駅前のデパート裏で昼から飲めちゃう食堂酒場です。 : Jiyuuken

平日の20時半過ぎ、福山駅から徒歩3〜4分。
色々あって一泊二日の現実逃避の3軒目。

南口から真っ直ぐ進んで天満屋の先を曲がったとこ。
おでんと洋食がウリの食堂酒場、昼から通し営業。

店先には立派な暖簾と赤提灯とパトランプ。
店内には大きなコの字カウンター、年季入ってます。

奥に厨房があって、カウンターの中には女性がお二人。
日本昔ばなしみたいな声のママさんと、ドラえもんみたいな声の多分パートさん。

ほぼ満席でもギリ空きがあり、注文は以下。
瓶ビール 大瓶 キリンラガー 630円 ドライも選択可能
酢れんこん 330円
おでん 大根、蒲鉾 各150円
おばいけ 550円

お惣菜は注文すると入口脇の冷蔵庫から皿ごと出して提供されるシステム。
時によってはカウンターに座ってるご常連が注文を聞いて取って下さったりすることも。

酢れんこんは空色の綺麗な器での提供。
糸唐辛子のアクセントが素敵。
シャクシャクでさっぱりしてて、いいアテです。

おでんはシミシミの出汁に甘い味噌が特徴的。
大根はとろとろ、蒲鉾は立派なサイズでブリブリで。

それから、おばいけ。
ナニソレ？ってママさんに聞いたらさらし鯨とのこと。
背の高い器に上品に盛り付けられて酢味噌の色も鮮やかで、こういうのは目にも美味しいのがいいところです。

本当なら洋食もいただいてみたかったけど、もうお腹いっぱいなので今回はここまで。

心地良い賑やかさと丁寧な美味しさに大満足。
各駅停車で3時間近く揺られて来た甲斐がありました。

あ、お手洗いは奥へ行って階段を登らないで左手です。
和式ながら手入れが行き届いていて快適。
途中の通路のカープ愛は必見かと。

たいへんごちそうさまでした。