【祝】ゴ・エ・ミヨ2024選出!凄みすら感じる相模湾魚介スペシャルコース : Anchoa

공식 정보

이 음식점은 Tabelog의 점포 회원용 서비스에 등록되어 있습니다. 음식점의 영업 정보는 점포 관계자에 의해 공개되어 있습니다.

전통과 창조의 스페인 향토 요리 제공

Anchoa

(anchoa)
이 페이지의 문장은 Wovn.io를 사용하여 자동 번역되었습니다. 번역이 부정확한 부분이 있을 수 있으니 양해 부탁드립니다.

이 입소문들은, 유저분들의 주관적인 의견 및 감상이며, 음식점의 가치를 객관적으로 평가한 것이 아닙니다. 어디까지나 하나의 참고로써 활용해 주십시오. 또한, 이 입소문들은 유저분들이 방문하신 당시에 쓰여진 것입니다. 내용, 금액, 메뉴 등이 현재와 상이할 경우가 있으므로, 방문하실 때는 반드시 사전에 전화 등으로 확인해 주시기 바랍니다.자세한 내용은 여기로
이 페이지의 문장은 Wovn.io를 사용하여 자동 번역되었습니다. 번역이 부정확한 부분이 있을 수 있으니 양해 부탁드립니다.

4.5

¥20,000~¥29,9991명
  • 요리・맛4.5
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.5
  • 술・음료4.5
2024/03방문8번째

4.5

  • 요리・맛4.5
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.5
  • 술・음료4.5
JPY 20,000~JPY 29,9991명

【祝】ゴ・エ・ミヨ2024選出!凄みすら感じる相模湾魚介スペシャルコース

2024年3月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。

ディナーは、

・コース アンチョア 12100円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円
  ピンチョス盛合せ、タパス3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

相模湾で獲れる豊富な魚介を使用した、魚介のみで構成した
特別コースを非常に気に入っていますので今回も、

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円 × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに左手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。
我々はカウンターに案内されました。

お店は、男性シェフと男性スタッフ、女性スタッフの計3名で切り盛りしています。
新たに女性スタッフが加わったようですね(* ̄∇ ̄*)b

BGMはいつものフラメンコ。

卓上にはこの日の相模湾魚介スペシャルコースの簡単な素材などの内容がプリントアウト。

ワインペアリングメニューは、

・ワインペアリング 9グラス レギュラー 8000円
・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円
・ワインペアリング 5グラス レギュラー 5000円
・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

という4種類のラインナップ。

ということで呑兵衛の私は、

・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円

かみさんは、

・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

をオーダーして、今宵の相模湾魚介スペシャルコースを堪能することにしました。

この日の内容は以下になります。

・Raventós i Blanc de Nit 2020
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  スペイン・カタルーニャのスパークリングワイン。
  ぶどうは、パレリャーダ、チャレッロ、モナストレル、マカベオ。
  辛口で美味しいです。

・アペリティーボ
  店名にもなっているアンチョアのアミューズ。これは定番になります。
  サクサクのパイ生地のようなコカというスペインのピッツァのような生地の上に、
  新玉ねぎのソテー、ブロッコリーのディップ、自家製アンチョビを乗せたものです。
  コカは焼き立ての熱々。アンチョビの塩気と旨味がたまらんです。
  新玉ねぎの甘みに加え、ブロッコリーのコクと風味が合わさり今回も旨いわ。

・SOLAN DE CABRAS 1100円 × 2本
  炭酸水もいつもと同じものをオーダーしました。
  スペイン・クエンカの炭酸水。チェイサー代わりに活用。
  この日も2本飲みました。

・カリモーチョ
  私とかみさんのワインペアリング2杯目です。
  赤ワインとコーラを1:1で割ったスペインのカクテル。
  私からするとほぼコーラの味わいでアルコールはそれほど感じず。
  ゴクゴク飲める美味しさですね。
  とは言っても想定アルコール度数7%前後はありますのでそれなりにはあります。

・FINO TRADICION
  私のワインペアリング2杯目です。カリモーチョと同時にサーブ。
  スペインのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ・フィノ。
  シェリー酒らしく少し紹興酒のようなフレーバーに舌に絡みつく味わい。

・ピンチョス盛合せ
  毎度のことですが豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  この日は上段に、
  ・自家製イナダのシーチキンとゆで卵のカナッペ
  ・シコイワシのフリット
  ・レアの鰆 ハモンイベリコ添え
  下段に、
  ・神経締めえぼ鯛のスパイスマリネ
  ・シコイワシ酢漬け、マーマレード、ペコリーノチーズのカナッペ
  ・アオリイカの白子

  どれもこれも酒の肴としては抜群でしたが、アオリイカの白子は人生初。
  プチっと弾ける食感で旨味が口内に溢れ、外側の部分はホルモンのように
  いつまでも噛んでいられる旨味が有ります。
  神経締めのプロの長谷川さんから仕入れた神経締めえぼ鯛も食感と旨味が素晴らしい。

・Bernardo Estevez Chanselus Castes Branca 2018
  私のワインペアリング3杯目です。
  スペイン・ガリシアの白ワイン。
  ぶどうは、ラド、トレイシャドゥーラなどの土着品種。
  爽やかなシトラスフレーバーで、全体的には穏やかなテイスト。

・神経締めメジマグロのライスサラダ仕立て
  皿の上に菜花と大根マリネを合わせたライスを盛り付け、
  その上に神経締めメジマグロの中トロを乗せたもの。
  サイドにはアーモンド、フェンネルなどを使ったコクのあるソースを添えています。
  メジマグロは本鮪の幼魚ですが、それでも60㎏という見事なもので、
  とてもメジマグロとは思えないピンク色の透明感のある脂を従えた中トロ。
  これはたまらん美味しさですよ(〃^▽^〃)

・Arabako Txakolina Astobiza rose
  私のワインペアリング4杯目。かみさんの3杯目。
  スペイン・バスクのロゼワイン。
  ぶどうは、オンダラビスリ50%、オンダラビヴェルチェ50%。
  しっかり辛口で美味しい。最近のロゼは素晴らしいですよね。

・蛸、筍、グリーンピースの炭火焼き
  なんと筍は鎌倉産(*゚Д゚*) この時期に鎌倉産が仕入れられたのが凄い!
  ソースは蛸の煮汁を煮詰めたもの。そして全体を通して炭火の香りが素晴らしい(〃^▽^〃)
  大好物の筍、それも鎌倉産が頂けたのは超貴重(* ̄∇ ̄*)b

・PALO CORTADO TRADICION
  私のワインペアリング5杯目です。
  スペインのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ・フィノ。
  30年熟成しただけあって、FINO TRADICIONと比べると甘みすら感じます。
  後口にはアーモンドキャラメルテイストが舌に残りますね。
  これは好みだなあ。

・BODEGA FRONTIO DELDOMA 2018
  かみさんのワインペアリング4杯目です。
  スペイン・カスティリャの白ワイン。
  ぶどうは、ドニャ・ブランカ90%、プエスタエンクルス10%。
  これも土着品種でスッキリとした味わい。

・剣先イカ 鰯のビスク添え
  火入れをした剣先イカの下にカリフラワーのピューレを忍ばせ、
  シコイワシ丸ごとと少量の水で作った鰯のビスクを添えたものです。
  ワタも含めて全て使っているのにその臭みが一切なくて洗練された味わい。
  これも旨いなあ。

・パン
  2人で2切れのサーブ。
  この日はガリッとハード目に焼いたパン。
  このパンで鰯のビスクとカリフラワーのピューレを拭います。

・白笹鼓 特別純米
  私のワインペアリング6杯目です。
  神奈川県秦野市に蔵を構える、釜井酒造店の造る特別純米。
  甘みと米の旨味と酸味。独特の後口がこの後の皿の金目鯛のソースの酸味とも合います。

・金目鯛のゲタリア風
  金目鯛を炭火で焼き、酸味のあるソースで仕上げたものです。
  これが有難いことにお頭の部位をサーブしてくれたんです(〃^▽^〃)
  魚の中でも一番美味しい部位。目玉の周りなんかコラーゲン満載ですよ。
  くちびる、エラ、ヒレなどをむしゃぶりつくように食べていきます。
  食べられるところはヒレも含めて根こそぎ食べて成仏させました。
  いやあ、これは美味しい(〃^▽^〃)
  こういうのがあるから相模湾魚介スペシャルコースはやめられないんです(* ̄∇ ̄*)b
  シェフとも会話していて思ったのですが、日本料理でも意外と金目鯛って焼かなくて。
  大抵は金目鯛炙りの刺身とか煮付けにしちゃうので。ある意味貴重。

・Cueva del Monge Blanco
  私のワインペアリング7杯目。かみさんの5杯目。かみさんはラスト。
  スペイン・リオハの白ワイン。
  ぶどうは、ヴィウラ、マルヴァシア、ガルナッチャ・ブランカ、モスカテル。
  色味はライトイエロー。熟したマンゴーやパイナップルにバナナのニュアンス。
  樽熟成している割には全体的にはフレッシュな味わい。

・石鯛の炭火焼き シェリークリームソース
  石鯛の炭火焼きに、葉山の椎茸を加えたシェリークリームソースで仕上げた一皿。
  今までの皿がシンプルに素材を味わうのに対して、今回の中では唯一ソースが際立ってるかも。
  それでも肉汁とクリームは極力抑えているそうです。石鯛の風味を邪魔しない程度に。
  にしても椎茸もさすがに美味しいわ。

・Gorka Izaguirre Ilun 2019
  私ののワインペアリング8杯目です。
  スペイン・バスクの赤ワイン。
  ぶどうは、バスクの土着品種オンダラビ・ベルツァ。
  生産量約90%が白ワインで占められるチャコリの中では珍しい赤ワインチャコリ。
  ドライでスモーキーなテイスト。ミディアムボディくらい。
  次なるパエリアをこれで迎え撃ちます。

・鮟鱇のパエリア
  まずは大きなパエリアパンでのプレゼンテーション。
  それから取り皿に盛り付けてくれます。
  茶褐色に色づいたパエリアは無茶苦茶出汁が浸み込んでそうで旨そう (〃^▽^〃)
  ニンニクマヨネーズ風味のアリオリソースも添えられます。
  なんと鮟鱇は相模湾で水揚げされたもの(*゚Д゚*) 何でも獲れるんだなあ。
  鮟鱇の皮はプルプルでコラーゲンもたっぷり。そして旨味が濃いです。
  もちろんペロリと完食ですよ(* ̄∇ ̄*)b
  アリオリソースは使ったり使わなかったりと、味に変化を持たせながら食べるといいですよ。

・Juan Sebastian Elcano Solera Gran Reserva Brandy de Jerez
  私のワインペアリング9杯目。私もラスト。
  スペイン・エルカノのシェリーブランデー。
  ぶどうは、パロミノ。
  アルコール度数は38%ありますのでしっかりとしたアタック感はありつつも、
  ほんのりとした甘みの余韻もあって美味しいです。

・小田原八木下農園 西之香のソルベ ブラッドオレンジ添え
  皿の下にはブラッドオレンジを乗せ、その上に西之香のソルベ。
  ジュニパーベリーのみを漬けこんだXORIGUER GINを振りかけて仕上げます。
  西之香はみかんの一種ですが初めて食べますね。
  相変わらず酒を振りかけるとビターで旨いわ。

・バスクチーズケーキ
  定番です。
  とにかくトロトロのムース状のバスチー。
  焦げ目のビターな味わいも心地いいです。

・小菓子
  米をミルクで炊いてシナモンを効せたアロス・コン・レチェのワンスプーン、
  タルタ・デ・サンティアゴというアーモンドケーキ、
  卵の黄身だけで作る濃厚なプリンのフラン・デ・イェマの盛合せです。

・はちみつミントティー
  かみさんのオーダーです。
  まさにミントらしい清涼感。
  写真を撮り忘れてるなあ。このタイミングだとシェフとのおしゃべりに夢中だったか。

・ホットコーヒー
  私のオーダーです。ブラックでお願いしました。
  苦味の効いたテイスト。

これでサービス料10%を加えて〆て58300円。一人当たり29150円。カードでのお支払い。

今宵も相模湾の海の幸を存分に堪能させて頂きましたが、なんか凄みを感じました。
神経締めえぼ鯛とメジマグロ、鎌倉産筍、鰯のビスク、金目鯛のお頭、石鯛に葉山産椎茸、
相模湾産の鮟鱇に至るまでワクワクのし通し(〃^▽^〃)

シェフから印象に残る一皿を聞かれましたので、かみさんは、

・剣先イカ 鰯のビスク添え

を選出し、私は、

・金目鯛のゲタリア風

を選出しました。神経締めのメジマグロもヘブンな美味しさでしたが(* ̄∇ ̄*)b

次回はまだ伺ったことのない6月に訪問しようと思います。

そうそう。
2024年3月19日にゴ・エ・ミヨ2024が発刊されましたが、anchoaが選出されていました(* ̄∇ ̄*)b
2015年以降、ミシュランから神奈川県は評価されなくなりましたが、
2021年からは代わりにゴ・エ・ミヨが神奈川県を評価してくれるようになりました。
神奈川県の中でも鎌倉のお店の選出が圧倒的に多く、その全てのお店に伺ったことが有りますし、
anchoaを含む4店舗には定期的に伺わせていただいております。
贔屓のお店が世界的にも権威のあるガイドブックで評価されることは嬉しくて(〃^▽^〃)

ミシュランも協力金抜きで鎌倉だけでも調査する気は起きないのかなあ・・・
2015年の頃よりも鎌倉は全然パワーアップしてますよ(* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2024/4現在、3.84ポイント)

  • Anchoa - Raventós i Blanc de Nit 2020

    Raventós i Blanc de Nit 2020

  • Anchoa - アミューズ

    アミューズ

  • Anchoa - 新玉ねぎのソテー、ブロッコリーのディップ、自家製アンチョビのコカ

    新玉ねぎのソテー、ブロッコリーのディップ、自家製アンチョビのコカ

  • Anchoa - カリモーチョ

    カリモーチョ

  • Anchoa - FINO TRADICION

    FINO TRADICION

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ取り分け後

    ピンチョス盛合せ取り分け後

  • Anchoa - Bernardo Estevez Chanselus Castes Branca 2018

    Bernardo Estevez Chanselus Castes Branca 2018

  • Anchoa - 神経締めメジマグロのライスサラダ仕立て

    神経締めメジマグロのライスサラダ仕立て

  • Anchoa - 神経締めメジマグロのライスサラダ仕立てアップ

    神経締めメジマグロのライスサラダ仕立てアップ

  • Anchoa - Arabako Txakolina Astobiza rose

    Arabako Txakolina Astobiza rose

  • Anchoa - 蛸、筍、グリーンピースの炭火焼き

    蛸、筍、グリーンピースの炭火焼き

  • Anchoa - 蛸、筍、グリーンピースの炭火焼きアップ

    蛸、筍、グリーンピースの炭火焼きアップ

  • Anchoa - PALO CORTADO TRADICION

    PALO CORTADO TRADICION

  • Anchoa - BODEGA FRONTIO DELDOMA 2018

    BODEGA FRONTIO DELDOMA 2018

  • Anchoa - 剣先イカ 鰯のビスク添え

    剣先イカ 鰯のビスク添え

  • Anchoa - 剣先イカ 鰯のビスク添えアップ

    剣先イカ 鰯のビスク添えアップ

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - 白笹鼓 特別純米

    白笹鼓 特別純米

  • Anchoa - 金目鯛のゲタリア風

    金目鯛のゲタリア風

  • Anchoa - 金目鯛のゲタリア風アップ

    金目鯛のゲタリア風アップ

  • Anchoa - Cueva del Monge Blanco

    Cueva del Monge Blanco

  • Anchoa - 石鯛の炭火焼き シェリークリームソース

    石鯛の炭火焼き シェリークリームソース

  • Anchoa - 石鯛の炭火焼き シェリークリームソースアップ

    石鯛の炭火焼き シェリークリームソースアップ

  • Anchoa - Gorka Izaguirre Ilun 2019

    Gorka Izaguirre Ilun 2019

  • Anchoa - 鮟鱇のパエリアのプレゼンテーション

    鮟鱇のパエリアのプレゼンテーション

  • Anchoa - 鮟鱇のパエリア

    鮟鱇のパエリア

  • Anchoa - アリオリソース

    アリオリソース

  • Anchoa - Juan Sebastian Elcano Solera Gran Reserva Brandy de Jerez

    Juan Sebastian Elcano Solera Gran Reserva Brandy de Jerez

  • Anchoa - 小田原八木下農園 西之香のソルベ ブラッドオレンジ添え

    小田原八木下農園 西之香のソルベ ブラッドオレンジ添え

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - アロス・コン・レチェのワンスプーン、タルタ・デ・サンティアゴ、フラン・デ・イェマ

    アロス・コン・レチェのワンスプーン、タルタ・デ・サンティアゴ、フラン・デ・イェマ

  • Anchoa - ホットコーヒー

    ホットコーヒー

2024/01방문7번째

4.5

  • 요리・맛4.5
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.5
  • 술・음료4.5
JPY 20,000~JPY 29,9991명

高級食材を使わなくても神経締めしたメカジキのスパイスフリットなど珠玉の皿が満載(* ̄∇ ̄*)b

2024年1月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。

ディナーは、

・コース アンチョア 12100円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円
  ピンチョス盛合せ、タパス3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

相模湾で獲れる豊富な魚介を使用した、魚介のみで構成した
特別コースを非常に気に入っていますので今回も、

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円 × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

ちなみに私は電車の遅延により予約時間に5分遅れてお店に到着(^^;

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに左手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。
我々はカウンターに案内されました。

