嵐の中でイタリアンを楽しむ
【本日のオーダー】
2人前コース 4,000円
【感 想】
台風がやってくる。
そんな日なのに、子どもたちは気にすることもなく、従兄弟のうちにお泊りです。
またもや夫婦だけの夕飯。こういう時にしか行けないお店巡りを、この日も。アメニモマケズカゼニモマケズ断行いたします。
夜7時。まだ、風雨はそれほど強くはありませんが、そう遅くなく、襲来することは間違いありません。
台風直撃のタイミングで、わざわざ外食する物好きは少なかろうと、いつも賑わっている店であっても、こんな日ならば空いているのではなかろうかとノコノコ出歩きました。
向かうはLa・Kamt。
50号のバイパス付近は、台風を警戒してか、車の通りも疎ら。まあ、かなりの大型台風らしいので、ほっつき歩いている輩なんて少ないのでしょう。
目指すは、イタリアンの美味しいお店La・Kamt。
10年くらい前は、けっこう行ってたんですが、コブ付きになると、イタリアンはなかなかねぇ。
予想通り、駐車場には2台のみ。
平日でも、ディナータイムはかなりの混み具合なのですが、こちらの目論見通り、閑古鳥な模様。
店内は、前客2組のみ。後客も、わたしたちが帰るまでには、1組しか来店しませんでした。
店員さんも、心なしか、余裕を持った応対。
こちらに伺うと、ほぼペアセット的なコースをお願いします。
コースの構成は、サラダ、前菜、ピザ、パスタ2種、ドリンク2種、デザート2種となっております。すべて選択制で、グレードアップメニュー(1品2~400円程度)もあります。
わたしたちは、サラダ:グリーンサラダ、前菜:キッシュ、ピザ:マルゲリータ、パスタ:トマトとモッツァレラのパスタ、イカとブロッコリーのケッパー風味、デザート:桃のコンポート、失念(カミさん分)
こちらに来店する目的のひとつが、トマトとモッツァレラのパスタ。
わたしとカミさん共通の、お気に入りメニューで、毎回必ずオーダーするくらいの熱の入れよう。
まずは、サラダからやって来ます。
わたしの好きな酸味が勝ったタイプ。ルッコラ山盛りなら尚良し。
キッシュは、しっかりとしたタイプで、パイっぽい台座。
ピザは、ハーブ好きなわたしとしては、もっとバジルを散らして欲しかった。
パスタは、シェアしました。イカとブロッコリーは、ブロッコリーがやや茹で過ぎ。歯応えを残しても良いのでは。
で、最大の問題(!?)は、トマトとモッツァレラのパスタ。
何か、いつものと違う。
以前は、トマトのフレッシュ感を残した、トマトソースというよりは、オイルベースに近いものでした。
それが、今目の前にあるそれは、明らかに別物。完全にトマトソースのパスタになっています。
いや、これ自体は美味しいのですが、わたしたちの求めていたものとは、完全に違います。
数年間のブランクの間に、レシピが変わってしまったのでしょうか。
それとも、オーダーを間違えたのか!?
