「鬼増し」は、最早ネタ級の重量 !! : Buta Sanchi

【 (169) メガ盛行脚レビュー その119-02】

前日に「野菜 増しまし」2kg チャレンジ成功で、「鬼増し挑戦券」をゲットし、事前に思っていた程に「野菜 増しまし」の手応えがなかったので、「『鬼増し』も案外言うほどの量ではないのではなかろうか」、そう踏んで、と言うか、そう思い込んで調子づいてしまい、左程の準備もせぬうちに、本日「鬼増し」に体当たりチャレンジしてみた。
はてさて、その結果や如何に？？


『豚さんち 前橋店』
群馬県前橋市上小出町1-31-3
027-234-1029

Official Website : http://buta3.html.xdomain.jp/


東京都中央区日本橋を起点とし、新潟県新潟市の「本町」交差点を終点とする R17 を、群馬県前橋市街地方向から北進し、群馬県前橋市の中心市街地外縁を通る環状線、前橋市道 東部環状線〔通称 東部バイパス〕と交差する「群大病院東」交差点を直進、そこから 860m 余り北北西進した「県営競技場東」交差点を左折（西折）して、信号交差点を 1つ越えつつ 380m 余り西進すると、道路左手（南側）に『豚さんち 前橋店』はある。


こちら『豚さんち 前橋店』の、「野菜増し」「大盛り」 のシステムは以下の通りだ。この「増しまし」2kg をクリアし、「鬼増し」5～6kg にチャレンジするわけである。

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☆野菜の量のめやす☆〔無料サービス〕
…………………………………………
普通 : 300g、少なめ : 150g、まし : 450g～500g、増しまし : ～2kg、鬼増し : 5～6kg
※「ニンニク」〔 有り、無し 〕選べます
※「増し増し」完食で鬼増し挑戦券ゲット !!!
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麺増しシステム
…………………………………………
並盛り 茹で前麺量 200g
大盛り（1.5倍）100円 茹で前麺量 300g
大大盛り（2倍）200円 茹で前麺量 400g
…………………………………………


「野菜 増しまし」の表示が「～2kg」とあって、前回「大大盛り」で食したにも関わらず、総重量（実測値）2,683g であったことから、仮に、スープ 600g、茹で上げ後 麺重量 600g、チャーシュー・煮玉子等トッピング重量 150g と考えた場合、予測野菜重量は 1,350g 当たりとなる。「増しまし」2kg の実質提供野菜量は、公称値の 67.5% 程度となるわけなのだが、これと同様に「鬼増し」6kg を捉えてみると、計算上の予測野菜重量は、6kg × 67.5% = 3,900g となる。その計算で、麺並盛でオーダーした「鬼盛り」の総重量をイメージすると、

野菜 3,900g + スープ 600g + 麺〔並盛〕300g + トッピング 150g = 4,950g

となるのだが、大半がもやしであるので、ひょっとしたら何とかなるかも ?! 、、、そんな風に調子づいてしまった私なのであった。

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前回 2018.5.19（土）「野菜増しまし」挑戦時データ
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「贅沢豚ダブル」「大大盛り（2倍）」〔茹で前麺量 400g〕「野菜 増しまし」2kg
盛り高 27cm。総重量（実測値）2,683g。完食時間 : 7分17秒2。
うち麺・具材重量 2,266g、うちスープ重量（麺・具材等完食後）417g
器サイズ 直径 21.5cm、高さ 9cm、器重量 728g
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前日の「野菜 増しまし」の量が余裕の量であったので、多くてもその倍はなかろうと踏んだ「鬼増し」チャレンジ。予測総重量は前述の如く 4,950g であるのだが、実際の数値は如何なる数字がたたき出されるのか。
いずれにしても、それが膨大な重量であることは、ランチタイムの中、オーダーに時間制限があることからも理解されよう。

