美味しくたっぷりで微笑ましいアメリカン
時は平日。みなとみらい周辺をうろついていたカントナ一行が、お昼ご飯をいただこうと思って向かった先がワールドポーターズ。実際は「身の危険を感じる暑さと湿気に参ってしまい、逃げ込んだ先がワールドポーターズであった」という言い方が正しいのであります。
そんなワールドポーターズの中は、お盆の時期という事もあってかたくさんの人人人の人だかり。1階の目ぼしいお店はどこも長蛇の列で諦め、フードコートは座席を確保出来る自信が無くて諦め、仕方なく5階の飲食店を目指してエレベーターに乗るのであります。
そんな5階も変わらぬたくさんの人だかり。時間は14時を過ぎているのにこの状態。「お盆休み恐るべし」であります。「果たしてお昼ご飯にありつけるのであろうか」と不安になってきたカントナの目の前に飛び込んできたのがこちらのお店。アメリカンでフランクな感じが入店のハードルを下げてくれそうで、ピザやらハンバーガーやらで楽しく過ごせそうかと思って向かってみますと、嬉しい事に待ち行列無しのステータス。「我先に」と、焦りの気持ちで店員さんに入店の意思を伝えますと、待ち時間30秒ほどで入店を許されるのでありました。
やや薄暗いアメリカンスタイルの店内を誘導されて案内されたテーブル席に座ります。壁一面にはアメリカ各州の名前が読み取れるナンバープレートのようなものがたくさん飾られております。内装も店員さんの格好も雰囲気もアメリカンスタイルでありますので、統一感があって元気があって・・・と、カントナ的には好印象なのであります。
卓上に広げられたメニューについて、オススメなどをしっかり説明してくれる店員さん。何だかアメリカンらしくない(?)丁寧さに驚きなのであります。そんな明るく丁寧な説明をしっかり吸収してオーダーするのはフライドチキンにダブルチーズピザ。それからジョッキ生。
オーダーを通しますと、まずはジョッキ生の到着。中ジョッキかと思いきや、大ジョッキでの到着に感動と驚きを隠せないカントナなのであります。しかしながら「飲みきれるかな」という弱気の動揺を店員さんに気づかれないよう無感動を装った表情でジョッキを受け取って、セルフ乾杯ののちにゴクゴクと×8回やってから一息ついてジョッキをじっと眺めます。さすが大ジョッキでありますので、8ゴクをおこなってもジョッキの減りの具合は大したことが無くたっぷりで「まだまだ潤沢であるな」と大船に乗った気持ちのまま大ジョッキのビールを嗜んでおりますと、ビール到着から8分くらい経過してフライドチキンの登場。
カリッカリのフライドチキンを想像しておりましたが、到着したのは結構フニャっと柔らかく仕上げられたフライドチキン。衣の柔らかさ、鶏肉の柔らかさが印象的なフライドチキンなのであります。お下品に手で引き裂いて摘まんでを繰り返しながら、添付されているタルタル系のソースに浸したり、卓上のケチャップとマスタードに浸したりと、味の変化を楽しんでいただきます。卓上のケチャップとマスタードがアメリカンサイズなのも雰囲気があって楽しいのであります。「デンッ!」と自立してそびえ立っているのも頼もしいのであります。そんなフライドチキンを堪能しておりますとピザの到着。
ピザは生地のスタイルを選べるようで「アメリカンスタイル」というものをチョイスしているのでありますが(100円プラス)、何が違うのかは良く分からないのであります。到着したピザは「ダブルチーズ」と言うだけあって全面チーズ色のピザ。この見てくれは「ピッツァ」ではなくてまさしく「ピザ」なのであります。早速カットされている一切れをつまんでいただきますと、カントナの好みのナポリのような生地とは全然違う方面の歯ごたえのある生地。しかしながら「これはこれで」と好感の持てる生地であると思うのは、具材のチーズの「これでもか!」感のお陰でありましょう。そんなチーズは香ばしくて塩気は適度な良い具合のチーズなのでありました。
ビールは大ジョッキで嬉しく、それを消費せしめるだけのフライドチキンとピザの豪快ながらも上手な味付け。加えて、あまり期待していなかった接客スタイルは元気があってホスピタリティがあって、それ以上に店員さん達が楽しそうにみんなで協力し合いながら積極的に接客されている姿に一番好感が持てたカントナは、とても気持ち良いランチ時を過ごさせていただいたのでありました。
점포명 |
L.A.S.T California Restaurant Yokohamawarudopotazuten(L.A.S.T California Restaurant Yokohamawarudopotazuten)
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종류 | 캘리포니아 요리、멕시코 요리、햄버거 |
예약・문의하기 |
045-222-2533 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
神奈川県横浜市中区新港2-2-1 横浜ワールドポーターズ 5F |
교통수단 |
【電車でお越しの方】 바샤미치 역에서 509 미터 |
영업시간 |
영업시간/휴무일은 변경될 수 있으니 방문 전에 점포에 확인해주시기 바랍니다. |
가격대(리뷰 집계) |
¥3,000~¥3,999¥2,000~¥2,999
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지불 방법 |
