春節は盆菜に限る 大珍樓(楼)＠横浜横濱中華街 : Daichinrou

大珍楼樓＠横浜横濱中華街 春節は盆菜に限る

コロナ禍以来、久々の横浜中華街
春節と云うことで
人出がだいぶ戻ってきましたね
私も大珍樓にお邪魔するのは四年ぶり

この日は盆菜と云う
香港元朗のおせち料理をいただく宴會
お目出たいモノ目白押しですよ

元朗圍村盆菜

鮑魚仔、海中蝦、髪菜、魚圓、腐竹
油豆腐、蓮藕、西蘭花等々

これは冷菜ではなく温かいお料理
会長が香港から
ハンドキャリーしてきた
特性の鍋を火にかけます

干貨からとった出汁の
馥郁たる香りが室内に立ち込め
なんとも幸せな心持ち

美極炸鴨舌

家鴨の舌の揚げ物
ピリ辛に仕立てられ
絶好のビールのお供

薑葱白灼牛肚

モツの湯引き
キチンと下処理されたモツの
なんと美味しい事でしょう
臓物好きとしては
どんぶり１杯いただきたい

柱候清蒸鳳爪

もみじの揚げ煮
豉汁はよくいただくけど
柱候は初めて
仄かな甘みがウマウマ
流石の大珍樓、立派なモミジは
食べるところが沢山

南乳扣肉腸粉

角煮の米粉クレープ巻き
今回訪港した会長が
感銘を受けた料理の再現

今迄いただいた事あるのは
腸粉メインで具材が入っているもの
これは扣肉が主役となった逆転の発想
こりゃイイね！

臘味煲靚飯

干し肉炊き込みご飯
臘肉は自家製ですよ！

仕上げでお焦げを作ります
豉油をかけると
シューッと音がして
香ばしい香りが立ちこめ
食欲をかけるとかきたてます

紅豆沙湯圓雙輝甜點心

愉しい宴會もデセールで〆
湯圓入りお汁粉と焼き菓子
勿論大珍點心部謹製

ふぅ、美味しかったぁ〜！
最近は北の料理や
買い喰いできる安価な店が
どんどん増えてきた横浜中華街
そんな中、王道の廣東料理を
守り続ける大珍樓は貴重な存在
皆さんも是非、お試しくださいね！

大珍樓（大珍楼）＠横濱中華街（山下町143）

食欲の秋とは良く云ったもので
こん季節は美味しいモノが目白押しですねぇ
そんな中でも私の心をつかんで離さないのが
大閘蟹（上海蟹）なのです
てな訳で、今年も食べますよ〜〜！

いつもと違う､大閘蟹用のセッティングに
テンション上がりまくり

話梅醉大閘蟹
（酔っ払い蟹）

紹興酒や様々なスパイスに
生きたまま漬け込んだもの

今年は二週間漬け込んだそうです

話梅とはこの香港式梅干し
これを一緒に漬け込む事によって
風味が更にアップ

紹興酒の風味によって
ねっとりとした味と香りの蟹みそ
これをチュルチュル
あ〜〜幸せだ！！

大閘蟹粉排翅
（上海蟹蟹みそとフカヒレ姿煮）

いわゆる通風の素（笑）
この黄色いのは､全て上海蟹の蟹みそ

このひと皿の為に
一体どれだけの蟹さんが使われているのか
そしてどれだけの人手が使われているのか

それを考えると気が遠くなりそう
ありがたく美味しく頂戴しました

それにしても、この拝翅のぶ厚いこと
今時、そんじょそこらではお目にかかれませんよ

龍眼燉大閘蟹
(干し龍眼と上海蟹の二重蒸しスープ)

陸会長考案のオリジナルスープ
干した龍眼の甘味と
上海蟹の味わいが絶妙にマッチ
丼一杯いただきたい！

大閘蟹蘿蔔糕
(上海蟹と大根餅の炒め物)

上海蟹のエキス吸いまくりの
大根餅の美味しさったら
どっちが主役かわからないくらい


蟹粉扒鮮帯子
(帆立と上海蟹蟹みそ)

