《凶暴な海老の美味しさに舌鼓を打つ》⁉ 一杯を堪能〜【うすき味噌】使用のみそラーメン新店 : Misoramensenmonten misonoya

〈味噌ラーメン専門店〉がオープンする、という噂を聞いてから10ヶ月。8/21ついにオープンとの情報を得てやって参りました。

こちらのお店はご近所の [太一商店] と同系列のようです。暖簾に「ヤマナミ製麺所」の名があったので、大分の「ヤマナミ麺芸社」が母体ということになるのでしょうか？

行橋市行事。
駐車場は12台。
日曜日定休（前週知らずに訪問して泣きました）

土曜日の12:15に名前を記入してから30分待ちました。すごい人気。
とても綺麗な店内で、カウンター10席、テーブル4卓。テーブルは詰めれば6人くらい座れそうです。

通路にはサービスの辛子高菜があります。
卓上にはニンニクペーストや一味、ブラックペッパー、ゴマ、酢など。
珍しいのは粉末の「ニンニク山椒」。
替玉なし、紙エプロンあります、の張り紙。

こちらのお店の味噌は、店頭に『慶長伍年九州最古の【うすき味噌】』と書かれているように、大分県臼杵市の「カニ醤油」のものを使用。
また、肉も厳選した霜降りバラ肉をその場で一枚一枚ローストするという拘り。
店内は、やわらかな香辛料の風味も感じ、たいへん豊かな香りに包まれています。

○海老味噌ラーメン　780円　···私注文
○味噌ラーメン　　　680円（税込）

〜大量の海老を調理して、その風味と旨味をじっくり引き出した海老ダレ。海老の上品な旨味を凝縮させることで下品なほどに強烈な味わいに仕上げました。濃厚な味噌スープを服従させる、凶暴な海老の美味しさに舌鼓を打つ一杯〜

この説明書きに感動して私は【海老味噌ラーメン】を注文してしまいました。
だって、
　海老の〈上品〉な旨味→〈下品〉なほどに強烈→味噌スープを服従させるほど〈凶暴〉
な美味しさなるんですよ ‼
海老の進化？メタモルフォーゼ ⁉ 七変化？！
この文章を考えた方に拍手を送りたい。。。

しかし、「初回訪問で基本の味噌ラーメンを食べないなんて！」となぜかブロガー的思考のおつれ様に叱られました。
いいじゃないの、あなたが基本の味噌食べれば. . . 。

【海老味噌ラーメン】
コクと旨味が溢れんばかりの「スープ」で美味しい。
ベースの味噌スープにとても上品でやわらかな味わいがあり、そこに旨味濃い海老ダレが躍動しています。
海老ダレは旨味が凝縮されてはいますが、〈凶暴〉さを感じるほどはなく(^^) 丸みもあって、スープに活気のある変化を与えています。
確かに味噌の奥ゆかしい味わいが前に出ている感じはしませんが、〈服従〉させてはいないような ^^;
香ばしさ、という点では思っていたよりやや薄い感じですが、豊かな海老ダレの風味が最後まで弱くならず美味しくいただけました。

スープの中にはキャベツやモヤシ、ニンジン、ニラが入り、それら野菜のエキスも旨味の要因の1つだと思われます。
塩気も控え目で年配の私には何より。

「麺」は黄色い縮れ麺で美味しい。
「プリプリ」の少し手前の「プリ」くらいの歯応え。茹で方によってはもっと好みの食感になりそうな。
長さが不揃いで概ね短めなのは、好みが分かれるかもしれません。

「チャーシュー」がまた良い。
細長く切られた特徴のある形状で、赤身と脂身のものが2枚？ずつ入り、炙りの網目のあとが見えます。
美味しいですね〜。

【味噌ラーメン】
スープを飲ませてもらいました。
上品でマイルド、クリーミィな感じもあり、どちらかというとあっさりしていますが、旨味はしっかりと感じます。
おつれ様は、「美味しくて飽きないね〜」と飲み干していました。
卓上のニンニク山椒を入れても味わい深いそうです。
優しい味わいで塩分も控え目なので、濃厚味噌の方が好みの人もいるかもしれませんね。
（と言っても濃厚味噌は未食なんだけど）

麺、チャーシューは海老味噌ラーメンと同じ。
野菜は、タマネギの四角に刻んだものも入っていました。

メニューを見ると、ご飯は白飯ではなく雑穀米。麺屋さんでは珍しいですね。
〆でスープに入れて楽しんでいいんでしょうね？次回の課題にしてみよう。
行橋に来る楽しみが増えたなぁ。
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