パンの味が濃くて強い、口に含むと思わず唸る… : Pain nest

お昼のラーメンまで予想外にサクサク進捗し、午後の予定までかなり間が空く…当たり前だ、行列がないならラーメン喰うのに時間はかからねぇ。

「そう言えばパン屋さんがあったなぁ」と思い出し「我ガ」さん最寄りの「パン ネスト」さんへ向かいます。前回来たのは２年以上前でしたかね？　これで２回目なんですけど、どんなパンだったか、何を買ったか全く覚えていない。
多分、買ったはいいが、私の口に入る前に家族が消費したからでしょう。
そういうことが多々あります。

お店は駐車場から下ったところにありまして、ちょいとひっそり感。何なら入り口は道路にそっぽを向いてます。
入り口からの見晴らし、開放感を重視したんでしょうかね。分かりませんけど。

中に入ると落ち着いた雰囲気。建物の外観とも一致しますが、店員さんは溌剌としてあります。パンの種類も豊富です。
見渡しながら、「これから仕事だし、持ち歩きできるものに限ってチョイス」と自分に言い聞かせます。そうしないと物欲が止まりません。

自宅用にガーリックフランス２８０円、カレーパン２５０円、三種のチーズ２８０円、塩バターロール１５０円、あわせて留守番の職員へのオミヤでチョコとくるみのスコーン１８０円を５個購入します。
ガーリックフランスや明太フランスは無料でカットしてくれるようです。
気が利きますねぇ。

同行した部下は初めて来たらしく、物色してるなぁと思っていたら、何と自宅用に９個くらいご購入…君、これから打ち合わせがあるんだよ？　ネマりゃせんかい（腐るとか痛むとかいう意味で、痛むんじゃないかい、と和訳してください 笑）？

午後の打ち合わせも想定外にサクッと終わり、職場に貢物持って凱旋。
翌日聞いた話では、外はチョコチップ、中は火を通してカリッとした（と思われる）歯応えのくるみがどっさりで、生地は柔らかく食べやすかったとか、紅茶にピッタリだったとか…自宅用に一つ買うべきでしたな。

持ち帰ったものの中から私はカレーパン、嫁さんは塩バターロール、二人でガーリックフランスの一部をいただきました。

カレーパン、ひき肉がたっぷりで、玉ねぎからじっくり煮込んだと主張されている通り、かなりコク深い。
欲を言えば辛さが欲しいけど…ないものねだりですな。
しかし、私は言いたい。いつからカレーは辛くないものになったのか！　カレーは辛いで良いではないか！！　ごめんなさい…モノを投げないで…

ガーリックフランスを食べながら感じましたが、カレーパンでもパン自体の味が強くて濃い。カレーパンは生地が薄いのでバランスは良いんですけど、ガーリックフランスは問答無用でパンが勝つ。
口に含んだ瞬間、一気に小麦の香りが充満し、鼻から抜ける抜ける… 良く分かりませんが、多分粗く漂白された小麦を使っているんでしょう、匂いの後に味がガツンとくる。

これならもう少しガーリックやバターを使わないと、バランスが取れないんではないかな、と思います。
いや、結構良い感じではあるんですよ。もしかしたら買ってすぐ食べれば違う印象になるかもしれない。でも、持ち帰ってパンが落ち着いた、収まってからだとどうか…という話です。

何にせよ、味わいに食べ応えを感じる強さがあります。口に含むと唸りが出ました。
値段も頑張ってあるんじゃないでしょうか？

塩バターロールは全く違う味わいです。こちらはしっかり塩が効いています。

美味しゅうございました。
ご馳走様でした。