雰囲気カジュアル、料理は本格お値打ちビストロ : Bistro RIKYU

土曜18時来訪。お客さんは自分たちを含め2組。最初にクラフトビールと前菜3種 1,000円とフォカッチャ200円をオーダー。

前菜はクリームチーズ味噌和え、キャロットラペ、新玉ねぎのムース。ビールはバイツェンをチョイス。クリームチーズは和のテイスト、ラペはクミンも入ってすっきりと、ムースは深いコクと新玉のさわやかさ。どれもビールと合います。

ついで、桜海老と菜の花のフリッタータ。春の黄金コンビ。ソースはマヨとアメリケーヌの中間くらい。少しお好み焼きも想起させる一品。400円は破格。

続いて、ムール貝のビール蒸し。これがビールに合わない訳がない。スープが絶品。

さらに、鶏レバーのブリュレ。ここで合わせるものが赤ワインだろうということでボトル5000円をオーダー。日本のワインですが、非常に本格的で料理をしっかり受け止められます。

レバーのコクとカラメルの甘さ、香ばしさがばっちり合います。これも600円で脱帽。

ゴルゴンゾーラのペンネはここにも菜の花登場で存分に春を味わえます。チーズが濃いので赤ワインで正解かと勝手に納得。

メインの豚バラポルケッタはこの店のスペシャリテの一つと言ってよいかと思いました。バラなのですが焼きの過程で余分な脂が落ち、クリスピー感を出しつつ、胡椒とローズマリーなどスパイスとハーブの利かせ方が絶妙でした。

これだけアラカルトで豪勢に頼んで、ビールとワインのフルボトル込みで一人6000円ポッキリとは相当なお値打ちと感じました。

これまでのレビューではお昼の方が賑わっていそうですが夜も素晴らしいと感じましたので、またお邪魔したいと思います。ごちそうさまでした。