九州男児と巡る福岡酒場徘徊記⑦ カクウチ編④ 藤高酒店
どこをどう歩いているのか分からないが暗い街並みの中をマッチャンについて行く。
「ここは今日やってないなあ・・」「あそこもいいんだけどなあ・・」
と独り言を言いながらマッチャンが連れて来てくれたのが藤高酒店。
暗闇にボオッと灯りが燈っているのがシブいですな。
この感じはa女史のレビューで見た店に似ているなぁと思いながら入店。
ここでもまた多くの男どもがカクウチっている。
今日廻ってきた中で一番お客さんが多いかな。
コの字型だったかL字型だったか忘れたが年期の入ったカウンターの周りに客が群がっている。
カウンターの内側には明るく気風のいい女将が常連どもを捌いている。
これまた生活に密着度が高そうないいカクウチですなあ。
演出感ゼロな感じは宮原酒店や岡本酒店と同じですが女将が若い分雰囲気に勢いがある。
こちらでも当然ヒヤを一杯。 銘柄は失念。
ツマミには冷奴をもらう。 これが150円。 酒は250円だから合計は400円だ(^^;)
こちらも遠慮なく店内を撮らせていただく。
古い看板は喜久娘。 広島県大竹市の酒らしいが聞いたことは無い。
元々こちらは広島の喜久娘を飲ませていたらしいが今は廃業して無くなったので
女将の出身地佐賀の酒を主に仕入れているそうだ。
それにしても喜久娘を造っていたのが藤高酒造、こちらが藤高酒店。何かしら関係が有ったのかもしれない。
この店でもマッチャンは皆と顔見知りみたいで相変わらず左右から食べかけの差し入れが次々に差し出される(笑)
こちらの女将は体もボリューム満点だが快活で実に元気だ。
マッチャンが「せっかくだから女将と一緒に写真撮ったら」と言うと
女将は「いや~ん、化粧しとらんからダメェ~」
とか言っておりましたが一緒に写ってくれました(笑)
こうして思わぬ形で出会った地元北九州の男マッチャンとカクウチ4軒をハシゴした。
戸畑駅まで一緒に歩いて帰る。
マッチャンは「もっと色々行きたかったんだけどなあ。また北九州おいでよ。また一緒に飲もうよ。高橋に来てマッチャンと言えば分かるからさ」
いやぁ本当に面白かった。 まさに酒場の邂逅は一期一会。 色んな出会いがあると改めて実感した。
マッチャンこと松田さん、本当にありがとうございました。
また北九州に来た時は一緒にカクウチで飲みましょう。
マッチャンが行こうと言っていた若松の店や門司港の店にも行きましょう!
점포명 |
Fujitaka Saketen
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장르 | 스탠딩 이자카야 |
예약・문의하기 |
093-871-4159 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
福岡県北九州市戸畑区元宮町4-15 |
교통수단 |
JR鹿児島本線「戸畑駅」徒歩10分 도바타 역에서 542 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
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금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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コロナも落ち着き始め、またよんどころない事情もあったので久しぶりに北九州の小倉入り。夕刻より会食の予定はあるものの折角北九まで来て角打ちを覗かずに帰るのは不調法というもの。(* ̄∀ ̄)
という訳で・・・
ホテルにチェックインしたその足で九州線に乗り戸畑まで移動。3駅で約7分の距離。戸畑駅を降りて7,8分歩いて向かったのは数ある北九の角打ちの中でも名店の誉れ高い藤高酒店。
数年前に訪れそのシブさに魅せられ再訪を誓った一軒である。
木造2階建て住居一体型の店舗、店名入りの年季が入ったガラスの引き戸と北九の角打ちのモデルルームとでも呼ぶべき佇まい。この角打ちは100年もの間、正にこの場所に在るべくして在るのである。
15時開店の直後に訪問したのでさしもの人気店も先客は一名のみ。いや、既に一名いたと言うべきか!( ̄▽ ̄;)
カウンターの内側には数年前一緒に記念写真を撮った懐かしき女将の姿。快活なのは以前と同じだが随分と若返ったような・・まぁ別にいいんですけどね( ̄▽ ̄;)
いやぁ~それにしてもいいですなぁ。この時間が止まったような空気感。まずは瓶ビールを。まだまだ日中は暑いのでこの時間帯に飲むと美味しいですなぁ~( ̄▽ ̄;)
カウンターにはラップで覆われたおかずが何種類かあります。その中から練り物のような一皿をもらう。口にすると温かい。「こりゃ何ですか?温かいですけど」「今揚げたばかりの豆腐のようなものよん♪」とのこと。
角打ちらしからぬ手の込んだ一品ですが女将のお手製と聞けば有難みもひとしお。薄味なので醤油を垂らして食べると美味。こりゃいい肴になりますねぇ~(* ̄∀ ̄)
今宵も長い一日になりそうですがこのような風情満点の角打ちに来てビール一本でお暇するのは誠に以て忍びない。目の前の飾り棚に掲げてある福徳長は女将が嫁に来た頃にはもう置いて無かったそうなので・・
辛口の酒を注文すると土間に置いてある一升瓶を持ち上げコップに並々と注いでくれた。花の露という福岡県の酒だそうだ。うん、ウマい。このような処で飲むヒヤが不味い訳がない。厚揚げモドキのツマミとよく合います。
それにしてもアメ色になった欅の柱が見事ですな。店舗は大正末期の建築でカウンターは昭和の初めころに一度作り替えたとか。
合計で820円。徐々にお客さんも増え始めました。それにしてもこの角打ちにこの女将。これはもう最強ですな。( ̄▽ ̄;)