昼は中華食堂、夜は日中料理居酒屋という印象。 : Tomiki

区内の官庁街に所用があったこの日、手続きや申請を済ませれば既にお昼過ぎ。
この後友人宅を訪ねる予定があったので何か土産も用意したい。
ならばと比較的お店の多い洋光台まで移動。駅近くに車を納めて駅前の集合住宅広場へ。
ココには数軒の飲食店や食品店が集中していて買い物や食事も一度に済ませる事が出来ます。

UR住宅とJRの駅前に挟まれたエリアに商店が集まる広場がありそれを囲む様に商店が多数。
この中には割と飲食店や食品店が多く存在。駅前の個人商店が多い街は活気があります。
残暑厳しき時期に訪問した蕎麦店の横に中華があったと思い出し迷わずそちらに向かう事にしました。

『富貴』さん。
　UR洋光台中央広場前4番街にある中華料理屋さん。ですが入口からの印象は居酒屋。
　店頭にはランチメニューのボードが掲げられていますが6種もあってとてもリーズナブル。
　店内を覗くとカウンターに1名テーブル席に1組2名。席数が割と多めでこの人数。
　密にならずに食事が出来そうでしたので奥の2人用テーブルに着席。

ランチメニュー以外とも思いましたがメニューブックが無いのでお昼はこれだけかと判断。
壁にも写真付きのメニューは貼ってありますがどれも食事と言うより一品メニュー。
夕方からはメインが居酒屋中華と感じたので素直に6種のランチから選ぶ事にしました。

『ユーリンチー』690円（税込）を一人前。
　当然定食のスタイルでライス、スープ、お新香、杏仁豆腐が付くこの近辺では破格の価格です。
　ホールは女性一人、最初におしぼり、お水、灰皿を持ってくるところを見ると喫煙可なのですね。
　厨房はまったく見えない位置に座ってしまったのでどういう調理かは音だけで判断。
　手際の良い感じは伝わってきます。
　
10分ほどで注文したランチ定食がトレイに乗ってやって来ました。
カリッとした衣で大きな肉の塊ごと揚げてぶつ切りに。そして甘酢のソースと刻み葱。
これはご飯の進む味わい。もっと肉の量が少ないかと思いましたがたっぷりのボリューム。
お肉の下にはレタスと刻んた人参。これがまた良い口直しになって食を勧めます。
ご飯を少な目にお願いするのを忘れて居たことが悔やまれるやら嬉しいやら（＾＾）
最近丼一杯を食べる事が無かったのですがすっかりその気になって完食。

付け合わせの香の物は見慣れた胡瓜の漬物。スープと書かれた物は味噌汁。返ってこれが嬉しい。
杏仁豆腐は自家製の様で甘さが引き立っていたのがむしろこの時は有りがたかったです。

常連さんも多い様でお店の方とはかなり親し気に話しているところを見るとフレンドリーで、
居心地の良いお店だと言う事は良く分かりました。時々飛び交う大陸の言葉が本格中華的に感じます。
食べ終わって外に出て振り返るとランチ・やきとり・居酒屋と日・中料理の文字。
店頭にも円形のテーブルと屋外用の椅子が数脚ある所を見ると外でも楽しむ事が出来るんですね。

お昼はランチメニューだけに絞って本格的な物を廉価で提供する潔さが気に入ったお店でした。