お店は、男性シェフと男性スタッフの計2名で切り盛りしています。

BGMはいつものフラメンコ。

卓上にはこの日の相模湾魚介スペシャルコースの簡単な素材などの内容がプリントアウト。

ワインペアリングメニューは、

・ワインペアリング 9グラス レギュラー 8000円
・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円
・ワインペアリング 5グラス レギュラー 5000円
・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

という4種類のラインナップ。

ということで呑兵衛の私は、

・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円

かみさんは、

・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

をオーダーして、今宵の相模湾魚介スペシャルコースを堪能することにしました。

この日の内容は以下になります。

・Mestres CAVA Coquet Gran Reserva Brut Nature 2017
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  スペイン・カバのスパークリングワイン。
  ぶどうは、マカベオ30%、チャレロ45%、パレリャーダ25%。
  熟成したりんごのような果実味。爽快な辛口で美味しいです。

・アペリティーボ
  店名にもなっているアンチョアのアミューズ。これは定番になります。
  サクサクのパイ生地のようなコカというスペインのピッツァのような生地の上に、
  ブロッコリーのディップ、自家製アンチョビを乗せたものです。
  コカは焼き立ての熱々。アンチョビの塩気と旨味がたまらんです。
  ブロッコリーはクタクタに煮込んでディップのようになっていましたが、
  ブロッコリーらしい風味が満載でアンチョビとの相性も良かったです(〃^▽^〃)
  ちょっとアクセントを代えるだけでも全然異なる料理になるんですよね。

・SOLAN DE CABRAS 1100円 × 2本
  炭酸水もいつもと同じものをオーダーしました。
  スペイン・クエンカの炭酸水。チェイサー代わりに活用。
  この日も2本飲みました。

・Pavon Puerto Fino Sherryのカクテル
  私とかみさんのワインペアリング2杯目です。
  スペイン・アンダルシアのシェリー酒を使ったカクテル。
  柑橘の甘みと苦味が効いていましたね。スッと飲みやすいテイスト。

・ピンチョス盛合せ
  毎度のことですが豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  この日は上段に、
  ・自家製ツナとゆで卵のカナッペ
  ・サザエの串焼き
  ・メカジキのスパイスフリット
  下段に、
  ・イバラガニのパイ仕立て
  ・〆鯖、カリンジャム、羊のチーズのカナッペ
  ・小ヤリイカのチョリソー詰め

  どれもこれも酒の肴としては抜群でしたが、メカジキのスパイスフリットが秀逸。
  神経締めのプロの長谷川さんから仕入れたメカジキですが、
  メカジキとは思えないほどフワフワでしっとりで味が濃いんです(〃^▽^〃)
  これは凄かったなあ。かみさんも同意見。

・Arabako Txakolina Astobiza rose
  私のワインペアリング3杯目です。
  スペイン・バスクのロゼワイン。
  ぶどうは、オンダラビ・スリ、オンダリビ・ベルサ。
  いわゆるチャコリになりますがそれらしい酸味。
  そしてしっかりとした辛口で美味しいです。
  チャコリでロゼって珍しいなあと。それほど造られていないので。

・メジマグロのタルタル 小田原産トリュフ仕立て パン・コン・トマテとアホ・ブランコソース添え
  メジマグロはカリフラワーとタルタルにしたのかな?
  パン・コン・トマテはトマトのジューシー感が満載で、
  この上にアホ・ブランコソースで和えたタルタルを乗せて食べるとウマウマ(〃^▽^〃)

・Luis Lopes Moreish Branco 2020
  私のワインペアリング4杯目。かみさんの3杯目。
  ポルトガルの白ワイン。
  ぶどうは、マリア・ゴメシュ60%、ビカル40%。
  ほんのりとした甘みにミネラルなのかな?
  後口にハーブのようなビター感もあります。

・黒ムツの子供の蒸し物 サフランスープ仕立て
  黑ムツの下には蕪をピューレ状にしたものを敷き、上には菜の花。
  仕上げにシェフが卓上でサフランスープを回しかけて完成です。
  黒ムツの子供は身がフワフワ。蕪は穏やかな味わい。
  何というか京料理を食べているような優しい味わい。
  しかしながらサフランのスープがスペインらしさを演出しています。
  こういう料理が出るからこのコースはやめられないんだよなあ(〃^▽^〃)

・Envinate Migan 2021
  私のワインペアリング5杯目です。
  スペイン・ガルシアの赤ワイン。
  ぶどうは、メンシア95%、土着品種5%。
  ライトなテイストの赤ワインで、この後のピキージョに合わせたものです。

・リオハ ピキージョ
  こちらのスペシャリテの一つ。
  赤ピーマンの中に、この日はマンボウの身を詰め込んだもの。
  普段は海老と鱈のペーストなのですが代えてきましたね。
  ちなみに中身のクイズを出されましたが当たんなかったです (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  最初は牛のコンビーフのようなもの、その後に鮪の内臓の煮込みと答えましたが、
  どちらも不正解でまさかのマンボウの身。
  マンボウの身って煮込むとこのような弾力が出るそうで。
  その周りに赤ピーマンのソースで仕上げていますが、このソースがたまらん(〃^▽^〃)

・パン
  2人で2切れのサーブ。
  この日はガリッとハード目に焼いたパンでしたね。
  このパンでリオハ ピキージョの赤ピーマンのソースを拭います。

・Envinate Palo Blanco 2021
  私のワインペアリング6杯目。かみさんの4杯目。
  スペイン・ガルシアの白ワイン。
  ぶどうは、リスタン・ブランコ。
  ライトで穏やかな味わいの白ワイン。

・メジナのソテー バイ貝とわかめのリゾット添え
  メジナは脂ノリノリで皮目はパリッと焼き上げて。
  下にはバイ貝とわかめのリゾット、上にはわかめチップスを添えています。
  わかめチップスは米を柔らかく炊いたものとわかめをミキサーにかけて
  それを薄く延ばしてチップスにしたもの。無茶苦茶パリパリで美味しいんです。

・Equilibri Natural Pet-Nat Oniric Blanc 2022
  かみさんのワインペアリング5杯目。かみさんはペアリングラスト。
  スペイン・カタルーニャのスパークリングワイン。
  ぶどうは、チャレッロ80%、ミュスカ20%。
  白く濁ったナチュラルなスパークリングワイン。
  金柑やリンゴの酸のようなニュアンス。
  舌にピチピチ弾く心地良い微発泡。これはかみさんもお気に入り。

・鎌倉ワイン カベルネフラン・メルロー 2022
  私のワインペアリング7杯目。
  鎌倉の鎌倉ワイナリーの赤ワイン。
  ぶどうは、カベルネフラン、メルロ。
  鎌倉で栽培した葡萄を使って、鎌倉で醸造する初の鎌倉のワイナリーの赤ワイン。
  さっぱりとライトな飲み口で、タンニンはしっかり。
  爽快な辛口といった印象。

・オジサンのソテー 赤ワインソース
  オジサンとはスズキ目ヒメジ科の魚。それを皮目をパリパリに焼き上げ、
  根菜の煮込み、赤ワインソース、ディルを添えたもの。
  赤ワインソースの酸味とコクが穏やかな味わいのオジサンには合いますね。
  根菜類大好きなので煮込みが付くのも嬉しい(〃^▽^〃)

・Cabories 2019 La Salada
  私のワインペアリング8杯目です。
  スペイン・カタルーニャの赤ワイン。
  ぶどうは、マンドゥ50%、スモイ・ティント35%、チャレッロ15%。
  フルボディらしいテイスト。ただし酸味とタンニンはわりと穏やかで果実味が印象的。

・鯖とほうれん草のパエリア
  まずは大きなパエリアパンでのプレゼンテーション。
  それから取り皿に盛り付けてくれます。
  茶褐色に色づいたパエリアは無茶苦茶出汁が浸み込んでそうで旨そう (〃^▽^〃)
  ニンニクマヨネーズ風味のアリオリソースと完熟ライムが味変アイテムとして添えられます。
  パエリアは米で出来ていますのでそもそもボリュームがあるのですが、
  鯖の切身もゴロゴロと入っていてボリューム満点なんです。
  毎回私はお代わりをしますがこの日も3皿頂きました(* ̄∇ ̄*)b

・鎌倉クラフトジン 露
  私のワインペアリング9杯目。私もラスト。
  鎌倉浄智寺の井戸水で加水したクラフトジン。
  ボタニカルはジュニパーベリーに加え、グレープフルーツピールとヨモギ茶。
  これが旨いんだわ(〃^▽^〃) 余計なことをしないでこれだけで飲んでも上等なカクテル。
  そしてアルコール度数42%のアタック感。素晴らしい。

・八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添え
  小田原八木下農園のみかんに、ヨーグルトアイスを添えたものです。
  仕上げにPedro Ximenez Sherryという甘いシェリー酒を振り掛けて完成。
  こちらのデザートはこのように何かしらのアルコールで風味付けをしますが、
  呑兵衛としてはデザートにビターなアクセントを加えてくれるので嬉しいです(〃^▽^〃)
  それほど度数の高い酒を選ばないので少し飲める方なら大丈夫ですよ。

・バスクチーズケーキ
  定番です。
  とにかくトロトロのムース状のバスチー。
  焦げ目のビターな味わいも心地いいです。

・小菓子
  米をミルクで炊いてシナモンを効せたアロス・コン・レチェのワンスプーン、
  卵の黄身だけで作る濃厚なプリンのフラン・デ・イェマ、
  タルタ・デ・サンティアゴというアーモンドケーキの盛合せです。

・ミントティー
  かみさんのオーダーです。
  まさにミントらしい清涼感。

・エスプレッソ
  私のオーダーです。普段はホットコーヒーなのですがたまにはこちらを。
  苦味と酸味の効いたエスプレッソらしいテイスト。

これでサービス料10%を加えて〆て56190円。一人当たり28095円。カードでのお支払い。
あれ?2110円分安いような???

今宵も相模湾の海の幸を存分に堪能させて頂きました(〃^▽^〃)
のっけからメカジキのスパイスフリットがヘブンな美味しさでしたもんねえ。
高級食材を使わなくてもここまで美味しく仕立ててくれて、コース全体を通して
いつも満足させてもらっています。

2024年のanchoa詣では良いスタートを切れましたが、春になると筍も使うとのこと。
マジっすか (*゚Д゚*) 筍大好物なんで(* ̄∇ ̄*)b

てなことで筍のシーズンとなる3月か4月に訪問しようと企てておきます(〃^▽^〃)

ご馳走様です!(2024/1現在、3.85ポイント)

  • Anchoa - Mestres CAVA Coquet Gran Reserva Brut Nature 2017

    Mestres CAVA Coquet Gran Reserva Brut Nature 2017

  • Anchoa - アペリティーボ

    アペリティーボ

  • Anchoa - アンチョアのアミューズ

    アンチョアのアミューズ

  • Anchoa - Pavon Puerto Fino Sherryのカクテル

    Pavon Puerto Fino Sherryのカクテル

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - Arabako Txakolina Astobiza rose

    Arabako Txakolina Astobiza rose

  • Anchoa - メジマグロのタルタル 小田原産トリュフ仕立て パン・コン・トマテとアホ・ブランコソース添え

    メジマグロのタルタル 小田原産トリュフ仕立て パン・コン・トマテとアホ・ブランコソース添え

  • Anchoa - メジマグロのタルタル 小田原産トリュフ仕立て パン・コン・トマテとアホ・ブランコソース添えアップ

    メジマグロのタルタル 小田原産トリュフ仕立て パン・コン・トマテとアホ・ブランコソース添えアップ

  • Anchoa - Luis Lopes Moreish Branco 2020

    Luis Lopes Moreish Branco 2020

  • Anchoa - 黒ムツの子供の蒸し物 サフランスープ仕立て

    黒ムツの子供の蒸し物 サフランスープ仕立て

  • Anchoa - 黒ムツの子供の蒸し物 サフランスープ仕立てアップ

    黒ムツの子供の蒸し物 サフランスープ仕立てアップ

  • Anchoa - Envinate Migan 2021

    Envinate Migan 2021

  • Anchoa - リオハ ピキージョ

    リオハ ピキージョ

  • Anchoa - リオハ ピキージョアップ

    リオハ ピキージョアップ

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - Envinate Palo Blanco 2021

    Envinate Palo Blanco 2021

  • Anchoa - メジナのソテー バイ貝とわかめのリゾット添え

    メジナのソテー バイ貝とわかめのリゾット添え

  • Anchoa - メジナのソテー バイ貝とわかめのリゾット添えアップ

    メジナのソテー バイ貝とわかめのリゾット添えアップ

  • Anchoa - Equilibri Natural Pet-Nat Oniric Blanc 2022

    Equilibri Natural Pet-Nat Oniric Blanc 2022

  • Anchoa - 鎌倉ワイン カベルネフラン・メルロー 2022

    鎌倉ワイン カベルネフラン・メルロー 2022

  • Anchoa - オジサンのソテー 赤ワインソース

    オジサンのソテー 赤ワインソース

  • Anchoa - オジサンのソテー 赤ワインソースアップ

    オジサンのソテー 赤ワインソースアップ

  • Anchoa - Cabories 2019 La Salada

    Cabories 2019 La Salada

  • Anchoa - 鯖とほうれん草のパエリアのプレゼンテーション

    鯖とほうれん草のパエリアのプレゼンテーション

  • Anchoa - 鯖とほうれん草のパエリア

    鯖とほうれん草のパエリア

  • Anchoa - 鯖とほうれん草のパエリアアップ

    鯖とほうれん草のパエリアアップ

  • Anchoa - 鎌倉クラフトジン 露

    鎌倉クラフトジン 露

  • Anchoa - 八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添え

    八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添え

  • Anchoa - 八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添えアップ

    八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添えアップ

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - アロス・コン・レチェのワンスプーン、フラン・デ・イェマ、タルタ・デ・サンティアゴ

    アロス・コン・レチェのワンスプーン、フラン・デ・イェマ、タルタ・デ・サンティアゴ

  • Anchoa - ミントティー

    ミントティー

  • Anchoa - エスプレッソ

    エスプレッソ

  • Anchoa - SOLAN DE CABRAS

    SOLAN DE CABRAS

  • Anchoa - この日の相模湾魚介スペシャルコースの内容

    この日の相模湾魚介スペシャルコースの内容

2023/11방문6번째

4.5

  • 요리・맛4.5
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.5
  • 술・음료4.5
JPY 20,000~JPY 29,9991명

素材も超一流なら調理も超一流。長谷川さんと酒井シェフの共同作業の成果(* ̄∇ ̄*)b

2023年11月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。

ディナーは、

・コース アンチョア 12100円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円
  ピンチョス盛合せ、タパス3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

相模湾で獲れる豊富な魚介を使用した、魚介のみで構成した
特別コースを非常に気に入っていますので今回も、

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円 × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

予約時間ジャストにお店に到着。

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに左手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。
我々はカウンターに案内されました。

お店は、男性シェフと男性スタッフの計2名で切り盛りしています。

BGMはいつものフラメンコ。

卓上にはこの日の相模湾魚介スペシャルコースの簡単な素材などの内容がプリントアウト。

ワインペアリングメニューは、

・ワインペアリング 9グラス レギュラー 8000円
・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円
・ワインペアリング 5グラス レギュラー 5000円
・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

という4種類のラインナップ。

ということで呑兵衛の私は、

・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円

かみさんは、

・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

をオーダーして、今宵の相模湾魚介スペシャルコースを堪能することにしました。

この日の内容は以下になります。

・Jané Ventura Reserva de la Música Rosé
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  スペイン・カバのロゼスパークリングワイン。
  ぶどうは、ガルナッチャ。
  色味は淡いピンク色。
  ロゼと聞くと古い人間の私は「甘い」という印象が残っているのですが、
  最近のロゼはそんなことも無くてしっかりと辛口で美味しいです。
  それでいて色も綺麗なので(* ̄∇ ̄*)b

・SOLAN DE CABRAS 1100円 × 2本
  炭酸水も前回と同じものをオーダーしました。
  スペイン・クエンカの炭酸水。チェイサー代わりに活用。
  この日も2本飲みました。
  その後は普通の水をチェイサー代わりに。

・アペリティーボ
  店名にもなっているアンチョアのアミューズ。これは定番になります。
  サクサクのパイ生地のようなコカというスペインのピッツァのような生地の上に、
  ビーツの葉、自家製アンチョビを乗せたものです。
  コカは焼き立ての熱々。アンチョビの塩気と旨味がたまらんです。
  ビーツの葉がこれまたアクセントになっていましたね。

・BEREZIARTUA SIDRA NATURAL
  私のワインペアリング2杯目です。
  スペイン・バスクのシードラ。
  りんごは、チャラカ、ウルテビア、フデリネ、フドール。
  エスカンシアと呼ばれるシードラを注ぎながらボトルをグラスからどんどん離していき、
  数十センチの高さから注いでくれる方式でのサーブ。
  これはシードラの香りを開かせ、酸を和らげるため、
  適度に泡を立たせるためと言われています。
  色味は少し濁っています。飲んでみると微炭酸。ナチュラルなニュアンスも。
  心地良いりんごの酸と爽快感でこれも旨い (〃^▽^〃)

・Txakoli Rezabal Arri 2022
  かみさんのワインペアリング2杯目です。
  スペイン・バスクのチャコリ。
  ぶどうは、オンダラビ・スリ80%、オンダラビ・ベルツァ20%。
  こちらもエスカンシアでのサーブ。
  微発泡の口当たりで、チャコリらしい爽やかな酸味とほんのり果実味。

・ピンチョス盛合せ
  毎度のことですが豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  この日は上段に、
  ・ハモンイベリコベジョータ ポテトサラダ添え
  ・タコとサザエの串 エスカベッシュ仕立て
  ・マッシュルームの自家製チョリソー詰め
  下段に、
  ・マグロの肝のスペイン風煮込み
  ・カマスの酢漬け カリンジャムと羊のチーズ
  ・目鰺のスパイスフリット