どちらにせよ、気持ちの部分で満たされることはありませんでした。
これは、近いうちに再訪せねばならないでしょう。
何気なしにオーダーしてしまいましたが、次は、もっとメニューを注視してから頼んでみたいと思います。
小心者のわたしとしては、「シェフを読んでくれたまえ」などと、物申すことも出来ませんので・・・・・・
ごちそうさまでした。
점포명 |
Ra Kanto
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장르 | 이탈리안、파스타、피자 |
예약・문의하기 |
0296-34-0118 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
茨城県結城市結城8776-8 |
교통수단 |
JR水戸線結城駅南口下車徒歩15分 유키 역에서 1,664 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인~50인 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 50台 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 있음,오픈 테라스 있음 |
음료 |
외인이 있음,칵테일 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
경치가 아름답다,독채 레스토랑 |
홈페이지 | |
가게 홍보 |
良質な素材を使って、丁寧に作ったイタリアン
広い駐車場に、シェフ手作りのガーデン。店内はカントリー風のゆったりと和めるレストランです。良質な素材を丁寧に仕上げたお料理は、 素晴らしいの一言に尽きます。仕込みには、人一倍の時間を 掛けていますし、こだわりを持って丁寧に調理しているので、一度訪問すると、また訪問したくなってしまうお店です。 |
【Today's order】
2人前ランチコース 3,400円
【Column】
わたしが幼少の頃は、「パスタ」なんて言葉は、ありませんでした。少なくとも、わたしが育った田舎町には、微塵も存在していませんでした(笑)
スパゲッティー。ー、、、伸ばしますよ。ティーってw
スパゲッティーメニューも、ナポリタンとミートソースのみ(笑)
今思い起こしても、ちーっとも思い浮かびません。
学校の給食で、インディアンスパゲッティーなるカレー味があったりもしましたが。まあ、変化球の域は抜けず、一般的には、2種だけだったなぁ。
その他の味が登場してくるのは、大学4年にまで一気に針が進みます。
わたしが所属していた教室の教授が、けっこうなグルメでして、夏休みに開かれた、卒論のレクチャーを受けた時、ランチに誘っていただいた場面で、新メンバー登場(笑)
ランチに伺ったのは、教授曰く、穴場なのだそう。
着いた場所は、テニスコート。
何んと、テニスコートのクラブハウスのランチメニュー。
詳細は、忘れましたが、野菜をふんだんに使ったスープスパゲティー。
確かに美味かった記憶があります。
さすがに、グルメな教授。
この教授に、八王子ラーメンの大御所「みんみんラーメン」を教えていただきました。
で、スパッゲッティー。
このテニスコートのクラブハウスに訪れたのは、教授とわたしと、同期の女子二人。
多分、この時に、女子二人は「パスタ」と言っていたので、わたしもそう言うようにし始めたような気がします。
時を少し遡らせます。
高校時代。
とにかくカッコつけたい頃。一世風靡が来ていたズートスーツを買い、当時の彼女と「年越しを、東京で一緒に過ごそう」と、お手手つないで東北線で一日だけ上京(笑)
地理が全く分からない東京で、朝日を見ようと、とにかく電車で行ける海の近くと言うだけで、夢の島に向かったのでした。
駅は、新木場だったかな。
幼稚だったなぁw
陽も上り、帰宅の時間。
わたしは、そのまま神奈川の親戚宅へ年始回りの予定。
もちろん、彼女をそのまま帰すつもりなどなく、一緒に北関東まで送ります。
上野駅。
今のように、アトレなんかなくて、ただただ昭和風情の、ちょっと湿っぽさが残った駅舎風景。
改札入ったか、入らなかったのか、記憶が定かではないのですが、2階にある食事も出来る軽喫茶のようなお店があり、そこで朝食。
都会のことがわからず、レディをもてなす術を知らない、ただ生意気で背伸びしまくりの当時のわたし。
思い返してみても、すげー恥ずかしいww
そこで、二人で食べたのが、ミートソーススパゲティー。
色気も何もないねぇ。過去の自分よ(笑)
でも、当時は精一杯。スパゲッティーとかピザトーストが限界。
目一杯、気を遣ったつもりなんです。
その彼女とは、学校最寄り駅近くの喫茶店で、何度かミートソーススパゲティーを食べました。
食べ物の思い出は、それしか思い浮かびません(笑)
