駅直結という立地で500円でお釣りがくる安定の「温玉ぶっかけ」うどん : Hanamaru Udon Mito Ekuseru Ten

＜料理＞
■温玉ぶっかけ・冷（小）…税込430円
冷水で締めた冷たいうどんに煮干しとさば節、鰹節、昆布をブレンドしたつけだしがかかったぶっかけうどんに刻みネギと温泉卵が付く創業の頃からあるという定番メニュー。
小にしたので麺量は210g程と思われます。
刻みネギは注文時に有無を聞かれ当然のせてもらいましたが、抜くことも可能。
温泉卵は殻付きのまま別皿で提供され、自分で割り入れるスタイル。
手が汚れるし面倒なのですが、殻を割るのに失敗して卵黄割ってしまうリスクやその分を価格に転嫁されるくらいなら自分で割った方がいいかとも。
はなまるうどんの冷たいタイプは久しぶりにいただきましたが、思ったよりもコシがあり美味しい。
無料の天かすもタイミングが良かったのか揚げたてとは言わないまでもサクサク。
駅近どころか駅直結というこの立地で、このお値段で食事ができるのは素晴らしいと思います。


■大海老天…税込200円
・熱量…112kcal
はなまるうどん恒例の「天ぷら定期券」があったので、せっかくだからと一番高い天ぷらをとこちらを選択。
「大」と付きますが、海老天のサイズとしたは普通サイズ。
プリプリで美味しいものの、個人的には170円の「とり天」の方が幸せだったかなと。
CPとか考えず、食べたいものを食べるのが一番だと実感しました。

＜お店について＞
2000年5月創業のうどん店。
衣料卸売業の株式会社エイジェンス（現・株式会社ヒューマンネット）とリサイクル業の株式会社フォー・ユー（後の株式会社セカンドストリートを経て株式会社ゲオに吸収合併）の共同出資で2001年に香川県高松市にて設立された株式会社はなまるが運営するお店ですが、2004年に吉野家ディー・アンド・シー（現・吉野家ホールディングス）と資本業務提携を行い、2012年12月より吉野家ホールディングスの完全子会社に。

・駐車場
エクセルみなみ駐車場・エクセル南口立体駐車場利用で30分無料
レシート合算1000円以上で1時間サービス
レシート合算3000円以上で2時間サービス
レシート合算5000円以上で3時間サービス

・席構成
カウンター席…10席以上
テーブル席…4名がけ数卓


＜料理＞
■牛肉うどん（大）…税込750円
・熱量…1265kcal（牛肉通常量の場合の熱量）
2021年4月29日～5月9日まで開催されていた、“お値段そのまま牛肉1.5倍増量”という「肉祭り」期間中に利用。
かけうどんに甘辛く煮た牛肉と刻んだ油揚げ、刻み青ねぎがのった温かいうどん。
「大」を注文したので、麺は3玉。
麺の重さだけで630g程というなかなかのボリューム。
ちなみに、シンプルな「かけうどん」について丸亀製麺との比較をメモしておくと、

＜はなまるうどん＞
・小（240円）…麺1玉210g（汁含め293kcal）
・中（350円）…麺2玉420g（汁含め578kcal）
・大（470円）…麺3玉630g（汁含め863kcal）

＜丸亀製麺＞
・並（320円）…麺1玉260g（汁含め299kcal）
・大（430円）…麺1.5玉390g（汁含め445kcal）
・得（540円）…麺2玉520g（汁含め586kcal）