  どれもこれも酒の肴としては抜群でしたが、100%純血のイベリコベジョータを使った
  ハモンイベリコベジョータは珠玉のピンチョス。
  噛んでも噛んでも旨味が溢れて来るので飲み込めん (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・Capricho Val de Paxariñas Blanco 2020
  私のワインペアリング3杯目です。
  スペイン・ビエルソの白ワイン。
  ぶどうは、ゴデーリョ、ドニャブランカ。
  フルーティーでもありますが、爽やかな酸味でビター感が後口に残ります。

・Laureano Serres Mendall Blanc All in 2021
  かみさんのワインペアリング3杯目です。
  スペイン・カタルーニャのオレンジワイン。
  ぶどうは、マカベオ90%、ホワイトグルナッシュ10%前後。
  オレンジワインらしいタンニンがしっかりと感じ取られ、
  ナチュラルらしい独特なフレーバーもあります。

・鰆のソテー アホ・ブランコソース
  鰆は皮目はカリッと身はレアに焼き上げ、ポロネギと葉山の黄金茸を添え、
  アホ・ブランコソースで仕上げた一皿。
  鰆の皮と身の美味しさは言うに及ばず、何気にミントのアクセントが心地良く。
  それにしても葉山ってキノコの宝庫ですなあ。黄金茸なんて初めて食べたもん。

・Laureano Serres Mendall Blanc All in 2021
  私のワインペアリング4杯目です。かみさんの3杯目と同じものを。

・イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込み
  イバラガニモドキとはタラバガニの仲間。身の味が濃いんですよ。
  その出汁を吸った白いんげん豆がこれまた秀逸。
  それも乾燥をさせていない白いんげん豆を使用しているんです(*゚Д゚*)
  そんなの初めてですがホクホク感が普通じゃ無いですね。

・3 Miradas Vino de Pueblo 2019
  私のワインペアリング5杯目。かみさんの4杯目。
  スペイン・アンダルシアの白ワイン。
  ぶどうは、ペドロ・ヒメネス100%。
  シェリーっぽいフレーバーがありましたね。

・炭焼きのスミヤキ コンソメスープ仕立て
  スミヤキとはクロシビカマスのこと。それを炭焼き (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  下には里芋と大根、葉山のナラタケを忍ばせ、コンソメスープとバジル仕立てに。
  スミヤキは無茶苦茶脂が乗っているのですが、名わき役のおかげでくどく無く。
  塩気も穏やかに調整してあって美味しい(〃^▽^〃)

・パン
  2人で4切れのサーブ。
  この日はスペインのフォカッチャに似たパン。
  オリーブオイルを練り込んでいるのでオイリーです。
  秀逸なソースやスープを拭うための必需品 (* ̄∇ ̄*)b
  先ほどの皿のコンソメスープを吸わせたりしてね。

・Corum 2021 Can Axartell
  私のワインペアリング6杯目。
  スペイン・マヨルカ島の白ワイン。
  ぶどうは、マルヴァジーア。
  フレーバーはしっかりとした果実味。辛口で美味しいです。

・神経締め 勘八カマの炭火焼き
  こちらのお店は長井漁港の長谷川さんという魚を扱う名人の方から仕入れています。
  神経締めのプロですのでこちらの勘八も良い状態のままお店に。
  そのカマを炭火焼きにし、ニンニクとビネガー、ハーブで仕上げたもの。
  これがもう旨いのなんの(〃^▽^〃)
  勘八ってこんなに美味しい魚なんだということを再認識させられます。
  カマの部分ですので旨味がたっぷり。
  そしてカリッと焼き上がったニンニクチップスの風味とビネガーの酸味が
  この美味しさを後押ししてくれるんです。
  素材も超一流なら調理も超一流。長谷川さんと酒井シェフの共同作業の成果(* ̄∇ ̄*)b
  これは隣のかみさんも眼をうつろにしながら食べていましたよ。
  その代わりカマですので骨だらけ。
  骨を取るのが面倒くさいという方は食べない方が幸せでしょう(* ̄∇ ̄*)b

・RAFAEL PALACIOS Louro Bianco 2021
  私のワインペアリング7杯目。かみさんの5杯目。かみさんはラスト。
  スペイン・ガリシアの白ワイン。
  ぶどうは、ゴデーリョ96%、トレイシャドゥーラ4%。
  ヴィンテージの違うものを飲んだ時には、飲み口は非常に力強く、
  酸味とどっしり感を感じたのですが、今回はフルーティーで、中辛。高貴なテイスト。
  なんでこんなに感じ方が違うんだろう???
  体調?飲むタイミングの違い?合わせる料理の違い?
  いずれにせよ美味しいですけどね(* ̄∇ ̄*)b

・サルスエラ
  スペイン風ブイヤベースです。
  この日の具は、海老、太刀魚、ブダイ、オオニベ、アオリイカ、ムール貝、アサリ。
  もう無茶苦茶濃厚な出汁が出まくりですよ(* ̄∇ ̄*)b
  このスープを一滴も残さないためにも、パンが大活躍します。

・Predicador Rioja 2012
  私のワインペアリング8杯目。
  スペイン・リオハの赤ワイン。
  ぶどうは、テンプラニーリョ。
  まさにテンプラニーリョらしいこれぞフルボディの味わい。
  果実味、タンニン、酸味の全てがしっかりと感じ取れます。
  かみさんは一番アウトな赤ワイン (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・サルスエラのフィデウア
  今宵のパエリアは先ほど食べたサルスエラのスープを使った
  フィデウアというショートパスタのパエリア。
  フィデウアを食べるのは人生で2度目ですが、米にしますか?ショートパスタにしますか?
  という選択権を与えてくれましたので、今回は人生2度目となるフィデウアにしてみました。
  これだけ細いパスタなのにモチモチ食感と弾力を残しているのが相変わらず凄い。
  それもサルスエラの超濃厚スープを吸いまくっているにも関わらず。
  はあ・・・ シ・ア・ワ・セ。
  ニンニクマヨネーズ風味のアリオリソースも添えられましたので
  そちらもたっぷりと活用しながら味変を楽しみました。
  このパエリア鍋は我々専用でしたので、かみさんは1回お代わりして、
  私が3回お代わりして成仏させました(* ̄∇ ̄*)b
  シェフは驚いていましたが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・Antique Amontillado Sherry N.V.
  なんとシェフからのサービス(〃^▽^〃)
  スペイン・アンダルシアのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ100%。
  これぞシェリー酒と言わんばかりのテイストですよ。
  シェフは呑兵衛に優しいなあ(〃^▽^〃)

・Bodegas Zarate Orujo de Galicia
  私のワインペアリング9杯目。私もラスト。
  スペイン・ガリシアのオルホ。スペインのグラッパになります。
  ぶどうは。アルバリーニョ100%。
  透明感が有りますがアルコール度数は45度と素敵な強さ。
  華やかな香りがしますが、口内が揮発するほどのアルコールの強さも。
  しかしながら美味しい。
  かみさんは鼻を近づけただけでアウト (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添え
  小田原八木下農園のみかんに、ヨーグルトアイスを添えたものです。
  仕上げにALVEAR Pedro Ximenezという甘いシェリー酒を振り掛けて完成。
  こちらのデザートはこのように何かしらのアルコールで風味付けをしますが、
  呑兵衛としてはデザートにビターなアクセントを加えてくれるので嬉しいです(〃^▽^〃)
  それほど度数の高い酒を選ばないので少し飲める方なら大丈夫ですよ。

・バスクチーズケーキ
  定番です。
  とにかくトロトロのムース状のバスチー。
  焦げ目のビターな味わいも心地いいです。

・小菓子
  米をミルクで炊いてシナモンを効せたアロス・コン・レチェのワンスプーン、
  タルタ・デ・サンティアゴというアーモンドケーキ、栗の渋皮煮の盛合せです。

・スペイン産蜂蜜のカモミールティー
  かみさんのオーダーです。
  まさに蜂蜜らしい甘みも出ています。

・ホットコーヒー
  私のオーダーです。ブラックでお願いしました。
  苦味の効いたテイスト。

これでサービス料10%を加えて〆て58300円。一人当たり29150円。カードでのお支払い。

今宵も相模湾の海の幸を存分に堪能させて頂きました(〃^▽^〃)
海の幸だけではなくて超絶品のハモンイベリコベジョータもたまらんかったなあ。

神経締め 勘八カマの炭火焼きもサルスエラのフィデウアも
我々二人の琴線に触れる料理ばかりで溜息の連続(〃^▽^〃)

これにて2023年のanchoa詣では締めくくりになりましたが、
2024年は、2022年、2023年に伺っていない月を目指して予定を組んでいきたいと思います。
多分、2024年の初訪問は1月中旬に伺う可能性が今のところ高いです(* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2023/11現在、3.86ポイント)


  • Anchoa - Jané Ventura Reserva de la Música Rosé

    Jané Ventura Reserva de la Música Rosé

  • Anchoa - アペリティーボ

    アペリティーボ

  • Anchoa - ビーツの葉、自家製アンチョビのコカ

    ビーツの葉、自家製アンチョビのコカ

  • Anchoa - BEREZIARTUA SIDRA NATURAL

    BEREZIARTUA SIDRA NATURAL

  • Anchoa - Txakoli Rezabal Arri 2022

    Txakoli Rezabal Arri 2022

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - ハモンイベリコベジョータ

    ハモンイベリコベジョータ

  • Anchoa - Capricho Val de Paxariñas Blanco 2020

    Capricho Val de Paxariñas Blanco 2020

  • Anchoa - Laureano Serres Mendall Blanc All in 2021

    Laureano Serres Mendall Blanc All in 2021

  • Anchoa - 鰆のソテー アホ・ブランコソース

    鰆のソテー アホ・ブランコソース

  • Anchoa - 鰆のソテー アホ・ブランコソースアップ

    鰆のソテー アホ・ブランコソースアップ

  • Anchoa - イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込み

    イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込み

  • Anchoa - イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込み

    イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込み

  • Anchoa - イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込みアップ

    イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込みアップ

  • Anchoa - イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込みリフトアップ

    イバラガニモドキとフレッシュ白いんげん豆の煮込みリフトアップ

  • Anchoa - 3 Miradas Vino de Pueblo 2019

    3 Miradas Vino de Pueblo 2019

  • Anchoa - 炭焼きのスミヤキ コンソメスープ仕立て

    炭焼きのスミヤキ コンソメスープ仕立て

  • Anchoa - 炭焼きのスミヤキ コンソメスープ仕立てアップ

    炭焼きのスミヤキ コンソメスープ仕立てアップ

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - Corum 2021 Can Axartell

    Corum 2021 Can Axartell

  • Anchoa - 神経締め 勘八カマの炭火焼き

    神経締め 勘八カマの炭火焼き

  • Anchoa - 神経締め 勘八カマの炭火焼きアップ

    神経締め 勘八カマの炭火焼きアップ

  • Anchoa - RAFAEL PALACIOS Louro Bianco 2021

    RAFAEL PALACIOS Louro Bianco 2021

  • Anchoa - サルスエラ

    サルスエラ

  • Anchoa - サルスエラ

    サルスエラ

  • Anchoa - ・Predicador Rioja 2012

    ・Predicador Rioja 2012

  • Anchoa - サルスエラのフィデウア

    サルスエラのフィデウア

  • Anchoa - サルスエラのフィデウアアップ

    サルスエラのフィデウアアップ

  • Anchoa - サルスエラのフィデウア取り分け

    サルスエラのフィデウア取り分け

  • Anchoa - アリオリソース

    アリオリソース

  • Anchoa - Antique Amontillado Sherry N.V.

    Antique Amontillado Sherry N.V.

  • Anchoa - Bodegas Zarate Orujo de Galicia

    Bodegas Zarate Orujo de Galicia

  • Anchoa - 八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添え

    八木下農園のみかん ヨーグルトアイス添え

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - アロス・コン・レチェのワンスプーン、タルタ・デ・サンティアゴ、栗の渋皮煮

    アロス・コン・レチェのワンスプーン、タルタ・デ・サンティアゴ、栗の渋皮煮

  • Anchoa - スペイン産蜂蜜のカモミールティー

    スペイン産蜂蜜のカモミールティー

  • Anchoa - ホットコーヒー

    ホットコーヒー

2023/09방문5번째

4.5

  • 요리・맛4.5
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.5
  • 술・음료4.5
JPY 20,000~JPY 29,9991명

相模湾の豊富な海の恵みに加えて、鎌倉・三浦などを中心とした山の幸も

2023年9月上旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。

ディナーは、

・コース アンチョア 12100円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円
  ピンチョス盛合せ、タパス3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

相模湾で獲れる豊富な魚介を使用した、魚介のみで構成した
特別コースを非常に気に入っていますので今回も、

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円 × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介タパス5皿、
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

予約時間ジャストにお店に到着。

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに左手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。
我々はカウンターに案内されました。

お店は、男性シェフと男性スタッフの計2名で切り盛りしています。

BGMもいつものフラメンコ。

卓上にはこの日の相模湾魚介スペシャルコースの簡単な素材などの内容がプリントアウト。

ワインペアリングメニューは2023年6月から以下の通りに変更になりました。

・ワインペアリング 9グラス レギュラー 8000円
・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円
・ワインペアリング 5グラス レギュラー 5000円
・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

ということで呑兵衛の私は、

・ワインペアリング 9グラス プレミアム 12000円

かみさんは、

・ワインペアリング 5グラス プレミアム 8000円

をオーダーして、今宵の相模湾魚介スペシャルコースを堪能することにしました。

この日の内容は以下になります。

・Mestres vins de cava coguet 2017
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  スペイン・カタルーニャのスパークリングワイン。
  ぶどうは、チャレッロ、パレリャーダ、マカベオ。
  色味はライトイエロー。
  フレーバーは色味に反して結構芳醇です。
  飲むとビターで、しっかりとした炭酸を感じます。
  美味しいですよ。

・SOLAN DE CABRAS 1100円 × 2本
  炭酸水も前回と同じものをオーダーしました。
  スペイン・クエンカの炭酸水。チェイサー代わりに活用。
  この日は2本飲みました。
  その後は普通の水をチェイサー代わりに。

・アペリティーボ
  店名にもなっているアンチョアのアミューズ。これは定番になります。
  サクサクのパイ生地のようなコカというスペインのピッツァのような生地の上に、
  バジルと茄子、自家製の1年熟成のアンチョビを乗せたものです。
  コカは焼き立ての熱々。アンチョビの塩気と旨味がたまらんです。

・Lustau Vermut Rose
  私とかみさんのワインペアリング2杯目です。
  スペイン・アンダルシアのベルモット。
  スイートベルモットになると思いますが甘い味わい。
  色んなボタニカルフレーバーが入り混じっているのですが、
  総じて言うとさっぱり味の養命酒というイメージかな。

・Manzanilla La Gitana
  私とかみさんのワインペアリング2杯目です。
  同時にサーブされたベルモットとの合わせ技で2杯という計算になるようです。
  スペイン・アンダルシアのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ100%。
  シェリー酒らしいフレーバーと酸味の効いたテイスト。

・ピンチョス盛合せ
  毎度のことですが豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  この日は上段に、
  ・シイラ、ゆで卵、マヨネーズ、刻み野菜、オリーブ、パン
    ゆで卵にマヨネーズはマヨラーには鉄板の相性で美味しいです(〃^▽^〃)
  ・カマスの魚卵の塩漬け、鎌倉トマト、バジル
    魚卵の塩漬けはまさに珍味の味わい。和にも通じますね。
  ・サザエと刻み野菜
    肝の苦味も感じます。
  下段に、
  ・太刀魚の炙りとお米のサラダ
    青みかん果汁がアクセントに。米の炊き加減は太刀魚の食感に合わせているのかな。
  ・うるめ鰯の酢漬け、カリンのジャム、黒オリーブのペースト、羊のチーズ、パン
    定番らしいです。うるめ鰯の酢漬けとカリンのジャムの取り合わせはいかにも欧風らしく。
  ・水茄子のフリット
    蜂蜜で甘みを付けています。水茄子のジューシーさがたまらん(〃^▽^〃)

・2020 Berrys’ Albariño, Bodegas Sucesores de Benito Santos
  私とかみさんのワインペアリング3杯目です。
  スペイン・リアス・バイシャスの白ワイン。
  ぶどうは、アルヴァリーニョ100%。
  樽香なのかな?バニラのような芳香。
  一方で飲み口はライトな印象でした。

・スミイカのソテー ジロール茸 焼き茄子 イカ墨ソース
 スミイカはミディアムレアの火入れで柔らかく仕上がっています。
  イカ墨ソースのコクも有りますが、ミントの清涼感も効いてますね。
  それにしてもこれだけの役者の中で個性を発揮しているのが焼き茄子。
  焼き茄子は何料理にでも合わせられる懐の深さを感じます。
  各国料理で大活躍ですからねえ(* ̄∇ ̄*)b

・Capricho Val de Paxariñas Blanco 2020
  私のワインペアリング4杯目です。
  スペイン・ビエルソの白ワイン。
  ぶどうは、ゴデーリョ、ドニャブランカ。
  爽やかな酸味でビター感が後口に残ります。

・鰆の洋風白和え
  レアの火入れの鰆に、クリームチーズとブルーチーズのソースを敷き、
  桃、無花果、火を通したビーツ、バジルを重ねたものです。
  混ぜて食べますが、白和えっぽいビジュアルに。
  ただし味は、ブルーチーズなどの濃厚なテイストがあります。
  とにかく鰆の皮目を焼いた香ばしさが秀逸でした(* ̄∇ ̄*)b

