マニア垂涎ものの日本酒と質感の高い刺身盛合せ…魚と酒と飯『マコトヤ』
終末土曜日はドライブを兼ねて盛岡を離れ北上へ。ランチは自家製麺・無化調を謳われる『さんび商店』さんで鶏出汁の醤油ラーメンをいただき、その後は街中を散策し15時には定宿である駅前の『ホテル』へチェック・イン。陽が落ちる迄、部屋で寛いだ後に向かったのがホテルから徒歩4~5分程の場所に店を構えられる葛巻誠太店主が腕を揮われる岩手県南屈指の人気を誇る魚と酒と飯『マコトヤ』さんです。土曜日ということもあり開店時間の17:30から僅か20分足らずで広い店内の席は続々と押し寄せる予約客の方々で忽ち満席に。今回は葛巻店主が腕を揮われるカウンター中央のかぶりつき席へ席を取らせていただきCarlsbergの生ビールで渇いた喉を潤します。デフォルトで供されるつきだしにはとれたての地場野菜を使ったシャッキシャキの野菜スティック。そしてお目当ての『刺身の盛合せ』を早速オーダー。程無くして供された注文の品には上段の中央の『平政(ヒラマサ)』より時計回りに『黒鯛(クロダイ)』と『真鯛(マダイ)』の味比べに『鮃(ヒラメ)』に鮃(ヒラメ)の『縁側(エンガワ)』、『鰆(サワラ)』の焼霜造り、『真曹以(マゾイ)』に『蝦夷磯鮎魚女(エゾイソアイナメ)』の昆布〆(コブジメ)、『縞鯵(シマアジ)』、『サーモン』に天然『本鮪(ホンマグロ)』の中トロ、岩塩(ガンエン)そして中央部『活蛸(カツダコ)』に『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』という日本酒を呼ぶ内容。質感の高い魚貝類と『栃尾の油揚』に合せて『醸し人九平次』うすにごり黒田庄産 山田錦から順に『鍋島』純米大吟醸きたしずく、『豊盃』純米大吟醸、『飛良泉』飛囀-鵠-BLACK LABEL、『市野屋』山廃仕込み純米酒、そしてフランス産の米と米麹で醸された『WAKAZE』THE BARREL LIMITED-WHISKY-というマニア垂涎ものの酒とともに堪能させていただきました。自分が知る限り今、岩手で最も注目すべき居酒屋さんは當店『マコトヤ』さんです。店内は『全席禁煙』で美味しい料理と酒を愉しむことができる佳店です。Tabelogでは未だ評価スコアが低過ぎますが岩手で足を運ぶ価値のある居酒屋の筆頭は當店かと思われます。
北上で美味い肴と美味い酒なら…『マコトヤ』
そして夜は刺激を求め盛岡を離れ北上へ。そして向かった先は葛巻店主が腕を揮われる北上一の人気店 魚と酒と飯『マコトヤ』さんです。平日にもかかわらず店内は満席大盛況。出入口に最も近いカウンター席に北上の友とともに席を取らせていただき『マコトヤ』さん不動のつきだし新鮮な地場野菜の野菜スティックに烏賊大根煮(イカダイコンニ)、烏賊大根煮は烏賊(イカ)の腑腸(フワタ)もたっぷり使われておりコクと旨味が大根(ダイコン)が吸っており美味。本日の刺身の盛合せにイチオシの『初鰹(ハツガツオ)』を腹の部分と背の部分を切り方をヘギ切と平切りと部位に合った切り方で堪能。更には料理人の腕前が味わいに反映されるふわっふわの『出汁巻玉子(ダシマキタマゴ)』に旬の味わいの『桜鱒(サクラマス)』の塩焼に分厚く食べ応えのある『ハムカツ』締めの横手やきそば風に見える『マコトヤやきそば』をいただきました。本日の刺身の盛合せの内容は茗荷(ミョウガ)と浅葱(アサツキ)と卸し生姜(オロシショウガ)の薬味が添えられた『初鰹(ハツガツオ)』に天然物の『間八(カンパチ)』、宮城県塩竃産の塩竃ひがしものと呼称される脂のり抜群の『目鉢鮪(メバチマグロ)』の中トロにトロに『鰆(サワラ)』の焼霜(ヤキシモ)、三陸大船渡産の夕締めの『鮃(ヒラメ)』に『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』の六種盛。鮮度が味の決め手の『初鰹(ハツガツオ)』は刻んだ大葉(オオバ)と浅葱(アサツキ)と玉葱(タマネギ)のスライスと卸し生姜(オロシショウガ)が添えられた平切りの背の部分とスライスした大蒜(ニンニク)と茗荷(ミョウガ)と大葉(オオバ)の刻みの薬味が載せられたヘギ切りの腹の部分を交互に味比べ。正に「目に青葉(アオバ)山ほとどぎす初鰹(ハツガツオ)」気分。『桜鱒(サクラマス)』は3月~5月上旬が旬の時期であり薄塩で焼かれた身はしっとりとし程良い加減の脂は甘く雑味の少ない味わい。口の中に旨味がジュワーと溶けだします。