점포명 |
Soba No Sato Miyako Tonoya
|
---|---|
장르 | 소바 |
예약・문의하기 |
0241-38-2598 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
福島県喜多方市山都町宮古3376 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
¥2,000~¥2,999
|
지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
50 Seats |
---|---|
개별룸 |
가능 |
금연・흡연 |
− |
주차장 |
가능 目の前に10台くらい |
공간 및 설비 |
차분한 공간,자리가 넓은,좌식 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
위치 |
독채 레스토랑 |
아이동반 |
어린이 가능 |
비고 |
駐車場は、宮古共同駐車場を利用 |
今や蕎麦好きには有名なエリアとなって知れ渡った福島県は山都。その中でも
一段と奥り、殆ど新潟県境まで上り詰めた辺りに「宮古」地区が有ります。
また、このエリアは会津若松で超のつく有名店へと駆け上った「桐屋」ご店主の
ご実家がある事でも周知。言うなれば福島県における蕎麦の聖地・・かな?。
そもそも飯豊山麓で作られた希少な蕎麦の美味さをウリにしていたこのエリア。
しかしながら昨今の蕎麦人気で原料不足となり、昔ながらの素材以外をわざるを得ない
お店も現出してきたようであります。
具体的にどのお店が宮古産玄蕎麦を使っているかの詳細は解りませんが、中でも
こちらのお店はご夫婦で栽培から全て手がけられていることは確かなようであります。
さて、今回は「喜一」の帰りなので豪華な蕎麦セットはお腹に収まりませんから、
蕎麦だけをお願いしました。
どっしりとした設えの大広間客席で待っていればほぼ3年振りでこちらの蕎麦との再会。
見事な色、艶、そして、まるで生きているようにしなやかな麺の状態を一目見ただけで
以前の蕎麦と違わない事が解ります。
ご店主が一撮み塩を乗せて下さいましたが、これは塩のもたらす味の対比効果で蕎麦の
甘味を増幅させんとする技。
しかし、そんな事をしなくても、そして新蕎麦からは随分と日数が経ってしまった
初夏においても、このお店では宮古独特の蕎麦の味は健在であります。
十割用としては若干甘目の良く冷やされた汁は、それはそれで奥行きを感じる見事な
仕上がりではありますが、私的にはこの蕎麦に汁は不要にも思います。
提供されたての蕎麦は汁無しでそのままでもスルスルと頂けますし、若干乾いてきたら
それこそ「水」で頂けば十分。
そもそも本当に美味い蕎麦は、氷水で締めているザルの中から手づかみで口に放り込む
のが一番美味いと思っていますので。
またしても、だんだんと熱く語り出してしまいそうなのでこの辺りにしておきますが、
そして「宮古」のお店全てを食べ歩いた訳ではありませんが、こちらは間違いのない
1軒だと思います。
今回頂いたのは1杯コースで蕎麦とコンニャクで¥700。その価格でも茹でる前で
160g程は有る、一般的な大盛りの量を頂けます。
「宮古」地区ではコースや予約でないと受け入れないお店も多い中、1杯だけでも
快く提供して下さるこちらのお店、それだけでも高い評価に値すると思います。
ごちそうさまでした。(2015.06.22)
-------------------------------<2012/04/02>---------------------------------
以前、山都地区、一ノ木地区で何度か蕎麦を食べたことはありましたが
特筆するような感動はありませんでしたので、口コミは投稿していませんでした。
しかし、周囲から「山都の蕎麦は宮古地区の蕎麦を食さずしてして評価すべきでない」
とのご指導を頂きこのたび訪問させていただきました。
結論:行って良かったぁ~!!
特に「水蕎麦」は蕎麦本来の味と香りがしっかりしていなかったら、こんな食感は
出せないでしょう。
ご店主からは「最初の一口は是非お水だけで・・」と勧められましたが、
どっこい、一口手繰ったとたん、その素晴らしさに1枚、一気に水だけで行っちゃいました。
蕎麦は水が命と言われますが、こちらの御主人は宮古集落の入口に湧く
「夢見の水」を汲んで打たれているそうです。
製粉時の取り方の割合、加水率、そして打ち込みの全てのバランスが合わなければ
角のはっきり立った「舌の上を蕎麦の角がくすぐりながら通り抜けていく感触」は
出せないものです。
また自家栽培とのことであり、ご店主が蕎麦を知り尽くしておられるからこその技でしょう。
ごちそうさまでした。そして、ありがとうございました。
福島在来種の蕎麦がこんなに美味しいなんて・・・(涙)
感動しました。