・Viñas de Gain Blanco 2011
  私のワインペアリング5杯目、かみさんの4杯目です。
  スペイン・リオハの白ワイン。
  ぶどうは、ヴィウラ100%。
  酸味が効いていて辛口の味わい。

・パン
  2人で4切れのサーブ。
  秀逸なソースを拭うための必需品です (* ̄∇ ̄*)b

・リオハ ピキージョ
  こちらのスペシャリテの一つ。
  赤ピーマンの中に、海老と鱈のペーストを詰めこみ、
  赤ピーマンのソースで仕上げたものです。
  赤ピーマン自体もトロトロ。中のペーストもトロトロ。
  そこにほんのり甘い赤ピーマンのソースがたっぷりと添えられて。
  相模湾魚介スペシャルコースですので本来は出ないのですが、
  我々がお気に入りだったことを覚えてくれていて、
  最後に食べてから1年ぶりでしたので久しぶりに出してくれたんです(〃^▽^〃)
  無茶苦茶ジャストなタイミングでの取り計らいに感謝です<(_ _)>
  もちろん秀逸なソースはパンで綺麗に拭って完食ですよ(* ̄∇ ̄*)b
  このソースを残すのは犯罪に等しい (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・La Santa de Ursula Vinos Atlanticos 2020
  私のワインペアリング6杯目。
  スペイン・カナリア諸島の赤ワイン。
  ぶどうは、リスタン、ネグラモル、リスタン・ブランコ。
  酸味が印象的です。ミディアムボディのさっぱりとしたやや軽めの印象。
  リオハ ピキージョに合わせた1杯。

・鱧とラタトゥイユ 魚のアラと赤ワインのソース
  鱧は2㎏の大物。骨は全然障りません。フワフワの焼き上がり。
  下にはトロトロに仕立てたラタトゥイユがソース代わりに。
  さらにそこに魚のアラと赤ワインのソースを組み合わせ、
  和の大葉のフレーバーも加わり、いろんな味わいを醸し出しています。
  こういう鱧の食べ方はこちらのお店ならでは(* ̄∇ ̄*)b

・Palo Cortado Solera Familiar Gutiérrez Colosia
  かみさんのワインペアリング5杯目。かみさんはラスト。
  スペイン・アンダルシアのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ100%。
  1杯目のシェリー酒よりもかなりボディのある味わい。ガツン系。
  かみさんはどうもシェリー酒が苦手な模様。ここまで個性が出るとという意味で。

・LAS VINAS DE EUSEBIO OLIVIER RIVIÈRE 2015
  私のワインペアリング7杯目。
  スペイン・リオハの赤ワイン。
  ぶどうは、テンプラニーリョ、ガルナッチャ
  しっかりとした酸味とタンニン。
  魚に合わせるのでミディアムボディくらい。

・鮪ほほ肉、ヤマドリダケ、万願寺唐辛子の炭火焼き
  鮪は100㎏の見事なものを使用。
  ヤマドリダケ、万願寺唐辛子も合わせ、シェリービネガーを煮詰めたソースと、
  パプリカパウダーで味わいます。
  濃厚な鮪ほほ肉の身の旨みに、ヤマドリダケの芳醇な香り。
  ホント美味しいんですよ。焼いた香ばしさも漂ってきて。

・Señorío de Sarria Garnacha - Graciano Rosé 2021
  私のワインペアリング8杯目。
  スペイン・ナバラのロゼワイン。
  ぶどうは、グラシアーノ、ガルナッチャ
  さっぱりとライトな味わい。ロゼですが甘くなくて美味しいです。
  この後のパエリアをこれで迎え撃ちます。

・アロスアバンダ
  ここからパエリアです。
  まずはアロスアバンダのプレゼンテーション。
  パエリア発祥の地、スペインバレンシアの漁師飯。
  今回もいろんな魚介の出汁を合わせて、大きな円形の鉄板で炊き上げたもの。
  具は入っていないのですが、もう出汁の味が濃厚でたまらんのですよ(〃^▽^〃)
  そのままストレートな美味しさを堪能。
  ニンニクマヨネーズ風味のアリオリソースも添えられたのですが、
  1年ぶりに楽しむアロスアバンダに夢中で使うのを忘れてた (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  ちなみにアリオリソースとの相性もまさに鉄板なんすよ(* ̄∇ ̄*)b

・茄子とアサリのパエリア
  そして茄子とアサリのパエリアのプレゼンテーション。
  今回は贅沢にも2種類のパエリアを同時に堪能出来るんです(〃^▽^〃)
  こちらは具入り。茄子が入っているので魚介だけとはまた違った味わい。
  アロスアバンダと茄子とアサリのパエリアはそれぞれお代わりしました(* ̄∇ ̄*)b

・BRIGANTE O BÓO
  私のワインペアリング9杯目。私もラスト。
  スペインのオルホ。イタリアだとグラッパになりますね。
  ほんのり黄色味がかった透明色。飲むとしっかりとしたアタック感。
  アルコール度数は42%ありますからね(* ̄∇ ̄*)b
  これを飲みながら甘いデザートを楽しむという趣向。

・シャインマスカット ヨーグルトアイス添え
  仕上げにLa Magallonera Moscatelという甘いシェリー酒を振り掛けて完成。
  これをかけるとそのままシャインマスカットを食べるよりも1.5倍は旨くなります (* ̄∇ ̄*)b

・バスクチーズケーキ
  定番です。
  とにかくトロトロのムース状のバスチー。
  焦げ目のビターな味わいも心地いいです。

・小菓子
  米をミルクで炊いてシナモンを効せたアロス・コン・レチェのワンスプーン、
  卵の黄身だけで作る濃厚なプリンのフラン・デ・イェマ
  タルタ・デ・サンティアゴというアーモンドケーキの盛合せです。

・スペイン産蜂蜜のカモミールティー
  かみさんのオーダーです。
  まさに蜂蜜らしい甘みも出ています。

・ホットコーヒー
  私のオーダーです。ブラックでお願いしました。
  苦味の効いたテイスト。

これでサービス料10%を加えて〆て58300円。一人当たり29150円。カードでのお支払い。

今宵も相模湾の海の幸を存分に堪能させて頂きました(〃^▽^〃)
さらにはシェフの粋な計らいで、久しぶりにリオハ ピキージョも楽しめましたしね。
まさに相模湾魚介スペシャルコースとアンチョア スペシャルコースのいいとこどり(* ̄∇ ̄*)b

とにかく相模湾の豊富な海の恵みに加えて、鎌倉・三浦などを中心とした山の幸も楽しめ、
それでいてスペイン料理ならではの調理法を駆使しつつ、和食大好きな我々の嗜好にもドンピシャ。

そして今回パワーアップしたワインペアリング。
呑兵衛の私にとってはお値段が上がっても、料理に合わせる美味しい酒の種類と
そのグレードがアップすることの方が嬉しいのでウェルカムなんです(* ̄∇ ̄*)b

少なくとも年内には1回はお伺いして2023年のanchoa詣でを締めくくろうと思います(〃^▽^〃)
シェフからも「今言ったことは録音しましたので!」と言われてしまいましたので、
私も忘れないようにレビューに記載して約束を果たします (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2023/9現在、3.87ポイント)

  • Anchoa - Mestres vins de cava coguet 2017

    Mestres vins de cava coguet 2017

  • Anchoa - アペリティーボ

    アペリティーボ

  • Anchoa - アンチョアのアミューズ

    アンチョアのアミューズ

  • Anchoa - Lustau Vermut RoseとManzanilla La Gitana

    Lustau Vermut RoseとManzanilla La Gitana

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ上段

    ピンチョス盛合せ上段

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ下段

    ピンチョス盛合せ下段

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ取り分け後

    ピンチョス盛合せ取り分け後

  • Anchoa - 2020 Berrys’ Albariño, Bodegas Sucesores de Benito Santos

    2020 Berrys’ Albariño, Bodegas Sucesores de Benito Santos

  • Anchoa - スミイカのソテー ジロール茸 焼き茄子 イカ墨ソース

    スミイカのソテー ジロール茸 焼き茄子 イカ墨ソース

  • Anchoa - スミイカのソテー ジロール茸 焼き茄子 イカ墨ソースアップ

    スミイカのソテー ジロール茸 焼き茄子 イカ墨ソースアップ

  • Anchoa - Capricho Val de Paxariñas Blanco 2020

    Capricho Val de Paxariñas Blanco 2020

  • Anchoa - 鰆の洋風白和え

    鰆の洋風白和え

  • Anchoa - 鰆の洋風白和えアップ

    鰆の洋風白和えアップ

  • Anchoa - Viñas de Gain Blanco 2011

    Viñas de Gain Blanco 2011

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - リオハ ピキージョ

    リオハ ピキージョ

  • Anchoa - リオハ ピキージョアップ

    リオハ ピキージョアップ

  • Anchoa - La Santa de Ursula Vinos Atlanticos 2020

    La Santa de Ursula Vinos Atlanticos 2020

  • Anchoa - 鱧とラタトゥイユ 魚のアラと赤ワインのソース

    鱧とラタトゥイユ 魚のアラと赤ワインのソース

  • Anchoa - 鱧とラタトゥイユ 魚のアラと赤ワインのソースアップ

    鱧とラタトゥイユ 魚のアラと赤ワインのソースアップ

  • Anchoa - Palo Cortado Solera Familiar Gutiérrez Colosia

    Palo Cortado Solera Familiar Gutiérrez Colosia

  • Anchoa - LAS VINAS DE EUSEBIO OLIVIER RIVIÈRE 2015

    LAS VINAS DE EUSEBIO OLIVIER RIVIÈRE 2015

  • Anchoa - 鮪ほほ肉、ヤマドリダケ、万願寺唐辛子の炭火焼き

    鮪ほほ肉、ヤマドリダケ、万願寺唐辛子の炭火焼き

  • Anchoa - 鮪ほほ肉、ヤマドリダケ、万願寺唐辛子の炭火焼きアップ

    鮪ほほ肉、ヤマドリダケ、万願寺唐辛子の炭火焼きアップ

  • Anchoa - Señorío de Sarria Garnacha - Graciano Rosé 2021

    Señorío de Sarria Garnacha - Graciano Rosé 2021

  • Anchoa - アロスアバンダ

    アロスアバンダ

  • Anchoa - 茄子とアサリのパエリア

    茄子とアサリのパエリア

  • Anchoa - 茄子とアサリのパエリアとアロスアバンダ

    茄子とアサリのパエリアとアロスアバンダ

  • Anchoa - アロスアバンダ

    アロスアバンダ

  • Anchoa - 茄子とアサリのパエリア

    茄子とアサリのパエリア

  • Anchoa - BRIGANTE O BÓO

    BRIGANTE O BÓO

  • Anchoa - シャインマスカット ヨーグルトアイス添え

    シャインマスカット ヨーグルトアイス添え

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - 小菓子

    小菓子

  • Anchoa - アロス・コン・レチェ

    アロス・コン・レチェ

  • Anchoa - フラン・デ・イェマ

    フラン・デ・イェマ

  • Anchoa -  タルタ・デ・サンティアゴ

     タルタ・デ・サンティアゴ

  • Anchoa - スペイン産蜂蜜のカモミールティー

    スペイン産蜂蜜のカモミールティー

  • Anchoa - ホットコーヒー

    ホットコーヒー

  • Anchoa - SOLAN DE CABRAS

    SOLAN DE CABRAS

  • Anchoa - この日の相模湾魚介スペシャルコース

    この日の相模湾魚介スペシャルコース

  • Anchoa - ドリンクメニュー

    ドリンクメニュー

  • Anchoa - ドリンクメニュー

    ドリンクメニュー

  • Anchoa - ドリンクメニュー

    ドリンクメニュー

2023/05방문4번째

4.5

  • 요리・맛4.5
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.5
  • 술・음료4.5
JPY 20,000~JPY 29,9991명

和食でも食べられない魚介料理を食べられるチャンスと、その幸せを感じながら

2023年5月上旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。

ディナーは、

・コース アンチョア 12100円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円(税込・サ別)
  ピンチョス盛合せ、前菜3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介5皿
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

前回、相模湾で獲れる豊富な魚介を使用した、魚介のみで構成した
特別コースが美味しかったので今回も、

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円(税込・サ別) × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介5皿
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

予約時間となる数分前にお店に到着。
手指消毒をしてから席に案内されます。

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに左手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。
我々はカウンターに案内されました。

お店は、男性シェフと男性スタッフ2名の計3名で切り盛りしています。
いつもの布陣となります。

BGMもいつものフラメンコ。

卓上にはこの日の相模湾魚介スペシャルコースの簡単な素材などの内容がプリントアウト。

ドリンクは今回も同じように私は、

・ワインペアリング 8グラス 7700円(税込・サ別)

かみさんは、

・ワインペアリング 4グラス 4400円(税込・サ別)

をオーダーして、今宵の相模湾魚介スペシャルコースを堪能することにしました。

この日の内容は以下になります。

・Pampaneo Ancestral Airen Natural Wine Esencia Rural 2021
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  ビールかスパークリングワインが選べますが、我々は毎回スパークリングで。
  スペイン・ラ マンチャのナチュラルスパークリングワイン。
  ぶどうは、アイレン。
  色味はライトイエロー。飲んでみるとビターですね。
  シュワシュワとした炭酸が舌に心地良くて美味しいです。

・SOLAN DE CABRAS 1100円 × 2本
  炭酸水も前回と同じものをオーダーしました。
  スペイン・クエンカの炭酸水。チェイサー代わりに活用。
  この日は2本飲みました。

・アペリティーボ
  店名にもなっているアンチョアのアミューズ。これは定番になります。
  サクサクのパイ生地のようなコカというスペインのピッツァのような生地の上に、
  新玉ねぎのソテー、カンタブリア海のアンチョビを乗せたものです。
  コカは焼き立ての熱々。
  いつも2口くらいで食べますが、アンチョビの濃厚な旨味が秀逸です。

・Getariako Txakolina Zudugarai 2021
  私のワインペアリング2杯目です。
  スペイン・バスクのチャコリ。
  ぶどうは、オンダラビ・スリ100%。
  チャコリを注ぎながらボトルをグラスからどんどん離していき、
  数十センチの高さから注いでくれる「エスカンシア」でのサーブ。
  チャコリの香りを開かせ、酸を和らげ、適度に泡を立たせることが出来るんです。
  色味は少し濁ったライトイエロー。
  チャコリらしい林檎のような酸のニュアンスがあり、こちらもビターで美味しいです。

・ピンチョス盛合せ
  豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  この日は上段に、太刀魚フリット、ウマヅラハギの肝 パン添え、佐島のタコのガルシア風。
  下段に、墨烏賊と生カラスミ、イワシの酢漬けと羊のチーズ ブラックオリーブペースト、
  モハマというキハダマグロのハムとポテトサラダのパン添えになります。
  太刀魚フリットは身がふわっふわで美味しいですねえ (〃^▽^〃)
  佐島のタコは柔らかく仕上げていました。なんか鰹風味みたいな和のテイストも。
  ウマヅラハギの肝にはフェンネルの花を乗せていましたが、
  カウンターに挿してあるフェンネルの花を収穫していました。

・Zarate Albariño 2021
 私のワインペアリング3杯目です。
  スペイン・ガルシアの白ワイン。
  ぶどうは、アルヴァリーニョ100%。
  リースリングのようなフルーティーさと柔らかい飲み口がありました。

・Viñedos Centenarios Verdejo 2019
  私のワインペアリング4杯目。かみさんの2杯目。
  スペイン・ルエダの白ワイン。
  ぶどうは、ベルデホ100%。
  イエローの色味。かみさんは感じないそうですが山椒みたいなフレーバーを少し感じました。
  飲むと心地良い酸味に果実味も。これも美味しいです。

・長井産真鯛の蒸し焼き
  ふっくらと蒸し上げた真鯛に、小田原の新玉ねぎ、さや大根を添えて、
  アサリベースの出汁を張ったものです。
  フワフワでしっとりとした真鯛の身。アサリの出汁。
  遠いスペインに和を感じる瞬間です (〃^▽^〃)
  さや大根って初めて食べましたが、大根をそのまま育てると菜の花が咲いて、
  実がなるのですが、それを収穫したものです。
  プチサイズのインゲンのような食感と味わいですね。

・長井産鰆の腹身炙り
  皿にアーモンド冷製スープを張って、鰆の腹身炙り、発酵サクランボ、蕪、芹。
  鰆の腹身炙りはブリンブリンの食感で皮目は香ばしく身はレア。
  発酵したサクランボは酸味が効いていますね。スープはニンニク風味も。

・3 Miradas Vino de Pueblo 2018
  私のワインペアリング5杯目。かみさんの3杯目。
  スペイン・アンダルシアの白ワイン。
  ぶどうは、ペドロ・ヒメネス100%。
  シェリーっぽいフレーバーがありましたね。

・長井産トコブシ 鎌倉産筍姫皮添え
  弾力のあるトコブシに、希少な鎌倉産筍の姫皮、秋田産こごみ、
  小田原産のモリーユ茸、スナップエンドウを合わせたもの。
  筍は大好物なので姫皮も嬉しいです (〃^▽^〃)

・パン
  2人で4切れのサーブ。
  秀逸なソースを拭うための必需品です (* ̄∇ ̄*)b

・RAÚL CALLE VITICULTOR CHURUMBI
  私のワインペアリング6杯目。
  スペイン・シェラ・デ・グレドスのロゼワイン。
  ぶどうは、グルナッシュ・ノワール。
  ブランデーのようなしっかりとしたフレーバーを感じました。
  飲むと酸味の効いた果実味のあるロゼのテイスト。甘くなくて美味しいです。

