Ton
(とんかつ専門店とん)- 예산：
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레스토랑 정보
세부
| 점포명 |
Ton
|
|---|---|
| 장르 | 돈까스 |
| 예약・문의하기 |
0294-33-3823 |
| 예약 가능 여부 |
예약 가능 |
| 주소 |
茨城県日立市鮎川町2-1-6 |
| 교통수단 |
히타치타가 역에서 1,341 미터 |
| 영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
| 예산 |
￥2,000～￥2,999 |
| 예산（리뷰 집계） |
￥2,000～￥2,999￥2,000～￥2,999
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| 지불 방법 |
카드 가능 （JCB、AMEX、Diners） 전자 화폐 가능 |
좌석 / 설비
| 개별룸 |
가능 |
|---|---|
| 카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
| 금연・흡연 |
완전 금연 |
| 주차장 |
가능 約30台 |
| 공간 및 설비 |
카운터석 있음,좌식 있음,바리어 프리 |
특징 - 관련 정보
| 이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
|---|---|
| 서비스 |
테이크아웃 가능 |
| 홈페이지 | |
| 비고 |
クレジットカード払いは、3,000円以上からでした。 |
ふと、とんかつの食べ比べをしてみようと思い立ち、訪れたのは “とんかつ とん” さん。開店から43年が経つという。自分が日立に住み始めた三十数年前は日立駅前にあり、“わらじとんかつ” という巨大とんかつで有名だったことを思い出す。今は常陸多賀駅寄りの6号国道沿いにあって、たくさんの幟や、豚の顔(可愛さはない(笑))を模した車などで人目を引いている。わらじとんかつは今でもメニューに載っているようだが、今はひたすら美味しいブランド豚を美味しく食べてもらうことに心血を注がれているようだ。
こちらの推しのブランド豚は “ローズポーク” と “常陸の輝き” の2種。
ローズポークは1983年に茨城県に誕生して40年。2002年には全国銘柄食肉コンテストにおいて最優秀賞に輝くなど実績、実力とも申し分のないブランド豚だ。弾力ある肉質、きめの細かさ、軟らかさが特徴で、バラのような美しい肉色が県花のバラを思わせるとして名付けられた。
常陸の輝きは2018年に販売が開始された茨城県の新ブランド豚で、脂肪含量が一般の豚肉より高く、軟らかくて旨味があり香りの良い高品質な肉質が特徴。ローズポークに続く全国レベルへと大きな期待が掛けられている。
今回、この2種を食べ比べ出来るとの情報で訪れたのだが、店員さんに確認すると二人で食べる時にそれらを2種盛りとして割り引くセットものだそうで、「値段は同じでとんかつ以外を一人分でご用意することは出来ますが…」… 。さすがにそこまでの欲求は無いので、結局普通に以下のお一人様メニューを注文した。
□常陸の輝き リブかつ定食 [200g] (2609円)
■常陸の輝き リブかつ定食
豚肉の中でもリブロースは、肉質が非常に柔らかく、肉の間に脂が入っているのが特徴で肉の味も濃い部位である。自分としても最も好きな部位で、ここを厚切りにしてカレーやシチューに使うとホロっと崩れる軟らかさと肉の旨味とで料理が1ランクアップする。しかもこのリブかつ用のリブロースは一頭から4人前しか取れないというから実に希少な一品だ。
目を近付けて断面を良く見る。全体の2/3くらいまでの範囲に脂身の薄い層が赤身と交互に入っている。また脂身から溶け出た脂でキラキラと光っていることが分かる。赤身の肉質もほろほろとした感じで、繊維質的な印象がまったくない。肉全体にサシが入っているためこのような断面になっているのだろう。
いざ実食。まずは何も付けずに食べてみる。何という軟らかさ… 赤身の部分でさえほとんど抵抗を感じること無く噛むことができる。そして見た目通りの堪らないジューシーさ。いつまでも噛んでいたいのにあっという間に液状になって喉の奥へと流れていってしまう。これは幸せ過ぎる食感だ。肉本来の持つ旨味も素晴らしい。
次に味を纏わせて食べてみる。白ごまを自分で摺って加えたソース、塩、カレー塩と3種を使ってみたが、やはり一番は塩だ。ソースは肉を包んでしまい肉の旨味がソース越しにしか感じられないので、ソースの味が全体に広がった後からゆっくりとなだらかに伝わってくる。一方塩は肉と同時にシャープに伝わってくるので、肉の旨味を最大限に味わうことができる。ここで注意したいのがとんかつのどこに塩を振るかということ。普通に振ると衣の上にかかることになるが、衣の隙間に入った塩は直接舌に触れないので、衣を噛んでいってはじめて塩気を感じることになる。それに対してとんかつの断面、つまり肉に直接振ると先に書いたように肉と同時にシャープな伝わり方となる。これは好みもあるので実際に両方試してみるのも悪くない。なおカレー塩も悪くはなかったが、途中の味変的に一切れのみで十分だった。
以上、全七切れを完食。実に幸せなひと時だった。常陸の輝き…、常陸国(※)茨城県が誇る素晴らしいブランド豚に間違いなしである。(*＾3＾)/
そう、あのキラキラ… 。あれこそが常陸の輝きという名の由来なのかもしれない。(*˘︶˘*).｡*♡
《後日情報》
今回訪れた日から3日間、水戸市で主要7カ国(G7)の内務・安全担当相会合が行なわれたが、とんさんのHPによるとそこで茨城の食を振る舞う催しがあり、なんと常陸の輝きのとんかつを揚げる実演をして多くの政治家の方々に食して頂いたというから驚きだ。茨城県の大井川知事は「会合を契機に茨城・水戸の認知度や地域ブランディングの向上につなげ、県産品の海外展開や誘客促進など、海外との経済交流の促進に取り組んでいく」とコメント。とんさんの常陸の輝きのとんかつ、すなわち自分が食したあの一品が国際交流の一翼を担ったというわけだ。すごい！(^^)
※常陸国(ひたちのくに)
飛鳥時代(奈良時代の前)に定められた茨城県(南西部を除く)辺りの呼び名。奈良時代に書かれた “常陸国風土記” という本の中に「黒坂命(くろさかのみこと)という人が、古くからこの地方に住んでいた朝廷に従わない豪族を茨(いばら)で城を築いて退治した」という話が書かれており、この地方を茨城と呼ぶようになったと言われている。現在、常陸太田市や常陸多賀駅などにその名前が受け継がれている。