肴は炙ったイカでいい　女は無口なひとがいい : Yasu bee

知っていて損のない実用的な「食事処」兼「居酒屋」を紹介しておきます。

社内の飲み会で利用しました。
私は初めての訪問ですが、上司は既にこちらの常連になっているようです。

カウンター席と小上がり席。
小さな居酒屋ですが、酒と料理が美味しいという評判です。
言われてみれば、カウンター席に座っている単身の男性客が多い。

女将さんとアルバイトの２人だけで切り盛りしているようです。

「山形郷土料理」とありますが、品書きには山形の料理はこれといって見当たりません。（笑）

山形の代表的な郷土料理って何でしょう？
すぐに思い浮かぶのは、「芋煮」と「だし」または「もってのほか」とか。

串焼き以外の居酒屋の定番メニューは充実しているとおもいます。

私たちが注文した料理は下記。

「刺身盛り合せ」
「もつ鍋」
「赤うお塩焼」
「ねぎ焼き油揚げ」
「とんび」
「お新香」

日本酒と相性が良かった料理は「とんび」
「烏賊の口」の串焼きです。
歯を取り除いたイカのクチバシを一粒一粒串に刺して、香ばしく焼き上げたもの。
香ばしい風味に弾力のある食感がなんとも堪りません。

それから「ねぎ焼き油揚げ」
表面を焦んがりと焼き上げた油揚げ。

油っぽくなくて、カリカリの食感。
葱の風味と絶妙に調和していて美味しいとおもいます。

それから、こちらの店は裏メニューが多いことも強みの１つだとおもいます。

こちらの女将さん、とにかくサービス精神旺盛な方のようです。
誰も注文していないのに、ちょっとした手料理がどんどん供されます。
こんなに誰が食べるの？（汗）

尽きることのないサービス。
途中からは、まるで一般家庭の主婦が作る手料理を味わっているような感覚。

店が混雑しているときは、料理が供されるまでの時間が長くなるのが玉に傷ですが。
女性２人で切り盛りしているので、これは仕方のない事だとおもいます。

アルバイトの女性スタッフが全員美人らしい？
実際にその日のスタッフは、女優と言われても不思議ではないぐらいの美人さんでした。
しかも、曜日によって女性のタイプが替わるとか？（笑）

「スナックですか？」とつっこんでみたら、女将さん曰く「ここはお食事処です」とのことです。

これだけ食べて飲んで、会計は一人3,000円程度。
繁華街からは離れた場所に在りますが、知っていると得する店です。

特に単身赴任で郡山で仕事をしている寂しいサラリーマンの方々にはおすすめの一軒。
何かと重宝する「お食事処」になるとおもいます。

しかも常連になれば、特別サービスが期待できる店。（笑）