・長井産マンボウ3品盛合せ
  マンボウの腸のカジョス、マンボウのロメスコソース、マンボウのスパイス仕立て。
  100㎏を超えるマンボウを使った料理ですが、腸まで頂けるとはさすがスペイン。
  ブリンブリンの腸の歯応えが面白くて貴重な経験。
  何気にマンボウの出汁も使っているんだそうです。
  マンボウって千葉県というイメージが有るのですが、相模湾でも獲れるんですねえ。

・Tragaldabas Mandragora Vinos 2016
  私のワインペアリング7杯目。かみさんの4杯目。かみさんはラスト。
  スペイン・カスティーリャのナチュラル赤ワイン。
  ぶどうは、ルフェテ。
  飲んだ印象はミディアムボディくらいですね。
  酸味があって、タンニンはほどほどに。
  重すぎないのでかみさんもこれならOKの美味しさ。

・長井産鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製
  まずはル・クルーゼと思われる鉄鍋での鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製のプレゼンテーション。
  その後一人前に取り分けられます。
  鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製にクロモジの新芽を添え、カジョスベースのソースで頂きます。
  葡萄の枝で瞬間燻製しましたが、無茶苦茶香りが良くて、鮟鱇の身の弾力が凄いです。
  クロモジの新芽は精油のような芳香を放っていますね。爽やか系というか。
  鮟鱇の皮とゼラチン質の部分がプルプルで、チョリソーの旨味も加えたカジョスソース。
  これはいかにもスペインらしい料理で美味しい (〃^▽^〃)

・Vi-Ve 2020
  私のワインペアリング8杯目。ペアリングラスト。
  スペイン・リオハの赤ワイン。
  ぶどうは、テンプラニーリョ主体。
  果実味がしっかりと感じられ、程良い酸味。
  タンニンは柔らかくて美味しいです。

・オマール海老のパエリア
  まずは大きなパエリアパンでのオマール海老のパエリアのプレゼンテーション。
  それから取り皿に盛り付けてくれます。
  茶褐色に色づいたパエリアは無茶苦茶出汁が浸み込んでそうで旨そう (〃^▽^〃)
  本当は伊勢海老にしたかったそうですが、無かったのでオマール海老にしたと。
  いやいや、オマール海老が代用な訳無いやん (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  オマール海老の出汁をしっかりと含んで、その身も添えられて、至福。

・イカ墨のフィデウア
  今回は2種類のパエリア。こちらもイカ墨のフィデウアのプレゼンテーションから。
  イカ墨とイカゲソを使ったパスタのパエリア。
  フィデウアというのですが私は初めての経験。
  これだけ細いパスタなのにモチモチ食感と弾力を残しているのが凄い。
  誤解を恐れずに表現すると美味しい焼きそば風味を感じました。
  イカ焼きそばの最高峰みたいな美味しさというか。
  これは日本人のほとんどの方が好きな味だと思います (* ̄∇ ̄*)b
  最初は「絶対に好きな味」と書いたのですが、言い切るのは良くないなと思い、
  すぐに「ほとんどの方が好きな味」に書き直しましたが、でも旨いですよ (〃^▽^〃)
  ニンニクマヨネーズ風味のアリオリソースが途中から添えられましたので、
  こちらも活用しながらオマール海老のパエリアとともにお代わりをしました。

・小田原八木下農園 ブラッドオレンジ ヨーグルトアイス添え
  小田原八木下農園のブラッドオレンジの上にヨーグルトアイスを乗せて。
  仕上げにベルモットを振り掛けて完成。
  これをかけると1.5倍は旨くなりますね (* ̄∇ ̄*)b

・バスクチーズケーキ
  定番です。
  とにかくトロトロのムース状のバスチー。
  焦げ目のビターな味わいも心地いいです。
  ホールで買って帰る方もいらっしゃるそうです。

・小菓子
  米をミルクで炊いてシナモンを効せたアロス・コン・レチェのワンスプーン、
  タルタ・デ・サンティアゴというアーモンドケーキ、
  卵の黄身だけで作る濃厚なプリンのフラン・デ・イェマの盛合せです。
  どれも甘いのですがなぜか嫌じゃないんです。どれも美味しい (〃^▽^〃)

・スペイン産蜂蜜のカモミールティー
  かみさんのオーダーです。
  まさに蜂蜜らしい甘みが出ていました。

・ホットコーヒー
  私のオーダーです。
  苦味の効いたテイスト。

これでサービス料10%を加えて〆て49610円。一人当たり24805円。カードでのお支払い。

今宵も相模湾の海の幸を存分に堪能させて頂きました (〃^▽^〃)
相模湾魚介スペシャルコースはうちらの嗜好に合ってるんですよねえ。

こちらのお店は長井漁港の長谷川さんという魚を扱う名人の方から仕入れています。
神経締めのプロですので良い状態のままお店に届けてくれますし、
珍しい魚も仕入れて来るので、シェフとしてもそれを使う機会が増えるんだそうです。
例えば今回のマンボウとかもそうですよね (* ̄∇ ̄*)b

相模湾は日本有数の漁場で、日本の海には約4000種の魚がいるといわれていますが、
相模湾にはそのうちの約1300種の魚が見られ、約300種が食用にされているそうです。
こう考えると肉の種類と比べるとけた違いですよね。

市場に食用で出回らなくても食べられる魚はありますので、
そういうのも含めると一生かけても食べ切れないくらいの種類があるとも言えます。

和食でも食べられない魚介料理を食べられるチャンスと、
その幸せを感じながら、今後も相模湾魚介スペシャルコースを堪能したいですね (〃^▽^〃)

ご馳走様です!(2023/5現在、3.78ポイント)

  • Anchoa - Pampaneo Ancestral Airen Natural Wine Esencia Rural 2021

    Pampaneo Ancestral Airen Natural Wine Esencia Rural 2021

  • Anchoa - アンチョアのアミューズ

    アンチョアのアミューズ

  • Anchoa - アンチョアのアミューズアップ

    アンチョアのアミューズアップ

  • Anchoa - Getariako Txakolina Zudugarai 2021

    Getariako Txakolina Zudugarai 2021

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - 太刀魚フリット、ウマヅラハギの肝 パン添え、佐島のタコのガルシア風

    太刀魚フリット、ウマヅラハギの肝 パン添え、佐島のタコのガルシア風

  • Anchoa - 墨烏賊と生カラスミ、イワシの酢漬けと羊のチーズ ブラックオリーブペースト、キハダマグロのハムとポテトサラダのパン添え

    墨烏賊と生カラスミ、イワシの酢漬けと羊のチーズ ブラックオリーブペースト、キハダマグロのハムとポテトサラダのパン添え

  • Anchoa - ピンチョス盛合せの取り分け後

    ピンチョス盛合せの取り分け後

  • Anchoa - Zarate Albariño 2021

    Zarate Albariño 2021

  • Anchoa - Viñedos Centenarios Verdejo 2019

    Viñedos Centenarios Verdejo 2019

  • Anchoa - 長井産真鯛の蒸し焼き

    長井産真鯛の蒸し焼き

  • Anchoa - 長井産真鯛の蒸し焼きアップ

    長井産真鯛の蒸し焼きアップ

  • Anchoa - 長井産鰆の腹身炙り

    長井産鰆の腹身炙り

  • Anchoa - 長井産鰆の腹身炙りアップ

    長井産鰆の腹身炙りアップ

  • Anchoa - 3 Miradas Vino de Pueblo 2018

    3 Miradas Vino de Pueblo 2018

  • Anchoa - 長井産トコブシ 鎌倉産筍姫皮添え

    長井産トコブシ 鎌倉産筍姫皮添え

  • Anchoa - 長井産トコブシ 鎌倉産筍姫皮添えアップ

    長井産トコブシ 鎌倉産筍姫皮添えアップ

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - RAÚL CALLE VITICULTOR CHURUMBI

    RAÚL CALLE VITICULTOR CHURUMBI

  • Anchoa - 長井産マンボウ3品盛合せ

    長井産マンボウ3品盛合せ

  • Anchoa - マンボウの腸のカジョス

    マンボウの腸のカジョス

  • Anchoa - マンボウのロメスコソース

    マンボウのロメスコソース

  • Anchoa - マンボウのスパイス仕立て

    マンボウのスパイス仕立て

  • Anchoa - Tragaldabas Mandragora Vinos 2016

    Tragaldabas Mandragora Vinos 2016

  • Anchoa - 鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製のプレゼンテーション

    鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製のプレゼンテーション

  • Anchoa - 長井産鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製

    長井産鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製

  • Anchoa - 長井産鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製アップ

    長井産鮟鱇の葡萄枝瞬間燻製アップ

  • Anchoa - Vi-Ve 2020

    Vi-Ve 2020

  • Anchoa - オマール海老のパエリアのプレゼンテーション

    オマール海老のパエリアのプレゼンテーション

  • Anchoa - イカ墨のフィデウアのプレゼンテーション

    イカ墨のフィデウアのプレゼンテーション

  • Anchoa - イカ墨のフィデウアとオマール海老のパエリア

    イカ墨のフィデウアとオマール海老のパエリア

  • Anchoa - アリオリソース

    アリオリソース

  • Anchoa - 小田原八木下農園 ブラッドオレンジ ヨーグルトアイス添え

    小田原八木下農園 ブラッドオレンジ ヨーグルトアイス添え

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - 小菓子

    小菓子

  • Anchoa - アロス・コン・レチェ

    アロス・コン・レチェ

  • Anchoa - タルタ・デ・サンティアゴ

    タルタ・デ・サンティアゴ

  • Anchoa - フラン・デ・イェマ

    フラン・デ・イェマ

  • Anchoa - スペイン産蜂蜜のカモミールティー

    スペイン産蜂蜜のカモミールティー

  • Anchoa - ホットコーヒー

    ホットコーヒー

  • Anchoa - SOLAN DE CABRAS 1100円

    SOLAN DE CABRAS 1100円

  • Anchoa -
  • Anchoa -
  • Anchoa -
  • Anchoa -
2022/12방문3번째

4.5

  • 요리・맛4.5
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.5
  • 술・음료4.5
JPY 20,000~JPY 29,9991명

初めて魚介だけを使用した相模湾魚介スペシャルコースを堪能

2022年12月初旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。

ディナーは、

・コース アンチョア 12100円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円(税込・サ別)
  アペリティーボ、前菜3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介5皿
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

相模湾で獲れる豊富な魚介を使用した、
魚介のみで構成した特別コースが新設されたようですので、

・相模湾魚介スペシャルコース 15400円(税込・サ別) × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、魚介5皿
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

予約時間となる数分前にお店に到着。
手指消毒をしてから席に案内されます。

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに左手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。

我々は初めてのテーブル席となりました。

お店は、男性シェフと男性スタッフ2名の計3名で切り盛りしています。
以前伺った頃よりもスタッフが1名増員されていましたね。
ワインの知識が豊富でしたのでソムリエの方になるのかも知れません。

BGMはいつものフラメンコ。

卓上にはこの日の相模湾魚介スペシャルコースの簡単な素材などの内容がプリントアウト。

ドリンクは今回も同じように私は、

・ワインペアリング 8グラス 7700円(税込・サ別)

かみさんは、

・ワインペアリング 4グラス 4400円(税込・サ別)

をオーダーして、今宵の相模湾魚介スペシャルコースを堪能することにしました。
その内容は以下になります。

・Equilibri Natural Pet-Nat Oniric Blanc 2021
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  ビールかスパークリングワインが選べますが、我々は毎回スパークリングで。
  スペイン・カタルーニャのスパークリングワイン。
  ぶどうは、チャレッロ80%、ミュスカ20%。
  白く濁ったナチュラルなスパークリングワイン。
  金柑やリンゴの酸のようなニュアンス。
  舌にピチピチ弾く心地良い微発泡。
  複雑味のある味わいでこれは美味しいです。かみさんも大好評。
  これは本当に美味しいスパークリングワインでした (〃^▽^〃)

・SOLAN DE CABRAS 1100円 × 3本
  炭酸水も前回と同じものをオーダーしました。
  スペイン・クエンカの炭酸水。チェイサー代わりに活用。
  この日は結構飲んだので都合3本分飲んだようです。

・アペリティーボ
  コカ トマト、ピーマン、玉ねぎ、カンタブリア海のアンチョビ乗せとでも申しましょうか。
  サクサクのパイ生地のようなコカというスペインのピッツァのような生地の上に、
  トマト、ピーマン、玉ねぎのソテーを乗せ、さらにカンタブリア海のアンチョビを乗せたものです。
  熱々でのサーブ。
  アンチョビの塩気と野菜の甘み、コカのサクサク食感、オリーブオイルの香り。
  全てが組み合わさって旨い (〃^▽^〃)
  こちらは定番になります。具材は変わりますけどね。

・Pavon Puerto Fino Sherry
  私のワインペアリング2杯目です。
  スペイン・アンダルシアのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ100%。
  シェリー酒らしい独特のフレーバーとしっかりとした酸味。

・BIERMU EL BIERZO VERMOUTH
  私のワインペアリング2杯目です。Pavon Puerto Fino Sherryと同時にサーブ。
  スペイン・ビエルソのベルモット。
  ぶどうは、メンシア100%。
  養命酒のような漢方のフレーバーに甘みのある味わい。
  ただし度数は強いです。

・ピンチョス盛合せ
  豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  もはや詳細は抑えきれないのですが、上の段には、
  キハダマグロのマリネ、サザエの串焼き、オジサンのフリット。
  下の段には、〆鯵のワンスプーン、シイラのシーチキンと卵のカナッペ、
  鰯とペコリーノチーズのカナッペ、ゴマサバペーストのアラビアータ風。
  まさにタパス文化のスペインならではの一口おつまみの饗宴。
  ちなみにオジサンとは、スズキ目ヒメジ科の魚です。
  それを海老風味の衣でフリットにしたのですが、香ばしくて美味しかったですよ。

・BEREZIARTUA SIDRA NATURAL
  私のワインペアリング3杯目です。
  スペイン・バスクのシードラ。
  りんごは、チャラカ、ウルテビア、フデリネ、フドール。
  エスカンシアと呼ばれるシードラを注ぎながらボトルをグラスからどんどん離していき、
  数十センチの高さから注いでくれる方式でのサーブ。
  これはシードラの香りを開かせ、酸を和らげるため、
  適度に泡を立たせるためと言われています。
  色味は少し濁っています。飲んでみると微炭酸。
  心地良いりんごの酸と爽快感でこれも旨い (〃^▽^〃)

・GRAMONA XAREL.LO FONT JUI 2018
  私のワインペアリング4杯目。かみさんの2杯目。
  スペイン・ペネデスの白ワイン。
  ぶどうは、チャレロ100%。
  わりとスッキリ辛口でフルーティーさもあります。
  私には弱いのですがかみさんはこのタイプがお気に入り。

・佐島産太刀魚の炭火焼き
  炭火でフワフワにグリルした太刀魚に、太刀魚の骨、アサリ、ハムから取った出汁に、
  パセリを加えたソースをかけ、生の春菊、焼いた白菜を添えたものです。
  日本人にも馴染み深いテイストで美味しい (〃^▽^〃)
  太刀魚はフワフワでしっとりしていてソースが絡んでたまらんです。
  フレッシュな春菊の香りと焼いた白菜がいいアクセントに。

・長井産スミヤキのセビーチェ
  スミヤキとはクロシビカマスのこと。
  その脂の乗った生の切り身に、菜の花、サツマイモを加えてセビーチェに。
  さらにはモホベルデも添えてくれています。
  まずはそのまま食べると脂の乗ったスミヤキですが、セビーチェにしたので
  心地良い酸味でサッパリと食べられます。
  モホベルデはパクチーとニンニクで作った緑色のソースですが、
  これを混ぜて食べるとこれまた旨い (〃^▽^〃)
  かみさんはパクチーがそれほど得意じゃないので、モホベルデはあまり好みじゃ無いと。
  なのでかみさんのモホベルデもほとんどは私が消費しました。

・PASION de Bobal 2020
  私のワインペアリング7杯目。かみさんの3杯目。
  つまり私の場合はこのずっと後にこちらがサーブされました。
  スペイン・バレンシアのロゼワイン。
  ぶどうは、ボバル100%。
  ロゼらしいほんのりとした甘みを感じます。全体的には中辛くらい。

・3 Miradas Paraje de Riofrio Alto Alvear
  私のワインペアリング5杯目です。
  スペイン・アンダルシアの白ワイン。
  ぶどうは、ペドロヒメネス100%。
  酒精強化ワインですので、それらしいフレーバーとテイストを感じます。

・長井産ブダイのフリット アホブランコソース
  ニンニクとアーモンドで作ったアホブランコソースを敷き、
  長井産ブダイのフリットを鎮座させ、蕪、ポロネギ、カリフラワーを添えて、
  ディルで彩りと香りを添えたものです。
  ブダイはブリンブリンの弾力がありますね。
  アホブランコソースはアーモンドがしっかりと効いていました。

・Getariako Txakolina Zudugarai
  私のワインペアリング6杯目です。
  スペイン・バスクのチャコリ。
  ぶどうは、オンダラビ・スリ100%。
  チャコリですのでシードラの時と同様にエスカンシアでのサーブ。
  シュワッと爽快辛口でこれも美味しいです。

・アサリのリゾット
  まずは大きなグラタン鍋でのアサリのリゾットのプレゼンテーション。
  それから一人前に取り分けてくれます。
  米はアルデンテ以上の芯を感じる歯応え。
  固め好きの私が泣いて喜ぶ炊き加減ですよ (〃^▽^〃)
  そこにアサリの出汁がたっぷりと絡んで旨いです。

・Envinate Migan 2018
  私のワインペアリング8杯目。かみさんの4杯目。かみさんはラスト。
  スペイン・ガルシアの赤ワイン。
  ぶどうは、メンシア95%、土着品種5%。
  ナチュラルのようなニュアンスを感じます。実際には違うみたいですが。
  しっかりとした酸味と独特のテイスト。かみさんはギリセーフの赤ワイン。

・長井産アオリイカとイカ墨のフローズンいちじく仕立て
  茹でたアオリイカとイカ墨の上に、卓上でシェフ自らが
  凍らせたイチジクをスライスして完成。
  混ぜると真っ黒になっていきます。
  イカ墨の磯臭さは皆無で、アオリイカのあっさりとした味わいに、
  ほんのりとしたいちじくの甘み。
  温冷の妙でこれも美味しいですし、演出がいいですね (〃^▽^〃)

・パン
  2人で4切れのサーブ。
  秀逸なソースを拭うための必需品です (* ̄∇ ̄*)b

・高知産ヒトミハタの炭火焼き ホウレンソウのカタルーニャ風添え
  長井漁港の長谷川さんという達人漁師のお弟子さんが高知で漁をしているのですが、
  その方が神経締めして獲ったヒトミハタらしいです。
  サフランソースに、松の実、レーズンを使ったホウレンソウのカタルーニャ風を添えて。
  食べてみると塩気がしっかりと効いています。
  そしてブダイ同様のブリンブリンの弾力。
  やはり締め方が違うと身の状態も全然違うんだと思います。
  後半の皿ですが無茶苦茶ボリュームのある一皿。これだけでもメイン級ですよ。

・OLOROSO CALIMA J.MARTINEZ
  私のワインペアリング9杯目。これでラストの模様。
  スペイン・カディスのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ100%。
  これも養命酒に近いテイストですね。この後のパエリアに合わせます。
  まさかの規定数を超えた9杯目のワインですがサービスかな?

