점포명 |
Popi
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장르 | 징기스칸、식당 |
예약・문의하기 |
045-352-9923 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
神奈川県横浜市保土ケ谷区法泉3-2-12 |
교통수단 |
相鉄バス法泉下又は法泉町バス停からそれぞれ徒歩3分ほど 히가시 토츠카 역에서 2,079 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
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지불 방법 |
카드 불가 |
좌석 수 |
16 Seats ( カウンター4席、テーブル3卓12席) |
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개별룸 |
불가 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 店舗ならびに3~4台ほど |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
이럴 때 추천 |
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私は、よく「読者の参考になるキチンとしたレビュー」なんて表現を使うのですが、果たしてそれってどんなレビューなんでしょうか?
冒頭から何か示唆的な文言になってしまいましたが、あまり気にしないで下さい。
やはり食べログをするからには読者にとって参考になるレビューを心がけないといけないというのが常に思いとしてありますので、つい自戒の意味も込めてこんなことに触れてしまっただけのことですので。
このレビューがキチンとしたレビューになるかどうかは別にして、いつも心掛けておきたい言葉です。
さて、この日は、何故かジンギスカンが食べたくなりました。
ジンギスカンは、一時のブームは去ったように思いますが、平成19年8月から22年3月にかけて、札幌に2か月、帯広に2年半暮らした時期に、当然のことながら私にとって大いなる関わりがあった食べ物です。
一般的にはジンギスカンと言えば、松尾ジンギスカンに代表されるように札幌の方が有名なのかもしれませんが、私の経験からするとやはり居住期間の長かった帯広のジンギスカンにより親近感を覚えます。
帯広時代は、ジンギスカンの主だったお店はほぼ漏れなく訪問、レビューしていると思います。
それだけ帯広ではジンギスカンは安くて美味い食べ物として地域に根付いていたんですね。
この日、メインエリアである戸塚・東戸塚エリアでジンギスカンの食べられるお店として浮かび上がったのが当店。
なんと、戸塚・東戸塚エリアでジンギスカンジャンルで登録されているのは当店だけなんですね。北海道と比べるのは酷ですが、ここまでジンギスカンがこのエリアでマイナーだったとは意外です。
しかも、唯一登録されている当店においてもなんと驚くことにジンギスカンのレビューは無し。これならキチンとレビューしてなるべく多くの方に知らしめる必要があるぞ!という食べロガーとしての矜持に触れるものを感じました。
ということで、ややアクセスは不便な立地ながら訪問を敢行しました。
保土ヶ谷駅から見立橋、二俣川方面行きの相鉄バスに揺られること15分ほど(ラッシュ時以外だともっと早く着けると思いますが)、「法泉町」の停留所で下車して徒歩2〜3分で着きます。
繁華街ではないので、当店の煌々とした灯りがやけに目立ちます。
18時半頃の訪問。カウンター4席とテーブル3卓12席の店内には先客無し。かなりお年を召したおばちゃんが一人でお店を切り盛りされています。
入るなり「うちはジンギスカンしかないけどいいかい?」とのお言葉。無論ですよ!ジンギスカン屋さんにジンギスカンを食べに来ない訳がありませんから。
テーブル席に座るとメニューを持ってきて下さいました。
確かにほぼジンギスカンの単品と言っていいメニュー構成。かろうじて、追加肉に生ラムのほか白コロモツ、カシラ、レバー、そして追加野菜がある程度です。
ジンギスカンの方は、生ラム野菜セットのAセットと味付けラム野菜セットのBセットがあり、それぞれ700円です。ジンギスカン定食がワンコイン以下のお店もあった帯広価格と比べるのは可哀想ですが、まあ良心的と言えるのではないでしょうか。
注文はAセットの肉が1.5倍になるスペシャルセット@1000円を注文。この日は飲む気が無かったので、300円のライス、汁物、漬物セットを付けました。
暫くして女将さんがジンギスカン鍋をセットしてくれます。「食べ方分かりますか?」と聞かれましたので、無論「はい!」です。
鍋を温めている間に野菜と生ラム肉が提供。野菜は、玉ねぎ、モヤシ、ニラ、ニンジンというジンギスカン仕様の野菜セットです。
私の流儀はまず野菜を周辺で焼いて、ある程度加熱したら中央に肉をセットするというものです。
そのラム肉ですが、ニュージーランド産とのこと。ただ、店頭には並ばないチルドものを特別の仕入れルートで手に入れているとのことでした。
チルドのせいでしょうか、見た目は赤みがかなり目立つ肉です。
女将さんのオススメに従って、焼き上がった野菜はタレで、ラム肉は塩コショウでいただきました。
このラム肉、全く臭みがなく、しかも柔らかくて旨味のあるなかなかの逸品です。やはり塩コショウで食べるべき肉ですね。
帯広では一部で国産生ラム肉もいただきましたが、あくまで主流は味付け肉でしたので、こちらの生ラム肉は新鮮に感じました。
ライス、汁物、漬物セットには、サービスでダイコンとにんじんの煮物をサービスしてくれたほか、さらに追加で「天城山で獲れた鹿の肉ですけど物は試しで食べてみて」と鹿肉の佃煮を出してくれました。臭みは全く無くて柔らかいので鹿肉と言われないとマグロ?と思ってしまう食感です。「物は試し」と言われた通り、確かに味は特別に美味しいというほどのものではなかったですが、こういうサービスは、ほんとローカル個店ならではですよね。嬉しいですし、心が暖まります。
十分過ぎる満足ができてしかもヘルシーときていますからジンギスカンはやっぱりいいですね。
こちらのお店は元々は喫茶店からスタートして45年になるとのこと。「この照明はその頃からのものなんですよ」と感慨深げに話して下さいました。ジンギスカンは11年ほどとのことですが、息子さんがいらっしゃり、手の空いている時は手伝ってくれるそうです。ひょっとしたら後継者なのかもしれませんが、何れにしてもこのエリアでは大変希少価値のあるジンギスカン専門店です。
ランチ営業がない点は残念ですが、食事のみの利用もOKですので、美味しいラム肉を味わいたい人は是非お試しになられたら如何でしょうか?
拙いレビューですので、当店の魅力を十分伝え切れたか?あるいは冒頭記した読者に参考になるキチンとしたレビューだったか?というと甚だ心もとないですが、ほんと気分がくつろげるいいお店だったということを最後にもう一度強調しておきたいです。