これまた、蟹みそオンパレード

レア加減に火を通された
甘い帆立と

濃厚な蟹みそのバランスが素晴らしい

鴛鴦蒸大閘蟹
さ〜〜て！さ〜〜て！
本日のメインイベント
清蒸大閘蟹(姿蒸し上海蟹)

先ずは雄の登場
何と一隻半斤(300g)ですよ！！！

いろいろ上海蟹食べてきましたが
六十年生きてきて最高に大きい
いやぁ〜〜、大珍樓さん
本当にありがとう

雄ならではの
むっちりとした白子

緻密な肉質の旨味

これは雄雌同時に食べ比べないと
わかんないことですからね

続いては雌の登場〜〜

雄の脚食べている途中でも
それをほっぽらかして
雌にスイッチ

冷めちゃうと美味しくないですからね
肝心な部分は

見て下さい、このオレンジ色の玉子

このポクポクした食感と
素晴らしい味わい

あ〜〜〜〜
１年間、上海蟹積立してきた
甲斐があろうというもの

夢中でかぶりついちゃいます

大閘蟹燴粉皮
(板春雨と上海蟹蟹みその含め煮)

緑豆から出来た板春雨
そのプルプルの食感に
沁み込んだ蟹みその濃厚な味わい

こりゃもう、たまりません


蟹粉小籠包
（上海蟹蟹みその小籠包）

こりゃもう、文章化するの無理です〜〜
さっさと大珍楼行って食べてください(笑)


薑茶滑湯圓
(生薑スープ入り白玉団子)

蟹は身体を冷やしますから
生薑茶や生薑の甜品はお約束

この湯圓､中には黄糖が入っており
こっくりとした味わいが最高！
こんな細部にまでこだわっていただいて
本当に感謝感謝

雙輝美甜點
大団円は甘いモノ

秋らしく、栗のタルト
タロ芋のパイ


ふぅ〜〜美味しかったぁ！
四時間超にも及ぶ長尺宴會
蟹は食べるのに時間かかるんですよ
肩も凝るしねぇ

でも、そんな事なんか
吹っ飛んでしまう素晴らしいお料理の数々
大珍楼会長、スタッフの皆様には
感謝の気持ちでイッパイなのです！！

大珍楼(大珍樓)＠横浜中華街（山下町143）　年に一度の贅沢だから

久しぶりの横浜中華街
すっかり出不精になってしまい
自転車範囲内しか
移動しなくなっちゃいました

そんな私を引っ張り出してくれたのは
上海蟹(大閘蟹)
数年ご無沙汰しておりましたが
やはり食べたくなちゃいました

ましてや、美味しい広東料理で
有名な大珍樓とくれば
食指が動かないわけがありません
今までも、何回もお世話になりました！

＊＊＊＊＊　　注　意　　＊＊＊＊＊

ちなみにこの宴會の料理はすべて特別註文で
前々から足を運んでお店と相談し
食材、調味料等も幹事が持ち込んだものもあります。
ですからここのレポートをコピペして
持って行っても料理はでてきません。
美味しいもの、
自分の好きなものにたどり着くためには食べる側も
色々努力する事が肝要です。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