・小柴の赤海老と葉山天然キノコのパエリア
  まずは大きなパエリアパンでのプレゼンテーション。
  それから取り皿に盛り付けてくれます。
  茶褐色に色づいたパエリアは無茶苦茶出汁が浸み込んでそうで旨そう (〃^▽^〃)
  実際に食べてみると赤海老の頭の香ばしさとミソのコク。
  天然キノコの芳香とシャキシャキ食感が相まって、しっかりした塩気と旨み。
  もはや鉄板がごときパエリアの美味しさがそこにあります (* ̄∇ ̄*)b
  もちろんお代わりをすることでパエリアパンのパエリアは成仏です。
  実はかみさんのお代わり分も私が平らげたので凄い体重に (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・小田原八木下農園のみかん みかんシャーベット添え
  ここからデザートです。
  小田原八木下農園のみかんに、みかんシャーベットを添えたものです。
  スペイン・カタルーニャのドライジンであるGINBERY'Sを振りかけて完成。
  みかんの甘みにドライジンの芳香。
  私のような呑兵衛だとドライジンが弱く感じるので
  5倍くらい掛けて欲しい(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・バスクチーズケーキ
  定番です。
  とにかくトロトロのムース状のバスチー。
  焦げ目のビターな味わいも心地いいです。
  もはや腹一杯のはずなのに難なく胃に収まっていきます。
  実際には体重は凄いことになったのですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・小菓子
  卵の黄身だけで作る濃厚なプリン、栗の渋皮煮、アーモンドケーキの盛合せです。
  栗の渋皮煮はあっさりとした自然な栗の甘みが旨いです。
  プリンは相変わらずねっとりとした粘度を持っていて濃厚で美味いです。
  アーモンドケーキはしっとりしていてシナモンが効いています。

・スペイン産蜂蜜のカモミールティー
  かみさんのオーダーです。
  まさに蜂蜜らしい甘みが出ていました。

・ホットコーヒー
  私のオーダーです。
  苦味の効いたテイスト。

これでサービス料10%を加えて〆て50820円。一人当たり25410円。カードでのお支払い。

いやあ、今宵も腹がパンパンですわ。
自宅に戻ってから体重を量ると朝から2.5㎏増 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
いや、もちろん翌朝には0.5㎏増にまで戻りましたが、
やっぱ食べ過ぎであることには間違い無いですね(^^;

もちろんその理由は明白であり、パエリアのお代わりをするから。
でもこれだけ美味しいパエリアが食べられる幸せは他に無いので、
成仏させないという考えはゼロです (* ̄∇ ̄*)b

今回は初めて魚介だけを使用した相模湾魚介スペシャルコースを堪能しましたが、
全然飽きないですし、むしろこっちをデフォにしてもいいなと感じました (〃^▽^〃)

シェフも相模湾の海の幸を求めてこちらに移転したと思いますので、
その本領発揮となるコースですし、何が水揚げされるかでコースの内容も
臨機応変に変わるんです。時には魚介が少なければ、一部の料理を
野菜や肉類などの料理に差し替えることもありますので、それもまた面白いと (〃^▽^〃)

かみさんも同様の意見でしたので、今後はこちらをデフォにして、
たまにアンチョア スペシャルコースも愉しもうかなと思っています (* ̄∇ ̄*)b

2022年はこれで最後になりますが、2023年は2022年とは月を変えて訪問したいと思います。

ご馳走様です!(2022/12現在、3.79ポイント)

  • Anchoa - Equilibri Natural Pet-Nat Oniric Blanc 2021

    Equilibri Natural Pet-Nat Oniric Blanc 2021

  • Anchoa - アペリティーボ

    アペリティーボ

  • Anchoa - コカ トマト、ピーマン、玉ねぎ、カンタブリア海のアンチョビ乗せ

    コカ トマト、ピーマン、玉ねぎ、カンタブリア海のアンチョビ乗せ

  • Anchoa - Pavon Puerto Fino SherryとBIERMU EL BIERZO VERMOUTH

    Pavon Puerto Fino SherryとBIERMU EL BIERZO VERMOUTH

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - キハダマグロのマリネ、サザエの串焼き、オジサンのフリット

    キハダマグロのマリネ、サザエの串焼き、オジサンのフリット

  • Anchoa - 〆鯵のワンスプーン、シイラのシーチキンと卵のカナッペ、鰯とペコリーノチーズのカナッペ、ゴマサバペーストのアラビアータ風

    〆鯵のワンスプーン、シイラのシーチキンと卵のカナッペ、鰯とペコリーノチーズのカナッペ、ゴマサバペーストのアラビアータ風

  • Anchoa - ピンチョス盛合せの取り分け

    ピンチョス盛合せの取り分け

  • Anchoa - BEREZIARTUA SIDRA NATURAL

    BEREZIARTUA SIDRA NATURAL

  • Anchoa - GRAMONA XAREL.LO FONT JUI 2018

    GRAMONA XAREL.LO FONT JUI 2018

  • Anchoa - 佐島産太刀魚の炭火焼き

    佐島産太刀魚の炭火焼き

  • Anchoa - 佐島産太刀魚の炭火焼きアップ

    佐島産太刀魚の炭火焼きアップ

  • Anchoa - 長井産スミヤキのセビーチェ

    長井産スミヤキのセビーチェ

  • Anchoa - 長井産スミヤキのセビーチェアップ

    長井産スミヤキのセビーチェアップ

  • Anchoa - PASION de Bobal 2020

    PASION de Bobal 2020

  • Anchoa - 3 Miradas Paraje de Riofrio Alto Alvear

    3 Miradas Paraje de Riofrio Alto Alvear

  • Anchoa - 長井産ブダイのフリット アホブランコソース

    長井産ブダイのフリット アホブランコソース

  • Anchoa - 長井産ブダイのフリット アホブランコソースアップ

    長井産ブダイのフリット アホブランコソースアップ

  • Anchoa - Getariako Txakolina Zudugarai

    Getariako Txakolina Zudugarai

  • Anchoa - アサリのリゾットのプレゼンテーション

    アサリのリゾットのプレゼンテーション

  • Anchoa - アサリのリゾット

    アサリのリゾット

  • Anchoa - Envinate Migan 2018

    Envinate Migan 2018

  • Anchoa - 長井産アオリイカとイカ墨のフローズンいちじく仕立て

    長井産アオリイカとイカ墨のフローズンいちじく仕立て

  • Anchoa - 長井産アオリイカとイカ墨のフローズンいちじく仕立ての仕上げ

    長井産アオリイカとイカ墨のフローズンいちじく仕立ての仕上げ

  • Anchoa - 長井産アオリイカとイカ墨のフローズンいちじく仕立てアップ

    長井産アオリイカとイカ墨のフローズンいちじく仕立てアップ

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - 高知産ヒトミハタの炭火焼き ホウレンソウのカタルーニャ風添え

    高知産ヒトミハタの炭火焼き ホウレンソウのカタルーニャ風添え

  • Anchoa - 高知産ヒトミハタの炭火焼き ホウレンソウのカタルーニャ風添えアップ

    高知産ヒトミハタの炭火焼き ホウレンソウのカタルーニャ風添えアップ

  • Anchoa - OLOROSO CALIMA J.MARTINEZ

    OLOROSO CALIMA J.MARTINEZ

  • Anchoa - 小柴の赤海老と葉山天然キノコのパエリアのプレゼンテーション

    小柴の赤海老と葉山天然キノコのパエリアのプレゼンテーション

  • Anchoa - 小柴の赤海老と葉山天然キノコのパエリア

    小柴の赤海老と葉山天然キノコのパエリア

  • Anchoa - 小柴の赤海老と葉山天然キノコのパエリアアップ

    小柴の赤海老と葉山天然キノコのパエリアアップ

  • Anchoa - 小田原八木下農園のみかん みかんシャーベット添え

    小田原八木下農園のみかん みかんシャーベット添え

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - 卵の黄身だけで作る濃厚なプリン、栗の渋皮煮、アーモンドケーキの盛合せ

    卵の黄身だけで作る濃厚なプリン、栗の渋皮煮、アーモンドケーキの盛合せ

  • Anchoa - スペイン産蜂蜜のカモミールティー

    スペイン産蜂蜜のカモミールティー

  • Anchoa - ホットコーヒー

    ホットコーヒー

  • Anchoa - SOLAN DE CABRAS

    SOLAN DE CABRAS

  • Anchoa -
  • Anchoa -
  • Anchoa - この日の相模湾魚介スペシャルコースの素材

    この日の相模湾魚介スペシャルコースの素材

2022/08방문2번째

4.4

  • 요리・맛4.4
  • 서비스4.5
  • 분위기4.2
  • 가성비4.4
  • 술・음료4.4
JPY 20,000~JPY 29,9991명

日本人のDNAに刻まれたものが、これは美味しいと喜んでいるんです (〃^▽^〃)

2022年8月初旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。

ディナーは、

・コース アルメハ 8800円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ3皿(野菜、魚介、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・コース アンチョア 12100円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円(税込・サ別)
  アペリティーボ、前菜3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

ということで、今宵もデグスタシオンコースをベースに
素材をグレードアップしたスペシャルコースとなる、

・アンチョア スペシャルコース 15400円(税込・サ別) × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

予約時間となる4分前にお店に到着。
手指消毒をしてから席に案内されます。

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに右手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。

我々は予約時にカウンター席を希望していたのでそちらに案内されます。
調理のライブ感や調理中の匂い、シェフなどとのコミュニケーションを勘案すると
私はやはりカウンター席が絶対的に大好きなので (〃^▽^〃)

お店は、男性シェフと男性スタッフのお二人で切り盛りしています。

BGMはフラメンコ。

卓上にはこの日のアンチョア スペシャルコースの簡単な素材などの内容がプリントアウト。

ドリンクは前回訪問時の我々のオーダーを覚えていたようで、
今回も同じにしますか?ということで私は、

・ワインペアリング 8グラス 7700円(税込・サ別)

かみさんは、

・ワインペアリング 4グラス 4400円(税込・サ別)

をオーダーして、今宵のアンチョア スペシャルコースを堪能することにしました。
その内容は以下になります。

まずはしょっぱなにこの日の食材である、フランス産鳩、相模湾産オオモンハタ、
佐島産伊勢海老のシェリー酒漬けのプレゼンテーション。
今宵もこれら食材を堪能させて頂きますぜ (* ̄∇ ̄*)b

・ARDO APARDUNA Brut Nature Santi Victoris et Santi Jacobi Beldui
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  ビールかスパークリングワインが選べますが、我々は前回同様にスパークリングで。
  スペイン・バスクのスパークリングワイン。
  ぶどうは、オンダラビ・スリ100%。
  バスクのスパークリングワインは初めての経験。大抵カヴァとかですので。
  飲み口はリンゴ酸のニュアンス。シュワッと辛口で旨いです (〃^▽^〃)

・SOLAN DE CABRAS 1100円
  炭酸水も前回と同じものをオーダーしました。
  スペイン・クエンカの炭酸水。チェイサー代わりに活用。

・アペリティーボ
  コカ カンタブリア海のアンチョビと新玉ねぎのソテー乗せとでも申しましょうか。
  サクサクのパイ生地のようなコカというスペインのピッツァのような生地の上に、
  新玉ねぎのソテーを乗せ、さらにカンタブリア海のアンチョビを乗せたものです。
  熱々でのサーブ。
  アンチョビの塩気と新玉ねぎのソテーの甘み、コカのサクサク食感、オリーブオイルの香り。
  全てが組み合わさって旨い (〃^▽^〃)
  店名のアンチョアとはアンチョビのこと。これは定番のようですね。

・ピンチョス盛合せ
  豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  もはや詳細は抑えきれないのですが、上の段には、
  ムツ子のエスカベチェ、オニカサゴのフリット、マッシュルームの自家製チョリソー詰め。
  下の段には、〆鯵の塩仕立てワンスプーン、
  〆鰯・黒オリーブペースト・羊のチーズのマーマレード風味バゲット添え、
  イナダのツナマヨ・ゆで卵・赤ピーマン・オリーブ バゲット添え、
  佐島産タコのガスパチョの盛合せになります。
  〆鯵の穏やかな〆加減に程よい塩が効いていて旨いっすねえ (〃^▽^〃)
  マッシュルームの自家製チョリソー詰めも相変わらず香りと旨みの相乗効果で。
  どれもこれも酒のススム秀逸なピンチョスばかり (* ̄∇ ̄*)b

・Getariako Txakolina Hiruzta 2021
  私のワインペアリング2杯目です。
  スペイン・バスクの白ワインのチャコリ。
  ぶどうは、オンダラビ・スリ95%、グロ・マンサン5%。
  エスカンシアと呼ばれるチャコリを注ぎながらボトルをグラスからどんどん離していき、
  数十センチの高さから注いでくれる方式でのサーブ。
  これはチャコリの香りを開かせ、酸を和らげるため、
  適度に泡を立たせるためと言われています。
  色味は少し濁っています。飲んでみると微炭酸。
  心地良い酸味と爽快感でこれは旨いですよ (〃^▽^〃)
  かみさんもお気に入りのようでした。

・Finca San Blas Talabá Rosado 2019
  私のワインペアリング3杯目。かみさんの2杯目。
  スペイン・バレンシアのロゼワイン。
  ぶどうは、ボバル50%、ガルナチャ50%。
  ロゼですがしっかりと辛口で好みの味わい。美味しいです。

・佐島産キメジマグロのたたき
  皿に、焼き茄子と焼き胡瓜を敷き、その上にキハダのメジマグロである
  キメジマグロを炭で軽く炙り、自家製ナンプラーで仕上げたものを乗せ、
  ロメスコソース、モホベルデソースを添えたものです。
  まずは焼き茄子の香ばしさがたまらんです (〃^▽^〃) 大好物ですので。
  あっさりとしたキメジマグロに自家製ナンプラーのアクセントを加え、
  それぞれ個性の光る2種類・2色のソースが複雑な味わいを醸し出してくれます。

・RAFAEL PALACIOS Louro Bianco 2020
  私のワインペアリング4杯目。
  スペイン・ガリシアの白ワイン。
  ぶどうは、ゴデーリョ96%、トレイシャドゥーラ4%。
  飲み口は非常に力強いです。酸味とどっしり感。
  白ワインのフルボディとでも申しましょうか。
  意外にもかみさんは今までの中では一番美味しいとの評。

・パン
  2人で4切れのサーブ。
  スペイン風のバゲットになるのかな?
  この後の秀逸なソースを拭うための必需品です (* ̄∇ ̄*)b

・リオハ ピキージョ
  こちらのスペシャリテの一つ。
  赤ピーマンの中に、海老と鱈のペーストを詰めこみ、
  赤ピーマンのソースで仕上げたものです。
  レンバイで購入した人参の葉も添えて。
  赤ピーマン自体もトロトロ。中のペーストもトロトロ。
  そこにほんのり甘い赤ピーマンのソースがたっぷりと添えられて。
  かみさんはこれがお気に入りで今回も感動しながら食べていました。
  私は、リオハ ピキージョオンザバゲットにして堪能 (〃^▽^〃)

・ULTERIOR NARANJA 2020
  私のワインペアリング5杯目。かみさんの3杯目。
  スペイン・カスティーリャのオレンジワイン。
  ぶどうは、アルビージョレアル85%、モラビア・アグリア15%。
  飲み口はナチュラルを思わせるニュアンス。
  酸味が効いていて美味しいです。

・SOLAN DE CABRAS 1100円
  同じ炭酸水をお代わり。なんかチェイサーのペースが速いな?

