점포명 |
Beruekippu
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장르 | 프렌치 |
예약・문의하기 |
0572-68-2361 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
岐阜県瑞浪市薬師町2-55-1 |
교통수단 |
中央道瑞浪ICから車で3分 미즈나미 역에서 1,798 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥10,000~¥14,999 ¥2,000~¥2,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥15,000~¥19,999¥15,000~¥19,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
サービス料無し |
좌석 수 |
24 Seats |
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개별룸 |
가능 2인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 10台 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,자리가 넓은,좌식 있음,라이브 공연 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,외인이 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
아이동반 |
어린이 가능 |
홈페이지 | |
비고 |
名古屋からJR中央本線で約45分の瑞浪駅からタクシーで5分程。関西への食べ歩きの旅の道中、途中下車してはるばる訪れたこのお店。東京在住の私にとっては秘境レストランと呼びたいほど行き着くのに時間がかかったけれど、実際は岐阜県の地方都市にあるお店でした。
12時のランチ予約だったのに11:30に着いてしまったけれど、早めの入店OKで助かりました。結局その日のランチは私たちだけの貸し切りで、2つある個室の1つに通されました。
ランチは2900円からコースがある中のプレミアムランチのフルコース6800円をチョイス。アミューズ、前菜、魚、スープ、肉、デザートとしっかり多くの皿が出されるボリューミーなコースです。
まず始まりはスペシャリテの明太子のブランマンジェ。あくまでもまろやかで優しいクリーミーさの中に、ほんの少しほのかに明太子が薫るレベルで全くクセのないもの。
続くアミューズは2つ。巨峰とプチトマトに羊の生ハムを載せたのと、羊肉を詰めたシューに茄子とカリカリチーズ載せ。羊の生ハムは初めてでした。
たくさんの野菜をきれいに盛り付けたサラダ。カボチャ、大根、里芋、にんじんなどの温野菜も入り、とりわけ椎茸の焼き具合が絶妙でした。
スズキのパイ包みは珍しくはないものの、焼き立てサクサクなパイ地は美味しい。
淡いトウモロコシのクリームスープは、バターやブイヨンを使わず、生クリームと塩だけでトウモロコシの甘さを生み出す自然で濃厚なスープ。これは魚と肉の間に出すお口直しの代わりだとか。口の中をリセットして次の肉料理に繋げていきます。
3時間ローストされた仔羊の骨付きは、塩のみ表面についていて、臭みも全くなく噛み応えも丁度良いとても美味しい仕上がり。骨を持ってかぶり付く楽しさと味わい深さに食べるのが止まらず完食。これもシェフのスペシャリテです。
デザートはマンゴのソルベとマンゴのクリームブリュレ。マンゴプリンみたいでgoodです。好み通りのデザートです。
食後、プチチーズケーキとプチ焼き芋の小菓子とコーヒーを頂きながら、シェフとたくさんお話ししました。その話がインパクト大で面白いものでした。
シェフは26才までフリーターで、もともと料理に関心もなく料理経験もなかったとか。瑞浪の隣町で生まれ育ち、家の近くのフランス料理店でアルバイトしたのがきっかけで料理の道へ。フランスにも行ったことはなく、東京でも修業せずに、地元で勉強してシェフに。でもその店が閉店したのをきっかけに瑞浪でこのお店をオープンされたのです。20年前のことでした。
シェフのこだわりの1つにコースの構成におけるちょっと変わったやり方があります。少量多皿のコースの中に「不味い料理」を挟むのだそうです。そうしたら前後の料理がより美味しく感じるからだとか。今回もメインの魚と肉の間のスープがそれに当たるとき聞いてびっくり。決して不味くなかったからです。
その意味するところはきっと「力を抜いた料理」と言うものなのでしょう。確かにその後食べた「力の入った」仔羊は格別に美味しかったです。
はっきり言ってインテリアが凝っているわけでもなく、サービスも洗練されてはいません。小さい店だからグラスシャンパンなどもありません。
フルボトルのシャンパーニュかスパークリングはクォーターボトルとなり、ワインはグラスがあるようです。都会のレストランと同様に考えられては困るとシェフはおっしゃいます。
でもここでしか味わえない料理と独特の料理哲学を持つシェフの存在が大きいのです。まさに他では体験できないオンリーワンのお店でした。
だから、わざわざ瑞浪まで足を運んだ価値があったというのが私の結論です。