『出汁巻玉子』はたっぷりと出汁を抱いており美味?『ハムカツ』には分厚い豚のモモ肉から造られた『ボンレスハム』を使い肌理細やかな細目のパン粉を限りなく薄く纏わせ揚げられたもので外側はサクサクとした小気味良い食感で中のハムは旨味があります。一般的に使われる豚のロース肉から造られたロースハムを使ったハムカツとは美味しさがひと味もふた味も違います。そして締めの『マコトヤ焼そば』はソース味ではなく本格的な『上海焼そば』風の中華味。マコトヤサワーに翠ジンソーダ、稀少な『十四代』に友人の会社が輸入元の赤ワイン、レモンサワーとともに味わい、〆はカシスに色々なエキスを加え強炭酸で造られたドクターペッパーの味を彷彿させる自家製のコーラフロートにて締めた口福な時間。こういう店が盛岡にあれば週に二回の頻度で通うこと間違いなしかと。
天然本鮪とマニア垂涎ものの日本酒…魚と酒と飯『マコトヤ』
岩手県を代表する人気居酒屋さんの御三家と言えば県都 盛岡の『かかし屋』さんに『味の店いわし』さん、そして北上駅西口より徒歩4~5分の場所に店を構えられる當店『魚と酒と飯 マコトヤ』さんの三軒であると個人的に思っています。その中で勢いと気風の良さではダントツで當店『魚と酒と飯 マコトヤ』さんでしょう。盛岡から北上へは東北新幹線各駅停車のやまびこ号で2駅19分。當日は葛巻誠太店主より「天然本鮪125kg 1本買っちゃいましたけど食べにいらっしゃいませんか?」と超うれしい御誘いをいただき夜は喜び勇んで盛岡を離れ北上へ。店内には20数名の先客の方々で賑やかな中『本マグロ祭り』開催中でどの席にも本鮪(ホンマグロ)の皿が並び熱気ムンムンの中、葛巻店主が腕を揮われるオープンキッチンスタイルのカウンターの真正面のかぶりつき席に席をいただき先ずはCarlsbergの生ビールで渇いた喉を潤しデフォルトで供される鮮度抜群でシャキシャキの野菜スティックからスタート。普段は自発的に生野菜を口にすることはありませんが當店のこの野菜スティックは別格です。自家製の味噌(ミソ)とともにパリポリと味わいました。そして早速に太平洋の黒いダイヤモンド『天然本マグロ』の造りの盛合せを所望。供された内容はトロ、中トロ、焼霜造りにされたトロにカマトロの盛合せです。天然物の『本マグロ』らしい脂の甘みが楽しめる造りにはやはり日本酒が良く合います。葛巻店主オススメの十四代を造る高木酒造さんが育成した超希少な酒米 羽州誉(ウシュウホマレ)を醸し造られた『羽州誉』-Horizon- 2022〜無濾過生原酒で本鮪(ホンマグロ)の旨味を受け止め最高の滑り出しとなりました。更には本鮪(ホンマグロ)の漉身(スキミ)を焼海苔(ヤキノリ)で包んでいただいたり寿司舎利(スシシャリ)と焼海苔(ヤキノリ)で手巻ずしとして味わったり更には本鮪(ホンマグロ)のレアカツと良く揚げたカツの味比べを入手困難超レアな『冩樂』純米吟醸 うる星やつらラベル、『加茂錦』荷札酒 純米大吟醸 播州愛山、『醸し人九平次』純米大吟醸 黒田庄産山田錦、『田酒』純米大吟醸 百四拾 生酒、 クラフトビールの人気ホップを日本酒に加えた新しい形の香り酒『稲とホップ』、『而今』特別純米酒とマニア垂涎ものの日本酒とともに堪能させていただき締めは豪華な『本鮪(ホンマグロ)』の鉄火丼として食べ尽くさせていただきました。北上に銘店『魚と酒と飯 マコトヤ』さんあり〼。
北上の夜を代表する人気店…魚と酒と飯『マコトヤ』
天ぷらと創作料理の『和楽』さんを後にして次に向かったのが北上一の居酒屋さんと言われる『魚』と『酒』と『飯』を謳われた『マコトヤ』さんです。店は間口は狭く奥に長い鰻の寝床を彷彿させる造りの店でオープンキッチンの目の前のカウンター席に通していただきました。体内の呑む気スイッチをONにするために『マコトヤサワー』と呼称される生レモンサワーからスタート。程良い酸味が呑む気スイッチと胃壁を刺激し食欲中枢も動きはじめます。デフォルトで供されたつきだしはチェリートマトに胡瓜(キュウリ)、大根(ダイコン)、金時人参(キントキニンジン)、甘藍(キャベツ)等、北上産の鮮度抜群の地場野菜です。別皿で供されたマヨネーズと調味みそとともにパリポリと小気味良い音を立てていただきます。〆に天むすを食べた後でしたのでウリである『刺身の盛合せ』は今回いただくことは見合わせましたが目の前の包丁捌きを眺めていると美味しそうな『鰹(カツオ)のたたき』を目にし思わず、ひと切れだけいだけませんか?