공식 정보
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인터넷 예약
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점포명 |
Rushuddo(Rushuddo)
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장르 | 프렌치、시푸드 |
예약・문의하기 |
050-5592-4047 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
福岡県福岡市中央区薬院1-6-25 ルネスキューブ 1F |
교통수단 |
니시테츠 텐진 오무타선 야쿠인역에서 도보 5분 야쿠인 역에서 224 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999¥3,000~¥3,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 가능 (PayPay) |
영수증 |
적격 청구서(인보이스) 대응 영수증 발행이 가능합니다. 등록번호T7290001095649 *최신 등록 현황은 국세청 인보이스 제도 적격 청구서 발행 사업자 공시 사이트를 확인하거나 음식점에 문의해 주시기 바랍니다. |
서비스료 / 차치 |
저녁 서비스 요금 8% |
좌석 수 |
12 Seats |
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연회 최대 접수 인원 | 12명 (착석) |
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 인근에 다수 동전 주차 있음 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 있음 |
음료 |
외인이 있음,엄선된 와인 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
소믈리에가 있음,테이크아웃 가능 |
아이동반 |
중학생 이상의 어린이로부터 입점 가능 메뉴는 어른 분과 동메뉴가 됩니다 |
드레스코드 |
짧은 빵 · 샌들 등의 경장은 삼가 해 주시고 있습니다 |
홈페이지 | |
오픈일 |
2020.3.3 |
전화번호 |
092-791-4450 |
福岡市の薬院にある「le sud ル・シュッド」さん。その名前が南を意味するのでシェフは南仏がお好きなのかなと行く前から想像していました。
2月のとある平日のディナーにお伺いしました。現在最大4テーブルのみの営業のところ、その夜はたまたま私たちの1テーブルだけで貸切となりました。7皿8000円のディナーコースは、福岡市内にしては良心的な料金設定です。
美味しい料理と共にお聞きした興味深いシェフと奥様のお話はどういうものだったのでしょうか?
店名について実際聞いてみると、やっぱりもともと南仏が好きだったというシェフの手塚卓良氏。日本のお店で研鑽を積み、プロヴァンスのお店で4年ほど修業して帰国。
日本では福岡の名店「レザンドール」でシェフを8年勤めた後2020年3月3日、このお店をオープンされたのです。一緒にお店をオープンしたのが2007年に南仏の小さな町ニームで運命の出会いをしたという奥様の昌美さんです。
コミュニケーション能力抜群の昌美さんとの会話は、我々だけで貸し切りの静かなディナータイムを楽しく盛り上げてくれました。
彼女はソムリエ兼パン焼き職人でもあり、このお店に欠かせぬ存在です。パンに関してはパン屋さんを開いているほどの名人です。
そしてもちろんシェフにとっても唯一無二の大切な存在。お店を開くときにはコンセプトから何から何まで2人でとことん相談して決めて出来上がったというのですから。
そんなお二人が出会った南仏のニームの地は思い出の場所。お店にもラベンダー畑のポートレートが飾られていました。そして置いてあった小さなメニューの紙にもその美しいイラストがプリントされていました。
このお店の料理の大きな特徴は、肉を出さないで野菜と魚介だけということです。メニューには食材のみ記載されています。左に魚介、右に野菜の名前が並びます。
ヒラメとカリフラワーのムースにパール柑を添えたアミューズ。そしてブリの厚みたっぷりのカルパッチョに紫大根などの野菜添えの冷前菜がでたあと、印象的な料理の1皿目が登場です。
それは柔らかい鮑のバターソテーとホワイトアスパラに優しくまろやかな菊芋のソースを添えた一皿です。春を先取りの気分。
これまた春の気分に浸れたホタルイカのソテーの後、シェフのスペシャリテで、私が一番気に入った一品「スープ・ドゥ・ポワソン」が出ました。南仏などでよくある魚介のスープはどろっとしている印象でしたが、ここのスープは全く異なっていてサラッとした液状で、日本人の口に合います。メインの前の口直しにもなるとシェフ。
平戸から届いた魚やオニカサゴ、トマト、サフラン、青菜などいろいろ入っていますが甲殻類のビスクではありません。お皿もスペシャリテのスープに合わせた美濃焼のものです。
メインの魚料理は玄界灘の鰆。オーブンでなんと5~6回も焼き、最後に皮面をパリっと仕上げています。蕪のソースがぴったりで、付け合わせの葉玉葱も絶品と言える味わいでした。
肉料理が出ないのは実は私は大歓迎です。コースでアミューズから前菜、魚料理と続くと、肉料理の前に満腹になってしまいます。魚で終われば、デザートまで美味しくいただけて嬉しいのです。
コースに合わせて出されたパンは昌美さんの天然酵母パンで、体に優しい滋味深い味わいです。
デザートも手抜きなく、あまおうのソルベ、苺のアイスパウダー、カカオのチュイールを添えてあります。甘みもちょうどよく、さっぱりしてもたれない好みのデザートでした。
メニュー構成の爽やかさが南仏のイメージ通りで、とても素敵で満足のいくディナータイムとなりました。
よりによってコロナ禍が始まった2020年3月にオープンされたこのお店。大変な中頑張ってきたというシェフとマダムですが、お二人が一緒に築き上げてきた料理の素晴らしさは訪れる人すべてを感動させてくれるはず。ここまで生き残って来られた理由がよくわかりました。
お店に行った後、最新情報でゴエミヨの2022年度版が発表され、ルシュッドさんは2ストック、14.5点を獲得されました。
これからもっともっと人気が出てくるはずのお店だとの確信はすでに現実のものとなりつつあるようです。
日本全国の美味しいお店を巡っています。
https://5penguins.fivestar-club.jp/japan/21993/