下呂といえば水明館！水明館といえば下呂だ！ : Suimei kan

今年2月に高校の還暦同窓会が開催されて、その折に6月の下呂温泉でのお泊りクラス会をしようということになった。いつもはドクターヘリを操縦しているヤツが操縦桿をバスのハンドルに持ち替えて総勢20人で繰り出した。さすがにいつもはヘリを操縦しているだけあって、高速道路のジャンクションで勾配を登りながら右バンクでカーブを回る時の感覚が「バス離れ」していて、そのまま天に昇りそうでスリリングだった。まあ、還暦19人＋その恩師なので、合計で延べ1200年も生きてきたわけだから、そろそろこの世におさらばしても良いのかもしれない。（笑）

そして、行き先は、あの世ではなく、ゲロだ！下呂だ！下呂といえば水明館、水明館といえば下呂、やっぱりどうせ下呂でお泊まり同窓会やるならば、水明館でしょ！

そして、下呂といえば、温泉！、そして「宴会」だ。宴会はものすごく広い宴会場を20人で独占だった。高校時代の写真のスライドショーをプロジェクターで映しながら楽しい時を過ごした。

料理は温泉旅館で宴会場で仲居さんが運んでくるという絶対条件のもとでは、水準以上だった。品数もボリュームも満足できる。還暦同窓会ということで、コンパニオンさんも登場しなければ、◯体盛もないという・・・・・ごくごく普通の宴会だった。

その後も、1室に集まって飲み語り明かしたとのことだったが、私はこの日は朝６時からボウリング10ゲーム投げてからの参加だったので、気がつくと眠りに落ちていた。深夜２時ごろ、キングギドラとゴジラの吠え声で目が覚めたが、その正体は、I君とS君だった。とくにI君は時々息が止まる感じで、次回開催の2年後の有馬温泉では「もう会えないかもしれない」と思った。（笑）私はこのウルトラ大怪獣の咆哮から逃れるために、布団をお風呂前の廊下に移動してその後も熟睡できたが、怪獣2匹に両側を挟まれたK君は悶々たる夜を過ごしたようだ。翌朝、私は「濡れタオルを顔に被せれば静かになったのに・・・」と次回の有馬温泉での対応策を伝授しておいた。

実は、私の父親は、岐阜県の養老の滝の旅館で開催されたお泊まり同窓会の夜に「昇天」した。旧友に囲まれての旅立ちだったわけだが、旧友の皆さんの記憶にしっかりと刻まれたであろう。だが、幸いにも今回のお泊まり同窓会では、昇天する輩はでなかった。もちろん私も生還した。

そして、朝は、和洋バイキングだ。これも温泉旅館の朝食バイキングとしてはけっこうクオリティが高い。ウエスティン東京の朝食ブッフェとほぼ同等だ。（笑）隣席の外国人の方も満足そうだった。