・長井産オオモンハタの炭火焼き
  まずは炭火で焼いたオオモンハタ一尾丸ごとでのプレゼンテーション。
  炭火でじっくりと焼いたオオモンハタの上に、サマートリュフ、紫芋、ゴーヤ、
  コーンを散らし、仕上げに席上で牛骨スープを注ぎ入れて完成。
  炭火焼の香ばしさとオオモンハタの白身の旨味、牛骨スープの濃厚なコク、
  野菜の食感、全てが揃い踏みで旨いです。
  なんと後からサービスでオオモンハタのヒレの部分も頂けました (〃^▽^〃)
  喧嘩をしないように仲良く分けてね (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  魚体は小さなオオモンハタですが、ヒレの周りの身は脂がノリノリで、
  良く動かす筋肉の部分だからだと思いますが旨みも濃いんです。

この段階でわりと腹が膨れた状態になってますね。素晴らしいボリューム。

・Celler Jordi Llorens Brutal Ment 2017
  私のワインペアリング6杯目。
  スペイン・カタルーニャの赤ワイン。
  ぶどうは、スモー・ブランコ、スモー・ティント、モスカテル、ガルナッチャ、シラー。
  黒ぶどう、白ぶどうを合わせた赤になります。
  酸味とタンニンと独特のフレーバー。これもナチュラルのニュアンス。
  悪い意味ではなくて美味しいです。
  この後の伊勢海老に合わせるというか皿全体に合わせた一杯。

・佐島産伊勢海老シェリー漬け トリッパ添え
  伊勢海老はトリッパに負けるからシェリー酒に漬け込んだそうです。
  煮汁はトマトは少なめで生ハムの骨で煮込んだそうです。
  白インゲン豆も一緒に煮込み、ミントの葉を散らして。
  ほんとこの手の煮込み料理の白インゲン豆って旨みを全て含むので旨いよね。

・Fedellos do Couto As Xaras 2020
  私のワインペアリング7杯目。かみさんの4杯目。かみさんはラスト。
  スペイン・ガリシアの赤ワイン。
  ぶどうは、ミンシア100%。
  まずはシナモンフレーバー。
  Celler Jordi Llorens Brutal Ment 2017に比べると軽くて飲みやすいです。
  なので赤が苦手なかみさんでもこれは美味しいとの評。
  この後のフランス産鳩を迎え撃ちます。

・フランス産鳩の炭火焼き
  まずはフランス産鳩炭火焼きのプレゼンテーション。丸ごと2羽分の。
  フランス産鳩のむね肉ともも肉を塩でシンプルに炭火焼きにし、
  葉山の天然キノコ カワリハツと、スペイン産唐辛子を添えたもの。
  鳩のむね肉はらしい鉄分を含んだような味わい。
  もも肉の方はもみじも従えて骨の周りにこびり付いたわずかな皮がこれまた旨いです。
  カワリハツというキノコは初めて食べましたが、香りも良くてシャキシャキ食感。
  味の濃い美味しいキノコでした。

・Bodegas Cota 45 UBE de Uberrima Miraflores 2020
  私のワインペアリング8杯目。私もこれでラスト。
  スペイン・スパーニャの白ワイン。
  ぶどうは、パロミノ100%。
  酸味がスッキリとしていて美味しいです。
  この後のパエリアたちを迎え撃ちます。

・イカ墨のパエリア
  まずはイカ墨のパエリアのプレゼンテーション。
  見た目からして旨いのは間違いなし(〃^▽^〃)
  イカ墨のコクと香りが米に移りまくってたまらんです。

・アロスアバンダ
  そしてアロスアバンダのプレゼンテーション。
  なんと今回は贅沢にも2種類のパエリアを同時に堪能出来るんです (〃^▽^〃)
  パエリア発祥の地、スペインバレンシアの漁師飯。
  今回もいろんな魚介の出汁を合わせて、大きな円形の鉄板で炊き上げたもの。
  もう出汁の味が濃厚でたまらんですよ。
  そのままストレートな美味しさを堪能したり、
  ニンニクマヨネーズ風味のアリオリソースを混ぜて味変したりと。
  アロスアバンダは1回、イカ墨のパエリアは2回お代わりをしました。
  これで2皿のパエリアは全席含めて完食となりました。
  アリオリソースは足らなくなると追加してくれます。
  ここまでで腹はいっぱいのはずですが、難なく胃に収まっていく美味しさ。
  日本人のDNAに刻まれたものが、これは美味しいと喜んでいるんです (〃^▽^〃)

・小田原八木下農園の美生柑 ヨーグルトアイス添え
  ここからデザートです。
  小田原八木下農園の美生柑にヨーグルトアイスを添えたものです。
  スペイン・カタルーニャのドライジンであるGINBERY'Sを振りかけて完成。
  美生柑は和製のグレープフルーツのような味わいでビターな酸味が心地よく。
  GINBERY'Sは美生柑の果汁とヨーグルトアイスと馴染みますので、
  普通に酒を飲める方であればそれほどアルコールを感じない程度に収まっています。

・バスクチーズケーキ
  定番でしょうね。
  とにかくトロトロのムース状のバスチー。
  焦げ目のビターな味わいも心地よくて。
  かみさんはホールで食いたいと (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・小菓子
  米をミルクで炊いてシナモンを効せたアロス・コン・レチェのワンスプーン、
  アーモンドケーキ、卵の黄身だけで作る濃厚なプリンの盛合せです。
  どれも甘いのですがなぜか嫌じゃないんです。どれも美味しい (〃^▽^〃)

・スペイン産蜂蜜のカモミールティー
  かみさんのオーダーです。蜂蜜風味がしっかり味わえます。

・コーヒー
  私のオーダーです。苦味の効いた一杯。

これでサービス料10%を加えて〆て49610円。一人当たり24805円。カードでのお支払い。

いやあ、満足ですよ (〃^▽^〃)
そして腹はパンパン (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

カウンターにいるのでパエリアの鉄板の中身の減り具合が分かるのですが、
それで調子こいてお代わりを何度もしたのですが後悔はゼロです (〃^▽^〃)
だってあれを残すのは犯罪行為に等しいですもん(^^;
周りのテーブルが、もはやお代わりしない雰囲気を醸し出していたので、
最後のイカ墨のパエリアは私がしっかりと成仏させて頂きました (* ̄∇ ̄*)b

今宵も、オニカサゴ、佐島産タコ、佐島産キメジマグロ、長井産オオモンハタ、
佐島産伊勢海老、フランス産鳩、葉山の天然キノコ カワリハツ、八木下農園の美生柑などの
地の利を生かした素晴らしい食材の数々に、イカ墨とアロスアバンダの
2種類のパエリアを贅沢にも堪能させて頂き大満足です (〃^▽^〃)

フレンチともイタリアンとも違い、素材の使い方は和食にも通ずる部分の多いスペイン料理。
米料理が多いのもそう感じる要因なんでしょうね。ニンニクの効かせ方も好みですし。

鎌倉に移転したのはやはりこれら食材がすぐ近くにあるからなんだろうなと思いました。
佐島漁港、長井漁港が近く、葉山の天然キノコ カワリハツなんかは私でも初めての経験。

季節に応じたこれら食材を、また堪能させてもらいに伺います (* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2022/8現在、3.82ポイント)

  • Anchoa - ARDO APARDUNA Brut Nature Santi Victoris et Santi Jacobi Beldui

    ARDO APARDUNA Brut Nature Santi Victoris et Santi Jacobi Beldui

  • Anchoa - アペリティーボ

    アペリティーボ

  • Anchoa - コカ カンタブリア海のアンチョビと新玉ねぎのソテー乗せ

    コカ カンタブリア海のアンチョビと新玉ねぎのソテー乗せ

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - ムツ子のエスカベチェ、オニカサゴのフリット、マッシュルームの自家製チョリソー詰め

    ムツ子のエスカベチェ、オニカサゴのフリット、マッシュルームの自家製チョリソー詰め

  • Anchoa - 〆鯵の塩仕立、〆鰯・黒オリーブペースト、イナダのツナマヨ、佐島産タコのガスパチョ

    〆鯵の塩仕立、〆鰯・黒オリーブペースト、イナダのツナマヨ、佐島産タコのガスパチョ

  • Anchoa - ピンチョス盛合せの全容

    ピンチョス盛合せの全容

  • Anchoa - Getariako Txakolina Hiruzta 2021

    Getariako Txakolina Hiruzta 2021

  • Anchoa - Finca San Blas Talabá Rosado 2019

    Finca San Blas Talabá Rosado 2019

  • Anchoa - 佐島産キメジマグロのたたき

    佐島産キメジマグロのたたき

  • Anchoa - 佐島産キメジマグロのたたきアップ

    佐島産キメジマグロのたたきアップ

  • Anchoa - SOLAN DE CABRAS

    SOLAN DE CABRAS

  • Anchoa - RAFAEL PALACIOS Louro Bianco 2020

    RAFAEL PALACIOS Louro Bianco 2020

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - リオハ ピキージョ

    リオハ ピキージョ

  • Anchoa - リオハ ピキージョアップ

    リオハ ピキージョアップ

  • Anchoa - リオハ ピキージョオンザバゲット

    リオハ ピキージョオンザバゲット

  • Anchoa - ULTERIOR NARANJA 2020

    ULTERIOR NARANJA 2020

  • Anchoa - 炭火で焼いたオオモンハタ一尾丸ごとでのプレゼンテーション

    炭火で焼いたオオモンハタ一尾丸ごとでのプレゼンテーション

  • Anchoa - 長井産オオモンハタの炭火焼き

    長井産オオモンハタの炭火焼き

  • Anchoa - 仕上げに席上で牛骨スープを注ぎ入れて完成

    仕上げに席上で牛骨スープを注ぎ入れて完成

  • Anchoa - 長井産オオモンハタの炭火焼きアップ

    長井産オオモンハタの炭火焼きアップ

  • Anchoa - オオモンハタのヒレ

    オオモンハタのヒレ

  • Anchoa - Celler Jordi Llorens Brutal Ment 2017

    Celler Jordi Llorens Brutal Ment 2017

  • Anchoa - 佐島産伊勢海老シェリー漬け トリッパ添え

    佐島産伊勢海老シェリー漬け トリッパ添え

  • Anchoa - 佐島産伊勢海老シェリー漬け トリッパ添えアップ

    佐島産伊勢海老シェリー漬け トリッパ添えアップ

  • Anchoa - Fedellos do Couto As Xaras 2020

    Fedellos do Couto As Xaras 2020

  • Anchoa - フランス産鳩炭火焼きのプレゼンテーション

    フランス産鳩炭火焼きのプレゼンテーション

  • Anchoa - フランス産鳩の炭火焼き

    フランス産鳩の炭火焼き

  • Anchoa - フランス産鳩の炭火焼きアップ

    フランス産鳩の炭火焼きアップ

  • Anchoa - Bodegas Cota 45 UBE de Uberrima Miraflores 2020

    Bodegas Cota 45 UBE de Uberrima Miraflores 2020

  • Anchoa - イカ墨のパエリアのプレゼンテーション

    イカ墨のパエリアのプレゼンテーション

  • Anchoa - アロスアバンダのプレゼンテーション

    アロスアバンダのプレゼンテーション

  • Anchoa - イカ墨のパエリア&アロスアバンダ

    イカ墨のパエリア&アロスアバンダ

  • Anchoa - アリオリソース

    アリオリソース

  • Anchoa - 小田原八木下農園の美生柑 ヨーグルトアイス添え

    小田原八木下農園の美生柑 ヨーグルトアイス添え

  • Anchoa - 小田原八木下農園の美生柑 ヨーグルトアイス添えアップ

    小田原八木下農園の美生柑 ヨーグルトアイス添えアップ

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - アロス・コン・レチェ、アーモンドケーキ、卵の黄身だけで作る濃厚なプリン

    アロス・コン・レチェ、アーモンドケーキ、卵の黄身だけで作る濃厚なプリン

  • Anchoa - スペイン産蜂蜜のカモミールティー

    スペイン産蜂蜜のカモミールティー

  • Anchoa - コーヒー

    コーヒー

  • Anchoa -
  • Anchoa - この日のアンチョア スペシャルコースの簡単な素材とワインペアリング

    この日のアンチョア スペシャルコースの簡単な素材とワインペアリング

2022/04방문1번째

4.4

  • 요리・맛4.4
  • 서비스4.5
  • 분위기4.0
  • 가성비4.4
  • 술・음료4.2
JPY 20,000~JPY 29,9991명

いろんなフレーバー、テイスト、テクスチャで、地産地消の食材をメインに堪能

この日はかみさんとディナー。

やって来たのがこちらのスペイン料理店。

場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の1F。
私の大好きなフィエルテの入るテナントのすぐお隣になります (〃^▽^〃)

小田急線 代々木八幡駅近くで、アルドアックというカウンターのみの
スペイン料理店を営んでいたのですが、2021年8月18日に店名も新たに鎌倉に移転。
店名の「anchoa」はスペイン語で「アンチョビ」の意味なんですね。

アルドアック時代を全く知らないのですが、2012年6月1日にオープンして
3.71ポイントまで昇り詰めていますので人気だったことが伺えます。

オープン前からずっと気にはなっていたのですが、他にも行きたいところが目白押しで
なかなか訪問のチャンスを見出すことが出来ず、記念日に合わせてやっとこさの訪問。

土・日はランチ営業もしているのですが、美味しそうなオーラを持つお店では、
落ち着いてシェフの自信作のディナーを頂きたい衝動に駆られます。

ディナーは、

・コース アルメハ 8800円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ3皿(野菜、魚介、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・コース アンチョア 12100円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

・バスク風 鮮魚丸焼きコース 12100円(税込・サ別)
  アペリティーボ、前菜3皿、ゲタリア風鮮魚丸焼き(1キロ以上)、
  デザート2品、カフェ、小菓子

・アンチョア スペシャルコース 15400円(税込・サ別)
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

というラインナップ。

ということで、デグスタシオンコースをベースに
素材をグレードアップしたスペシャルコースとなる、

・アンチョア スペシャルコース 15400円(税込・サ別) × 2人前
  アペリティーボ、ピンチョス盛合せ、おまかせ5皿(野菜、魚介、肉、煮込みなど)
  米料理、デザート2品、カフェ、小菓子

を予約しての訪問となります。

開店時間となる4分前にお店に到着。

するとドアのところに男性スタッフの方がいて、すぐに気が付いてドアを開けてくれました。
少し早いのですが、手指消毒と検温のセレモニーをしてから席に案内されます。

店内は、入って右手に厨房に沿ったカウンター3席。
目の前に4名掛け円卓2卓。さらに右手奥には壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブル1卓。

我々は予約時にカウンターを希望していたのですが
願いが叶ったようでカウンターに案内されました (〃^▽^〃)
やっぱこういうところでは料理のプロセスを拝見したり、
シェフなどともコミュニケーションの取りやすいカウンターが嬉しいので。

お店は、くだんの男性シェフと男性スタッフのお二人で切り盛りしています。

以前のお店はカウンターオンリーでワンオペだったようなのですが、
こちらのお店はテーブル席も3卓ありますし、キャパも増えた模様。
さすがにこの規模になるとワンオペは無理でしょうね(^^;

BGMはジャズが流れます。

卓上にはこの日のアンチョア スペシャルコースの簡単な素材などの内容をプリントアウト。

しばらくしてからドリンクメニューも渡されます。
この日のメニューのプリントアウトの一番下には、

・ワインペアリング 8グラス 7700円(税込・サ別)
・ワインペアリング 4グラス 4400円(税込・サ別)

というものがありましたのでそれがいいやと。

ということで私は、

・ワインペアリング 8グラス 7700円(税込・サ別)

かみさんは、

・ワインペアリング 4グラス 4400円(税込・サ別)

をオーダーして、今宵のアンチョア スペシャルコースを堪能することにしました。
その内容は以下になります。

・L’Alba al Turó
  私とかみさんのワインペアリング1杯目です。
  ビールかスパークリングワインのどちらにしますか?とのことでこちらを。
  スペイン・カバのスパークリングワイン。
  ぶどうは、マカベオ100%。
  スペインといえばカバというくらいに超有名な産地。
  なぜかほんのりピンク色で、シュワっと爽快な辛口で美味しいです。

・アペリティーボ
  カンタブリア海のアンチョビ パイ仕立てとでも申しましょうか。
  サクサクのパイ生地の上に、新玉ねぎのソテーを乗せ、
  さらにカンタブリア海のアンチョビを乗せたものです。
  アンチョビの塩気と旨味、新玉ねぎの甘みとパイ生地のサクサク食感。
  全てが組み合わさって旨い (〃^▽^〃)
  最初の一皿って印象付けには凄く重要なのですが、
  これはこれからの料理にも期待が出来ますね。
  ちなみにカンタブリア海のアンチョビって最高級品らしいですよ。

・SOLAN DE CABRAS 1100円
  スペイン・クエンカの炭酸水。コース外からのオーダーです。
  もう1種類あったのですが、そちらは塩味を感じるとのことで一般的なこちらを。
  これはチェイサー代わりに活用しました。

このタイミングで今宵の食材となる伊勢海老と黒鯛、
葉山牛ヒレ肉のプレゼンテーションがありました。
楽しみにしていますぜ (* ̄∇ ̄*)b

・ピンチョス盛合せ
  豪華絢爛、上下2段組でのサーブ。
  もはや詳細は抑えきれないのですが、上の段には、
  干し柿とチーズのハモンイベリコ巻き、チョリソー・豚足・ハーブ味のマッシュルーム、
  佐島産カマスの炙り クミン・モホベルデ風味 たんぽぽの葉添え。
  下の段は、朝どれの太刀魚の卵 ハーブ仕立てのワンスプーン、
  鰯の酢漬け チーズ カリンのジャム仕立て、朝どれのコチとタラの芽のフリット、
  やまゆり豚の串 ケバブ風というラインナップ。
  美味しい酒の肴のオンパレードで笑みがこぼれまくりですよ (〃^▽^〃)

・Macarena Manzanilla
  私のワインペアリング2杯目です。
  スペイン・サンルーカル・デ ・バラメダのシェリー酒。
  ぶどうは、パロミノ100%。
  度数は15%なのですが、なぜかもっと度数を感じるしっかりボディ。

・Vermu Petroni Vermello
  私のワインペアリング2杯目です。
  3杯目だと思っていたのですが、シェリー酒と同時にサーブされ、
  結果的にはこれら2杯を合わせて1杯と計算していることが分かりました。
  なので同時にサーブされたんですよね。
  スペイン・ガリシアのベルモット。
  アルバリーニョにニガヨモギ、ローズ・マリー、ハイビスカスなど
  29種のボタニカルを配合したスウィート・ヴェルモット。
  ちょいと養命酒のようなテイストを感じますね。しっかりと甘くて。
  スパイシーなピンチョスとの相性が良いとのことです。

・Mart Xarel-lo Vermell 2020
  私のワインペアリング3杯目。かみさんの2杯目。
  スペイン・ペネデスのロゼワイン。
  ぶどうは、チャレッロの突然変異であるチャレッロ・べメル。
  通常のロゼよりも辛口で、好みの味わい。

・佐島産キハダマグロのハムとアスパラガス アホブランコ仕立て
  通常のアホブランコに加えてアスパラの出汁を使ったアホブランコソースを敷き、
  佐島産キハダマグロのハム、フランス産ホワイトアスパラガス、
  イタリア産グリーンアスパラガス、うどのスライス、フランス産トリュフで仕上げたもの。
  アホブランコソースは杏仁みたいな風味もありました。
  ホワイトアスパラガスはクタクタに火を通すのが伝統だそうで。

・Gramona Xarel.lo Font Jui 2018
  私のワインペアリング4杯目。
  スペイン・カタルーニャの白ワイン。
  ぶどうは、チャレッロ。
  先ほどは突然変異のチャレッロ・べメルでしたが今度はオリジナルのチャレッロ。
  まさに辛口白という味わいで美味しいです。
  スペインのワインも美味しいなあ (〃^▽^〃)

・佐島産伊勢海老の炭火焼き
  レアに焼き上げた伊勢海老、筍、そら豆を乗せ、
  鰯から取ったコンソメスープを注ぎ込み、
  わさびの葉っぱをあしらったものです。
  旬の筍ですが、筍好きにはいい感じのエグミを残してくれています。
  驚きなのが鰯のコンソメ。絶対に鰯とは思えない透明感のある味わい。
  小魚臭さなんか微塵も無いんです。どういうこと???
  クイズで出されたら絶対に当てられない自信があります (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  このスープのその意外な美味しさにびっくりしました。
  ラーメンスープの技術に応用したら売れるかも?