카드 가능 전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
( カウンター喫煙・テーブル禁煙) |
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개별룸 |
불가 (없음) |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 (있음) |
금연・흡연 |
흡연/금연석 분리 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며 최신 정보와 다를 수 있으니 방문 전에 점포에 확인해주시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 (있음) |
공간 및 설비 |
카운터석,소파자리 있음 |
음료 |
칵테일 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
뷰맛집,야경,바다전망 |
아이동반 |
어린이 가능 |
홈페이지 |
休日の夜に訪問したのがこちらのお店。以前訪問のランチ時に堪能した明るい接客と、豪快で大味だけれども濃い味とボリュームで満足度の高い料理の記憶がしっかりと残っていたカントナは、期待を込めての再訪なのであります。
いつもの通り、少しの待ちのあとにやって来た店員さんにエスコートされて、テーブル席に着席いたします。アメリカンな場末の酒場の雰囲気を醸し出しているのは、統一感のある内装と薄暗い照明のお陰でありましょう。
前回と変わらぬ雰囲気に満足して、早速メニューを拝見いたします。店員さんから丁寧にメニューの説明をいただきます。前回は若い女性の方であったからか、とても楽しそうな雰囲気で説明をいただいて感心したカントナなのでありましたが、本日はずいぶんと低いトーンで淡々とした説明で、気持ちは全然盛り上がらないのであります。パーソナリティに寄る接客スタイルなのでありましょうか。
さて、そんな説明で「オススメ」と案内されたのが、人気メニューをバランス良く揃えたと言う「セット」。確かにオーダーしたいと思わせられる品々が揃っている良い組合せのセットなのでありましたが、カントナ一行には少しボリュームが多そうでありましたので、単品でチョイスする事にいたします。
まずは生ビール。前回訪問時には驚きのサイズでの登場で嬉しい限りのカントナなのでありましたが、本日到着したのはそれなりのサイズで驚きの少ない大ジョッキ。「前回の記憶は知らぬ間に上方補正されていたのかしら」と戸惑うカントナはグイグイとビールを飲み干してお代わりをお申し出るのでありました。
お次はシーザーサラダ。葉物が大きくザックリとカットされて、大きなクルトンに濃い色のドレッシングにたっぷりのチーズ、そして少しのプチトマトの構成。「アメリカンらしい一皿であるな」と、パワフルな見てくれのサラダに全力で対応する必要があるなと思うカントナなのでありました。
そんなサラダは見てくれ通り口を大きく開けて豪快にかぶりついて口周りを汚しながら食べる豪快サラダ。葉物を噛み砕き、クルトンを噛み砕き顎が鍛えられる豪快サラダ。濃い味のドレッシングにチーズの援護でビールが進む豪快サラダなのでありました。
チーズフライ。フライドポテトにチーズが掛かった一品。ビールのアテ用にオーダーしたカントナなのであります。フライドポテトもチーズの味も想像出来るもので、あとで振り返りますと「オーダーしなくても良かったかな」と思う一品なのでもありました。
ワイルドウエストオニオン。お店推薦の一品。オニオンを揚げただけの品なのでありますが、花が咲いたような美しいビジュアルで登場なのであります。「どうやって作ったのかしら」と好奇心をくすぐられるオニオンの花びらを素手で摘んでいただきますと、揚げる事によってオニオン自身に更なる甘さが添加されている事が実感出来る一品。美しい見た目と優しくもジャンクな味わいは、お店レコメンドの品である事を理解させるのでありました。
そして、花であれば柱頭に当たるのでありましょうか、真ん中にセットされたソースにチョンチョンしていただいてみますと、オニオンの甘さとソースの濃い味と、程よい酸味のミックス具合と、油で汚れる指によって、ジャンク度合いは最高潮になるのでありました。
そして最後に登場したのは、チキンでオーダーしたコンボファヒータス。ファヒータスもお店が推薦する一品なのであります。お代わり可能なトルティーヤに巻いていただくイメージしやすいメキシカン料理。チキンやら野菜やらハラペーニョやらソースやらを好きなようにトルティーヤに巻いていただくそのスタイルは、手巻き寿司感覚なのであります。
炭焼きなのか、しっかり香りの付いたチキン、適度な刺激のハラペーニョ、もっちりとしたトルティーヤ。それらを巻き巻きしていただきますと胃袋にズシンと来るしっかりしたボリュームを感じるのであります。少し厚めの皮のトルティーヤによって、胃袋は膨れやすくなっているのでありましょうか。お代わり自由のトルティーヤなのでありましたが、お腹いっぱいになってしまいお代わりは1度だけでギブアップしてごちそうさま。
本場感を味わえる料理の数々である事は以前と変わらぬ印象なのでありましたが、料理よりも印象的であった接客スタイルに感銘を受ける事は無く、常に何かに追われているようで余裕が無くて暗い印象のままなのでありました。前回がとても良いシフトの時に巡り合っただけなのか、なかなか判断に悩むお腹いっぱいのカントナは、休憩しながらそんな事を考えているのでありました。