점포명 |
Akariya(Akariya)
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장르 | 찻집 |
0572-25-0515 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
岐阜県多治見市虎渓山町3-100 |
교통수단 |
多治見駅北口から東濃鉄道のバス、虎渓山停留所下車(本数は少ない) 다지미 역에서 1,842 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 가능 (PayPay) |
개별룸 |
불가 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,오픈 테라스 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑 |
홈페이지 |
多治見市の古刹・虎渓山永保寺に近いこの界隈には、焼き物の街に似つかわしく、趣味のよい器で料理を提供する店がいくつかある。地元の美濃焼はもちろんだが、世界各地の焼き物や工芸品を贅沢に用いている店も少なくない。カフェ「灯屋」もそのひとつだ。日頃は喫茶店に伺うことなどほとんど無いのだが、珈琲の香りに包まれて休日の午後をゆったり過ごすのはわるくない。そんな気分にふさわしいのではないかと、こちらのカフェを訪ねることにした。
通りから細い道に入った住宅街のはずれに駐車場、アプローチの手前に看板がある。灯屋・・・ともしび?思わず古いロシア歌曲のイメージが浮かぶ。いや、正しくは「あかりや」というらしい。午後3時。店に入ると、平日ということもあって来店客はほぼ女性ばかり。席を埋め尽くすマダムたちのお喋りに、たちまち歌のイメージは掻き消される。お店のスタッフにお好きなところへと促されて、隅のテーブルに落ち着いた。
気を取り直して、温かい珈琲をお願いする。耳を澄ますと、BGMにクラシックの声楽曲が流れていた。ソプラノ独唱。にわかに聴き取れないくらいの控えめな音量で会話をさまたげない。卓上にはきのこのような形の特徴あるランプが置かれていた。ガラスの詩人と称されるエミール・ガレのあかりは、アールヌーヴォーの有機的な曲線を透して柔らかく手元を照らしている。まさに灯屋と呼ぶのにふさわしい演出だ。
珈琲はやや大きめのカップに、なみなみと注がれていた。緑のラインが美しい。ちょっと失礼してソーサーを裏返し、銘を確かめたが、どちらのものかはわからなかった。オリジナル・ブレンドの珈琲は酸味を抑えたマイルドな味わいで香り高い。珈琲にはロールクッキーが添えてある。ロールの中には、おみくじが忍ばせてあった。そう、フォーチュンクッキーだ。これは面白い。
森のカフェには、いろいろな仕掛けがある。