・PLACET DE VALTOMEMELLSO 2017
  かみさんのワインペアリング3杯目です。
  スペイン・リオハの白ワイン。
  ぶどうは、ビウラ100%。
  バニラ?ナッツ?のようなフレーバーで、少し甘みもあります。
  かみさんの様子を見てこれを選んだのかな?
  確かにかみさんはこの手の白ワインが好みになりますので。

このタイミングで黒鯛の炭火焼きの状況を撮影させてくれました (〃^▽^〃)
シェフの粋な計らいです。

・San Martin Emilio Ostolaza Manterola 2020
  私のワインペアリング5杯目。
  スペイン・バスクの白ワイン。
  ぶどうは、オンダラビ・スリ100%。
  リースリングにも似た爽快な印象もありますが、
  ちゃんと辛口でボディも併せ持っています。

このタイミングで黒鯛の炭火焼きのプレゼンテーション。
一人前に取り分けてのサーブです。

・佐島産黒鯛の炭火焼き
  ニンニクチップ、唐辛子、オリーブオイルで仕上げたんでしょうね。
  炭火焼きなのに蒸したようなふわふわ食感。
  あっさり味でこれは日本人好みでしょうね (〃^▽^〃)

・Blanc de Montsalvat 2017
  私のワインペアリング6杯目。
  スペイン・タラゴーナの白ワイン。
  ぶどうは、マカベオ65%、ガルナッチャ・ブラン20%、
  トレパット・ブラン5%、モスカテル5%。複雑ですなあ。
  フレンチオーク樽で熟成した白ワイン。
  まったりとした芳香とテイスト。舌に絡み付きますね。

・パン
  2人で4切れのサーブ。
  パンは何というか普通でしたね。
  クラムの密度が濃くてクラストがちょっと柔らかいバゲットというか。

・リオハ ピキージョ
  こちらのスペシャリテの一つになるのかな?
  赤ピーマンの中に、海老と鱈のペーストを詰めこみ、
  赤ピーマンのソースで仕上げたものです。
  赤ピーマン自体もトロトロですし、中のペーストもトロトロで旨いわあ。
  赤ピーマンのソースは少し甘いけど嫌味じゃないです。
  かみさんもかなり気に入ったようで感動して食べていました。

・Salgadero 2017
  私のワインペアリング7杯目。かみさんの4杯目。かみさんはラスト。
  スペイン・トロの赤ワイン。
  ぶどうは、Tinta de toro 100%。
  タンニンしっかり。果実味もしっかり。なのでフルーティー。
  酸味は程良く、ボディはミディアムのフル寄りくらいに感じました。
  美味しいです。

・葉山牛ヒレ肉の炭火焼き
  産地のすぐそばに住んでいてもなかなか食べられない食材の一つ。
  似たようなところで三浦大根も。
  味付けは岩塩だけ。ねぎぼうず、ふきを添えて。
  もちろん、ミディアムレアの焼き加減で、透明感のある脂がしつこくないんです。
  サーロインじゃなくてヒレが故かも知れません。
  ねぎぼうずとか、ふきとか、地産地消の食材も上手く活用して (〃^▽^〃)

・Taganan Vinos Atlanticos Tinto 2019
  私のワインペアリング8杯目。私もこれでラスト。
  スペイン・カナリア諸島の赤ワイン。
  ぶどうは、Listan Negro 100%。
  Salgadero 2017に比べるとあっさりとした味わい。
  このあとのパエリアに合わせるのでそのようなテイストにしているんでしょう。

・アロスアバンダ
  こちらもスペシャリテの一つになるんでしょうかね。
  パエリア発祥の地、スペインバレンシアの漁師飯みたいです。
  大きな円形の鉄板で伊勢海老の頭の出汁で、米を炊き上げたものです。
  具無しの薄焼きパエリアとでも言うのでしょうかね。
  この鉄板が我々の目の前に運ばれたので、プレゼンテーションだろうなと思い、
  激写をしたのですが、シェフはそのままそこからアロスアバンダをこそげ取り、
  我々の皿にシェアしてくれました。
  別の席に持っていくのかなと思いきや、これ全部我々のものだった模様。
  なので半分くらい残っていましたが、もちろんお代わりをして完食 (〃^▽^〃)
  とにかくシンプルに伊勢海老の頭の出汁を吸った米の美味しさ、おこげの風味。
  少し柔らかいところとパリパリのところが混じったりしていて。
  ニンニクマヨネーズ風味のアリオリソースも添えられましたが、
  これを混ぜてしばらく馴染んだところを口に放り込むと抜群の相性。
  かみさんは特にアリオリソースの合わせ技がお気に入りの模様。
  シェフいわく「パエリアは米を食う料理」と仰っていましたが、
  まさにそれを体現したのがこの料理でしょう。
  米好き、出汁好き、おこげ好きの日本人は涙もんですよ。

・小田原産はるみ チョコレートとヨーグルトのアイス添え
  ここからデザートです。
  小田原産のはるみという柑橘類の果肉に、チョコレートとヨーグルトのアイスを乗せ、
  仕上げにDECANO Bebida Espirituosaというブランデーをかけたものです。
  わりとたっぷりとかけたのに、後から入れたとは思えないくらいに
  はるみの果汁とブランデーが馴染んでいて美味しいんです。
  それほど酒に強く無いかみさんでも何の問題も無く食べていました。

・バスクチーズケーキ
  なんちゃってバスク風チーズケーキは何度か食べたことが有りますが、
  本場仕立てのものを食べるのは初めての経験。
  一番の違いはトロトロ食感のチーズケーキの生地と、
  上部の焦げ目の部分の強さ。無茶苦茶香ばしくて。
  これは旨いわ。ケーキというよりもペースト?ムース?

・小菓子
  米をミルクで炊いてシナモンを効せたワンスプーン、
  卵黄とシロップの焼菓子、アーモンドの焼菓子だったかな。
  最後まで米を使うあたりはスペインっすねえ。

・スペイン産蜂蜜のカモミールティー
  かみさんのオーダーです。確かに蜂蜜風味もしっかり。

・コーヒー
  私のオーダーです。苦味の効いた一杯。

これでサービス料10%を加えて〆て48400円。一人当たり24200円。

いやあ、満足ですよ (〃^▽^〃)

最初のアペリティーボを食べた時に、その後の皿に対する期待が高まりましたが、
一つとしてイマイチなものは無く、いろんなフレーバー、テイスト、テクスチャで
地産地消の食材をメインに堪能することができました。

好みの問題ではあると思うのですが、いままで食べてきたスペイン料理の中では
こちらの料理が一番美味しく感じました。炭火焼きという手法も身近に感じますし。

そしてカウンターにしたことで、シェフともコミュニケーションが取れましたし、
分かんないことがあったら何でも聞いてくださいね!と超フレンドリー。

この手のレストランですと本来はなかなか難しいのですが、
壁で仕切られた半個室の4名掛けテーブルであれば小学生以下のお子様連れも可能なんです。
実際にベビーチェアが置かれてましたもん。
誰でも楽しんで頂けるように配慮してるんですね (〃^▽^〃)

私の中では今のところ唯一無二のスペイン料理店。

またこちらの美味しい料理を頂きに参上したいと思います!
アロスアバンダはまた食いたいなあ。絶対に食えると思います (* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2022/4現在、3.77ポイント)

  • Anchoa - L’Alba al Turó

    L’Alba al Turó

  • Anchoa - アペリティーボ

    アペリティーボ

  • Anchoa - カンタブリア海のアンチョビ パイ仕立て

    カンタブリア海のアンチョビ パイ仕立て

  • Anchoa - 伊勢海老と黒鯛のプレゼンテーション

    伊勢海老と黒鯛のプレゼンテーション

  • Anchoa - 葉山牛ヒレ肉のプレゼンテーション

    葉山牛ヒレ肉のプレゼンテーション

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ

    ピンチョス盛合せ

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ上段

    ピンチョス盛合せ上段

  • Anchoa - ピンチョス盛合せ下段

    ピンチョス盛合せ下段

  • Anchoa - Macarena Manzanilla

    Macarena Manzanilla

  • Anchoa - Vermu Petroni Vermello

    Vermu Petroni Vermello

  • Anchoa - Mart Xarel-lo Vermell 2020

    Mart Xarel-lo Vermell 2020

  • Anchoa - 佐島産キハダマグロのハムとアスパラガス アホブランコ仕立て

    佐島産キハダマグロのハムとアスパラガス アホブランコ仕立て

  • Anchoa - 佐島産キハダマグロのハムとアスパラガス アホブランコ仕立てアップ

    佐島産キハダマグロのハムとアスパラガス アホブランコ仕立てアップ

  • Anchoa - Gramona Xarel.lo Font Jui 2018

    Gramona Xarel.lo Font Jui 2018

  • Anchoa - 佐島産伊勢海老の炭火焼き

    佐島産伊勢海老の炭火焼き

  • Anchoa - 佐島産伊勢海老の炭火焼きアップ

    佐島産伊勢海老の炭火焼きアップ

  • Anchoa - PLACET DE VALTOMEMELLSO 2017

    PLACET DE VALTOMEMELLSO 2017

  • Anchoa - 黒鯛の炭火焼きの状況

    黒鯛の炭火焼きの状況

  • Anchoa - San Martin Emilio Ostolaza Manterola 2020

    San Martin Emilio Ostolaza Manterola 2020

  • Anchoa - 黒鯛の炭火焼きのプレゼンテーション

    黒鯛の炭火焼きのプレゼンテーション

  • Anchoa - 佐島産黒鯛の炭火焼き

    佐島産黒鯛の炭火焼き

  • Anchoa - 佐島産黒鯛の炭火焼きアップ

    佐島産黒鯛の炭火焼きアップ

  • Anchoa - Blanc de Montsalvat 2017

    Blanc de Montsalvat 2017

  • Anchoa - パン

    パン

  • Anchoa - リオハ ピキージョ

    リオハ ピキージョ

  • Anchoa - リオハ ピキージョアップ

    リオハ ピキージョアップ

  • Anchoa - Salgadero 2017

    Salgadero 2017

  • Anchoa - 葉山牛ヒレ肉の炭火焼き

    葉山牛ヒレ肉の炭火焼き

  • Anchoa - 葉山牛ヒレ肉の炭火焼きアップ

    葉山牛ヒレ肉の炭火焼きアップ

  • Anchoa - Taganan Vinos Atlanticos Tinto 2019

    Taganan Vinos Atlanticos Tinto 2019

  • Anchoa - アロスアバンダのプレゼンテーション

    アロスアバンダのプレゼンテーション

  • Anchoa - アロスアバンダ

    アロスアバンダ

  • Anchoa - アロスアバンダアップ

    アロスアバンダアップ

  • Anchoa - アリオリソース

    アリオリソース

  • Anchoa - 小田原産はるみ チョコレートとヨーグルトアイス添え

    小田原産はるみ チョコレートとヨーグルトアイス添え

  • Anchoa - 小田原産はるみ チョコレートとヨーグルトアイス添えアップ

    小田原産はるみ チョコレートとヨーグルトアイス添えアップ

  • Anchoa - バスクチーズケーキ

    バスクチーズケーキ

  • Anchoa - バスクチーズケーキアップ

    バスクチーズケーキアップ

  • Anchoa - 小菓子

    小菓子

  • Anchoa - スペイン産蜂蜜のカモミールティー

    スペイン産蜂蜜のカモミールティー

  • Anchoa - コーヒー

    コーヒー

  • Anchoa - SOLAN DE CABRAS

    SOLAN DE CABRAS

  • Anchoa -
  • Anchoa -
  • Anchoa -
  • Anchoa - お子様連れOKの席

    お子様連れOKの席

  • Anchoa -
  • Anchoa - この日のアンチョア スペシャルコース

    この日のアンチョア スペシャルコース

  • Anchoa - ドリンクメニューの一部

    ドリンクメニューの一部

  • Anchoa - ドリンクメニューの一部

    ドリンクメニューの一部

레스토랑 정보

세부

점포명
Anchoa(Anchoa)
장르 스페인 요리、해물、유럽 ​​요리
예약・문의하기

050-5571-9391

예약 가능 여부

완전 예약제

ご予約は2名様からです。2〜4名様はネット予約をご利用下さい。お子様連れのお客様と5名様以上の予約はお電話でお願いいたします。

お席の指定につきましては、ご要望に添えない場合もございます。

多数アレルギー食材がある場合や、魚介類全般NG、ニンニク、玉ねぎ、ピーマン類が食べられない方は対応出来かねます。

当日キャンセルはコース代金100%のキャンセル料のお支払いお願いいたします。

주소

神奈川県鎌倉市御成町2-14-3 御成ヴィレッジ A棟 1F

교통수단

가마쿠라역 서쪽 출구(에노덴측) 도보 3분

가마쿠라 역에서 145 미터

영업시간
    • 정기휴일
    • 18:00 - 22:00

      (L.O. 요리19:30)

    • 12:00 - 15:00

      (L.O. 요리12:00)

    • 18:00 - 22:00

      (L.O. 요리19:30)

    • 12:00 - 15:00

      (L.O. 요리12:00)

    • 18:00 - 22:00

      (L.O. 요리19:30)

    • 12:00 - 15:00

      (L.O. 요리12:00)

    • 18:00 - 22:00

      (L.O. 요리19:30)

    • 12:00 - 15:00

      (L.O. 요리12:00)

    • 17:30 - 21:30

      (L.O. 요리19:00)

    • 12:00 - 15:00

      (L.O. 요리12:00)

    • 17:30 - 21:30

      (L.O. 요리19:00)

  • 공휴일
    • 12:00 - 15:00

      (L.O. 요리12:00)

    • 17:30 - 21:30

      (L.O. 요리19:00)

  • ※休み明けのランチ営業はお休みさせていただきます。
    ランチ営業は12:15一斉スタートのみとなっております。

    ■ 定休日
    月曜日+ 不定休
예산

¥15,000~¥19,999

¥6,000~¥7,999

예산(리뷰 집계)
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999

이용금액 분포 확인

지불 방법

카드 가능

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

전자 화폐 불가

QR코드 결제 불가

서비스료 / 차치

サービス料10%(ディナーのみ)

좌석 / 설비

좌석 수

15 Seats

( 카운터 3석, 4명까지 앉을 수 있는 테이블×3)

개별룸

불가

카시키리(기간을 정하여 빌려줌)

불가

금연・흡연

완전 금연

주차장

불가

인근 Times에 주차한 고객, 1그룹으로 300엔분 주차 서비스.

공간 및 설비

세련된 공간,차분한 공간,자리가 넓은,카운터석 있음

메뉴

음료

일본 청주(사케) 있음,외인이 있음,칵테일 있음,엄선된 와인

요리

채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함,영어 메뉴 있음

특징 - 관련 정보

이럴 때 추천

위치

숨겨진 레스토랑

서비스

축하・서프라이즈 가능

아이동반

창측 1 테이블에 한하여 초등학생 이하의 어린이 동반(4분까지)의 예약 가능합니다. 어린이 동반의 예약은 전화로 받습니다.

드레스코드

스마트 캐주얼

오픈일

2021.8.18

전화번호

070-1314-0406

비고

인터넷 예약을 이용 부탁드립니다. (당일 예약과 어린이 동반 예약은 전화로 문의하십시오.)