担々チャレンジ : Teppen

何度もランチでお世話になっている中華屋さんです。
口がどうしても中華になってしまい、ヴォリュームいっぱい食べたいとなった平日のお昼。真っ先にこちらが思い浮かんで訪問。席数が多くはない店内、お昼時だと満席で入れない日もあるのですが、幸運にも座敷が空いている。日替わりのメニューを一瞥。麺とミニ丼のBセットが、この日はサンラー麺。通常はBセットの担担麺率が高いこちらのお店。担担麺じゃない日をあえて狙って入ることを個人的に”担々チャレンジ”と呼んでいるのですが、この日はまさにこのチャレンジが功を奏した形です。

サンラー麺を大盛りで、上海麻婆丼がつくBセット。
サンラー麺は独特の酸味が食欲をそそる。ピリ辛ですが、辛さは控えめ。あっさり目のラーメンスープは鶏ガラ、豚でしっかり出汁が取られているのでベースがいい。ピリ辛酸味の奥に旨味があって、ぐいぐいスープが進む。麺はタンメンと変わらず相変わらずの中華麺ですが、こういうあっさり目のにも合いますね。スープを飲み進めていくと、下に沈んだ粒コショウの辛味も出てきてよりスパイシー。思わぬ味変を楽しめました。
上海麻婆は何が上海なのかよくわからないが、うまかったです。

大盛りが150円プラスになりますけど、通常でもこのセットで900円ですから良心的。いろいろ福島市内の中華を食べ歩いてみてわかってきましたが、こちらのように町中華でもありながら、本格っぽいテイストもあるお店って珍しいかもしれないですね。本格中華の片鱗を気軽に味わえる町中華。またお世話になります。ごちそうさまでした。

最近、なぜか中華ランチづいているわけです。
意外と福島市って中華が多くて、どこもそれなりにおいしい。こちらも以前から評判は聞いていた中華料理屋で、一度お邪魔した記憶があります。平日のお昼にどうしてもラーメンを食べたくなり、ランチで訪問させていただきました。

13時過ぎの訪問ですが、小上がり、テーブル席あわせて結構埋まっている。広くはない店内ですが、人気のようですね。お会計して人が出ても、ひっきりなしに客が入ってくる。空いていた4人掛けのテーブルに陣取り、担担麺とミニ麻婆茄子丼のランチセットBを頼む。麺は100円追加で、もちろん大盛りです。
ヴィジュアルはふつうの担担麺。少しスープのトロリ感が強い感じがあります。スープはコクがあるが優しい印象。豚、味噌のコクと甘み、旨味がよく出ていてスイスイ食える。麺は製麺所のものでしょうが、優しめのこのスープともよく合う。ややプリプリしてて、スープを跳ね跳ね食べるのが童心に返った気持ちになります。豚のそぼろとネギの刻みもいい演出。そぼろだけ食べて、あとはスープに浸しつつ、その玄妙な味を楽しむのもいい。中盤まで食べ進めると、額に汗が浮いているのに気づく。そしてスープまで飲み干すと、もう汗まみれの汗だるま。一見優しめの印象ですが、汗腺が刺激される汗だく系坦坦ですね。麻婆茄子丼は担担麺の影に隠れてあまり印象に残りませんでしたが、ふつうにおいしかったです。

担担麺というと胡麻の香りやコクが強すぎて、あまり最後まで食べ進めることができないんですが、こちらはかなりうまいですね。福島の名店、石林に比肩する逸品だと思いました。ランチセットにはデザートに杏仁豆腐か、コーヒーがつくのも嬉しい。麻婆豆腐など目玉メニューも多いみたいなので、ランチルーティンの1つになるかもしれません。ごちそうさまでした。