どっち付かず
時は休日の夜。「外食を」と思って、気持ちもお財布も気軽に伺えそうなお店を考えて思いついたのがこちら。
以前は長い行列が出来るような、とても有名であった記憶のお店。カントナもサンマーメン辺りをいただきに何十年も通っていた、いわゆる「町中華」のお店。経年によってオーナーが変わったようで、一緒に屋号も少し変わってからは良い噂はなかなか聞かないのであります。「良質であった以前のお店と比べられてしまうとキツイであろうな」と、少し可哀想になってしまうカントナなのであります。
そんな噂を確認する為に夕飯時に入店いたしますと、お客さんは休日仕事の帰りであろうサラリーマンの宴会組1組のみ。奥のテーブル席に案内されてメニューを拝見。以前と比べますと、メニュー構成もずいぶんと変わってしまっているのであります。「町中華」と言うにはやや中華寄りのメニュー構成。「本格的でもないけれども町中華的でもない」という構成が、オーダー役のカントナを惑わすのでありました。
そんなメニューの中から連れの助言を得てオーダーしたのは、酢豚に焼き餃子にチャーハンに焼きそば。それから瓶ビール。
まずはカントナだけが楽しむビールを手酌で乾杯いたします。キリンビールののど越しを楽しんでおりますと、しばらくして酢豚の到着。野菜にきゅうりが使われているのが特徴的でありましょうか。それ以外は特に何も感じない酢豚をビールで流し込みます。「中華にはビールが良く合う」という事を改めて実感しながら、アチアチでカリカリで酸味の効いた酢豚を咀嚼するカントナなのでありました。
お次は焼き餃子。以前のお店は焼き餃子はあまり美味しく無かった記憶があるのでありますが、新しいお店の焼き餃子はオーソドックスな具合。特徴はありませんが、以前のお店のものよりは美味しいというだけの感想なのであります。
お次のチャーハンもオーソドックス。鉄鍋で焼かれたような感じはしないチャーハン。町中華方面にも本格派方面にも寄らない不思議なチャーハンなのでありました。
「〆で焼きそばを食べたい」と言う連れの要求で、連続炭水化物で〆。麺をしっかり焼かれた本格派方面に寄った焼きそばなのであります。しかしながら、味付けには特徴らしきものは見出だせず、淡々と箸を動かして胃袋に消費させるカントナなのでありました。
名店の居抜きのお店であるうえに、屋号も似てありますので過剰な期待を向けられるのは仕方ない事なのではありますが、そういったバイアスのようなものを差し引いても特徴を感じる事は無かったのであります。
「町中華か本格中華のどちらかに振れる覚悟が必要なのであろうな」と思いながらごちそうさまをするカントナなのでありました。
점포명 |
Mikou nan(Mikou nan)
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장르 | 중화 요리 |
예약・문의하기 |
045-833-6451 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
神奈川県横浜市港南区港南台5-5-1 福島ショッピングセンター 1F |
교통수단 |
JR港南台駅徒歩4~5分 고난다이 역에서 353 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
서비스료 / 차치 |
なし |
좌석 수 |
41 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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最近のイライラが未だ収まらないカントナは、アチアチでトロミのあるサンマーメンを食らって気持ちを落ち着けようとして訪問したのが、こちらのお店。
ずっと昔は「サンマーメンと言えば」の問いで必ず連想されるお店の1つなのでありましたが、店主が変わって少しして屋号も変わってしまった現在は、失礼ながら勢いが感じられなくて当然見る影は無い別のお店なのであります。
駐車場は建物の裏に用意されている便利なお店。
早速入店したのは日曜日の夕飯時。お客さんは一組。以前お店とは違うのではありますが、「昔は長蛇の列であったのに寂しいな」と、ついつい思い返してしまうカントナなのであります。
テーブル席に座ってメニューをザッと拝見してオーダーするのは、「サンマーメン」と「餃子」であります。
壁に貼ってあるメニューには青椒肉絲が複数バリエーション用意されている珍しさで、「次回訪問の機会があったら青椒肉絲で攻めるかな」と思うカントナなのであります。
料理到着の前にトイレへ。トイレはお店の外ではありますが建物の中の設備。「随分昔からある建物なのであるな」と思わせるシャビーな構造のトイレは、一見の価値があると思うのであります。
トイレを済ませて裏口から戻りますと、裏口には昔の屋号の「こうなん」のネオンがそのまま残っていて、懐かしむカントナなのでありました。
席に戻ってから水をグイッといただきますと、コップがとても大きくて飲みやすいのでいつもより多くグイグイとするのであります。
卓上の備品類も昔から変わらぬ構成の様子。「昔は卓上占い機があったよな」なんて事も思い出すカントナなのでありました。
そんな昔を懐かしみながら待つ事8分程度。「サンマーメン」の到着であります。茶色が濃い餡が印象的なサンマーメン。そんな見てくれは、昔と似ている気がして懐かしい記憶が蘇るカントナなのであります。
期待を込めて早速一口いただいてみますと、甘めにこしらえられた餡の味わいが懐かしい記憶を覚ます気がするのであります。ただし、餡の具材に含まれているキャベツは昔には無かった新感覚なのであると同時に、その新食感は合わないと思うカントナなのであります。
そして、サンマーメンに合う細めのストレート麺とその食感は、ますます無の記憶を呼び起こさせるのであります。
出汁の深さが足りない気がするスープは美味しさを弱く感じさせる要因となり、ラーメン全体の弱さにも波及している気がするカントナなのでありました。
そして「餃子」の到着であります。
大振りの餃子は、「焼き目はもっと入ってくれていても良かったのにな」と思わせる具合。
急いで卓上の調味料を調合してからチョンチョンしてパクリといたしますと、餡は刻み過ぎで食感が残っていない具合は昔と同様で、カントナ好みでは無い具合なのであります。そしてニンニクがほのかに香る具合も昔通りな気がするカントナなのであります。
ムシャクシャを鎮めようと、アチアチな餡のサンマーメンを食らっている間、ずっと静かな店内。お客さんが少ないと言うのもありますが、もう少し活気が欲しいなと思いながら、ムシャクシャは収まらないカントナなのでありました。