今では、カジュアルイタリアンも増え、メニューも飛躍的に多くなりました。
女の子と、初めてご飯を食べに行く時は、そこまで敷居の高くないカジュアルイタリアンが重宝します。
だいたい、そのパターンかな。
今では、カミさんと行くことがほとんど。いや、オンリー(笑)
パスタかピザ(又は両方)を選べる「ペアセット」的なものを選ぶことが多いですね。
このコロナ禍、普段であれば、ランチ時ともなると、かなりの混雑をみせていたこちらのお店も、わたしたちを含めて、3組。
飲食店は厳しい立場に置かれてますね。
いつも通り、2人前ランチコースを。
そして、これまたいつもの通りに、モッツアレラのトマトソース。
系統が被らないよう、今回初めてのメニューを頼んでみました。
ちなみに、ランチコースは、パスタ×2,ピザ×1、サラダ・パン×2,ドリンク×2、ドルチェ×2になっています。
ピザは、いつもならばマルゲリータにすることが多いのですが、この日はカミさんが、少しコッテリしたものがいいと、カルボナーラのピザを。
On the ベーコンと温泉卵。いわゆる「ビスマルク風」ってやつですね。
ほどなくして、サラダから。
レタス(グリーンカール?)のみ(笑)
えーーっ、シンプルって言えば、そりゃそうなんだけど。
ちょっと寂しくないっスかね。
パンは、一齧りし、あとはパスタの残ったソース処理班として待機。
パンの味は、わたしはわかりません(笑)
パスタの登場。
モッァレラトマトは、やっぱりわたしの中での”それ”と、違うモノ。
変わっちゃったのか、それともわたしの記憶違いか。
どちらにしろ、求めている”それ”とは違う、、、
これはこれで、美味いのは美味いんです。
程良い酸味と、溶けたチーズのバランスがよろし。
エビキノコ小柱しそは、オイルベースでさっぱりと仕上がっています。
魚介の火の通りも丁度良く、エビはプリッとし、小柱もシャキシャキ感が残っていますね。
塩加減も丁度良く、強くもなく弱くもなく。まさに、いいやんばい(良い塩梅)。
このパスタ、ポイントはしそですね。太めに切ったしそ。
細めに切った方が、香りが強く出てわたしの好みなんです。太いと苦味も大いに感じ取れてしまうので。でも、このパスタだと、太い方が合うのかな。香り優先だと、魚介の風味が曇ってしまうのかしら。
さて、次はビスマルク風のピザの登場ですよ。
あらぁ、ベーコンがたっぷり。
卵を崩す前に、カルボナーラソースだけいただきましょうか。
ああ、変にコッテリし過ぎてませんね。
卵を崩して、混ぜ混ぜすることを考えると、もう少し濃厚さがあってもいいかもしれません。
ドルチェは、普通に美味しいですが、特筆すべき何かがと言われると、、、
こちらのオリジナリティがあれば、ググっと持ち上げられるんですが、、、
パスタは、記憶の中のそれと違っているのがあるにしても、美味しいことに変わりなし。
茹で加減も、バッチリだし、素材の組み合わせもナイスだし。
ただ、全体的に、以前ほどのトキメキが湧き上がらないような。
何だろうなぁ、、、
前回は、台風の嵐の中。今回は、コロナ蔓延の中。確かに、客の数も少なく、活気が無いのは、それは仕方のないことだと思います。
だからと言って、接客が悪いわけでもなく。シチュエーションが、そう思わせるのか。
よくよく考えてみると、ランチユースは、初めてだったかも。
だいぶ昔、ランチ食べたことあったっけ!?な感じです。
ディナーユースの印象が残っていたので、サラダが出てきて、おやぁ、、、って。
ザっと見積もっても、パスタ:900円 × 2、ピザ:800円、ドルチェ:400円 × 2、ドリンク:300円 × 2、サラダ・バケット:300円 × 2、ってとこかな!?
そう考えても、3,400円はお得だと思います。
ただ、満足感という観点でみると、うーんって感じ。
そうか、パスタ以外はどこか満足ゲージが満たされてないんだな。
特に、サラダは、野菜の種類が一つでも二つでも加わっていたら、サラダだけでなく全体の満足感に影響したんじゃないかなぁって思います。
アンティパストコース(サラダ前菜盛、バケット、パスタorピザ、ドリンク、ドルチェ)が1,580円なので、こっちの方が満足感ありそう。
ピザが、普通の域を出ない(失礼)かなぁと思っているので、あえてそこは外して(パスタかピザの選択はパスタ)、アンティパストコースを選択する方が、わたし的には合っているのかもしれないなぁ。
昔から比べれば、贅沢になりました。
ミートソースとナポリタンしか市場展開していない頃(田舎町の実状)からすれば、飛躍的に種類が増えました。
わたしは、日本の誇る食文化である「おにぎり」の具が、それこそ星の数ほどあるのと同列であると考えています。
海の幸山の幸、その他諸々、どんな食材にもマッチするパスタ。
もっともっと語りたい所ですが。。。
今回は、この辺で止めておきます(笑)
ごちそうさまでした。