…………………………………………
ランチ 11:00～14:00
・鬼増し 12:00まで
・増し増し 13:00まで
…………………………………………

「増しまし」は 13:00 前のピーク時間帯も受注するが、「鬼増し」はピーク時間は不可であると言う時間制限になる。それだけ店舗としても調理・給仕に手間が掛かると言うことだろう。


そこで、当日の現着時間は 11:35。
カウンター席に一旦は着席したものの、「鬼増し」をオーダーをすると、

「『鬼増し』はカウンター席では厳しいので、こちらのテーブル席へどうぞ」

と席の移動を案内された。「おお！ これは結構な代物が来るぞ !!」との予感に心が打ち震える。更に、数分後、

「『鬼増し』の調理時間を10分少々戴いても宜しいでしょうか？」

と再度の確認を受けるが、もちろん当然了承である。後はひたすら配膳を待つのみだ。注文から待つこと 15分余り。目の前に、とても信じられない姿の魔物が現れる。


「贅沢豚ダブル大」1,080円（税別）1,166円（税込）〔茹で前麺量 200g〕
「野菜 鬼まし」5～6kg


予め、器計量値を先ず示そう。
「野菜 増しまし」と比較して〔矢印左「野菜増しまし」、矢印右「鬼増し」となっている〕、

丼サイズ　　直径 21.5cm、高さ 9cm → 直径 25.5cm、高さ 9cm
下皿サイズ　直径 23.5cm、高さ 4.5cm → 直径 34cm、高さ 7.5cm

となっている。丼直径で 4cm のアップ。この差、実は相当に大きいものだ。過去の『メガ盛』ラーメン店のうち、すり鉢、土鍋を除いた各店の丼サイズは、

『つの旨』直径 24.5cm、高さ 9cm、総重量（実測値）3,497g
『ラーメン いち大』直径 24.5cm、高さ 8.5cm、総重量（実測値）2,929g
『ダイサン』直径 23.5cm、高さ 9.5cm、総重量（実測値）3,753g
『ラーメン 長嶋』直径 23cm、高さ 9cm、総重量（実測値）2,944g
『自家製ラーメン大者 （DAIJA）』直径 21.5cm、高さ 9cm、総重量（実測値） 1,834g

となっているのだが、上記各店の丼サイズを全て上回っている。当然と言えば当然のことなのだが、ややビビらざるを得ないサイズではある。が、10号すり鉢の、直径 30cm よりは小さいわけなので、そこはまあ、ひるむ必要はあるまい。
但し、下皿に関しては、大きさそのもののへ変化もさることながら、ものが平皿からフライパンに変わっていたのには流石に驚いた。思わず、「あれまあ！」と声を出してしまったくらいの驚愕振りであった。


器重量は、食し切った後でないと計量出来ないので、実際の総重量（実測値）は何とも言えないが、取り敢えず、配膳時の器込み重量は、な、何と！正に驚愕の 7,829g !!!!!

更に、追加返し醤油重量（実測値）433ｇ を加えると、今回の配膳時器込み重量（実測値）は、8kg を楽々越える計算だ。何とも空恐ろしい量である。

これは、当初予測総重量の 4,950g でなどあろうはずもない、とてつもない重量であることは間違いない。

更に、更にである。写真では恐らく伝え切れていないであろう、その盛り高。何ともう、驚愕至極！ 盛り高は、それはもう信じられない高さ、35.5cmもの高さを誇っているのであった。

ここまで来ると、これは食べ物なのかどうかすら疑わしい。重量と言い、そのビジュアルと言い、もはや『ネタ』である。笑い話の『ネタ』以外の何物でもない、そんな感じなのである。


とは言え、注文しておいて食す前から諦めていては始まらない。さっそくに気合いを入れ直して食し始める。
今回は、ものが大量ゆえか取り分け用の丼も 2つ提供して戴いた。そちらへ大量のもやしを移していくのだが、とてもじゃないが移し切れる量ではない。途中で早期のご対麺は諦めて、ただひたすらもやしを食し尽くす方向で動き始める。

