数ある水戸の鰻屋さんの中では、雰囲気は抜群。で、お味は?
本日のランチは、水戸市「中川楼」です。
和食店や中華料理店の店名に「楼」とつくと何故か期待が膨らむ。
また、「軒」も同様にワクワクする。
店名で味が決まる訳ではないが、屋号や門構え等の雰囲気は、重要である。
食の楽しみは、如何に食べる前からは始まっているかが分かる。
水戸には、「ぬりや 泉町大通り店」や「水戸山口楼」など数軒有名な鰻屋がある。
ぬりやは、ごはんがベチョベチョでダメだ。
水戸山口楼は、料亭風で雰囲気はあるが少々部屋が暗い。
ここ中川楼の創業は、文政五年である。
ちょうど、今年で200年だ。
200年間で何匹のうなぎを殺生したのだろうか?
こんなくだらない事を考えていると旨いうなぎが食べられなくなる。
本日は、ご馳走になったので値段は、分からないがなんと1.5人前だった。
小さめのお重にキッチリと収められた蒲焼は、素晴らしい。
うなぎの脂から出るテリと醤油タレの微かな焦げと仄かに香る川魚独特の香り。
串を抜く際にほぐれてしまう身の崩れもない。
作品のような素晴らしい出来映えである。
お味の方もうなぎの身はホクホクで、蒸し焼き加減が素晴らしい。
タレをジャブジャブ付け過ぎておらず、うなぎ特有の香りを邪魔せず良い。
ご飯も硬過ぎず柔らか過ぎず上出来である。
また、お重の蓋の裏には、屋号の刻印。
老舗の証だ。
当然、重箱は、漆塗りの一品物なのである。
中居さん達のサービスも完璧ならお店の雰囲気も完全なのてある。
200年の歴史が紡いだ老舗うなぎ店だった。
점포명 |
Nakagawarou(Nakagawarou)
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장르 | 장어 |
예약・문의하기 |
029-231-3318 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
茨城県水戸市泉町3-5-6 |
교통수단 |
JR水戸駅からタクシーで12分 미토 역에서 1,817 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999¥4,000~¥4,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 전자 화폐 불가 |
서비스료 / 차치 |
サービス料なし、お通し代なし |
좌석 수 |
160 Seats |
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개별룸 |
가능 2인 가능、4인 가능、6인 가능、8인 가능、10~20인 가능、20~30인 가능 全席個室 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 15~、お店の北側にあります |
공간 및 설비 |
차분한 공간,자리가 넓은,좌식 있음,일식 난방(코타츠; 마루청을 뜯어 그 위에 설치한 열원을 갖춘 밥상)있음. |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,외인이 있음 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
경치가 아름답다,독채 레스토랑 |
서비스 |
2시간 반 이상의 연회 가능,테이크아웃 가능 |
홈페이지 |
本日のランチは、水戸市「中川楼」です。
水戸も浦和や川越に劣らず、鰻屋の集積地だ。
10軒はあるだろうか?
そんな中、味・雰囲気・値段の全てに納得がいくのは、「中川楼」だろう。
なんと言ってもお店の雰囲気が最高なのである。
一見、老舗料亭のような佇まいだが、店内は綺麗に改装されており居心地抜群なのだ。
さて、中川楼のうなぎだが、ラインナップはどんなだ?
HPを確認すると各種コース料理があるが、一般的なランク別の松竹梅はない。
あるのは、”蒲焼定食(5,445円)”と”白焼定食(5,647円)”だ。
定番の蒲焼定食をチョイスしたが、ふと疑問が湧いた。
「(なんで蒲焼って言うんだ?)」
こんな時は、すぐにネット検索。
「蒲焼の由来は、うなぎのぶつ切りを串に刺して焼く様子が、蒲(がま)の穂に似ているから『がま焼き』→『かば焼き』に転じたというのが定説です」だそうだ。
確かに色は、がまの穂ににているが、形は細くね?
他にも焼き上がった際の色や形が「樺の木」に似ているからとする説やいい香りが早く鼻に入るという意味の「香疾(かばや)」が転じたとする説など諸説色々である。
こんなウンチクを調べていると蒲焼定食が運ばれてきました。
「(出た出た。お重が漆塗りの一品ものだ。老舗の香りがプンプンするな。)」
小振りのお重だが漆の蓋を開けると裏蓋には、屋号の刻印だ。
老舗の証だな。
フッと香る野生味溢れる川魚臭。
フワッと立ち昇るタレの香ばしい芳醇な香り。
昨日の温め鰻とは、やっぱり全然違うな。
一口食べた時に分かる鰻独特な風味。
ザラついたようなギラっとしているような脂身臭。
ホクホク、アツアツに蒸された脂から漂う上品な芳香。
コレこそ日本ウナギである。
老舗料亭のような佇まいの屋敷とキチっと着物を着付けた中居さん達の丁寧な接客。
雰囲気もお味もパーフェクトな鰻屋さんでした。