質の良い肉を良い値段でマスターのトークと共に。。。 : Koishizawa

店は目標を定めていかないと通り越してしまいます。

交通量の多い内環状線だし気を付けてくださいね。

店構えは大きな看板もなく、大通りにひっそりとたたずんでいます。

ランチ利用で予約していきました。

店内はカウンターのみで、８席。　そとはピーカンで暑かったのですが、鉄板焼き屋のシックな感じですっと汗がひきました。

マスターは声が高くて明るい感じ。

ランチ営業は一人でやっているそうです。夜の仕込みで来てるついでみたいな感じでやっているんで、たくさん来られても困るからほどほどでいいんですよねーなんてきさくな会話をしてくれます。

鉄板はピカピカで飾っていますがマスターは飾らない感じで堅苦しくない雰囲気を出してくれます。

２人で利用でしたが、Ａランチの肉をオージーから国産牛フィレと仙台牛サーロインに格上げしてみました。

せっかくきたからにはオージーでは。。。

エビスビールを一杯、食前にいただきましたが、良い冷え具合とグラスの綺麗さと泡の細かさなど、手抜きされていなくて安心。

焼き野菜は玉ねぎ、茄子、しいたけから焼き始まり、肉を焼き終えるまでじっくり焼いていました。

ランチにはごはん、味噌汁、サラダ、コーヒーor紅茶　がつくのですが。

ごはんもおいしく炊いてあり、味噌汁は赤みそで海藻入りの品のある味。サラダはドレッシングが好みで新鮮な野菜でした。

コーヒーは作っているところは見れませんでしたが、紅茶は茶葉からしっかり作っていて、下手なカフェで飲むものよりおいしいです。

鼻歌まじりで仕事しているマスターですが、仕事は丁寧で一切手を抜かない方だと思いました。

さて、肉ですが、マスターのおすすめの程々の焼き具合でお願いしました。

なにごとも程々がいいそうで、マスターから学んだ哲学です。

国産牛は表面を少し強めに焼いてくれて中はしっとり。

仙台牛はﾐﾃﾞｨｱﾑレアくらいに焼いてくれました。

肉の味は、言葉で表すのは難しいので店で感じてください。

さすがにいい肉は脂がさらっとしていてもたれたりしません。

ポン酢をつけて食べたのは２切れほどでした。

食後もマスターと話し込んでしまい１時間ほど滞在して退店。

食べログの口コミで前沢牛を期待してくる方がいるそうですが、もう前沢牛は取り扱っていないそうです。

ブランド牛の価格高騰で仙台牛に変えたそうです。

ブランド名のついた高い肉と同じ品質の肉がほかの和牛ならもう少し安く味わえるということで前沢にはこだわらないそうです。

店を出てからわかったのですが、仙台牛。。。超立派なんですね＠＠


長々と話し込んでるうちに、焼肉屋とステーキ屋の肉の使い方の違いやブランドにだまされないように素材を選ぶこと、野菜と肉の組み合わせで栄養の摂取まで変わってしまうことなどなどマスターの食へのこだわりを感じてきました。

少人数しか入れない店だからこそ、値段以上のものを味わえる店ですね。

開店して１０年以上経ってるそうで、大事にしたい店です。

あ、最後にですが、やはりこういう店は写真は撮りたくないですね＾＾今回は食べログ投稿のため撮りましたが、次はもっとゆっくり味わいます。