バクバク、バクバクと、黙々ともやしを食し続ける。ウォーターサーバーで、もやしに振りかけるための醤油と言うか、ラーメンの「返し」が提供されているので、それを少量ずつ掛けてはもやしを食していく。
もやしの弩山の上方部は、きちっと食し尽くさないと崩れ落ちてくるので、標高にして上から 20cm 分〔全体の2/3〕を、全て食し尽くした。ここまでのペースはなかなかの急ピッチで、6～7分程であったろうか。そこから先は、ご対麺に向けて、手前半分を掘り進めていく。
この尋常ではない量のもやしを食し続け、ようやくラーメンの麺が見えるようになるまで、その間 10分程。手前半分を更に掘り進めて、麺を引っ張り出す。
ようやくのご対麺！ 早速に食してみる。

「ああ、旨い♪」

ラーメンの麺とスープを啜り、ようやくにして人心地が付く。

が、実際のところ、目分量的には、現状眼前にあるこの残り量で、通常の『メガ盛』サイズであろうと感じた。麺・スープ込みで、だいたい 3.0kg 近い量があるのではなかろうか。。。 これまでに、既に 3kg は、この膨大な量のもやしを食し果てたというのにである。。。

そんな風に感じている私が、人心地が付いた私の反対側に、しっかりといたのであった。

その一方で、取り敢えず、もやし地獄を通り抜け、ようやくにして光明が見えたような気もしていた。その私とは、ご対麺をして、麺や具材を愉しみながら戴いている私だ。

二人の「私」を心の中に同居させつつ、兎に角ひたすら食し進める。その後もまだ、弩山となっているもやしは、標高こそ低くはなったものの、まだまだたっぷりと残っている。麺や具材とともに、交互に食し続けていくのだが、どうにもこうにも先が見えてこない。
一生のうちでこんなにもやしを一時に食したことがないと断言出来るだけの量を食したのであるが、それでもまだゴールは遠い。。。


とは言え、それでも諦めずに食していると、残るはもやしとスープのみとなった。後どのくらい残っているのかと思い、クッキングスケールに載せてみた。
恐らくこの行為が致命的だったのだろう。計量数値は、3,869g であったのだが、その数字を見て愕然としてしまったのだ。
丼とフライパンを合わせた重量はいかほどになるのか、器が空でない以上、計量は現状不可能なのだが、予測するに、2つ合わせても 2kg はないことだろう。従って、残量は、恐らく 2kg を越える。。。

配膳時器込み重量は 7,829g、それに、追加返し醤油重量（実測値）433ｇ を既に全てスープに投入しているので〔大量のもやしでスープ自体が薄まってしまったので全投入に至ってしまったのである〕、これを加えると、8,262g。単純計算で、このまでに 4,393g の固形物を摂取してきたことになる。更に、この上で 2kg！ 仮にスープを諦めたとしても、もやしだけとは言え、更に 1kg 余りを食し切るゆとりなど、この胃袋には最早残っていない。。。


麺・具材摂食時間 : 19分30秒1


私は、この時点でストップウォッチを止めてしまった。

「無理！」

そもそも、どのくらい残っているだろうなどと計量してみた時点で、心は日和っていたのだ。そうして、実際に計量してみたら、、、スケールの数字を見たその時、心の折れる音を聞いたような気がした。。。(T ^ T)


無理をして、身体を壊す可能性を呼び起こしてまでする『メガ盛』であってはならない。
愉しんでこその『メガ盛』である。


ううむ、美味しかったのだが、わずかに届かず。今回は、少々舐めてかかってしまったようだ。
この反省の下に、さらなる精進を目指そう。

ご馳走様でした。。。


さて、今回の実測値は、

「贅沢豚ダブル大」1,080円（税別）1,166円（税込）〔茹で前麺量 200g〕
「野菜 鬼まし」5〜6kg
盛り高 35.5cm
総重量（実測値）6,082g
追加返し醤油重量（実測値）433ｇ
配膳時総重量（実測値）6,515g
うち麺・具材重量 5,459g
うちスープ重量（麺具材等完食時）1,056g
うち野菜残し重量（実測値）1,066g
【スープ残し + 野菜残し → 総重量 2,122g】
【麺・具材等摂食重量 4,393g】
器サイズ
直径 25.5cm、高さ 9cm、器重量 1,056g
下フライパンサイズ
直径 34cm、高さ 7.5cm、器重量 691g
取り分け皿サイズ
直径 18.5cm、高さ（高）10.5cm、高さ（低）9cm、器重量 507g
追加醤油サーバーサイズ
直径 8cm、高さ 19.5cm、器重量 286g

