北の岬にあるハマナスの♪ つぶはおススメ魅惑の味よ♪　居酒屋くるみも宜しく♪ : Tachimachi Misaki Kyuukeisho Baiten Ha Manasu

2022初秋の北海道の旅で

立待岬にやって来た旅浪漫であります。

函館市電の終点 谷地頭(やちがしら)電停から

坂道を歩くこと15分。　途中には石川啄木一族の墓、

宮崎郁雨と砂山影二の歌碑があります。


♪　北の岬に　咲くハマナスの

　　花は紅(くれない)　未練の色よ

　　夢を追いかけ　この海越えた

　　あなた恋しと　背伸びする　♪　

　　(作詞:吉田旺　作曲:浜圭介　歌:森昌子)


1982年に発売された森昌子の歌

「立待岬」を思い浮かべる方も多いことと思います。

立待岬とは、ここで魚を捕ろうと立って待ち伏せするところ、

アイヌ語のヨコウシに因む地名だそうです。

朝まで降っていた雨も上がり、天気が回復してきたので

マイカーで訪れる観光客も増えてきました。


しばし風光明媚な景色を堪能し、

近くにある売店に向かいますが

まだシャッターが半分閉まっています。　時刻は正午前。

何時の開店かな思っていたら、

いきなりシャッターが開きました。

「今からですか？」　「今日はちょっと遅くなってしまって･･･」

開店準備をする店主が申し訳なさそうに言います。

別に慌てる旅でもないので、待つことにします。


話しをしながら準備を続ける店主の大村さんは

函館の本通で居酒屋くるみを経営。

夜は居酒屋、昼は売店はまなすと掛け持ちで

頑張っているそうです。　働き者ですね～。

今度行かせてもらいますと名刺も頂きました。


◇　つぶ貝串　･･･ 1本 400円 (税込)


ほたて串焼きや焼きじゃが、揚げじゃが、

焼きとうもろこし、おでんなど一品メニューがありますが、

絶品だとリピーターが多い売店はまなすのイチオシ商品が

つぶ貝の串煮。　1本 400円です。


つぶ貝の身が5つ、串に刺してあります。

焼くのではなく、塩茹でしてあるのでそのまま食べます。

ひとつひとつがデカくて肉厚。　これは美味しそう♪

歯応えあるつぶ貝、噛むほどにじわっと口の中に

旨みが広がります。　あ～、ビール欲しい♪

5個で400円なら高くないですね。　逆に安いかも。

大村さんが焼いているほたて串焼きも

ほたて貝柱、卵、ひも付きが3個串に刺してあります。　

これは1本500円。　これも美味しそうでした。


　♪　北の岬にある「はまなす」の

　　　つぶはおススメ　魅惑の味よ　♪　

今度はこういう歌詞で歌ってみるか(笑)

ごちそうさんでした。