いつもと違う
上海蟹用のセッティング
否が応でもテンションが上がります

話梅醉大閘蟹

酔っ払い蟹
様々なスパイスと供に
紹興酒に2週間漬け込まれたもの

甘く変化した味噌がたまりません
身もねっとりとして
素晴らしい仕上がり

大閘蟹粉排翅
恭しくクロシェ付き

パカッと開けるとオレンジ色

上海蟹の味噌・玉子の中には
排翅(フカヒレ)が鎮座

濃厚ななれど上品な味わいにノックアウト

龍眼燉大閘蟹

上海蟹と龍眼の二重蒸スープ

甘〜い龍眼の香りが漂いうっとり

一人あたり半身入っちゃってます
奥深い味わいの滋味深いスープは
二重蒸ならでは

大閘蟹蘿蔔糕

上海蟹と大根餅の炒め物

上海蟹のエキスを吸った
大根餅が素晴らしく美味しい！

蟹粉扒鮮花膠
上海蟹の味噌をかけた魚の浮き袋
高級乾貨として有名な花膠がど〜ん！
いやぁ〜生きてて良かった！！

鴛鴦蒸大閘蟹

上海蟹姿蒸し
鴛鴦と書いてあると2種類でてくる
中国料理のお約束

先ずは雌からで〜す

なんと云っても
玉子ですよ、玉子

熱々なんですけど
ベリッと甲羅を剥がして

バキッと二つに割って

ガブッといただきます
あうあう、久しぶりの上海蟹に嬉し泣き

続いて雄の登場ですよ
うわぁ〜大きいなぁ〜〜

これも、熱々のところを
ベリッだのバキッだのして

お目当ては白子
冷めちゃったら
美味しくないですからね
むっちりして味の濃ゆいところを
モグモグ

あふぅぅぅぅう
これだよ、これこれ！！

濃厚な旨味の身をじっくりいただくと
あ〜〜やっぱり上海蟹は美味しいなぁ

若い頃は蒸した上海蟹よりも
炒めたり、スープにした方が
好きだったのですが
経験を積むに連れ
シンプルに蒸した美味しさに
目覚めました

蟹粉小籠包

蟹味噌の小籠包

蟹味噌入りじゃないですからね
蟹味噌しか入ってませんから(笑)

雌雄二杯、丸丸堪能したのに
その美味しさに悶絶

大閘蟹燴粉皮
蟹味噌の板春雨炒め

燴という調理法は
炒りつけるように水分を飛ばし
旨味を凝縮させる方法
上海蟹の旨味を吸い尽くした
河粉の素晴らしさたるや！！

さぁ、デセールですよ

薑茶滑湯圓
生姜茶の中に入った
白玉団子

お団子の中身は冰糖
これが素朴な甘さで
生姜とピッタリ

双輝美甜點
プティフール
胡麻パイや揚げバナナ等

あ〜〜〜〜〜〜
素晴らしい宴会でした
四時間になろうかという長丁場
上海蟹の宴会は時間がかかるんですよ

改めて、大珍楼の地力の高さを実感
本当に素晴らしいお店ですね！
今時これだけ状態の良い上海蟹を
大量に提供してくれるなんて！！
来年も食べられといいな。

大珍楼（大珍樓）新館＠横浜中華街　春節は子豚の丸焼きだ！

＊＊＊＊＊　　注　意　　＊＊＊＊＊

ちなみにこの宴會の料理はすべて特別註文で
前々から足を運んでお店と相談し
食材、調味料等も私が持ち込んだものもあります。
ですからここのレポートをコピペして
持って行っても料理はでてきません。
美味しいもの、
自分の好きなものにたどり着くためには食べる側も
色々努力する事が肝要です。

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旧正月を祝う人達で
ごったがえす横浜中華街、
団体客が右往左往（笑）
そんな人達を掻分け掻分け
到着したのは大珍樓新館。

ともすれば、食べ放題だけが
注目されてしまうこのお店
実は中華街屈指の実力を持った
広東料理屋さんなのです。
そんなお店で
大師匠主催の宴會に参加してきましたよ。

