점포명 |
Nana kawa(Nana kawa)
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장르 | 일본 요리、향토 요리 |
예약・문의하기 |
082-249-7032 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
広島県広島市中区立町4-17 |
교통수단 |
다테마치 역에서 96 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥8,000~¥9,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
− |
주차장 |
불가 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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訳あって、またもやピンランチです。
食べログで下調べをしようかとも思いましたが、ふらっと入って美味しかった!って言うのが食べ歩きの醍醐味だと、なんとなく思ったのです。
で、本当は広島市内でお好み焼きを食べてみようと目論んでいたのですが、個人経営のちっちゃなお店的なのは繁華街には無いんですよねぇ(・ω・)田舎者には分かりません。某あのレビュアーさんの書かれていた様な、住居店舗一体で、程良く煤けた感じの‥。
それはともかく、歩き疲れてもうお店探しを諦めかけていた所、「ひろしま料理 なな川」【営業中】とだけ掛ったお店発見。表にはメニュー表もありません。
渋い。渋すぎる。これはもう、入れコノヤロウと言われているに等しい。
手動の引き戸を開けると、L字のカウンターの中央に、絵に描いたような大将がいらっしゃいます。オールバックに白衣、手には見事な出刃包丁。他にお客さんはいませんでしたが、すんなり通して下さいました。
日替わりの定食しかないとのこと。この日のメニューは、イサキの塩焼き、鯛と筋カツオの造り、とろろの小鉢、味噌汁、香の物。ごはんは大きなジャーからよそって下さいました。「足らんかったら、言うてぇね」ってワオ、これは見るからに美味いごはん!
お味噌汁には浅利と豆腐。うちで作るのとは違って、塩辛いんじゃないな、でも味噌がとても濃い。出汁が主張するのとも違う。
イサキの塩焼きは、あまり大きくないイサキを三枚におろしてあります。塩梅も丁度良くて、臭みも全くありません。ふっくら、しっとりしている上に、小骨が全く無いと言うミラクル。魚初心者や苦手な人には、こんなのから入って欲しいなぁ!と魚マニアの目頭が熱くなります。
お造りの筋カツオは、最初ワニかと思いました。「ワニ?マンサク ?」とつぶやいていると、「筋カツオよ。」と教えてくださいました。上品な脂で、もっちりしています。そう伝えた所、「ほうでしょう。鮪のトロに似とるけど、それより上品じゃ思うですよ。」同意です。鯛の造りも松笠になってる!山葵をチョチョイと載っけて、コリコリともっちりの間で揺れ動く、これって恋?いいえ、鯛です。スーパーや自宅で造る物とは比べるのも恥ずかしい。
ごはんも、コメリエ(米ソムリエ未満)納得の美味しさです。とろろ芋と一緒に食べるなんて反則じゃあね!
最後に、野菜の中にあった季節の果物。小さな柿ですが、星がたくさんある甘柿です。所謂フルーツの柿と一線を画す、山の柿。はー、うちの方ならそこらになんぼでもなっとるけど、この街の中でどうやって調達されるのか。季節を食すって、まさにこの事です。
お会計は¥1100。悔いはない。
食事の間、大将は黙々と晩の仕込みをなさっていました。私のような一見の小娘でも、うるさがる風も無く、かと言って媚びる風も無く。無論、勝手にそう思っただけかも知れませんが。
「亀齢を使うてんですね」「そ。ひろしまにゃ珍しい辛口でスッキリした酒じゃけぇね。料理に合うんよ。」「あ、それはカキフライですか?」「今晩予約が入っとってね。あとほら」
ここで見せて下さったのは、見事なワタリガニとハゲ!ウマヅラだったけど、あのサイズなら充分です。晩のお客様はハゲチリだそうです‥ウラヤマ!肝も太くて、ああ、ぽん酢に溶きまくりたい(笑)
毎日市場へ買い付けに行き、良いものをお出しするとのことです。納得。
「お客さん、誰かの紹介?」と聞かれたので、正直にふらっと入った旨答えました。ひろしま料理の看板に吸い寄せられたこと、そしてこの選択に間違いがなかったこと。大将は、ちょっと照れた風に微笑むと「今度は晩においで。」と名刺を渡して下さいました。
なんだかオトナの階段をまた一つ登った様な気がしました。
でもアレだ、こう言うお店は、先達さんとご一緒するべきだなぁ。今になって、大将に失礼があったんじゃないかと思っています。
そうそう、香の物は多分自家製です。