麺・具材摂食時間 : 19分30秒1

訪問日 : 2018.5.20（日）


こちら『豚さんち 前橋店』では、「贅沢豚ダブル大」を初めとした各種メニューに『株式会社 浅草開化楼』製〔東京都台東区元浅草4-8-4〕の極太麺を使用している。
東京の老舗製麺所『浅草開化楼』は、つけめんの濃厚スープスタイルを確立したと言われ、今や東京で一番の行列店といわれる『六厘舎』の特製麺を作っていることで人気に火がつき、今では逆に、『浅草開化楼』の麺を使うことが人気店のブランドになりつつあると言う。
『浅草開化楼』の麺の特徴は、「太くでコシがある」「麺は太いけどツルツルしててすすりやすい」と言うものがあるが、『浅草開化楼』に対する使用各ラーメン店からの評価は、「ラーメン職人の思いを全力で麺に込める」そんな麺作りにある。『浅草開化楼』は、ラーメン職人の要求を真剣に聞き、ラーメン職人と二人三脚で最高のラーメンを作るのだと言う。スープに麺を合わせるのではなく、スープに合う麺を作る、それが『浅草開化楼』のコンセプトなのだそうだ。


美味しくいただける『メガ盛』、これをただただ追い求めていこう。
ひょっとしたら、まだ行けたかもしれない、が、その行為は愉しくはなかったはずだ。「まだ行ける」ではなく「もっと行きたい」、そう思える『メガ盛』を私は愉しんで行こうと思う。

【 (168) メガ盛行脚レビュー その119-01】

『正田醤油スタジアム群馬』近くにある、夜は「豚肉料理とお酒のお店」スタイルの居酒屋、昼は二郎系ラーメン店のこちら。平日のランチ営業を、ここ最近はしてないようで、連続 3日出張初日の金曜日は空振りに終わり、再度土曜日に訪問してみたのだが、この日はランチ営業をしていてくれてほっとした。
先ずは、この店最大量の「鬼増し」に向けて「野菜増しまし」を完食せねばならない。そんな挑戦への道筋一日目をレビューしたいと思う。


『豚さんち 前橋店』
群馬県前橋市上小出町1-31-3
027-234-1029

Official Website : http://buta3.html.xdomain.jp/


東京都中央区日本橋を起点とし、新潟県新潟市の「本町」交差点を終点とする R17 を、群馬県前橋市街地方向から北進し、群馬県前橋市の中心市街地外縁を通る環状線、前橋市道 東部環状線〔通称 東部バイパス〕と交差する「群大病院東」交差点を直進、そこから 860m 余り北北西進した「県営競技場東」交差点を左折（西折）して、信号交差点を 1つ越えつつ 380m 余り西進すると、道路左手（南側）に『豚さんち 前橋店』はある。


出張先の駐車場が混み合っていたので、一旦、車を出してしまうと再度駐車出来なくなる可能性があり、今回は車を置いての徒歩移動となった。距離的には、駐車場から店舗まで 500m 足らずなので、何のことはない距離である。
昨日もこちらを訪問してみたのだが、店休日となっていた。その折りは仕方なく別の店舗へと徒歩移動したのだが、店舗入口には下記内容の案内ポップが掲示されていたのであった。

…………………………………………
誠に勝手ながら、平日のランチをお休みさせて頂きます。
夜は通常通り 18:00～ 営業いたします。
尚、土・日・祝日はランチ営業もしていますので、ぜひ !! お待ちしています ♡♡♡」
…………………………………………