と声を発したところ快く応じていただきました。ふと日本酒の品書きに目を向けると大好きな『鍋島』純米吟醸 山田錦がオンリストされているではありませんか。迷うことなく鰹(カツオ)に合せてお願いします。ワイングラスに注がれた『鍋島』を片手に鰹(カツオ)を口の中に向かい入れると藁焼きの薫香が鼻腔を通じ鼻から抜けて行きます。単なる鰹(カツオ)のたたきではなく『塩たたき』で思わず美味い。と心の中でそっと呟やきます。このクオリティのものを供される店ですから間違い無く『刺身の盛合せ』も美味しいものが供されることでしょう。隣席の御常連の方々が食べられていた揚物の香ばしい香りに釣られ同じものを所望。その揚物の正体は厚切りの『ハムカツ』で酒肴のファーストオーダーとなりました。2㌢超の厚みのロースハムに肌理細かなパン粉を纏わせ揚げられたハムカツは食べ易いように6等分に切り分けレモンが添えられマヨネーズ入りのソースとともに供されました。香ばしく揚げられたハムカツはラードを使い揚げられたもののようで風味と美味しさは格別。これを受止めるのは再び『マコトヤサワー』しかありません。更には御常連さんがオーダーされた裏メニューの一品という『麻婆豆富(マーボートーフ)』を御裾分けいただき正に酒場放浪記の吉田 類さん状態に。食べ物談義に花が咲きすっかり意気投合となったところでpm23:11発の下りの最終新幹線の時間が20分後と迫り丁重に御礼を申し再会を約束し勘定を済ませ店を後に。今回は様子見程度に寄らせていただいたので次回は一軒目で寄せていただこうと心に決め北上駅へと足早に向かったのでありました。
점포명 |
MAKOTOYA(MAKOTOYA)
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장르 | 이자카야 |
예약・문의하기 |
0197-62-3990 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
岩手県北上市幸町1-2 |
교통수단 |
기타카미 역에서 383 미터 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
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지불 방법 |
카드 가능 (AMEX) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 가능 |
개별룸 |
불가 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
이럴 때 추천 |
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魚と酒と飯『マコトヤ』さんへ久しぶりに再訪させていただきました。カウンターのカブリツキ席に席を取らせていただき良く冷えたサッポロの赤星ラガーの中瓶からはじまり更にはアサヒのマルエフの6・3・3のオトナの義務教育の大瓶へと移行。酒肴はビールのお供に『シューストリングポテト』、『戻り鰹(モドリカツオ)』の造りにはTerramore Inzolia Terre Sicilianeに紀土 純米吟醸『盛岡しょうが市』に因んで紅生姜(ベニショウガ)入りの『出汁巻玉子(ダシマキタマゴ)』にタコハイ、ホテル中華料理仕込みの『麻婆豆腐(マーボートーフ)』に合せて角ハイボールとビールからスタートしワインに日本酒、焼酎にウイスキーとジャンルを問わずに吞み継がせていただき気持ち良くペロンペロンに酔わせていだきました。料理は何をいただいても標準以上の味が愉しむことが出来ますが特に海鮮類はオススメです。當日いただいた『鰹(カツオ)』も鮮度感が素晴らしく程良い脂がのっており白眉でしたし紅生姜(ベニショウガ)を巻いた『出汁巻玉子(ダシマキタマゴ)』も箸休めの一品としては侮れません。本格中国料理店での経験を持たれるシェフの造られる『麻婆豆腐(マーボートーフ)』も美味しくランチで食べ過ぎたこともありお腹が満腹でしたが胃壁と食用中枢を刺激してくれ後半には見事に復活で呑む気満々になったのでありました。店内は全席禁煙でゆっくり食事が楽しめる上、日本酒やワインの品揃えに料理の美味しさでは個人的に北上で最強の居酒屋さんは『マコトヤ』さんと信じて疑いません。To Be Continued…