점포명 |
Yokkun
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장르 | 오코노미야키 |
예약・문의하기 |
082-247-8621 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
広島県広島市中区中町1-13-2 日信ビル 2F |
교통수단 |
후쿠로마치 역에서 340 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
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금연・흡연 |
− |
주차장 |
불가 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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お好み焼店「よっくん」。
夜、一人で訪問。
お店はビルの2階。外から様子が覗えないお店は入るのに勇気が要る。でも表に値段が明記されたお品書きの看板が常設されているのは少し安心材料になる。
細長い長方形のお店で、長辺の中央に出入口がある。入って右手が鉄板の無いテーブル席エリア、左手が調理用鉄板台に面したカウンターテーブル席エリアであり、その一部が鉄板に面している。
先客なし。
鉄板に面した席に着いた。
65歳だとおっしゃる人懐こい男性ご主人お一人がお店に出ていらっしゃった。やっぱりこのお方がよっくんなのだろうな。ご開業から27年になるとのこと。
・「瓶ビール」(570円)
選択肢はアサヒビールかキリンビール。キリンをお願いすると、ラガーの中瓶がだされた。
・「牛すじ煮込み」(450円)
広島流の牛すじ煮込みとのこと。あらかじめ鍋で煮込まれているのは牛すじだけ。こんにゃくは入っていない。また、この煮込みでは味噌も醤油も使わないそうだ。
注文を受けると、こんにゃくを刻んで鉄板へ。鍋の牛すじも鉄板へ。両者は鉄板の上で出会う。金属製の半球状の覆いをすっぽり被せて蒸焼きにする。それを小鉢に盛り、ねぎを載せ、酢醤油をかけ、一味唐辛子をかけて提供される。こういうのもありだ。おいしい。量もケチケチせず気前がいい。
・「広島風 お好み焼き 肉・玉子・そば」(750円)+「ねぎ」(100円)
鉄板に濃い目に溶かれた生地を薄く円く展ばし、魚粉を振り、肉厚で硬そうなキャベツ、天かす、もやし、豚肉を載せる。そして濃い目の繋ぎの生地を垂らす。これで本体が構築された。これを丸ごとひっくり返す。この反転状態での加熱の最後にヘラでの圧迫を加える。
そばは、奥の厨房で茹でる。茹で時間は1分以内か。それから鉄板へ移し、円盤状に整え、そのまま弄らずに暫く加熱。
反転状態の本体を、そばの上に重ね置いて合体させ、それを、傍らで展ばした玉子の上に重ね置いて更に合体。まるごとひっくり返して正位に戻し、最上面に来た薄焼玉子にカープソースらしきソースを塗り、青海苔を振り、ねぎを載せて完成。調理時間は15分間くらいだった。
鉄板から直にヘラでいただいた。
ねぎが瑞々しく艶やか。そのフレッシュ感やよし。
本体に圧迫を加えていた割には、キャベツが潰れたり萎んだりジュクジュクになったりはしていない。食材の輪郭がはっきりしているように感じられた。それでいて口触りは滑らか。また、口の中でホロリと崩れる軽やかさがいい。食べ始めにはシャクシャクした歯触りを楽しみ、次第にホクホク感の楽しみへと変わっていく。
土台の薄焼生地が後半硬くなった。食べる速度が遅すぎたかもしれない。
全体として、どっしりとしたボリューム感がある。また、脂っこさは控えめだと感じられた。
この、奇をてらうことなく焼かれたお好み焼は、個性的ではないが、安心できる味だと感じられた。あれこれ浮気した挙句に一旦原点回帰してみたいときなどにいいかもしれない。
このような味の安定感と対照的なのが、ご主人の極めて人懐こい、そのキャラクターの濃さ(笑)。
裏表のない真正直なお人柄で、そこに余計な猜疑心を抱く必要はなさそう。でもあまりにも裏表がないため、自分の如き初訪問の客にも、普通だったら裏話扱いの話までどんどん披露される。うかがう分には面白いけれど、内緒話をするのには覚悟が要るかも(笑)。