となりますので、味はさておきボリュームという点だけで比較するとはなまるうどんが圧倒的に安いことがわかります。
麺は全国に5つあるセントラルキッチンで製麺したもの。
小麦粉はオーストラリア産メインに配合した一等粉のみを使用。
工場や季節によって味にばらつきがでないよう、不純物を除去した「純水」と「軟水」をブレンドする製法の水を用いて品質を一定にしているのだとか。
はなまるうどんはあまりコシのないうどんという思い込みがありましたが、久しぶりにいただいたら十分なコシがありました。
温かい汁のうどんでこれだけもっちりしていたのであれば、ぶっかけ系の冷たいうどんならもっと強いコシを楽しめたことと思われます。
うどんのだしは讃岐うどん定番のいりこだし。
麺はセントラルキッチン製ですがだしは各店舗で毎日少量ずつ取っているのだとか。
今回いただいたかけうどん用の汁は、いりこと昆布をベースにした一番だしに数種類の醤油や塩等をブレンドしたかえしを合わせたもの。
「かけ」であればはすっきりさっぱりとしただしの旨味を味わえますが、この「牛肉うどん」は具として甘辛く煮た牛肉がたっぷり…通常の1.5倍量入っていて且つ油揚げまで入っているので、かなり甘い。
牛肉の脂の甘さと味付けに使用している砂糖の甘さと油揚げの油の甘さのトリプルパンチ。
うどんのかけ汁と言うよりすき焼きの汁のような味で、好みにもよるのでしょうが飲み干すには辛い甘さでした。
吉野家が親会社ですから、大量にのっていた甘辛く煮た牛肉が美味しいのは言うまでもなく。
パッと見、思ったより少ないな…と感じましたが、汁の中にも埋もれており、1.5倍のありがたさを実感。
油揚げはただ刻んだだけの油揚げですが、熱量アップに貢献。
牛肉が標準量で1265kcalですから、1.5倍の今回の熱量は恐ろしいことになっていそう…お腹いっぱいになれる一杯です。


■かけ（大）…税込470円
・863kcal
刻み青ねぎだけがのったシンプルなかけうどん。
こちらも大にしたので麺量は630g程。
セルフサービスの無料トッピングコーナーにある揚げ玉を投入すれば、ワンコインでお釣りがくる安さでも十分満足できるたぬうどんがいただけます。
「かけ」ははなまるうどんの最安うどんメニューでCP的には最強のメニュー。
ただ、この「かけ」については近年値上げを繰り返しており、「かけ（小）」について言うと2013年に105円から130円に、2019年には130円から150円に値上げされ、2020年には220円に、そして現在は240円。
以前程目玉メニュー感はなくなりましたが、それでもこのお値段。
CPは悪くないと思います。


■から揚げ…税込130円
2021年1月19日より発売開始となった鶏千のから揚げ。
1個税込130円で4個購入。
鶏千ははなまるうどんの親会社である吉野家ホールディングスの子会社株式会社スターティングオーバーが展開する鶏から揚げ専門店。
鶏千のから揚げは醤油味、塩味、にんにく味とありますが、はなまるうどんでいただけるのは、鶏のもも肉を使用しにんにくも生姜を使用しない醤油ダレに漬け込んだ醤油味のみ。
うどんとの相性を考えてのことでしょう。
こちらもセントラルキッチン製の冷凍から揚げかと思いきや、タレの揉み込みや漬け込み、粉打ちなど店内で手作業とのこと。
訪問時は、たまたまなのかあえてそうしているのか不明ですが揚げ置きはなく、注文を受けてから揚げてくれました。
ちなみに、提供まで6分程かかる旨のアナウンスがありました。
うどんを食べ始めて1,2分でスタッフが揚げたての「から揚げ」をもってきました。
推定重量は50g程。
揚げたて熱々、衣はカリカリ。
醤油味が効いたさっぱりとした味で、もも肉なのでとてもジューシー。
ご飯にもうどんにも合いそうな味付けで、美味しい。
ちなみに、このから揚げが3個とサラダ、ご飯、スープが付いた「から揚げ定食」は税込590円。
から揚げ4個だと税込690円。
そしていずれもご飯の大盛り無料。
なお、定食のご飯とスープを「かけ（小）」や「おろししょうゆ（小）」に変更も可能なので、それらのうどんにから揚げを単品で3個または4個追加するのであれば、「から揚げ定食」で注文してご飯とスープをうどんに変更した方がお得です。