もちもちご飯が美味しいです（再々訪∞） : Ishokuya Shimizu

　昔、何回か訪問したことがありましたが、最近はとんとご無沙汰。カミさんの久しぶりに行ってみようとのリクエストです。

　休日の１２時頃、先客２，３組、６，７名。

　ランチのメニューは握り、ちらし、刺身、天丼、天ぷら、みそかつがメイン。フライが付いたり付かなかったりで、￥８６０～￥１，７３０。

　本日のフライは鰹、残り１つと言われます。食事している先客は４人ほどのようですが、鰹のフライは何人分あるのでしょうか。

　カミさんと二人なので、フライとちらし￥１，０８０、天丼￥１，０８０を注文。

　料理が来るまで２０分くらいかかります。後客には私たちと同じに出されていたので運が悪かったとあきらめましょう。

　サラダはレタス主体ですが、トマト、人参、ブロッコリー、胡瓜、玉ねぎといろいろあり量も多い。ドレッシングも穏やか。

　茶碗蒸しには鶏、銀杏などの具材がきちんと入っています。味的には普通。

　鰹のフライは、小さくて薄い。しっかりカラッと揚がっているというか、パン粉が硬め。鰹自体は下味が付いていてクセはありませんが、風味が足らないよう。

　ちらしの具は、甘えび、赤身、白身、蛸、烏賊、サーモン、ホッキ貝、トビッコ、蒲鉾、玉子焼き。種類は多くあるように思えますが、ごく薄く小さく”載ってますよね”程度で、どれもクセはないものの、食べ応えはあまり感じませんし味もよくわからないほど。

　酢飯はもっちりして酢の効きは穏やかで好みなので、もっとお高いのにすれば堪能できたかもしれません。

　天丼は、海老２尾、茄子、キス、南瓜。天丼ですので、衣が厚めでぼてっとしているのは気になりません。具材にも油にもクセはありません。タレはやや濃いめでやや甘さ控えめ。ご飯はもっちり、量は少なめ。

　味噌汁には小さな海老の頭が２個入っていて、”ちょっとだけか”と思いましたが、海老の風味が濃く出ていて美味しい。

　最後にコーヒーまで出ます。

　￥１，０００でサラダ、茶碗蒸し、コーヒーといろいろ付いて、お得感があります　

　牛久駅東口を北上した住宅街兼商店街の大通りに面していて、駐車場は１０台分くらいある。

　入口で履物を脱いで下駄箱に入れて入る。店内は木造り主体、板の間で落ち着く感じ。掘りごたつ式のテーブルは２４席、付け台６席のほか小さな個室がある。

　平日１２時ころには、予約席を除きほぼ満員だったり、結構空いていたりとマチマチ。

　ランチのお手頃価格は、ちらし、にぎり、野菜天丼のセット（茶碗蒸し、小鉢、サラダ、味噌汁、コーヒー）が￥８４０、これに日替わりのフライが付くと￥１，０５０。ちょっと豪華なのもあって、それでも￥２，０００ですが、いろいろな使い方が出来そう。

　ちらしのネタは赤身、鮭、蛸、甘エビ、カンパチ、鯛、貝、かまぼこ、玉子焼きなど。特に玉子焼きが自家製で美味しかった程度でネタの種類と量はやや少ない。シャリも少なめ。

　にぎりのネタも似たようなものだが、イクラ、かっぱ巻きが付く。シャリは大きめ。

　備長炭を３０時間以上寝かした水で炊いているというシャリは、柔らかめで美味しい。特にモチモチしていて美味しいので聞いたら、「特にこの時期は新米だから。藤代の農家から低農薬米を直接買い付けているため古米とブレンドしていないので。ガスで炊いている。」とのことだった。酢がやや強いが許容範囲。

　野菜天丼は、カボチャ、マイタケ、オクラ、しし唐、サツマイモ、茄子などで特に変ったものはないが、揚げ具合もちょうど良く、やや甘めのタレとモチモチしたご飯とあいまって美味しい。ご飯少なめ。

　茶碗蒸しは固めで具は少々だが味は良い。サニーレタス主体のサラダはドレッシングが少し酸っぱい。味噌汁は魚の粗や海老の頭が入っていて美味しい。

　鯵jのフライは小ぶりながらも肉厚でクセもなく美味しいが、寿司には天ぷらの方が合うと思うし、このフライが付くだけでプラス￥２００はちと高い。

　メインのメニューからしたらコーヒー、サラダは要らないから小鉢や漬物を増やした方が良いと思うが、この値段でいろいろ出てくると、女性客には人気だろう。店のおばちゃん達は元気で接客は良い。