점포명 |
Ryuuou(Ryuuou)
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장르 | 라멘 |
093-871-8957 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
福岡県北九州市戸畑区正津町10-15 |
교통수단 |
天籟寺交差点・バス停近い。車駐車場あり。 도바타 역에서 1,315 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
なし |
개별룸 |
불가 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 吸っても良いみたいだが誰も吸わない。 |
주차장 |
가능 店と少し離れた場所に数台分あります。 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
요리 |
건강/뷰티 푸드 메뉴 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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아이동반 |
어린이 가능 |
さて、前々出『三陽軒』さんで書いたように、個人的に戸畑ラーメンの祖と想ってる同店『龍王』さんです。
1967年創業の老舗で、たぶん現在の大将は何代目かさんでしょう。
以前の大将は昔気質の強面の方だったような記憶がありますから。
といっても、前々出『三陽軒』さんのレビューでも書いたように、それほどワタシは戸畑ラーメンが好きじゃないから、今回で3度目の訪問に過ぎないんですけどね。
ですが、もちろん場所は分かってる、というか、街中の市道沿いなんだけど忘れようもない場所で、天籟寺交差点から入る一方通行沿いで、特に鞘ヶ谷方面から向かうと真っ直ぐ入るようなイメージだから、通り掛かる度に
〝あの小道沿いに『龍王』があるんよね〟
と憶い出すからなんです。
ところが、そうして意気揚々と行ってみたら、同店の前に行列が出来てる。
〝嘘やろ?〟
というのも、まあ、人気店だから昼時は仕方ないとしても、そのときは14時近かったから、まさかの人混みに目を丸くしたってわけなんです。
けれども、だからって待つのもシレてるだろうから、とにかく先にあるはずの月極駐車場内に間借りされてる同店の専用Pに駐めようとすると、満車などころか、その月極がどこだったのかさえ分からない。
いや、分からないというか無くなってるような感じで、とにかく何かツキがないように感じたから、その日は回避し、別のお店へと向かいました。
で、帰宅してから同.食べログを見ると専用駐車場、やはり場所を変えられたようで、その一方通行沿いじゃない、天籟寺交差点の近くの反対側の市道を入った場所のよう。
しかも行列の件もあったから、ワタシなりの解決法は
〝シャッター、狙うしかないな〟
と、いわゆる開店と共に暖簾をくぐる作戦に決めました。
ですが、ワタシだって暇を持て余しているわけじゃないから、おいそれとは行けなかったんだけど、ある日の11時過ぎ、たまたま通り掛かったもんで、取り急ぎ同店の前を通ると列はなし、専用駐車場へ向かうと
〝あっ、空いてる!〟
となったもんで、すかさず駐車完了。
そこから同店へ向かうには、横断歩道のない箇所を行くのが最短ルートですが、かなりの速度で、特に戸畑方面へ行く車がいるんで(登り坂になってるから)充分お気をつけください(っていうか、遠回りでも横断歩道から行きましょう)
〝うわっ! やっぱ店ん中は凄いなあ〟
で、徐に暖簾をくぐると、専用駐車場は計5台中、まだ2台空いてたぐらいだったんだけど、席は7割方埋まってました。
といって店内はカウンター6席、4人掛けテーブル席が2卓(相席必至)のコンパクトなサイズなんですけどね。
で、すでにカウンター席は1席除いて埋まってましたし、相変わらずワタシはお一人様なんで、席案内があるまで立ち尽くしてたんだけど、女性従業員さんか女将さんかは、
「カウンター、テーブルどちらでも」
とのことでしたから、カウンター席は狭そうだったんで、テーブル席へ相席覚悟で陣取りました。
そう言われた女性従業員さんの他にも女性がお二人、ご主人も無論おられ、コンパクトな割に4名も居れば、どれだけ忙しくなろうとも、普通どうにかなるでしょう。
『ラーメン 750円』
デフォの同メニューを注文、混んでる割には3〜4分で供され、
〝ありゃ?〟
と、同店も前出『清龍』さんと同様、あの戸畑ラーメン特有のゴマ油の匂いがしない?
〝おかしいなあ?〟
ですから、よく嗅いでみると、確かにほんの少し何らかの匂いと、スープ上に油の膜はあるものの、飲まなくても明らかにゴマ油じゃない。
〝昔と変わったのかなあ?〟
実際スープを口にしてみても、油分は感じられるんだけど、ゴマ油じゃないようなイメージ?
いや、ゴマ油だとしても僅かで、他の油と混じってるのかもしれないぐらい薄いはず。
で、他のレビュアーの方の投稿を拝読するに、やはり昔と変わったと書いておられる方もおられ、例えばマイレビ様などは他の方から、元々あれは鶏油だったと指摘されたそうですが、不肖ワタシも絶対ゴマ油だった記憶、っていうか、少なくとも混じっていた自信はあるものの、なるほど今回のは多少甘さも感じられたから、そうなのかもしれません。
まあ、ワタシは何度も書いてるようにバカ舌ですから確証は持てませんが、昔の同店『龍王』さんのラーメンは、もっとゴマ油が強く、匂いもおかしな話『チャルメラ』っぽかった強い記憶がありますから、以前はゴマ油だったか、少しは入ってたはずですけどね。
ですが、逆にそれが苦手だったワタシからすると、今回のは程良く合ってて食べやすいんだけど、ある意味、強烈な個性が失われたような気もします。
あのゴマ油っぽさが、これまで何度も書いてるように戸畑ラーメンの最大の特徴だったから、それが無いんなら、普通のイニシエ系になっちゃったような気もするからなんですよね。
とは言うものの、よく言われるように老舗こそ飽きられないため、実は時代に呼応したマイナー・チェンジを繰り返してるもんで、少なくとも昔のよりも今の方がワタシじゃなくとも皆さん食べやすいでしょうから、上から目線ながら、なかなか見事な変わり様だと感じ入りました。
すんなり入ってくる豚骨スープながら芯はしっかりしており、決して薄くも濃くもない丁度いいコクがあり、やや昔ながらの塩っ気とはいえバランスはギリ保たれてる。
ましてや、もう一つの戸畑ラーメンの特徴と言えるメンマの甘さは、こちらは逆に昔よりも強調されたような感じで、より甘く、且つ、柔らかくなったような気もしました。
とはいえ、ワタシがカタ指定を忘れたのも悪かったんだけど麺はヤワくて、ちょっと喉ごしに難があるような気もしましたが、逆にスープとのカラみは抜群だったんで、難しいっちゃ難しいんだけど、やはり個人的にはカタめな方が良かったんで厳しかったですね。
チャーシューは肉肉しさと、しっかりした味付けの真ん中あたりの感じで、これは厭味がないから、人を選ばないでしょう。
ネギも下関のふぐ料理に使われる安岡ネギみたいな極細タイプで、まったく喉ごしの支障にならないから最高ですが、おそらく仕入れ値は高いでしょうから、要らんお世話ながら心配です。
味変も辛味噌が抜群で、そこまで辛くないからアクセントとしては万人向きでしょう。
ですから、ある意味で梯子を外されたんだけど、変わりに命綱が付いてて、なんもせずとも行きたかった上の方へ引っ張り上げてもらえた感じでした。
たぶん何年かの間に味のリニューアルをされたんでしょう、現在の方が万人に好まれるから来客も増えたんだろうし、個人的にも好きになりましたが、これを果たして戸畑ラーメンと言っていいものかっていう悩みは増えちゃいましたけどね。
結局、ワタシが勝手にジャンル付けをしてるカテゴリー自体、元来なかったのが明らかになっただけのような気もしましたけど。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.6