昨日は金曜日、いわゆる平日に当たるわけだ。そして本日は土曜日、ランチ営業を期待しての再訪問である。現着時間は 10:50、ランチ営業開始の 10分前であったが、店内では動きがあって、営業開始の準備に追われている様子であった。昨日は人影もない状態だったので、店休日であることが一目瞭然であったが、さて、本日はどうだろう。

ランチ営業開始時間の 11:00 ちょうどに開店、ホッと胸をなで下ろして入店する。写真撮影の可否伺うと快く了承戴き、店舗内観、メニュー表撮影をしつつ、一押しメニューの「贅沢豚ダブル」を「大大盛り」で注文し、「野菜増しまし」をオーダーした。


野菜増し、大盛り のシステムは以下の通りだ。

…………………………………………
☆野菜の量のめやす☆〔無料サービス〕
…………………………………………
普通 : 300g、少なめ : 150g、まし : 450g～500g、増しまし : ～2kg、鬼増し : 5～6kg
※「ニンニク」〔 有り、無し 〕選べます
※「増し増し」完食で鬼増し挑戦券ゲット !!!
…………………………………………
麺増しシステム
…………………………………………
並盛り 茹で前麺量 200g
大盛り（1.5倍）100円 茹で前麺量 300g
大大盛り（2倍）200円 茹で前麺量 400g
…………………………………………


さて、概要説明はこのくらいにして、そそくさと実食へと移ろう。


「贅沢豚ダブル」1,080円（税別）1,166円（税込）
「大大盛り（2倍）」300円（税別）324円（税込）〔茹で前麺量 400g〕
「野菜 増しまし」2kg「ニンニク 有り」


オーダーを伝えるや否や店員の方から、

「『増しまし』ですと、野菜だけで 2kg になりますが、大丈夫でしょうか？」

との軽い制止が入るが、

「『大大盛り』の麺量は、茹で前で 400g ですよねえ」
「はい」
「ああ、それなら大丈夫です。お願いします」
「かしこまりました」

との流れで注文を通して戴く。その後、夜の部の居酒屋メニュー写真を撮影しながら、配膳を待っていると、待つこと11分程で、野菜 盛り高 27cm と、縦長のビジュアルを誇る「贅沢豚ダブル」「大大盛り」「野菜 増しまし」が配膳となった。このビジュアル、真上から見ても、その量の多さが見て取れる見た目で、圧巻の縦長感であった。
盛り高自体は相当なもので、初見では、たいていの方はビックリするのであろうが、丼の直径は 21.5cm と、左程の大きさではなく、10号すり鉢 30cm クラスではないので、見た目程の重量はなさそうだ。配膳写メを撮影しながら、配膳時重量を計量すると、器込み重量で 3,411g。確実に 3kg 未満であることがこの時点で分かった。とすれば、完食は余裕であるから、見た目に惑わされるようなこともない。(^O^)v


「豚ダブル」の基本量は、茹で前麺量 200g、野菜 300g となっているのだが、そこを麺で +200g、野菜で +1.7kg と言う数値が額面状加わっていることになる。丼の重量は、直径 21.5cm のサイズからは、1kg の重量はあるまいと考えられるが、それでも 700g 程度はあるだろうから、多く見積もっても 2.7kg がいいところだろう。そう考えた場合、野菜の重量のみで 2kg は流石にあるまいと予測出来るところだ。

まあ、細かいところはさておいて、先ずは完食に向けて、気合いを入れようと思う。


「贅沢豚ダブル」と言うメニュー名からも分かる通り、トッピング具材はいわゆる「全部載せ」に当たる。
チャーシュー 1枚、ほぐしチャーシュー、海苔、ネギ、青梗菜、メンマ3本、煮玉子が、「野菜 増しまし」のタワーの回りを包むように配置されている。野菜のてっぺんには、「ニンニク 有り」ゆえに大量のニンニクが載せられている。ほぐしチャーシューもあわせたチャーシューの総重量（実測値）は 65g。二郎系としてはやや少なめか。『豚さんち』と言う店舗名を冠し、「豚肉料理専門店ならではの自家製のチャーシューと ほぐしチャーシューをふんだんに使用」と自信の Official Website 上で謳っている以上、ここはもう少々の豚の盛り量が欲しいところであろう。

