점포명 |
Shot Bar ZORBA(Shot Bar ZORBA)
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장르 | 바 |
예약・문의하기 |
045-681-7766 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
神奈川県横浜市中区山下町201 GENビル 1F |
교통수단 |
니혼오도리 역에서 354 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
좌석 수 |
25 Seats ( カウンター17席、テーブル席2席×4つ) |
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개별룸 |
불가 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 있음 |
음료 |
외인이 있음,칵테일 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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홈페이지 |
時系列を無視して、つい先日(7月下旬)の話。
この日私は、前の会社の名古屋勤務時代にお世話になった先輩と会っていた。
彼は私の3期上(年齢は2歳上)で、この月から神奈川の関連会社に役員として出向したばかり。
横浜中華街で「栄転祝い」をして(お店は時系列に従い別ログでアップします)、
近くの北門通りにあるこのショットバーで二次会です。
※以下しばらくは余談になります。長くなりますがよろしければお付き合いください。
(お店については******以下になります)
この先輩は、食べログで普段からお世話になっているレビュアー様と同じ高校のOB。
レビュアー様も知らなかったらしいのですが、
名古屋にあるその公立高校はかつて映画のモデルになったことがあるという事を、
私は名古屋勤務時代にこの先輩から聞いた事があった。
(私も大学時代に観た事がある映画ですが、その映画は2つの小説を基に作られているので、その中で描かれていることが必ずしもその学校で起こった事そのままでは無いようですが・・・)
元々その高校は、先輩自身が「名古屋一の温室学校」と称し、
レビュアー様も「温泉高校」と言うぐらい自由でぬくぬくとした校風のようです???
でも、その高校も先輩の代の数年前まではとても荒れていたらしい。
と言っても、不良学生が暴れまわるといった類の話ではなく、
自由過ぎて秩序が無く、バラバラで小さな深刻な問題があちこちで起きていたというもの。
以前にレビュアーさんとこの件でコメントのやり取りをしたことがあったので、
今回、私は先輩から詳しくその話を聞いてみたいと思っていた。
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実は、先輩が自身の高校が映画のモデルになっているという話を知ったのは、
高校2年生の時に来た同校OBの「教育実習生」の話からだったという。
彼は、実習最後の授業の時、担当教諭の許可を得て映画と自身の高校時代について語り始めた。
彼はその映画(小説)のモデルになった代の1年後輩で、
当時、確かに学校に秩序がなかった事、自殺者が出た事、いろいろな問題が表面化してとても受験勉強に打ち込める雰囲気では無かった事などを思いを込めて具体的に話していた。
ところが、そんな状態の学校なのに、新しくやって来た校長先生は、
「これは生徒同士で話し合って解決すべきだ」
と言って一切介入しなかったのですが、
それが功を奏したのか、生徒たちは自発的に話し合いを始め、徐々に秩序を取り戻したという。
「皆さんは今とても恵まれた高校生活を送っています。そしてその校長先生は今もこの学校に居ます。多少ハミ出してもきっと受け止めてくれます。私たちの分まで思いっきり楽しんでください」
と涙ながらに結ばれたこの最後の授業。
女子生徒はほとんど号泣していたことも含めて、先輩も鮮明に覚えているという。
ちなみにその校長先生というのは、
普段、授業中はひたすらトイレ掃除ばかりしているような人だったらしいのですが、
ある時、先輩が部活の帰りに校則で禁止されている類の寄り道をしているのを見つかった時も、
「もう遅いから早く帰れよ」と低い声で言い残して立ち去ったという。
見た目の迫力と共に男気のあるその校長先生に生徒たちは親しみと信頼を感じていたし、