お正月のお祝いですからね
おめでたいお料理が並びます
そんな中で期待するのが乳豬全軆
子豚（仔豚）の丸焼きですよ〜〜

お正月に福臨門＠灣仔で食べてから
2013年早くも二匹目です（嬉）
今回は焼き上がる様を見ながらの
宴会と云う贅沢なもの。

本来は宴会場から
硝子越しに見物すると云うものですが
仔豚大好きな私はそんな事云ってらんない（笑）

厨師に張り付き
かぶり付きで見物

下処理をしただけの仔豚ちゃんは
まだこんな色ですよ〜

コレをこんがりと焼き上げていきます

寒い日だったんですが
炭の火力が強烈で

遠赤外線効果も相まって
見物人も充分暖かい

「呢個油喺花生油？」
「唔、葱油呀〜」

さぁ出来た！

その場で包丁を入れます

ドレスアップして（爆）
宴席に登場！
テンション上がるなぁ

乳豬全軆
麪包と共にいただきます

淮杞燉水魚
スッポンと淮山、枸杞子のスープ

XO醤炒帶子
ホタテのXO醤炒め

蠔汁鮑魚婆參
鮑となまこの煮物

生菜乳豬崧
先程の仔豚の肉を調理
レタスにくるんでいただきます

清蒸石斑魚
ハタの蒸物

乳豬骨煲粥
仔豚で出汁をとったお粥

紅豆沙湯圓
胡麻団子入りお汁粉

四式美甜點
プティフール

はぁ〜〜
よく食べ、よく呑み、よく笑いました
このような素敵な宴会を
開催していただいた大師匠
美味しいモノをだしていただいた
大珍樓の方々には大感謝です！

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大珍楼新館＠横浜中華街　上海蟹でお腹いっぱい！！地図や詳細はこちらをクリック

だいぶ前になりますが
大師匠主催の上海蟹宴会の模様♪

横浜中華街でも
トップクラスの広東料理店
大珍樓で行われました
どうしても食べ放題のイメージが強い
大珍楼ですが
そこはそれ、昨今の風潮にあわせないと
奇麗事だけでは
生き残っていけないですからね
大勢の従業員、暖簾を守る為の苦渋の決断。

本当の実力は
こういった特注宴会で発揮されるのです！

醉蟹（酔っぱらい蟹）

話梅（中国梅干し）と供に
生きたまま紹興酒と様々なスパイスに
大閘蟹を漬けた物
とろとろで美味しいんですよね〜

龍眼燉大閘蟹（龍眼と上海蟹の二重蒸スープ）

うひひひ〜〜〜
廣東料理はスープが命ですからね
香りだけでノックアウト！
複雑で奥行きのある味わいと
上海蟹の風味、龍眼の甘み
筆舌に尽くし難いです

大閘蟹皇荳腐（上海蟹の味噌と玉子かけ豆腐）
通常とは違う展開
豆腐を下に敷いてその上に蟹粉
うひょ〜、こりゃたまげた！

蟹粉煎鮮帯子（平貝の蟹味噌焼き）
貝好きにはたまりません
貝の甘みと蟹味噌の甘み
思い出すだけでにまにま

蘿蔔[米羔]大閘蟹（上海蟹と大根餠の炒め）
なんと贅沢な事でしょう
上海蟹の味が染込んだ
大根餅のおいしい事！

大閘蟹炸蟹蓋（上海蟹のコロッケ）

もう何も言いますまい・・・・
これは・・・
もう・・
昇天・

陽澄湖大閘蟹（上海蟹の姿蒸）

皆無言でパキパキチューチュー
肩こるんですよ（笑）
この緻密な肉質と濃厚な旨味は
他の物を以て代え難し！
毎年上海蟹積み立てをする所以ですね。

蟹粉小籠包（上海蟹の小籠包）

もうなんにも書きません（爆）
あなたの想像している通りです。

生薑茶滑湯圓（白玉団子の生姜スープ）
大閘蟹は身体を冷しますから
熱を補います

大閘蟹煲粥（上海蟹の土鍋お粥）
はっはっはっはっは
ここまでいくと、正直笑うしかありませんや
通算で一人何杯上海蟹を食べたんだろう
聞いたら今回は陽澄湖の雌20杯と太湖の雄16杯（爆）
ちゃんと供養しないといけませんね

甜品（デセール）

ふぅ〜〜〜
こりゃまいった！
大満足なんてモンじゃないですよ
ここまでしてもらって
申し訳ないっ！
幹事の労を執ってくれた大師匠には大感謝
そして大珍樓の陸社長にも大感謝！

大珍楼新館(石川町/広東料理)
★★★★★5.0
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