煮玉子の半熟感は先ず先ず。取り立てて秀逸と言う程ではないが、それなりに美味であり、標準の味わいを感じさせてくれた。


実食にあたって、先ずは下皿を外して、大量の野菜をそちらへ移動する。4/5 程度の野菜を移動して、麺を丼の下の方から引っ張り出してみた。茹で前麺量的には、トータルで 400g であるから、驚く程の量があるわけではないが、それでも食べ応えは多少ある。延びてしまう前に、美味しいところを戴きたいので、こうして、野菜をどける方法を私はとっている。引っ張り出した麺の茹で具合は程良くて、やや固めの食感ではあるが、日清製粉の「オーション」使用ではなさそうであった。
この『株式会社 浅草開化楼』製〔東京都台東区元浅草4-8-4〕の極太麺、太くでコシがあるるもの、太いれけどつるつるしてて啜りやすい麺である。機械打ち角刃麺の、やや縮れの入った極太麺は、先ず先ずの弾力とつるつる感がなかなかに美味であった。


スープは、背脂が利いた乳化系豚骨スープで、和風の節系出汁の味わいも若干感じられる。薄味ではあるが、コクも充分に感じさせるなかなか美味なるスープだ。
今回はオーダーしなかったが、グランドメニューの方には

「脂増しも可」

との記載があり、「背脂」の「増し」も可能なようである。


なお、「贅沢豚ダブル」等の「ラーメン」類を居酒屋営業のディナータイム〔18:00～25:00（金・土・祝前日 18:00～26:00）〕にも戴けるようだが、「鬼増し」「増しまし」は時間制限があるようである。ランチタイムのみの以下の時間までとポップ表示があった。チャレンジをお考えの向きには注意されたい。
…………………………………………
ランチ 11:00～14:00
・鬼増し 12:00まで
・増し増し 13:00まで
…………………………………………


総じて、先ず先ずに美味であり、二郎系を標榜するだけあって、量もそこそこであった。「野菜 増しまし」の方は、思った以上に安易に完食出来てしまったので、やや拍子抜けの感があったが、充分な食べ応えはあった。

なかなかに美味しうござった、(^O^)v


さて、今回の実測値は、

「贅沢豚ダブル大」1,080円（税別）1,166円（税込）
「大大盛り（2倍）」300円（税別）324円（税込）〔茹で前麺量 400g〕
「野菜 増しまし」2kg「ニンニク 有り」
盛り高 27cm
総重量（実測値）2,683g
チャーシュー総重量（実測値）65g〔1枚〕
うち麺・具材重量 2,266g
うちスープ重量（麺・具材等完食後）417g
器サイズ
直径 21.5cm、高さ 9cm、器重量 728g
下皿サイズ
直径 23.5cm、高さ 4.5cm、器重量 534g
取り分け皿サイズ
直径 18.5cm、高さ（高）10.5cm、高さ（低）9cm、器重量 536g

合計支払金額 : 1,490円（税込）
完食時間 : 7分17秒2

訪問日 : 2018.5.19（土）


さてさて、これで何とか「鬼増し挑戦券」をゲットすることが出来た。次回再訪時は、思い切って「鬼増し」にチャレンジしてみたいと思う。但し、ポップ上にある 5～6kg と言う重量の数値に対しては、相応の恐怖感がある。この数値、野菜だけの重量とのことだから、それが真実であれば、それはもう恐ろしい量になることだろう。
少なくても「大大盛り」の茹で前麺量 400g はやめておこうと思う。はてさて、完食出来るか否か?! 現物を拝む機会は、そう遠くもあるまい。気合いだ !!!