父兄の中でも「名物校長」としてとても評判が良かったのだという。
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ところが・・・この話には後日談があった。
その校長先生がその年限り(先輩が2年生を終えた時)で転勤になってしまったのだ。
後任は1年間の緩衝期間???(定年前の教頭の昇格)を経て、
当時、名古屋周辺の公立高校で流行っていたという徹底的な管理教育を推進するために教育委員会から送り込まれた人だった。
(この人事は先輩が在校中から噂されていたとの事でした)
小説が映画化され公開後から2~3年後の事でした。
(私調べ・・・意図的なものを感じませんか⁉)
その流行の管理教育と言うのがまたスゴいらしい。
例えば、男子は刈り上げ・女子はおかっぱという頭髪規定や、靴下の色、持ち物、教師に接する態度・言葉使いに至るまで・・・聞いていて「冗談だろ!」と思うような超管理システム。
それまでは「自分たちの事は自分たちで決めろ」と言われてきた生徒たちが、
学校側から全て押し付けられるなんて耐えられるわけがない。
そんな時に立ち上がったのが先輩の中学や部活の後輩を含む1学年下の生徒たち。
彼らが3年生になった時、通常なら2年生が中心となる進学校の生徒会を3年生で仕切り、
(もちろん公正な選挙で『新校則撤廃』を訴えた結果らしい)
生徒会として担当教諭を通じて何度も学校側と交渉を重ねたものの埒が明かず、
先輩の話では、最後は生徒会を含む有志の3年生が校長室を占拠して、
会長・副会長が退学覚悟で校長と教頭との直談判を行い、
頭髪や靴下の規定の変更をきっかけに、最終的にはほぼ全ての新校則を撤廃させたという。
「今の僕たちは、自分たちの事は自分たちで決められます」
先輩やレビュアーさんの言う「温室」「温泉」というこの高校の環境や校風は、
こういった歴史を経て培われたものなのですね。
なんだかちょっとうらやましくなってきました。
******
さてそんな話をしていた店は、横浜中華街の近くにあるショットバー。
中華街の入口にある老舗バー『アテネ』や関内のギリシャ料理店『オリンピア』と同じ系列。
(なので昔は「ムサカ」など食事もできたのですが・・・今は飲み物だけです)
最初は異国情緒あふれる『アテネ』に行こうと思ったのですが、
先輩が喫煙者であることと、2人ならカウンターのみのこちらの方が良いかなと思い訪問した。
カウンターのバックにはたくさんのボトルが並んでいる。
中でもバーボンの品ぞろえが素晴らしい。
ギリシャ人の始めたお店なので、もちろん「メタクサ」や「ウゾ」もある。
まずは先輩に「ウゾ」体験。
アニス(又は八角)風味のリキュール「ウゾ」はとても独特で初めての人はたいてい驚く。
ウォッカをもうひとまわり「クセ強」にしたような感じ。
本当なら水を入れて白く濁ることや、何故かファンタオレンジと絶妙の相性であることなど、
しばらくはこの酒の話題で盛り上がれるのですが、
この日は前述のことがいろいろと聞きたかったのでやめておいた(笑)
私は主に大好きなバーボン(野生の七面鳥)を楽しんだのですが、
先輩には、世界的にも有名なご当地カクテル「ヨコハマ」なども楽しんでもらった。
ショットバーの名の通り、本来はあまり長居する雰囲気ではないものの、
気の良い女性バーテンダーさんと先輩のとても素敵な話のおかげで、
我々は久々の再会をこのお店で思いっきり楽しむことができました。
先輩も異国情緒あふれる初めての中華街の夜を満喫したようでした。
ちなみに、店名の『ゾルバ』はギリシャ人の男性の名前。
とはいっても、別にオーナーの名前とかではなく、
ギリシャを舞台にした60年代のアカデミー賞映画、
「その男ゾルバ(Zorba The Greek)」からとった(のだと思う)。
店内にはその映画のポスターが貼ってあった。
そういえば、幾多の苦境にも陽気に立ち向かう「ゾルバ」のバイタリティーあふれる姿は、
何となく先輩の高校の生徒たちと相通じるものがあるなあ・・・なんて思ったりした。
さらに言えば、この映画「その男ゾルバ」にもモデルになった実在のギリシャ人男性がいる。
かつて、埼玉の川越にそのモデルになった伝説の労働者の名からとった『ヨルゴス』というギリシャ料理店があったなあ・・・なんてことを思い出したりもした。
この日、私は確実に酔っていた・・・。
後半は役に立たないトリビアばかりですみません(汗)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。