか味気ないですからね。
湯気がモウモウと垂れ込み、隣席の人と袖触れ合うぐらいグチャグチャした空間の方が、味噌ラーメンという食べ物には合ってるような気もします。
『特製味噌ラーメン 850円』
今回メニュー表を撮るのを忘れちゃいましたが、というのも壁掛けの木札だし待合席に座るやいなや訊かれるからで、頼んだ特製というのはミンチ肉が入ってて、それが熱さを保つから冷めにくいんだそう。
ちなみに、なぜかメニュー表に記載がありませんが半チャーハンのセットもあるものの、昔は最低1人前の注文がないと提供が遅れることがありましたので、ご注意ください(って、今じゃどうか知らないし、まあ、お昼時なら問題ないでしょうけどね)
席に着いた6分後に供され、今回まで同.食べログに口コミがないとなると、たぶん6〜7年振りに来たんで、冒頭で記載したように豚骨かと見間違えたぐらい、味噌とはいえ博多らしい豚骨味噌ラーメンですから、味噌の濃さは控えめっちゃ控えめ。
かといって決して薄いわけじゃなく、コク深さは充分ありますし、さすがに濃厚とまで言わないけど、ガテン系の皆さんの午後からの力の素になる程度のパワフルさはあるはず。
それでいて意外と引きの良さはあり、いかにも博多っ子が好きな潔さがあるから、長く愛されてきた味噌ラーメンになれたんじゃないでしょうか?
ミンチ肉も適度に深みをアシストしてるものの、もっと力強さを求めちゃうワタシみたいなドブ育ちには、卓上に様々な調味料が揃っており、大好きなニンニクもありますから、トチ込んでガンガンにマッチョにすることもできます。
そこまで博多っぽいのに、麺は流石にちぢれで、もっとも豚骨成分が強く、普通の味噌ラーメンみたいにスープに粘度はないから、もしストレートならカラみが弱いんで、これはまあ、正解なんじゃないでしょうか?
チャーシューは薄めなんで、そこまで肉肉しさはありませんが、麺を巻いて食べるには好都合でした。
前述したようにコートは脱いでたし、今回は特に暑くはなかったんだけど、やはり熱々の味噌ラーメンをガツガツ喰らうと汗もかきましたが、ふと後ろの待合席を見てみると、誰も待たれてなかったんで、平日なら12時40分頃には落ち着くんじゃないでしょうか?
近くで(って、呉服町だけど)働いてる知人など、他県からのお客様を同店へ連れてゆくそうで、そう提案すると中には
「ええっ! 博多だから豚骨と思ってたのに、味噌ラーメンなんですか?」
と訝しがる人もいるらしいけど、実際口にするなり、
「なんだ、味噌って豚骨じゃないですか?」
って苦笑されるそうです。
ワタシみたいな豚骨まみれにゃ分かりませんが、中には同店に入った瞬間、他県の方なら眉をひそめる豚骨臭さがあるみたいで、その時点でバレるそうだけど、メニュー表に豚骨ラーメンがないから、またも眉をひそめるとか。
それだけ独特な豚骨味噌ラーメンですから、上川端商店街に来られたら是非味わっていただきたい博多らしい札幌への返答でしょう。
● 個人的 食べログ 評価点・・・4.0